オイリー肌でもテカらない下地まとめ。化粧浮きのない毎日へ

2017.06.21

オイリー肌でもテカらない下地まとめ。化粧浮きのない毎日へ

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

いつもテカテカべたべた、夕方になると化粧浮きしてきて困るという、いわゆるオイリー肌(脂性肌)。朝も夜も洗顔しているのに、どうして皮脂でべたべたになるのか?オイリー肌の自分にもぴったり合う下地を見つけて化粧浮きのない毎日を手に入れましょう。

INDEX

目次

    オイリー肌の原因

    間違ったスキンケア

    オイリー肌の方がより問題を大きくしている一番の原因といえるのは、間違ったスキンケアです。

    肌を正常に保つために皮脂は必要なものです。皮脂によって乾燥や細菌等から肌を守ることができているため、必要以上に皮脂を除去してしまうと、肌が乾燥・角化が進んでしまいます。そうなると、肌を守ろうという機能が働き、逆に過剰に皮脂を分泌させてしまいます。

    いつも皮脂でべたつくオイリー肌だからと、洗浄力の強い洗顔料でごしごし念入りに洗顔をしたり、1日に何度も顔を洗ったり、化粧水や美容液をつけなかったり、油取り紙で頻繁に皮脂を除去したりと、過剰な皮脂対策を行うと、肌の乾燥を招き肌のバリア機能を低下させ、より皮脂分泌を促す結果となってしまうのです。このように起こる肌の乾燥が、オイリー肌を招くことになっている一番の原因なのです。

     

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    バランスの悪い食生活

    オイリー肌を促進させる原因の一つに、バランスの悪い食生活があります。お菓子や果物などの糖、肉の脂身やバター、チーズなど動物性脂肪の多い食べ物、アルコールは皮脂分泌を誘発します。特に融点の高い飽和脂肪酸を含むバターや牛脂、肉類などは、取りすぎると毛穴詰まりの原因ともなります。

    逆に、皮脂分泌をコントロールしてくれるビタミンCやビタミンB2などが不足すると、皮脂分泌を抑制できなくなるため、これらの栄養素の入った食事はバランスよく積極的に取りましょう。

    どうしても脂っこいものを食事から外せないという方は、脂ののった魚に置き換えるのがおすすめです。魚の脂はサラサラしているので毛穴に詰まりにくく、ベトベトもあまりしません。肌の保護という本来の皮脂の役割を果たしてくれます。

     

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    生活習慣の乱れ

    睡眠不足や不規則な生活、ストレスなど、生活習慣が乱れると肌の新陳代謝(ターンオーバー)が悪くなりホルモンバランスが崩れます。ホルモンバランスが崩れると、皮脂が過剰に分泌されることになります。また肌のターンオーバーが乱れることでも毛穴詰まりや肌の角化などを起こして過剰な皮脂が分泌されることとなります。

    生活習慣を正すことで全体のホルモンバランスが整えば、皮脂の分泌も正常にコントロールされ、肌のターンオーバーも正常に戻ります。

     

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    遺伝的なもの

    髪の質や体形などと同じように肌質も遺伝します。肌にある皮脂腺の大きさが遺伝するため、遺伝的に皮脂腺が大きい家系があります。皮脂腺が大きいと皮脂の分泌量が多くなりますので、幼少期から冬でも肌がカサカサ乾燥したことがなかったり、両親のどちらかがニキビで悩まされていたりすると遺伝的にオイリー肌の可能性が高いです。

    しかしながら、日本人のほとんどは乾燥肌だといわれています。遺伝的にオイリー肌だと思っていても、実は間違ったスキンケアや生活習慣の乱れなどでオイリー肌になっている可能性が高い場合が多いのです。

    オイリー肌に合う化粧下地の選び方

    ノンコメドジェニック処方のものを選ぶ

    コメドとは、毛穴に詰まった角栓のことを指します。ノンコメドジェニック処方とは、毛穴詰まりを起こしやすい成分を入れていない化粧品のことです。ノンコメドジェニックテスト済みという表記のものは、コメドのできやすい成分を避けた上、「ノンコメドジェニックテスト」試験を受け、基準を満たしたものです。

    毛穴詰まりを起こすと皮脂を過剰に出すことになります。また、ニキビなど肌トラブルの原因となります。ですので、オイリー肌の人は毛穴詰まりを起こしにくい成分でできているノンコメドジェニック処方の化粧下地の使用をおすすめします。

