肌が汚い原因は?セルフケアや生活習慣の改善で美肌を目指そう

2017.06.21

肌が汚い原因は?セルフケアや生活習慣の改善で美肌を目指そう

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

ニキビや毛穴の黒ずみなどさまざまなトラブルが頻発すると、肌が汚い状態に見えてしまいますよね。改善するためには、間違ったスキンケアや生活習慣などを見直すことが大切。根本的な原因を知り、効果的なケア方法を身につけて美肌を目指しましょう。

INDEX

目次

    肌が汚いと思われてしまう肌トラブル

    角栓が詰まって黒ずんだ毛穴

    余分な皮脂や角質が混じり合ってできる角栓や汚れなどが毛穴に詰まってしまうと、酸素に触れて酸化してしまい、黒ずみやくすみ、シミなどの原因に。肌が乾燥していたり、過剰に皮脂が分泌されたりしている場合に、毛穴に角栓が詰まりやすくなると言われています。

    また、洗顔やクレンジングの落としが甘く、古い角質や汚れが皮膚の上に残っていると、毛穴に余分な汚れなどが詰まりやすくなってしまい、毛穴詰まりが起きやすくなります。

     

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    皮脂が過剰に出ている顔のテカリ

    ホルモンバランスの乱れや乾燥などにより、過剰に皮脂が分泌された肌は、べたつきやテカリが目立つようになります。特に、顔のテカリは周りから目立ちやすく、肌が不清潔に見えてしまうことも。また、皮脂の分泌が過剰になっていると、毛穴詰まりやニキビなどが発生しやすく、肌トラブルが起きやすくなってしまうため、さらに肌が汚く見えてしまいます。

     

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    悪化したニキビ跡

    ニキビの炎症がひどくなった場合や指で無理にニキビをつぶした場合、皮膚の奥深くまで傷つけてしまってニキビ跡が残りやすくなります。ニキビ跡には、赤みを伴うものや色素沈着してシミになるもの、表面が陥没してクレーター上になるもの、白色や赤色のしこりがのこってしまうものがあり、どれも肌が汚く見える原因となります。

    目の下にあるクマ

    血行不良や乾燥、加齢などによりできる目の下にクマは、老けて見えたり、疲れて見えたりして女性を悩ませるもの。目の下にクマがあるだけで、見た目の年齢が5歳もプラスして見えてしまうと言われているほどです。クマには、黒グマ・茶グマ・青グマの3種類があり、どのクマも表情を暗く見せて、顔全体の印象を悪くしてしまいます。

     

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    年齢を感じさせるシワやたるみ

    加齢や乾燥、ストレス、紫外線、栄養不足などのさまざまな影響を受けて、肌の弾力の低下や表情筋の質の低下、代謝機能の低下による脂肪の肥大化が起きると、しわやたるみが起きる場合があります。しわやたるみがあると、若々しい弾力やハリがないように見えてしまい、実際の年齢より老けて見られることも。

    たるみの初期症状として、目元や目尻に小さいシワが現れ始めることが挙げられ、放置しているとシワからたるみに変化してしまうと言われています。

     

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    シミによる肌の色むら

    色むらがなく、肌の色が均一で透明感のある状態は、美しい肌の状態をイメージさせるのに必要。しかし、刺激やストレスなどにより、メラニン色素が過剰に分泌されて色素沈着が起きると、シミやくすみが起こり、肌の色が均一ではなくなってしまいます。均一な透明感を失った場合、老けて見られたり、肌が汚く見えたりする原因になります。

     

    肌が汚くなる間違えたスキンケア

    紫外線対策を全くしていない

    肌が汚くなる原因の一つとして、紫外線対策を全くしないことが挙げられます。紫外線を浴び続けてしまうと、肌を守るために活性酸素が体内で増加し過ぎてしまいます。活性酸素が増加し過ぎると、肌を守るどころか細胞や肌を傷つけてしまって、シミやシワの原因になる場合も。

