ニキビを改善するには？生活習慣と肌質別おすすめ化粧水

ニキビができる原因

心身的ストレスが溜まっている

多くの方が日常的に「ストレス」として感じているのが心身的なストレスです。不安・緊張・悲しみなどの感情的なものや人間関係・家庭環境によるストレス、睡眠不足や疲労などの肉体的なストレスも含まれます。

心身的なストレスは体を緊張させ、睡眠の質を低下させます。睡眠の質が悪くなるとターンオーバーが妨げられ、ニキビができやすくなるのです。また、ストレスによる緊張は腸の働きを悪くし、便秘によるニキビの原因にもなります。

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物理的ストレスが溜まっている

心身的なストレスに比べて、自覚しにくいのが「物理的ストレス」の特徴です。気温・湿度の変化や不快感、引っ越し・進学などの環境の変化、大気汚染・添加物・飲酒・喫煙などの物質的なストレスなどです。

自覚がないため、気付かないうちに体内ではストレスがたまり、体の機能を低下させていきます。体内毒素が発生する・自律神経が乱れるなどして、ニキビが発生しやすくなります。

ホルモンバランスが乱れている

ホルモンバランスが乱れると、ニキビができやすい肌の状態になります。人間の体内では、性別関係なく男性ホルモンと女性ホルモンがバランス良く分泌され、体をすこやかに保っています。

生活習慣や食生活の乱れなどから女性ホルモンの分泌量が減少すると、男性ホルモンの影響により皮脂が過剰に分泌され、ニキビができやすくなるのです。

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毛穴の中に皮脂が溜まっている

ニキビは「毛穴の詰まり」によって発生しています。誰の皮膚にもいる常在菌が、毛穴に詰まった皮脂をエサにして繁殖し、炎症を起こすのです。

毛穴に皮脂が溜まる原因は、皮脂の過剰分泌です。肌の乾燥がもとになって、不足した皮脂を補うために、皮脂が大量に分泌されている場合が考えられます。

過剰に分泌された皮脂がうまく処理できずに毛穴に溜まり、ニキビになるのです。

乾燥によりバリア機能が低下している

肌が乾燥すると、本来のバリア機能が損なわれます。水分の不足でターンオーバーが正常に行われなくなり、毛穴詰まりが発生。ニキビの原因になります。

また、バリア機能が低下するため少しの刺激でもダメージになり、炎症を起こしやすくなります。

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遺伝的な要因もある

肌質に関する遺伝

遺伝が原因の場合もあります。ニキビ自体が遺伝するのではなく、ニキビになりやすい「肌質」が遺伝するのです。

もともと肌の皮脂分泌が活発な場合、皮脂分泌過剰の状態になりやすく、毛穴が詰まってニキビが発生しやすいと言えます。

毛穴タイプの遺伝

毛穴のタイプの遺伝も関係しています。生まれつき毛穴が小さく、角栓が詰まりやすい場合です。

少量の皮脂でも毛穴詰まりを起こしやすく、遺伝によってニキビになりやすい毛穴であると言えます。

生活習慣の遺伝

両親から受け継ぐものはDNAのみとは限りません。家族はほぼ毎日同じものを食べ、同じ住居に住み、同じパターンの生活習慣で生活しています。

ニキビができやすい両親の子どもは、ニキビができやすい生活習慣を共用します。その結果、習慣的な要素がニキビの原因になり、ニキビ体質が遺伝したかのように感じる場合もあるのです。

乾燥肌の人におすすめのニキビに効く化粧品

ナリスアップ コスメティックス ネイチャーコンク 薬用 モイスチャーゲル 100g

化粧水・乳液・美容液・クリーム・パック・化粧下地の6つの機能のオールインワンゲル。消炎有効成分のグリチルリチン酸ジカリウム配合。セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸が肌を保湿。かたくなった肌を柔らかくし、有効成分を浸透させます。

「オールインワンには不安があったものの、とてもラクです。つけた瞬間はべたつく感じもしますが、時間が経つにつれて肌になじんでしっとりします」との声も。
ナリスアップ コスメティックス ネイチャーコンク 薬用 モイスチャーゲル 100g