    油分が少ないものを選ぶ

    化粧崩れや化粧浮きは、皮脂によって化粧品が溶かされて流れることによって起きます。リキッドタイプはそれ自体に油分や水分を多く含んでいます。ですので、オイリー肌の方は油分の少ないものや、オイルフリーや、皮脂を吸着してくれる皮脂吸収タイプの下地を選ぶことが大切です。

    オイリー肌は皮脂分泌が過剰になっているため、さらにオイルの多い化粧下地を使用すると、より肌のベタつきやテカりを促進し化粧崩れを早めてしまいます。また、皮脂吸収タイプは、肌の皮脂を吸着しながら肌に密着してくれるため、化粧浮きや崩れを起こしにくくしてくれます。

    保湿成分が含まれているものを選ぶ

    オイリー肌は、過剰に皮脂が出ている状態ですが肌の水分量が少ない乾燥肌であることが多いため、化粧下地にも保湿成分の入ったものを選ぶようにしましょう。肌の保湿力を高め、水分と油分のバランスを調整し皮脂の過剰分泌を防ぎましょう。

     

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    UVカットの化粧下地がおすすめ

    紫外線は皮脂の酸化を促進します。皮脂や化粧下地の油分が紫外線で酸化すると皮膚に強い刺激を与えるようになり、角質が過剰に作られて肌が固くなり、より皮脂を分泌させるようになったり、毛穴がふさがりニキビの原因となったりします。

    オイリー肌の方は、より皮脂が多い状態ですので、紫外線による酸化のリスクも高くなります。オイリー肌の方こそ、UVカット効果があり、抗酸化成分が含まれている化粧下地を選ぶようにしましょう。また、化粧の厚塗り、重ね塗りは化粧崩れの原因となります。日焼け止めの上から下地をつけるより、UVカット効果のある化粧下地を選ぶとアイテムが減り、化粧崩れしにくくなります。

    崩れにくいと表記されているものがおすすめ

    皮脂がたくさん出ることによって化粧崩れを起こします。オイリー肌の化粧崩れを防ぐには、肌から分泌される皮脂を吸収してテカリを抑えてくれる皮脂吸着成分が入っているものや、汗や皮脂に強いウォータープルーフのものなど、化粧が崩れにくいと表記のある化粧下地を選ぶようにすると効果的です。

    化粧下地を塗る際のポイント

    テカらないようにするための化粧下地の塗り方

    1.化粧水で肌を冷やし毛穴を引き締める

    オイリー肌の人は、皮脂の分泌量が多いため、毛穴が開きやすくなっています。毛穴が開いた状態だと、皮脂が出やすかったり毛穴にファンデーションが詰まって肌トラブルの原因になったりしますので、冷たい化粧水や収れん化粧水などで毛穴を引き締めます。

    2.化粧水がよく乾くまで待つ

    水分・脂分のバランスがとれるように化粧水は顔全体に行き渡るように2~3回に分けてたっぷりつけますが、毛穴をしっかり引き締め、余分な皮脂分泌を起こさないように化粧水がよく乾くまで待ちましょう。

    3.手の甲で下地を温めてから顔に薄くのばす

    下地や化粧品のつけすぎは、化粧崩れの原因となります。手の甲で温めると、化粧伸びがよくなりますので、薄く伸ばして使用することで化粧下地も最小限の量にできます。

    厚塗りしない

    たくさんの化粧品で毛穴を塞いでしまうことは、より皮脂の過剰分泌を招きます。また、厚塗りはメイクを落とす際にも、肌に負担がかかります。ですので、オイリー肌の人は化粧の厚塗りは避けなければなりません。メイク前の保湿が十分であれば、少量の下地で十分化粧崩れを防ぐことができますので、薄く伸ばして下地は必要最低限の少量に抑えるようにしましょう。