    また、紫外線を浴びると肌が乾燥状態になりやすく、バリア機能が低下してしまいます。バリア機能や代謝機能が低下してしまうと、ターンオーバーが正常に整えられず、シミやくすみ、肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなってしまいます。屋内でも屋外でも、紫外線の影響は1年中受けてしまうため、日焼け止めや日傘の活用、直射日光になるべく当たらないようにするなどして、こまめに紫外線対策を行いましょう。

    一日に何度も洗顔している

    テカリやべたつきが気になるからと言って、一日に何度も洗顔をしていると、肌を健康に保つために必要な皮脂や角質などまで洗い流してしまい、乾燥を招きやすくなってしまいます。この時、肌を乾燥から守るために過剰に皮脂が分泌されてしまう場合があり、ニキビや肌荒れの原因になることも。

    基本的に、洗顔は一日2回までにとどめるようにし、朝は寝ている間に付着した汚れや汗などを洗い流すようにぬるま湯や水で、夜は一日活動して皮膚に付着した汗や余分な皮脂などを落とすために洗顔料を用いて洗顔するようにしましょう。必要な皮脂や角質を残してトラブルを防止するとともに、潤いをキープすることができます。

    肌を擦ったりして刺激を与えている

    洗顔時やスキンケアの際に、ゴシゴシ擦るなど摩擦による刺激を肌に与えている場合、肌に大きなダメージを与えてしまい、バリア機能を低下させて乾燥を招いてしまうことがあります。肌の潤いを保っている皮脂膜と表皮は0.02~0.03mmと極めて薄く、少しの刺激でも大きなダメージとなるのです。また、摩擦による刺激により、シミやくすみの原因となるメラニン色素が過剰に分泌されて、色素沈着が起こりやすくなる場合も。

    洗顔料を使用する際には、手が余分な力を加えないようにキメの細かい弾力のある泡を作るように心がけ、クルクルとマッサージするように優しく洗うようにしましょう。また、化粧水や乳液などのアイテムを塗る時には、肌に優しくなじませるように軽く押すようにハンドプレスしたり、コットンを使用したりして刺激を与えないように心がけましょう。

    ニキビを指で潰している

    白ニキビや黒ニキビは、毛穴に炎症が起きていない状態であるため、コメドと呼ばれる皮脂の塊を毛穴から上手に取り出すことで、赤ニキビや黄ニキビへの進行を防止できると言われています。しかし、指で潰してコメドを取り除くのはNG。これは、潰した患部の入り口から、菌や汚れなどが入りやすくなって炎症がひどくなったり、無理に押し出そうとすることで余分な力が入り、皮膚の奥まで傷つけてしまったりするためです。

    ニキビをつぶす際には、まずはニキビが何色なのか状態を確認しましょう。自宅で処置を行う場合には、ニキビの芯を取り除くことができるコメドプッシャーやピンセットなどを利用して、皮膚や毛穴を傷つけないように十分気を付けましょう。ここで、炎症がひどい場合には薬を塗布して様子を見て、良くならない場合には皮膚科で処置してもらいましょう。

    不清潔なメイクアイテムを使っている

    メイクをする際は、ファンデーションのパフやチークのブラシなどを使う機会は多いと思います。パフやブラシは、メイクを自然な仕上がりにしてくれる女性にとって大切なメイクアイテム。

    しかし、菌や汚れなどが付いた不清潔なものを長期的に使用していると、毛穴に汚れや菌が侵入しやすくなり、肌荒れやニキビなどが起こる原因になります。また、劣化したパフを使うと、色むらやヨレなどが起きやすくなり、メイクの仕上がりにも影響します。パフの場合は、弾力がなくなりゴワゴワしてきたら取り替えるようにし、ブラシはフェイスパウダーやベビーパウダーなどを使用して定期的に洗浄するようにしましょう。

