絶対治したい。0から始めるニキビ対策の洗顔方法・正しいステップ

NADECICAモデルが実践している「ニキビのための洗顔方法」特集

ニキビを改善するために大切なのは、やっぱり洗顔。そこでNADECICAモデル10人に、ニキビの改善やニキビができにくくなる洗顔方法についてどんな洗顔方法を実践しているか聞いてみました。

肌に刺激を与えないよう優しく洗顔する、という点をあげている方が多いですね。また、ケアといって過剰に何かをするよりは「引き算」の考え方を採用している方も。

洗顔方法も自分の肌の調子に合わせてケアをするのがおすすめです。まずは、ニキビがどんな原因でできているかを知り、そこから自分にとっての「正しい洗顔方法」を考えてみましょう。

ニキビの原因

思春期ニキビは皮脂分泌過剰

ニキビには10代のころにできる「思春期ニキビ」と20代以降になってからできる「大人ニキビ」があり、それぞれ原因が異なります。

思春期ニキビに多い原因は、皮脂の分泌が過剰になることです。第二次性徴期に入ると、骨や筋肉を育てるため、男女とも男性ホルモンの分泌が一気に増えます。男性ホルモンには皮脂（顔の脂）を増やす働きもあるため、毛穴にその皮脂が詰まってニキビになってしまうのです。

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思春期ニキビの原因とは？皮脂と生活習慣を整えて、美肌作りを

大人ニキビはターンオーバーの乱れ

一方大人ニキビで多いのは、ターンオーバーの乱れです。皮膚は1カ月ほどで新しい細胞と入れ替わり、古くなったものから垢となって剥がれ落ちていきます。この皮膚細胞の生まれ変わりをターンオーバーといい、これがうまくいっていれば常に清潔な肌でいられるのです。
ところが、不要な角質がはがれずに残っていると、それが毛穴を防いでニキビ・吹き出物の原因となります。

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大人ニキビを治す方法とは？生活習慣を改善して健やかな肌を目指す

ホルモンバランスの乱れ

思春期ニキビの原因になる男性ホルモンですが、大人になってからのニキビにもかかわってきます。
男性ホルモンの一種「アンドロゲン」は男女関係なく皮脂の分泌を促進してしまいます。さらにアンドロゲンは角化細胞を増やし、肌の角質を増やしすぎる“異常角化”という状態をつくってしまい、皮脂が増える・角質が詰まるというWの原因でニキビを増やしてしまうのです。

特に、Uゾーン（もみあげから顎のあたり）、鼻の下、口回りなど、男性のひげが生える位置にニキビが多い人はホルモンバランスの乱れが原因でニキビができている可能性が高いようです。
ホルモンバランスは成長期の他にも、ストレス、栄養の偏り、睡眠不足などちょっとしたことでも乱れてしまいます。

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生活習慣の乱れ

比較的大人ニキビの原因に多いのが、普段の生活習慣です。

タバコ

タバコを吸うと毛細血管が収縮し、血流が悪くなるため、肌の細胞まで栄養分がいきわたりません。すると新陳代謝が悪くなり、ターンオーバーもうまくいかず、角質の溜まった状態になります。
また、タバコを吸うと体内では大量にビタミンCが消費されます。ビタミンCが足りないと肌の成分・コラーゲンが作られなくなり、肌荒れの原因になります。10代は言わずもがな、20歳を超えてもニキビ予防のためにはタバコは厳禁です。

間違ったメイク法

ファンデーションを厚く塗りすぎたり、スポンジ・パフが汚れているとそこから細菌が入り、ニキビ悪化の原因になります。
また、ニキビを隠そうとコンシーラーでこすったり押し付けることで肌を刺激してしまうこともあります。

指・髪の毛の刺激

小さなニキビが気になって触っているとそこからさらに雑菌が入ってしまいます。また、敏感な肌は髪の毛が触れるだけでも刺激になります。特に整髪料を使っている人は要注意です。

便秘がち

便秘でお腹の中溜まった老廃物や毒素は、肌の毛穴にも回ってきます。毛穴の中などに毒素が溜まると、これも肌荒れの原因になりかねません。

睡眠不足

肌のターンオーバーが行われるのは睡眠中。睡眠不足になると成長ホルモンが十分に働かず、老化した細胞がそのまま残ってニキビの原因となります。

アルコール

アルコールに意外に多く含まれているのが「糖分」。糖分も体内で消費されるときに大量のビタミンを消費しています。

ニキビ予防は「正しい洗顔法」から

ニキビは悪化すると痕になって残ってしまうこともあります。なるべくならできるのを避け、早く治したいと思いますよね。
しかし、高価なクレンジング剤や基礎化粧品はハードルが高いと感じるかもしれません。まずは洗顔方法から見直してみるのはいかがでしょうか。

