オススメの小顔マッサージとその効果。小顔美人へ近づこう

小顔になる効果的な方法が知りたい

きれいな女性は顔が小さくてかわいい！と感じる人は多いことでしょう。小顔は、女性なら誰でも言われてみたいホメ言葉の一つ。しかし、現代の日本女性の約70％が「自分の顔は小さくない」と感じているようで、実際に悩んでいる人も多くいるようです。

「顔小さいね」という言葉は、女性なら嬉しく感じるもの。たしかに、安室奈美恵さんや佐々木希さんのような小顔タイプの女性は、すらりとしてスタイルも良く見えます。誰もが憧れを感じる存在ですよね。

小顔を手に入れるために効果的な方法としては、「マッサージ」や「顔の体操」、「メイク」、「ダイエット」などがあります。今回は、自分でもできる効果的な小顔マッサージの方法について、詳しくご紹介します。

顔が大きく見える原因

それほど身体が大きいわけでもないのに、顔が大きく見えてしまう原因とはどのようなものなのでしょうか。まずは、その原因を詳しく見てみることにしましょう。

むくみ

目や顔全体がむくんでしまったことによって、顔が大きく見えてしまうことがあります。

むくみの原因としてはまず、食生活によるむくみが考えられます。インスタント食品やハンバーガー、スナック菓子などを多く食べるという人は、特に要注意。体内の栄養が偏ってしまい、塩分の摂りすぎやビタミン・ミネラル不足からむくみを引き起こすことがあります。

次に原因となるのが、冷えと血行不良。普段から手足の冷えを感じる冷え性の人や、立ちっぱなしや座りっぱなしなど、長時間同じ姿勢で過ごすことが多いという人に起こりやすい、冷えや血行不良。血液が全身に回りにくくなるため、むくみの原因となってしまうことがあるようです。

さらに女性は、毎月の生理の前後や生理中もむくみやすくなる体質の人が多いようですね。水分の取りすぎやお酒の飲みすぎ、運動不足などが、むくみを引き起こす原因となる場合も。暴飲暴食は控えて、適度に身体を動かすことが大切です。

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たるみ

顔が大きく見えてしまうという他に、年齢よりも老けて見られがちな肌のたるみ。たるみの原因は、加齢だけではありません。

知らず知らずのうちに蓄積されてきた、日焼けのダメージ。太陽の光に含まれている紫外線は、肌の弾力とみずみずしさを保つために必要なコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった美容成分の生成を破壊してしまう恐れがあります。

また、睡眠不足は新しい肌への生まれ変わりである、ターンオーバー（新陳代謝）の働きを低下させてしまいます。正常なターンオーバーが行われないと、肌には古い角質がたまったまま。ニキビや乾燥などの肌荒れを引き起こし、シワやたるみの原因にもつながってしまう可能性だってあるのです。

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脂肪

顔が小さいと感じる人は、なんとなくスリムなイメージが強くありませんか？いくらダイエットをがんばっていても顔の脂肪がついたままでは、顔が大きく見えてしまうのも仕方のないことかもしれません。顔の脂肪はニキビやたるみの原因になってしまうことも。

ゆがみ

顔が左右対称なんてありえない！と決め付けてしまってはいませんか？確かに顔のゆがみは誰でも感じているもの。しかし、美女・美男といわれている有名人たちは顔が左右対称に近いといわれている人が多いのです。

顔のゆがみは、ものを食べるときの噛む方向や寝ている姿勢など、日ごろのクセによって生じることが多いようです。

若いときには余り感じることがなくとも、年齢を重ねるにつれ、顔の印象が大きく変わってしまうかもしれません。

自分でできる小顔マッサージの方法4選

顔が大きく見えてしまう原因である、むくみやたるみ・脂肪・ゆがみは、小顔マッサージを定期的に行うことで、ある程度解消することも可能です。

ここでは、自分でできるマッサージ方法を4つご紹介します。できそうだなと感じるものから、試してみてくださいね。

リンパマッサージ

古くから中国でも取り入れられてきたリンパ腺に沿ったマッサージは、体内にたまった老廃物の排出を促し、むくみやたるみ、冷えを改善し、新陳代謝を活発にしてくれる効果があるとされています。

私たちヒトの体の全身に広がっているリンパ腺。リンパ腺には、リンパ液と呼ばれる血液とほぼ同じ成分で構成されている液体が流れています。リンパは、体内の老廃物を排出してくれる重要な働きがあります。

リンパの通り道には、リンパ節と呼ばれるたまった老廃物を除去してくれる「ろ過装置」のようなものがあります。このリンパ節と、リンパの流れに沿って適度なマッサージをすることで、肌のトラブルや顔を小さく見せる効果があるとされているのです。