メデル ナチュラル ホワイトフェイスローション ワイルドローズアロマ 150ml

無着色・無鉱物油・パラベンフリーで90%が天然由来成分。天然セラミドの高保湿成分と、グリチルリチン酸ジカリウムが肌荒れを防ぎます。

「とろみのあるテクスチャーは肌に乗せるとスーっと伸びてなじみます。化粧水だけでもしっとりで、肌に不要な成分を含まないのも好感が持てる」との評価がされています。
メデル ナチュラル ホワイトフェイスローション ワイルドローズアロマ 150ml

グラマティカル 薬用センシティブローション 150ml

浸透圧は体液と同じ。肌にやさしくきちんと浸透します。抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウム配合。3種のヒアルロン酸とコラーゲン・4種のセラミド・3種の植物オイル・リピジュアRなどの肌に必要な潤い成分を厳選しました。

「肌なじみが良く、さっぱりとした使用感。値段もリーズナブルでちょうど良い使用感」との声もあります。
グラマティカル 薬用センシティブローション 150ml

トリニティーライン 鎮(shi zu me) 50g

肌不調の原因の蓄積に着目した、薬用美容液ジェル。消炎有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが肌の不調のもとを鎮めます。セラミドを肌のすみずみまで届けることで、バリア機能をサポート。無香料・無着色・ノンアルコール・パラベンフリーでアレルギーテスト済みです。

モニター使用後のリピーターが多く見られます。「ぷるんとしたジェルがとても肌なじみが良いです。べたつかず、伸びも良くて浸透も良い」などの声が見られました。
トリニティーライン 鎮(shi zu me) 50g

オイリー肌の人におすすめのニキビに効く化粧品

コスメデコルテ リポソーム トリートメント リキッド 100ml

角層のすみずみまで素早く浸透。ハリと透明感を与え、うるおい弾む肌を持続します。オイルフリー・パラベンフリー・アレルギーテスト済みです。

「べたつく印象を持ったけれど、肌につけると浸透し、さっぱりします」との感想があります。
コスメデコルテ リポソーム トリートメント リキッド 100ml

キュレル 皮脂トラブルケア 化粧水 150ml

セラミドのはたらきで肌に潤いを与えながら、過剰な皮脂分泌による肌荒れやべたつきを防ぎます。オイルフリー・無香料・無着色・ノンアルコール・アレルギーテスト済みです。

リピーターが多く「しっとりしているのにつけたあとはサラっとしている。手ごろな値段も高評価。」と、肌へのやさしさと、使用感と価格のバランスに満足している方が多く見られます。
キュレル 皮脂トラブルケア 化粧水 150ml

ニッピコラーゲン化粧品 スキンケアクリーム ナノアルファ 20g

加熱処理されたコラーゲンの約2倍の保湿力をもつ「生コラーゲン」と、超微粒子のナノコラーゲンがたっぷりうるおいを与えます。

オイルフリー・無香料・無着色・保存料無添加・界面活性剤不使用・ノンアルコールなど、肌へのやさしさにもこだわっています。

「乾燥してしまう」という声もあれば「無添加なのがうれしい。刺激を感じない」という声もあり、相性による部分が大きいようです。
ニッピコラーゲン化粧品 スキンケアクリーム ナノアルファ 20g

オルビス 薬用 クリアローション L（さっぱりタイプ） 180ml

角層まで成分が浸透。ニキビや肌荒れを防いで、すこやかな肌に導きます。オイルフリー・無香料・無着色・無鉱物油・界面活性剤不使用・ノンアルコール・アレルギーテスト済みです。

「乾燥時に使用するとピリっとすることがある」という声もあるものの「さっぱりとしてべたつかなくて気に入っている」という声も多く見られるため、肌のコンディションを見ながら使用すると効果的と言えます。

オルビス 薬用 クリアローション L（さっぱりタイプ） 180ml

ニキビを作ってしまう食習慣

糖質の過剰摂取は皮脂腺を刺激する

糖質は皮脂分泌を活発にします。糖質を摂取すると、体内で皮脂成分が増加するとともに、糖質を分解するために皮脂分泌を抑えるビタミンが消費されます。その結果、皮脂が過剰に分泌され、ニキビの原因になるのです。