    毎日濃いメイクばかりしている

    毎日油分の多いファンデーションなどを使って濃いメイクばかりしていると、毛穴にメイクの汚れが残りやすくなってしまい、毛穴詰まりやニキビが起きやすくなります。また、油分の多いアイテムは、ニキビの原因菌であるアクネ菌の餌となってしまい、菌を増殖させて、ニキビの炎症を悪化させることも。

    なるべく濃いメイクを避けてナチュラルメイクにしたり、外出しない日にはメイクをお休みしたりして、肌への負担を減らしましょう。また、濃いメイクをした日には、オイルクレンジングなどを使用して、毛穴や皮膚の上にメイクの汚れが残らないように、きれいに落とすことも大切です。

     

    肌トラブルを招く間違った食生活

    無理なダイエットで栄養が行き渡らない

    食事制限や糖質制限を行うような無理なダイエットをしてしまうと、体の隅々まで栄養が行き届かずに、肌荒れなどのトラブルの原因になります。体に必要な栄養が不足してしまうと、生命維持に必要な脳や内臓機能などに大量に栄養を回さなければならなくなり、生命維持に直接関係しない肌への栄養供給は後回しに。そのため、肌に必要な栄養が届きにくくなり、正常なターンオーバーが乱れて肌荒れなどが起きやすくなってしまうのです。

    ダイエットをする際には、無理な食事制限はせずに1日3食を基本としましょう。例えば、朝はスムージーやフルーツグラノーラ、昼はよく噛みながら少し多めの量の食事、夜はフルーツやささみなどの低カロリーで栄養価の高い食べ物を摂取するようにするなどしましょう。栄養をバランスよく補給できて、健康的なダイエット効果も期待できます。

    脂質と糖質の多い食事が続いている

    高カロリーで栄養価の低いスナック菓子やハンバーガーなどのジャンクフード、外食やコンビニ利用で脂質や炭水化物が多く含まれた料理を食べるなどしていると、脂質や糖質の多い食生活になってしまいます。

    脂質や糖質ばかりを摂取していると、消化・分解を行う胃腸に負担をかけてしまい、体内に毒素や老廃物が溜まりやすくなってしまいます。この時、毒素や老廃物を毛穴から外に出そうとする作用が働き、皮脂の分泌となって表面に現れます。脂質や糖質を食べるほど、過剰な皮脂となって毛穴から排出されてしまい、毛穴詰まりやニキビなどの原因になってしまいます。

    脂質や糖質の摂取をできるだけ控えるために、ジャンクフードの利用や外食などをできるだけ控えて、栄養バランスのとれた食事を自宅で作るように心がけましょう。

    寝酒は肌のターンオーバーの妨げに

    肌のターンオーバーは、成長ホルモンが分泌されやすくなる就寝中に活発となり、約6時間かけて行われると言われています。これにより、肌の新陳代謝機能がアップして、キメの整った美しい肌に整えやすくなります。

    しかし、寝る前に寝酒を行ってしまうと、アルコールを体内で分解するために、大量の水分を寝ている間に消費して乾燥を招く恐れがあります。また、飲んだ直後は深い眠りにつくことができますが、後半は浅い眠りが増えて深夜に目覚めやすくなることも。そうなると、成長ホルモンが正しく分泌されずに、ターンオーバーが乱れてしまいます。

    お酒と上手に付き合って美肌に近づけるためには、寝酒は少なくとも週に2回程度にとどめて、寝酒をする前には栄養ドリンクを飲む習慣をつけましょう。また、朝起きてからは、水分を補給するために、常温の水を多めに摂取するようにしましょう。

    満腹になるまで食べて消化不良を起こす

    満腹になるまで食べてしまうと、食べ物を消化・分解する内臓機能に大きな負担をかけ、機能を低下させてしまいます。また、胃腸が疲れやすくなって消化不良を起こしてしまい、胃腸が荒れて痛みが生じることも。