リンパの流れは、顔の左右と首筋、そして鎖骨に向かって流れています。この流れに沿って優しくマッサージしていきましょう。

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マッサージ方法

1.まずは首筋。耳の下から首の両脇を通り、鎖骨に向かって人差し指、中指、薬指の3本で優しく流します。一方向に滑らせる程度に6回ほど行いましょう。

2.次にあごの先から耳の下へ向かって、顔の輪郭をはさむように親指と曲げた人差し指を使って持ち上げるようにします。耳の下までいきついたら、耳たぶの後ろにあるくぼみを軽くクッと親指で軽く押しましょう。これも6回ほど繰り返します。

3.最後に鎖骨を中指、薬指、小指の3本で中心から外側に向かって、優しく流します。鎖骨には、リンパ節があるため、老廃物の出口となる場所です。しっかりと流した老廃物をリンパ節に捨ててしまいましょう。

顔マッサージ

生前「ゴッドハンド」と呼ばれていた故田中宥久子さんによって、有名になった造顔マッサージ。たるみを引き締める効果があり、小顔効果を実感する人も多いようです。

造顔マッサージのポイントは、顔の筋肉をしっかりとマッサージすること。かなり皮膚を強めにマッサージするため、肌のすべりをよくするマッサージクリームは必需品。肌との摩擦を防いでくれる効果があります。使用するマッサージクリームは、高価なものでなくても大丈夫。ドラッグストアで購入できるお手ごろなものを選びましょう。

洗顔後のきれいな素肌に、少し多めにマッサージクリームを顔全体に伸ばしておきましょう。

マッサージの方法は次の通り。

1.両手で顔の両側を挟みこみ、手のひら全体を使って首筋までしっかりと一方向に行うこと。リンパを流すように3回ほど繰り返しましょう。

2.頬杖をついた状態を作ります。両手でもかまいませんが、片方ずつのほうがやりやすいです。左手で頬杖をついたら、そのまま手のひら全体を頬骨まで滑らせます。頬骨に沿って外側まで親指の付け根を滑らせていきます。

耳までたどり着いたら、そのまま一気に首筋に沿って指を滑らせましょう。3回繰り返したら、反対側も同様に。

3.両手を使って、口角の両側から耳の下へ向かって人差し指と親指で持ち上げるようにしっかりと流します。親指の付け根の腹を使うとやりやすいかもしれません。

耳までたどり着いたら、2.と同様、一気に首筋に沿って指を滑らせます。これも3回ほど繰り返しましょう。

4.あご先から耳の下へ向かって3と同じように流します。首筋まで流す動作を3回繰り返しましょう。

表情筋マッサージ

頬や目・口の周りなどの顔の筋肉のコリをほぐすことで血行がよくなります。顔のたるみやむくみの解消、小顔効果も実感できると注目されている表情筋マッサージ。やや変顔になってしまうので、寝る前にこっそり行うのがおすすめです。

私たちが普段何気なく見せる表情を作り出しているのが、表情筋。顔の筋肉のストレッチをする感覚で、マッサージします。

マッサージ方法

ゆったりとリラックスできる体制で行いましょう。

1.口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」の口を作りましょう。口角をしっかりと動かし、頬の筋肉を意識して顔全体の筋肉が動いていることを意識するのがコツです。

その後、「ああああ、いいいい、うううう、ええええ、おおおお」と4回ずつ繰り返します。
これを1セットとして3回繰り返します。

2.斜め上を見ながらペコちゃんのように舌をだしたまま5秒キープ。そのまま逆も同じように行います。
これを1セットとして3回繰り返します。

小顔グッズを使用するマッサージ

さまざまな小顔グッズが発売されていますね。人気のグッズとしては、小顔ローラーやかっさ、美顔器などがあります。

小顔ローラー

顔のむくみをすっきりとってくれる小顔ローラーは、小顔グッズの定番中の定番。ただし、100円で購入できるものから、数万円するものまで価格はピンキリ。本当に効果のある小顔ローラーは、2万円以上のものが相場なのだとか！高いコスパがデメリットと感じる人も多いようです。

かっさ

多くの芸能人が愛用していることでも有名な「かっさ」。かっさとは、水牛の角や石、木材などをつかってできた板を使い、リンパの流れに沿ってマッサージを行う健康法のひとつ。古くから中国でも用いられてきた民間療法で、最近では日本のエステサロンなどでも、使われているようです。

かっさでのマッサージは、強く肌をこするため、必ずマッサージクリームを顔全体に伸ばし、すべりを浴した状態で行いましょう。

美顔器

イオン導入効果で美容成分の吸収を高める効果や、高周波でリフトアップや小顔効果があると人気の高い美顔器には、いくつかの種類があります。

超音波美顔器：音の振動によって肌をマッサージし、血行をよくすることで肌ケアができる効果があると注目されている美顔器。高周波や暖め機能の赤外線機能なども併用されているものが多く、美顔器の元となっているものです。