香辛料の多い刺激物は内臓に負担をかける

胃腸が荒れると、ニキビが発生しやすくなります。人間の体は、辛い物を食べると「危険」を感じ、少しでも早く体内から排出しようとします。

胃液を大量に分泌して消化を促進。しかし大量の胃液は胃の粘膜を傷付け、小腸にもダメージを与えるなど内臓に大きな負担となります。内臓に負担がかかることで、栄養の吸収が鈍くなり、便秘になるなど様々な面からニキビの原因になると言えるでしょう。

カフェインはビタミンB群の吸収を妨げる

ニキビ改善に効果的とされるビタミンB。新しい肌細胞が作られるためには必要不可欠な栄養素です。

しかしカフェインにはビタミンやミネラルの排出を促すはたらきがあり、ビタミンBもまた体外に排出されてしまいます。ビタミンBが不足すると肌細胞が正常に作られなくなり、初期症状として肌の表面にニキビとしてあらわれるのです。

ニキビを改善する生活習慣

栄養バランスのとれた食事をする

人間の体は食べたものによってできています。スキンケアや化粧品によって一時的にニキビが改善しても、食事内容が乱れていればまた「ニキビになり得る肌」が体内で作られ、表面にあらわれます。外食・コンビニ弁当・レトルト食品などは添加物が多く栄養も偏っています。ニキビを改善するのであれば極力自炊を心掛け、玄米菜食・和食中心・野菜・フルーツなどを取り入れた体にやさしい食事を意識しましょう。

また、外食やコンビニを利用する際は栄養バランスに注意し、お味噌汁と野菜類をプラスすることをおすすめします。

質の良い睡眠をしっかりとる

睡眠の質は、時間の長さよりも深さです。肌のためには22時~深夜2時の間に眠っている必要があると言われていますが、現代の忙しい女性にとって22時に布団に入るのは簡単ではありません。

まずは睡眠の質を上げることから始めましょう。肌の代謝を促す「成長ホルモン」は、深い眠りであるノンレム睡眠時に分泌されます。家に帰ったら心身のリラックスを意識して、スムーズな入眠の準備をすることで睡眠の質が向上できます。

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ニキビと睡眠の関係。質のいい睡眠でニキビレスな肌へ

バスタイムでリラックス

10分湯船につかるだけでも、睡眠の質は劇的にアップします。ただし熱いお湯には覚醒効果があるためNG。40℃以下のぬるま湯にゆったりつかりましょう。副交感神経が優位になりリラックスできます。

また、入浴後に温まった体温が一気に下がることで眠りに落ちやすくなり、熟睡につながります。

ブルーライトを避ける

テレビ・PC・スマホから出る光には、脳を覚醒させるブルーライトが含まれています。とくに至近距離で見るスマホはブルーライトの影響が大きく、睡眠障害や視力低下につながります。

就寝の1~2時間前からは、テレビ・PC・スマホは見ずに、電気も明るさを落としたやさしい照明に。心も体も「入眠モード」になるのがおすすめです。

寝る直前に食事をしない

体内では、食べ物の消化活動は優先的に行われます。寝る直前に食事をとると、消化活動が優先され、本来睡眠時に行われるべき体の修復がおろそかになるのです。

そのため疲れが取れにくく、就寝中もずっと体は働いているので、睡眠の質が低下。遅くても就寝の2~3時間前には食事を終わらせておきましょう。

ストレスを溜めないようにする

現代はストレス社会です。わかってはいても「ストレスを溜めない」のはなかなか難しいことです。家に帰っても、その日ストレスを感じた出来事が頭から離れない…という場合もあるでしょう。

しかしストレスは皮脂分泌を過剰にするだけでなく、全身の機能を低下させ、間接的にニキビの原因をつくるとも言えます。自分なりの上手な発散方法を見つけ、気持ちを切り替えることでニキビが改善しやすくなるのです。