    オイリー肌におすすめテカらない化粧下地

    ラッシュ エンザイミオン 45g

    ラッシュが開発したオイリー肌向けの保湿クリームです。パパイヤに含まれる酵素パパインの働きが肌を引き締め、余分な皮脂の分泌を抑えてくれます。カカオバターがお肌の潤いを保ち、パパイン酵素とレモン果汁エキスの酸が古い角質を取り除いて、透明感のある肌に導いてくれます。また、アロエベラも配合されているため酵素などの刺激による肌のほてりも鎮めてくれます。アルコールフリーで気になるテカリを抑えるので、昼用クリームやメイク下地にぴったりです。

    http://www.cosme.net/product/product_id/289978/top

    キス マットシフォンUVホワイトニングベースN 37ml

    ノンコメドジェニックテスト済のオイリー肌向け化粧下地です。植物性セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分を配合し、無添加・無香料の紫外線吸収剤でUVカット効果も。過剰な皮脂を吸収し、テカリ・化粧くずれを抑えて、サラサラ肌が長時間持続します。また、メラニンの生成を抑える美白有効成分の水溶性プラセンタエキスも配合されています。化粧をしながらシミ・ソバカスを防いでくれます。

    http://www.cosme.net/product/product_id/10001228/top

    草花木果 化粧下地(テカリ知らず)25ml

    保湿成分の入った皮脂吸着の化粧下地です。あぶらとり紙にも使用されている麻の力で、肌のテカリの原因となる、皮脂をしっかり吸収してくれます。また、ボタンエキス、あんず果汁、イチヤクソウエキスの3つの植物エキスと保湿成分グリセリンなどを合わせた独自の保湿成分と、オイルフリーのUVカット処方ですので、皮脂分泌の多いオイリー肌の方の化粧下地におすすめです。

    http://www.cosme.net/product/product_id/10061834/top

    オルビス スムースマットベース 12g

    ノンコメドジェニックテスト済で、植物性ひきしめ成分であるハマメリス葉エキス配合の部分用化粧下地です。光を乱反射させるパウダーで毛穴をふんわりぼかし、毛穴まわりの肌環境を整える成分ではハリ感のある肌に整えてくれます。ノンアルコールで、植物性引き締め成分が肌を引きしめ、テカリと化粧崩れを防いでくれるため、オイリー肌の方におすすめの部分用化粧下地です。

    http://www.cosme.net/product/product_id/10099944/top

    チャコット HDエンリッチングO2ベース 42g

    超薄膜板状セリサイト配合でファンデーションを白浮きさせず、紫外線吸収剤を使わないノンケミカル処方のUVカットの化粧下地です。また、液体ガス(酸素)を含んだO2キャリーBTXが肌にすばやく浸透し、角質層内部に酸素を運搬して肌をふっくらさせてくれます。

    http://www.cosme.net/product/product_id/10045435/top

    テカらないプチプラ化粧下地

    インテグレート グレイシィ エッセンスベースBB 40g

    うるおい成分79%配合でUVカットも入ったウォータープルーフの化粧下地です。美容液のように肌にうるおいを与えて保湿し、肌を整え、シミ・くすみ・小じわを目立たなくさせるBBクリームです。

    インテグレート グレイシィ エッセンスベースBB 40g

    キャンメイク ラスティングマルチアイベースWP 8g

    汗・皮脂・涙・こすれに強いウォータープルーフのアイメイク用下地です。アイシャドウ、アイブロー、アイライナーなどマルチに使うことができます。

    キャンメイク ラスティングマルチアイベースWP 8g

    セザンヌ皮脂テカリ防止下地 30mlk

    メイク崩れの原因となる皮脂を抑制する成分を配合した無香料・無鉱物油のウォータープルーフ化粧下地です。皮脂吸着パウダーで肌のサラサラを長持ちさせ、美しいメイクを持続させてくれます。また、ノンアルコールのうるおい成分配合なので、つけている間中みずみずしさを持続させてくれます。

    セザンヌ皮脂テカリ防止下地 30mlk

    インテグレート ミネラルベース 25g

    優れたうるおい保持力と、毛穴、色むら補正効果で素肌からキレイに導くUVカットのウォータープルーフの化粧下地です。水は100%ミネラルウォーターを使用しており、アレルギーテスト済みの商品です。

    インテグレート ミネラルベース 25g

    テカらない肌にするためのスキンケア

    クレンジングはクリームタイプかミルクタイプのものを使う

    オイルクレンジングは、メイクと馴染みがよいですが、洗浄力が高い分、必要な皮脂や油分まで落とすことになりかねません。肌の乾燥を招くと、皮脂が過剰に分泌されることになります。また、もともと皮脂の多い肌に余分なオイルを与えると、ニキビの原因ともなります。