    内臓機能への負担を減らすためには、満腹になる前の腹8分目を基本として食事を摂取するようにしましょう。腹8分目では物足りないと感じる場合には、一口当たり30回程度噛んで満腹中枢を上げたり、スープ類を飲んでお腹を満たしたりするように心がけましょう。

     

    汚い肌を改善する生活習慣

    爪や毛先など体の先端を清潔に保って意識改革

    爪や毛先は肌に触れる機会が多く、皮膚を傷つけたり、菌や汚れを毛穴に侵入させたりする原因となることも。スキンケアや洗顔を行う前には、爪を切り、指や手首までハンドソープなどで良く洗って清潔にしておきましょう。また、毛先が肌に触れてダメージを与えるのを防ぐために、髪の毛をゴムで結んだり、思い切って短めにカットしたりして、髪による肌へのダメージを減らしましょう。

    就寝環境を整えて睡眠不足を解消

    就寝中に肌のターンオーバーを整える成長ホルモンが活発となり、健康的な素肌に整えやすくなります。しかし、寝不足や眠りの浅い状況では成長ホルモンが上手く分泌されずに、ターンオーバーが乱れて、肌荒れやニキビなどの原因に。

    寝不足や眠りの浅さを解消して成長ホルモンを活発に分泌させるためにも、就寝環境を整える必要があります。例えば、就寝の2時間前にはパソコンやスマホを触るのを止めて、ブルーライトの影響を受けにくくしたり、間接照明を使って部屋を暗くしたり、枕の高さを変えてみたりするなどして、睡眠不足を解消しましょう。

     

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    便秘は放置せずに運動と食事で改善

    便秘になると、腸内環境が乱れて、腸内に余分な老廃物や毒素が溜まりやすくなります。血液中に毒素が流れ込むと血行不良の原因になったり、代謝を低下させて肌のターンオーバーを乱れさせる原因になったりします。また、毒素や老廃物が溜まると、毛穴から排出しようとする作用が働くため、過剰な皮脂の分泌が起きやすくなり、ニキビや肌荒れが起きる場合も。

    便秘は放置せずに、ジョギングや腹筋などの適度な運動と、食物繊維たっぷりの食事などから改善するように心がけましょう。

    通勤や休憩中にウォーキングやストレッチを取り入れる

    血行が悪くなる原因の一つに、運動不足が挙げられます。適度な運動は、血行を改善して肌に必要な栄養を届きやすくしたり、代謝を改善して体全体の巡りを良くするとともに、正常なターンオーバーに整えたりする効果が期待できます。ここで、激しい運動をしてしまうと、体がストレスを感じてしまい、肌や細胞を傷つける活性酸素が体内で増加してしまうため、無理のない適度な運動をするようにしてください。

    通勤や休憩中にウォーキングやストレッチなどの軽めの運動を取り入れることで、血行や代謝の機能を向上させましょう。

     

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    腹式呼吸と鼻呼吸で血流をアップさせる

    ストレスを感じる時や緊張している時に、大きな深呼吸をすると落ち着くことがあると思います。呼吸には自律神経を正常に整えたり、血行を改善したりする役割があり、呼吸が浅いと精神的な病気や血行不良などを起こしやすくなります。

    呼吸の中でも、腹式呼吸は昔から健康に良いとされている呼吸法。お腹が膨らむように大きく鼻から息を吸い、吸う時の2倍の時間をかけて口からゆっくりと息を吐くというような呼吸を10分程度繰り返すだけで、体がリラックス状態になり、血流アップ効果も期待できます。寝る前の仰向けに寝転んでいる状態でも、立っている状態や座っている状態でもできるため、気づいた時にお腹を意識しながら行ってみましょう。

    汚い肌を改善させる食べ物の栄養素

    肌の生成に関わる亜鉛

    レバーや牡蠣に多く含まれており、皮膚の健康を正常にキープしながら傷を修復する効果がある亜鉛。また、コラーゲンの生成をサポートする効果や、肌や細胞を傷つける活性酸素の働きを無効化する効果もあり、健康的で若々しい肌に整えやすくなります。