洗顔は朝晩の2回

洗顔の基本は朝の水洗顔、夜の洗顔料洗いの2回です。
顔を洗わないのはもちろんよくないのですが、実は洗いすぎも危険です。ニキビを治したいばかりに何度もゴシゴシ洗いすぎると皮膚を守るために必要な皮脂まで洗い落とし、乾燥や肌荒れの原因になってしまいます。

同様に、熱いお湯で洗うのも皮脂を落としすぎる原因になるのでなるべく水で洗うようにしましょう。

朝は水洗顔で問題なし

洗顔というと、洗顔料を使うイメージがありますが、実は朝は水洗顔で十分で、むしろ水だけで洗った方がいいといわれています。

肌は夜10：00から2：00ごろの間にターンオーバーで新しい細胞に生まれ変わります。朝、洗顔料を使って顔をしっかり洗ってしまうと、その新しい細胞がはがれ、肌荒れや乾燥、赤みの原因になってしまうのです。

髪の毛が顔にかからないように、ヘアバンドやゴムでとめる

折角洗った顔に髪の毛が触れると肌への刺激になります。前髪も当たらないように、ヘアバンドでまとめるのがおすすめです。もちろん、ヘアバンドやゴムも雑菌がつかないように清潔に保ちましょう。

洗顔前には入浴や蒸しタオルで毛穴をひらかせる

お湯で顔を洗うのはNGですが、毛穴を開かせて洗顔するのは効果的です。
お風呂にゆっくりつかる時間がないときは蒸しタオルがおすすめです。メイクをしている場合はクレンジングをした後、しっかり泡立てた洗顔料で顔を洗います。

フェイスタオルは水に浸して軽く絞り、レンジで30秒～1分ほど温めてください。やけどしない程度の温度になるまで加熱します。あとは顔全体にタオルをかぶせ、手の平で軽く押さえるように（押し付けすぎないように！）蒸しタオルを顔全体に3分ほどあてると、毛穴が大きく開いた状態になります。

洗顔料は泡立てネットを使って、しっかりと泡立てる

洗顔料をたっぷり使おうとあまり泡立てずに使っていませんか？泡立っていない洗顔料でゴシゴシこすり洗いをしてしまうと、必要な皮脂や水分まで奪われてしまいます。どちらもニキビ肌にとっては大敵です。泡立てネットやブラシなど、きめ細かい泡を作れるグッズをうまく使って泡洗顔を心がけましょう。

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洗顔料「泡立て方」のコツ。正しい方法でキメの細かい綺麗肌を目指す

力をいれず、泡でやさしく洗う

泡立てネットやブラシでしっかり泡立てた泡で、「洗う」のではなく「泡をなじませる」イメージで泡を乗せ、顔をマッサージするように優しく洗っていきます。この時、できるだけ手や指で刺激を与えないようにするのも大切です。手と顔の間に、フワフワ泡のクッションを挟んで優しくマッサージをする感覚を意識しましょう。

泡洗顔は肌への刺激が少なく必要以上の皮脂を落としてしまうことがないため、肌の乾燥を防ぐことができます。

泡が残らないようにしっかりとすすぐ

流し残した泡はニキビの原因菌である、アクネ菌のエサになってしまいます。この時も冷たいと感じるぐらいのぬるま湯か水を使いましょう。

清潔なタオルでやさしく水分を拭き取る

洗顔後の肌は無防備な状態。強すぎるタオルの摩擦は、肌にとってシミやシワの原因にもなります。ゴシゴシこすらず、タオルをふんわり顔に乗せて、水分を沁み込ませるように優しく拭きましょう。

化粧水をつけて保湿

顔を洗ったらすぐに保湿してください。時間がたてばたつほどどんどん乾燥してしまいます。
ここで注意したいのが、自分の肌、年齢に合った化粧水選びです。特に思春期世代が気を付けたいのは、潤いや保湿効果を期待して大人向けの化粧水を使ってしまうことです。乳液やクリームなどの含まれた保湿化粧水は思春期の肌には油分が多すぎて、かえってニキビのもとになってしまうのです。
10代には10代。20代には20代に合わせた洗顔料・化粧水を選びましょう！