イオン導入美顔器：美白や美肌効果が高いといわれる美顔器。リフトアップなどの小顔効果はやや弱いとの声も。

レーザー美顔器：美容クリニックなどで使われているレーザー美顔器。最近ではインターネットでも購入することができるようです。価格はやや高めで、使い方にはきちんと説明書に沿っておこなうことなど、注意点も多いようです。

高周波美顔器：肌に直接電流での刺激を与えることで、血行を促してくれる美顔器。リフトアップ効果で小顔も実感できたという人も多く、人気のある美顔気のひとつです。

機器さえ準備できれば、あとは続けるだけの美顔器たち。でも張り切って毎日使うのは、禁物です。肌への負担を大きくしてしまう可能性もあるので、状態を見ながら週に1回～2回程度行うことがポイントです。

小顔マッサージで得られる5つの効果

定期的に行う小顔マッサージは、顔を小さく見せるという以外にこんな効果も。

むくみが取れる

リンパに沿ってマッサージすると、老廃物が排出され血行がよくなります。代謝が活発になることで、顔のむくみがとれてすっきり効果があります。

リフトアップ

顔の筋肉をほぐし、血流を促すマッサージは、むくみを取るだけでなくリフトアップにも高い効果があるとされています。シャープな輪郭はそれだけで顔を小さく見せる効果もばっちりですね。

ほうれい線やしわが薄くなる

むくみの解消やリフトアップにも効果的といわれる小顔マッサージ。当然、肌のたるみがなくなれば、ほうれい線やしわも薄くなっていくことでしょう。定期的なマッサージは、エイジングケアにもとても効果的と感じる方も多いようです。

美肌になる

顔の老廃物が順調に排出されるようになると、肌の生まれ変わりであるターンオーバーも正常な状態に行われます。適度な小顔マッサージは、シワ・しみ・たるみなどを改善し、予防する効果もあるといわれています。

くすみ解消

小顔マッサージによって血行がよくなるため、顔色が明るくなったと実感する人は多いようです。血流だけでなく、古い角質がマッサージによって除去されるため、つるんとした明るい素肌になる効果が期待できます。

マッサージ以外の方法

小顔マッサージ以外に、効果のある方法とはどのようなものがあるのでしょうか。

フェイシャルエステの活用

エステサロンで行うフェイシャルマッサージ。定期的に通うことで効果を実感できる人もいるようです。

整体で矯正

骨盤やO脚の矯正などで知られている整体。顔にも整体を行うことで小顔を手に入れられると最近話題の方法のひとつです。

サウナマスク

インターネットなどで手軽に購入できるサウナマスク。小顔効果というよりもむくみをとる効果があるグッズとして利用するのがいいかもしれません。

食事方法を意識する

美容面での食生活は、とても大切。小顔を目指す女子でなくともきちんと意識したいものです。

ビタミン、ミネラルをしっかりと摂取

野菜やフルーツ、海草などに多く含まれています。野菜中心のヘルシーな食生活を心がけましょう。

塩分を控える

塩分の摂りすぎは、むくみの原因にもなってしまいます。醤油のかわりにレモンをかけたり、減塩のものを使ったりして塩分を減らす工夫をしましょう。

よく噛む

よく噛んで食べることは、小顔だけではありません。ダイエットにもとても高い効果があるとされるため、最低20回はよく噛んで食べる習慣を意識したいものです。

逆効果にならないための注意点2つ

小顔マッサージは、美肌や小顔にも効果的な方法のひとつですが、気をつけるべき注意点をしっかりと押さえておくことも大切です。

肌を強くこすらない

肌を強くこすることは、摩擦を起こします。摩擦は肌への負担を大きくし、シワやたるみの原因になってしまうことも。往復してマッサージすることも厳禁。下から上へ。中心から外側へという一方向を意識しながら優しくなでるようにマッサージすることを守ってください。

クレンジングとマッサージを兼ねるのはNG

小顔マッサージを行うときに必要なのがマッサージクリーム。マッサージクリームは、肌への摩擦を軽減し、負担を軽くするための必需品です。一方クレンジングは、メイクを落とすためのスキンケアで、マッサージとかねてしまうと余計な汚れを毛穴に押し込むことにもなりかねません。

クレンジングをするのだからついでに一緒にマッサージしてしまおう、というのは厳禁なのです。

毎日の積み重ねで手に入れよう

小顔を手に入れるためには、マッサージは効果のある方法のひとつといえるでしょう。しかし、毎日続けたからといってすぐに効果を実感できるわけではありません。小顔マッサージを少しずつ定期的におこなうことで、じっくりと効果も実感できるはず。「継続は力なり」。毎日の積み重ねが大切です。ぜひこの機会にキュッと引き締まった表情豊かな小顔美人を目指しましょう。