    血行を促進させる鉄分

    卵黄やシジミなどに豊富に含まれており、人体が健康を保つのに必要なミネラルの一種である鉄分。血行を改善して肌に必要な栄養や酸素を届きやすくしたり、体内に発生する活性酸素を取り除いたりする効果が期待できます。また、コラーゲンの生成をサポートする働きもあるため、ハリや弾力のある肌に整えやすくなります。

    皮脂分泌を抑えるビタミンC

    アセロラやレモンなどの果物に含まれ、過剰な皮脂の分泌を抑制する効果が期待できるビタミンC。シミやしわなどの肌トラブルを改善する効果や、コラーゲンの生成を助けることでターンオーバーを正常に整える効果などもあり、美容効果が高い栄養素と言われています。また、毛穴を引き締める収れん効果もあるため、肌の代謝を促進しながら、毛穴や黒ずみが気にならないクリアな肌に整えてくれます。

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      肌が汚い原因は?セルフケアや生活習慣の改善で美肌を目指そう
      3132-1:汚い肌を改善させる食べ物の栄養素

      私は毎朝キウイフルーツを食べてます。ビタミンCが多いゴールデンキウイを食べたり、皮のままスプーンで食べることでより多くのビタミンCを摂取できます。 毎日食べ続けることで、お肌もキメが細かくなり化粧ノリが良くなったり崩れにくくなります。なので、私は積極的にビタミンCを取り入れるように毎日心がけています。

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    活性酸素を除去するビタミンE

    活性酸素を除去したり、血行を改善して肌の調子を整えたりする効果が期待できるビタミンE。ナッツ類やかぼちゃなどに豊富に含まれており、活性酸素により血液が錆びるのを防止することでアンチエイジング効果も期待できます。

    また、ホルモンバランスを整える働きもあるため、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れやニキビなどを改善することができます。

    女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボン

    豆乳や大豆などに含まれている大豆イソフラボンは、ポリフェノールの一種。女性ホルモンと似た働きをすると言われており、ホルモンバランスを正常に整えて、ニキビや肌荒れなどを改善するのに効果的です。また、ポリフェノールは抗酸化作用が高く、活性酸素を抑制する働きが大豆イソフラボンにもあるため、シミやくすみを改善して予防する効果も期待できます。

    不足時はサプリメントを活用してみる

    基本的な栄養は食事から補給した方が良いですが、献立を考えたり、料理を作ったりするのに手間や時間がかかってしまい、忙しい時には難しい場合も。また、栄養バランスを考えて作ったつもりでも、鉄や亜鉛などの不足しがちな栄養素がどうしても出てきてしまいます。

    そのような不足しがちな栄養素を補うために、鉄や亜鉛、カルシウム、ビタミンなどの栄養素がバランスよく配合されているサプリメントを活用してみましょう。しかし、サプリメントで必要な栄養素をすべて補給できるわけではないため、あくまで補助的なものとして使用するようにしましょう。

     

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    肌の汚さを改善するための洗顔方法

    爪や毛先などの先端は清潔に保つ

    洗顔をする前には、肌に触れそうな毛先はゴムで束ねるようにして、顔の周りを清潔にしておきましょう。また、肌に直接触れる指から手首までをしっかり洗うようにして、爪は事前に切って清潔にしておくと、肌への余分なダメージを減らすとともに、洗顔料の効果が薄まるのを防ぐことができます。

    蒸しタオルで毛穴を開かせておく

    毛穴が開いていない状態で洗顔を行ってしまうと、毛穴の奥の汚れや皮脂などが取り除けずに、ニキビや黒ずみなどの肌トラブルの原因に。また、毛穴詰まりが解消できないため、洗顔後のスキンケアアイテムの浸透力を低下させてしまいます。毛穴を開かせるために、血行を改善しながら皮膚を柔らかくすることができる蒸しタオルを活用するようにしましょう。