    クリームタイプやミルクタイプは、オイルタイプに比べて洗浄力は落ちます。しかし、必要な皮脂は残してメイクと汚れを落とすことができ、保湿力が高いため、乾燥により過剰な皮脂分泌をおこしているオイリー肌の方は、クリームタイプやミルクタイプを使用することで、テカらない肌へ導いていくことができます。なお、クリームタイプやミルクタイプはメイクと馴染むのに、少し時間がかかるため、ゴシゴシ擦ってしまわないように注意して使用しましょう。

    洗顔料は添加物の少ない固形石鹸がおすすめ

    オイリー肌には固形石鹸がおすすめです。通常の洗顔料には、洗い上がりに肌が突っ張らないようにするための油分や界面活性剤など、余分な添加物などが入っている場合があります。また、スクラブ入りやメンソール系の洗顔料も避けましょう。スクラブは肌に刺激が強く、傷をつける恐れもあり、メンソール系のものははだがスッキリして使い心地はよいのですが、肌に必要な油分や水分まで落としてしまい、乾燥を引き起こす可能性があるためです。

    固形石鹸は、オイリー肌に余分な油分や添加物が含まれていないものが多く、その上、肌に必要なものは残しながら、余分な皮脂や汚れのみを落としてくれる優秀な洗顔料なのです。

    きめ細かい泡で丁寧に洗う

    オイリー肌だけではありませんが、洗顔料をしっかり泡だてて、きめ細かい泡で優しく洗顔するようにしましょう。皮脂を落としたいからといって、手に力を入れてゴシゴシ洗うと、まだターンオーバーになっていない肌表面の必要な角質を剥がしてしまうことになります。そうなると、肌のバリア機能が落ちて皮脂の過剰分泌を招くことになり、オイリー肌が一段とひどくなるなど、肌トラブルを起こすことになります。

    泡立てがうまくできない方は泡立てネットなどを使って、きめ細かい泡を立て、手と肌ができるだけ触れない泡で包み込むように優しく洗顔しましょう。

    さっぱりした化粧水をつけた後、美容液をつける

    化粧水は肌の水分と油分のバランスを整えるためのものです。洗顔後は皮脂膜が流出している状態ですので、肌がベタつくからと保湿をしないというのはよくありません。先に記載した通り、オイリー肌の大半は、乾燥により余分な皮脂が分泌されているだけで、肌の水分量は少ない状態です。オイリー肌は分泌される皮脂が多い状態ですので、化粧水は油分の少ないさっぱりタイプ、オイルフリーのものを使用しましょう。

    また、化粧水で肌に水分補給をしても、そのまま放っておくと水分が蒸発してしまいます。かといって、クリームなどの油分の多いものは、オイリー肌には皮脂を追加するようでよくありませんので、皮脂抑制効果や保湿成分の入った美容液を使用しましょう。テカらない肌へ導くために、皮脂の分泌を抑えるビタミンC誘導体や保湿成分のヒアルロン酸やセラミドなどの有効成分の入った美容液を使用することをおすすめします。

    ピーリング成分の入った保湿化粧品がおすすめ

    皮脂の分泌量が多いオイリー肌のは自然由来のピーリング成分の入った保湿化粧品もおすすめです。皮脂量が多いため、皮脂腺が押し広げられ毛穴が開きやすく、そこに皮脂や角質がたまりやすい状態です。毛穴に皮脂や角質が溜まると、より過剰に皮脂が分泌されたり、ファンデーションの油分と皮脂が溶け合ってメイク崩れが起きやすくなります。

    ピーリング成分の入った化粧品には、古い角質などを取り除いて開いた毛穴を引き締める効果や、角質層の結合力を弱める作用があり、肌のターンオーバーを促して、バランスのよい肌に促してくれます。

    自分の肌質に合う化粧下地を見つけよう

    原因が実は乾燥だったり遺伝だったりと、オイリー肌の理由はさまざまあります。正しい洗顔を習慣化して、日常生活を見直しながら、自分のオイリー肌の原因を見極めましょう。ストレスや寝不足、食生活の乱れなどオイリー肌になる要因を取り除きつつ、自分の肌質にぴったり合う化粧下地を見つけることができれば、どなたでも化粧浮きや崩れのない、1日中サラサラ肌を手に入れることができるはずです。

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