また、ニキビ自体にもストレスを感じてしまうので注意しましょう。早く治ってほしい、どうして治らないの…と思うほどにニキビを悪化させます。ニキビの改善には時間が必要です。難しいかもしれませんが「気にしない」のがより早くニキビを治すコツ。「もっと長くかかると思ってたのに意外と早く治った」と思えれば、気持ちの切り替えは成功です。

大豆製品を積極的にとる

大豆製品は、イソフラボンを多く含んでいます。イソフラボンは「女性ホルモン類似物質」とも呼ばれ、体内で女性ホルモンと同じ働きをします。

ホルモンバランスが乱れてニキビができやすくなっている場合は、男性ホルモンが優位になり、皮脂分泌が活発化している状態です。大豆製品を積極的に摂取することで、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが整えられ、ニキビの改善に役立ちます。

飲酒や喫煙を控える

飲酒・喫煙はニキビの発生・悪化の原因になります。アルコールには糖質が多く、体内のビタミンを消費。皮脂の過剰分泌を招きます。おつまみなどで味が濃く脂っぽいものを食べてしまうことも皮脂分泌を促進させます。肝機能が低下するためにアルコールが分解しきれず、体内毒素が蓄積することもニキビの一つの要因です。

また、タバコは体内の血液循環を悪くします。必要な栄養素が体のすみずみまで届かなくなり、ターンオーバーが乱れ、ニキビの原因に。ビタミンCを破壊することでニキビの悪化も招きます。ニキビはもちろん、体のためにもお酒は控え、タバコは禁煙が望ましいと言えるでしょう。

腸内環境を整える

肌の汚れは腸の汚れ。腸内環境の悪化は肌荒れに直結すると言われています。便秘や腸内の汚れにより有毒ガスが発生。血液に乗って全身に運ばれて、ニキビとしてあらわれるのです。腸が正常に働かなくなることで必要な栄養が吸収できず、全身に栄養が巡らない状態にもなってしまいます。

食物繊維を多くとる

腸内環境の改善には、繊維が豊富な野菜類・フルーツ類を多くとりましょう。とくに腸内でドロドロの粘液状になる「水溶性食物繊維」は、毒素や余分な脂肪を包み込んで体外に排出してくれます。また、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を改善。オクラ・アボカド・きのこ・海藻・こんにゃく・ゴボウなどに多く含まれます。

和食の発酵食品を取り入れる

腸内環境の改善には和食中心の食生活を。とくに漬物・味噌・醤油・納豆などの発酵食品は、日本人の体に合った「植物性乳酸菌」を含んでいます。胃酸や体温で死滅しやすい乳酸菌の種類の中でも、植物性乳酸菌は過酷な環境に強く、生きて腸まで届きます。

和食には植物性乳酸菌が多種多様に使われており、腸内環境の改善にぜひ取り入れて頂きたい食事内容であると言えます。

触りグセをなおす

炎症したニキビは触るだけでも雑菌が侵入し、悪化します。大きく腫れて気になったり、痛みやかゆみがあるとどうしても無意識で触ってしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、ニキビは触っても治りません。悪化させず、ニキビ跡にしないためにも触りグセを直すよう注意しましょう。無意識で触るのがやめられない方には、絆創膏がおすすめです。膿んでしまったニキビには使えませんが、赤い炎症ニキビの段階であれば、洗顔後の清潔な状態で絆創膏を貼りましょう。

ぎゅっと強く張り付けるとニキビが潰れてしまうので、あくまでふんわり軽くがポイントです。髪の毛や衣類のこすれからニキビを守り、うっかり触ってしまっても絆創膏がガードして、指先から雑菌が侵入するのを防ぎます。

毎日の積み重ねが大切

ニキビのある肌は、過去の自分の生活習慣が積み重なってあらわれたものです。自分を悩ませ、苦しめているのは他でもない自分自身。しかし生活習慣を見直して、健康な毎日を1日1日積み重ねていけば、未来の自分を美しく変えられるのもまた自分自身です。

過去と他人は変えられなくても、未来と自分は変えられます。全部をすぐに取り入れるのは難しくても、できることから一つずつ始めましょう。毎日の積み重ねは数年後に大きな差となって、自分への美しさを与えてくれますよ。