    蒸しタオルは、水が垂れない程度に濡らして絞ったタオルを電子レンジで30秒~1分程度加熱するだけで簡単に作ることができます。肌に負担をかけないように触ってみて気持ちの良い温度になるまで冷ましてから、顎からゆっくり顔全体に乗せていき、3分程度放置しましょう。角質を柔らかくすることで、毛穴を開きやすくし、毛穴の奥に溜まった汚れや皮脂などを取り除きやすくなります。

    朝は水洗顔でもOK

    朝洗顔料を使用して、顔がつっぱったり、乾燥を感じたりする場合があると思います。これは、余分な皮脂や角質が付着していないにもかかわらず、洗顔料を使用してしまい、必要な皮脂や角質などを洗い流してしまうことで起こりやすくなります。

    朝は洗顔料を使用するほど余分な皮脂や角質などが付着していないため、基本的に洗顔料を使わなくてもOK。朝は寝ている間に付着した汚れや汗などを落とすために、水やぬるま湯などで軽めに洗い流す程度にとどめておくことで、必要な皮脂や角質が取り除かれるのを防ぐことができます。

    洗顔料の泡立てにネットを使用する

    洗顔料を使う際には、泡立てネットを活用して、弾力のあるキメの細かい泡を作るように心がけましょう。泡の弾力性がなく、クッション機能が低いと、肌と指の摩擦による刺激が肌へのダメージになりやすくなり、肌荒れや赤みなどのトラブルの原因に。

    弾力のあるキメの細かい泡を作ることで、肌にダメージを与えにくくなるとともに、細部の汚れまで取り除きやすくなります。泡立てる際には、水分や空気をたっぷり含ませながら、時間をかけて丁寧に泡立てていきましょう。

    すすぎには30度前後のぬるま湯を使う

    肌に付着している汚れや余分な皮脂は、30~35℃前後の人肌の温度に近いぬるま湯を使うだけで落ちると言われています。洗顔料で顔全体を丁寧に洗うことができたら、30~35℃前後のぬるま湯で20~30回程度すすぐようにしましょう。すすぐ際には、ゴシゴシ擦るようにするのではなく、手のひらいっぱいのぬるま湯を顔全体にまんべんなくかけるイメージで優しくすすぐことが大切です。

    この時、生え際や小鼻、Uゾーンなどはすすぎ残しが起きやすいため、鏡でよく確認しながらすすぐようにしましょう。

    シャワーではなくて手ですすぐ

    手ですすぐと時間がかかってしまうため、シャワーで一気に顔をすすぎたくなると思います。しかし、シャワーは強さや温度の設定によっては、肌に大きなダメージを与えやすくなります。

    すすぐ際には、できるだけシャワーではなく手ですすぐようにし、直接手に触れて温度を確かめながら、顔全体にまんべんなくかけてすすぐようにしましょう。

    タオルは清潔なものを使う

    洗顔後の肌は、毛穴に詰まった皮脂や汚れなどが綺麗に取り除かれており、清潔な状態に整っています。しかし、余分なものが取り除かれた毛穴は開いた状態になっているため、汚れや菌などが付着したタオルを使用してしまうと、新たな汚れや菌が毛穴に侵入しやすくなり、ニキビや肌荒れなどの原因に。

    水分を拭き取るタオルはできるだけ清潔で、繊維が柔らかいものを使うようにし、肌への負担を減らしましょう。また、拭き取る際には、タオルを顔にふんわりと当てるようにして、丁寧に水分をタオルに吸収させるようにしてください。

     

    肌の汚さを解消するための保湿ケア

    化粧水は手のひらに出して温める

    化粧水を手のひらに出して温めてから使うことで、人肌に近い温度になってなじみが良くなり、浸透力がアップしやすいと言われています。そのため、化粧水に含まれている美容成分や保湿成分が肌の奥まで浸透しやすくなり、乾燥などのトラブルを防止する効果が期待できます。