思春期ニキビにおすすめの洗顔料

思春期ニキビの原因はほとんどが皮脂の過剰な分泌。さっぱり洗い上げつつ、水分を与える化粧水効果のある洗顔料でケアしましょう。洗うだけで化粧水いらずの洗顔料も便利です。

ファーストクラッシュ3in1（エイボン・プロダクツ）

ニキビ治療に特化した、中高生に大人気の洗顔料です。その名の通り1本で洗顔、保湿、トリートメントまで3つのケアをしてくれるので、化粧水や乳液は必要ありません。洗顔後は肌がつっぱってしまうことが多いのですが、ファーストクラッシュ3in1の使用後は肌がしっとりになった、柔らかくなったという感想もあります。

化粧水や乳液の付け方がわからない、肌のケアに時間をかけられないという方の初めての洗顔料に男女問わずおすすめです。

NonA・ノンエー（プライマリー）

泡立ちの良さとニキビの「治療」だけでなく「予防」の効果で人気のノンエー洗顔石鹸です。普通の石鹸の4倍の弾力があり、きめ細かい泡はニキビケア初心者でもしっかり洗顔することができます。

腫れや炎症を抑えるだけでなく、ローヤルゼリー、ヒアルロン酸などの保湿成分で、固まった皮脂を柔らかくし、スッキリ洗い落としてくれます。また、最近話題の高い保湿力を持つ成分「リピジュア」を配合しているので洗いあがった顔はさっぱりなのにうるうるもっちりになります。
皮脂量の多い思春期世代にぴったりの洗顔料です。

オルビスクリアウォッシュ（オルビス）

ストレスやホルモンバランスの乱れなど、どんな原因のニキビにも効果を発揮する薬用洗顔料。
また、意外に悩んでいる人が多い、生理前の肌のバリア機能が低下することで起きる肌荒れにも対応しています。
時間がたってもへたりにくい濃密もっちり泡が簡単に作れます洗顔後の「バリア機能」と「潤い感」処方で、ニキビが治った後も、傷跡が残るのを防ぎます。

大人ニキビにおすすめの洗顔料

大人のニキビ肌は「乾燥」「食生活」「ストレス」「生理周期」など、多くの原因が絡み合っていて治すのも一苦労です。肌への優しさと洗浄力を併せ持った大人のための洗顔料が効果的です。

薬用アクネレスソープ（ドクターシーラボ）

保湿クリームが人気のドクターシーラボの、ニキビ肌用薬用洗顔ソープです。保湿成分をたっぷり含みながら、肌に不要な皮脂や肌の汚れ、雑菌だけを取り除いてくれます。

ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を防ぐ効果もあるので、すでにニキビで悩んでいるオイリー肌の方におすすめです。
また、アレルギーテスト済みなのでアレルギー、敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。

クレイウォッシュ（ビーグレン）

デリケートな大人のニキビ肌のために作られた洗顔ソープです。
モンモリロナイトなどの天然クレイ（どろ）成分で、メイク汚れやニキビ菌、古い角質など肌の汚れだけを吸着し、洗い流します。

軽いメイクならこれだけで落とせるほど強力ながら、クリーム状の泡は柔らかく洗い上がりもしっとり滑らか。肌が本来持つ水分と油分のバランスを整えます。

注意してほしい点は、クレイウォッシュの使い始めはクレイが毛穴の汚れや皮脂を肌の表面に吸い出すため、一時的にニキビが増えることがあるということです。ケアを続けることで落ち着いてくると言われているので、様子を見ながら続けてください

ウォッシングクレイ（ミストラル・コスメティクス）

4種類の天然クレイを贅沢に練り合わせた洗顔料です。他の洗顔料のように泡立たずペースト状の泡になるのが特徴です。

優しさとの洗浄力のバランスを考えたマイルドな洗い心地ながら、天然クレイの吸着効果で毛穴の奥の汚れまでしっかりキャッチしてくれます。
濃厚な粘土ペーストの泡で、ほんのりあたたかく、まるでパックをしているような贅沢な洗いあがりになります。

どろ豆乳石鹸どろあわわ（どろあわわ）

その名の通り、クッション性の高いの泡が作れる贅沢美容洗顔料です。
しっかりケアしても潤いが足りなくなった、肌色がくすんできたという大人肌の悩みに特化しています。

また、配合された2種類のクレイ成分で普通の洗顔では落としきれなかった、酸化皮脂や古い角質を取り除き、豆乳イソフラボンの保湿効果で明るい肌に導きます。
パウチ型のパックに入っているので、清潔に保管できます。