    ハンドソープなどで清潔に洗った手のひらに化粧水を適量取ったら、肌と同じ温度になるまでじんわりと温めましょう。手のひらが冷たい場合には、お湯やぬるま湯などで一旦温めてから、化粧水を使用するようにすると効果的です。

    ハンドプレスで優しく浸透させる

    人肌に近い温度になった化粧水を肌になじませる際には、軽く押すようにハンドプレスを行い、優しく浸透させましょう。含まれている保湿成分や美容成分を肌の隅々まで届きやすくして、浸透力や保湿力をアップさせてくれます。

    また、浸透力や保湿力アップのほかにも、手のひらの温もりやマッサージ効果で血行が改善したり、リラックス効果が得られたりします。そのため、習慣的にハンドプレスをする習慣を身につけるようにすると、肌の調子を美しく整えやすくなります。

    美容液で有効成分を肌の奥に届ける

    ヒアルロン酸やセラミドなどの美容成分がたっぷり含まれた美容液を肌になじませる際には、肌の奥まで浸透しやすくするためにハンドプレスを行って、丁寧になじませていきましょう。化粧水と同じように手のひらで温めてから使用することで、浸透力をアップさせる効果が期待できます。

    目元や口の周りなどのデリケートゾーンや気になる部分には、数回重ね塗りしたり、丁寧になじませたりすることで、集中的にケアしましょう。

    乳液を使って油分と水分のバランスをとる

    化粧水や乳液で、肌に必要な水分や成分を補った後は、乳液を使って油分と水分のバランスを取るようにしましょう。オイリー肌の人や肌のべたつきが気になる人は、油分が含まれた乳液を使用しないこともあるかもしれませんが、乳液に含まれている油分の力により、肌の奥に浸透した水分の蒸発を防いで、潤いを長時間キープする効果が期待できます。

    化粧水や乳液と同じように、手のひらで温めてから塗ると、肌なじみや浸透力がアップさせることができます。ムラなく塗ってメイクのノリをアップさせたい場合には、コットンを使ってトントンと軽くなじませるようにしましょう。

    クリームで足りない油分を補う

    乾燥肌の人や乾燥しやすい部分がある人は、化粧水や美容液、乳液のほかに保湿クリームを一緒に使うことで、保湿力をアップさせることができます。保湿クリームには適度に油分が含まれており、水分の蒸発を防ぎ、潤いのあるキメの整った肌に整えやすくなります。

    保湿クリームを塗る際に大切なことは、指の腹で肌の上を優しく伸ばすようにつけること。ゴシゴシ擦ったり、バシバシ叩いたりして塗ってしまうと、赤みや炎症などのトラブルの原因になります。保湿クリームを乾燥が気になる部分などに優しくなじませたら、最後は指の腹で軽く押すようにプレスして、浸透力をアップさせましょう。

    乾燥しやすいところには重点的につける

    目元や口の周りは、他の部分よりも皮膚が薄くて保水機能やバリア機能が低いため、特に乾燥しやすい部分。額や頬などのような他の部分と同様のケアをしてしまうと、乾燥がさらに進んでしまって、クマや肌荒れなどのトラブルに発展する場合もあります。

    乾燥しやすい部分は、重点的に化粧水や美容液などを重ね塗りし、潤いが足りない場合には専用の保湿クリームなどを利用して、集中的にケアするようにしましょう。

     

    セルフケアの見直しで汚い肌から卒業しよう

    肌が汚いと思われてしまう原因は、角栓による黒ずみやテカリ、ニキビ跡などさまざま。しかし、セルフケアや生活習慣の見直しを行うことで、効果的に肌トラブルを改善することができ、健康的な素肌に近づくことができます。

    正しい洗顔方法や効果的なケア方法などを身につけて、汚い肌から卒業し、キメの整った透明感のある美肌を手に入れましょう。

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