アクネバリア薬用プロテクトウォッシュ

その名の通りアクネ菌から肌を守り、治りにくい大人ニキビのための植物性ソープです。ラベンダー、ローズマリーなど刺激の少ない植物性せっけんベースで、メイクや生活習慣で敏感になってしまった大人の肌にぴったりです。

指定成分無添加、無色素、無香料、無鉱物油など、お肌にやさしいマイルド処方ながら、毛穴の汚れ、余分な角質はしっかり落としてくれます。
10代から40代まで、幅広いリピーターが多いのも納得です。

ニキビ跡が気になる人向けの洗顔料

ニキビが気になるからといってつぶしたり、雑菌のついている手で触ってしまうと、赤みやクレーター状の跡が残ってしまうことがあります。あきらめず、丁寧にケアして治していきましょう。

大人のニキビ薬用洗顔石鹸（肌美精）

ニキビ予防だけでなく、角質ケア成分（グリコール酸）でニキビ跡のケアにも効果的な薬用洗顔石鹸です。

消炎成分配合でくり返すポツポツ赤ニキビを予防しつつ、メラニンを含む古い角質をしっかり落としつつ、つっぱらない優しい洗い上がりです。

顔だけでなく、背中ニキビや二の腕ニキビのケアにも効果的です。
合成香料ではなく天然精油「ユーカリオイル」を使用しているため、乾燥肌や敏感肌の方にも。

ホットクレンジングゲル（マナラ）

洗浄成分ではなく、美容成分が90%以上配合されています。
メイク落としと美容液を兼ね備えたクレンジングゲルなので、面倒で肌に負担をかけるW洗顔は不要です。

クレンジングあとは肌が突っ張ってしまいがちな人でも、ホットクレンジングゲルで洗うとしっとり肌に。角質を柔らかくする効果があり、頑固な毛穴汚れや黒ずみ、ニキビ跡解消にも効果的です。

アクレケア (総研美舎)

クレーターのように残ってしまったニキビ跡のでこぼこに効果のある化粧水・アクレケア。

肌の再生を助ける卵殻膜、カムカムエキス、ヒアルロン酸配合で、毎日の洗顔後、でこぼこの気になる部分につけることで、タマゴのようなつるつる肌へ導きます。

ドラックストアでも買えるニキビに効果のある洗顔料

通販だけでなく、ドラッグストアですぐ買える製品にもニキビ治療・予防効果のあるものがあります。価格もほとんどが手軽なものなので、ぜひ自分の肌に合ったものを探してみてください。

ロゼット洗顔パスタ（ロゼット）

天然イオウ配合で、古い角質を取り除きつつも、潤いを残して肌荒れを防ぐクリーム洗顔料です。
「パスタ」とは「パウダーを練り込み、ペースト状にしたもの」のことです。泡の中にもパウダー状になったイオウ成分が練り込まれているため、泡で皮膚表面の汚れを落とすだけでなく、パウダーが毛穴の奥の汚れを強力に吸着してくれる優れものです
。
シリーズで

ホワイトダイヤ

プラセンタ・ユキノシタエキスを配合し、洗うだけで透明感がアップ。ダイヤのように明るい肌へ導くブライトニング洗顔料

メイクも落とせる洗顔パスタ

W洗顔不要！角質軟化作用はそのままに、メイク落とし成分も配合

海泥スムース

海泥(かいでい)エキス配合で古い角質や毛穴の汚れまでしっかり吸着・除去できるタイプ

馬油つや肌

古来から伝わる美容素材「馬油」を配合し、洗ったあとも、よりしっとりハリつや肌などがあるので、肌に合ったものが選べます。

牛乳石鹸 （牛乳石鹸共進社）

日本の石鹸の定番、牛乳石鹸。お肌の保護成分の「ミルク成分」とうるおい成分の「スクワラン」配合が配合されています。

このミルク成分には肌の潤いを保つ効果があるため、洗い上がりもしっとりです。

・潤いと香り豊かな「赤箱」
・さっぱりした洗い心地の「青箱」
があり、しっとり感を求める方には「赤箱」、さっぱりすべすべ感を求める方には「青箱」がおすすめです。

ミルク成分やヤシ油など口に入っても大丈夫な成分で肌への刺激が少ないので、敏感肌でニキビにも悩んでいる…という方にも安心です。

正しいスキンケアをして、きれいな素肌を手に入れよう

年代、肌の質、生活習慣によって合う洗顔料、化粧水は異なります。誰かの肌にはピッタリでも、自分の肌には合わず、効果が無かったり、かえって肌トラブルになってしまうこともあります。

まずは自分の肌をよく知って、運命の洗顔料に出会いましょう。