唇荒れの本当の原因とは？対処法を知り口紅のノリもよくしよう

唇が荒れる原因

唇が荒れる原因を7つご紹介します。あなたの唇の荒れの原因はどれなのか、考えながら読んでみて下さい。

乾燥による水分の不足

唇が荒れる一番の原因は、乾燥による水分不足です。唇には皮脂を分泌する皮脂腺がなく、水分を保持する角質層も薄いため、乾燥しやすく荒れやすいのです。

汚れや摩擦による負担

香辛料などの刺激の強い食べ物や、落としきれなかったリップメイク汚れが刺激となり、唇が荒れることがあります。リップメイクを落とす際に唇を強い力でこするなどの摩擦も、唇が荒れる原因です。

紫外線によるダメージ

唇のUV対策を怠っていると、唇が日焼けして荒れる可能性があります。大量の紫外線を浴びた唇は乾燥し、炎症を起こす場合も。紫外線ダメージは、唇が荒れる原因の1つです。

▼さらに詳しい解説はこちら
唇が日焼けしたらどうすれば良い？対策とケア方法を伝授

体調不良

胃腸の調子が悪かったり、腸・肝臓・腎臓機能の衰えにより、唇が荒れることがあります。口内炎や口角炎を伴う唇の荒れは、体調不良が原因の場合があります。

暴飲暴食など食生活の乱れ

暴飲暴食や生活習慣の乱れが原因で、唇が荒れてしまうことがあります。肌や体のために必要なビタミンやミネラル、タンパク質が不足すると、ビタミン欠乏症や栄養の偏りにより唇が荒れます。暴飲暴食は唇の荒れの原因です。

歯磨き粉による荒れ

毎日使用する歯磨き粉の成分の中に、唇の荒れを起こしやすい界面活性剤（ラウリル硫酸ナトリウム）が含まれていると、唇が荒れることがあります。ラウリル硫酸ナトリウムは、シャンプーにも含まれる界面活性剤で、唇の皮脂を奪い乾燥を誘発するので、唇の荒れに繋がります。

唇が炎症を起こす口内炎

口内炎も、唇が荒れる原因です。慢性的な唇の荒れ、炎症が口内炎を引き起こし、口内炎が乾燥に繋がるという悪循環で、いつまでも唇の荒れを繰り返してしまうことも。口内炎による唇の荒れは、出血や痛みを伴うこともあり、酷いときは専門医に薬を処方してもらう必要があります。

唇が乾燥する原因

皮脂腺や汗腺がない為、うるおいを保ちにくく水分が不足して荒れやすい唇。唇が乾燥する原因は、主にこの3つです。

空気の乾燥

冬は湿度が低いので、唇の皮が固くなり、乾燥して割れやすくなります。外気の乾燥や暖房器具の使用で、唇の水分が奪われ、唇が乾燥してしまいます。

口呼吸や唇をなめるなどのクセ

口呼吸は、呼吸の際に空気が唇に触れる状態になるため、乾燥しやすくなります。唇をなめると、唾液が蒸発するときに一緒に唇の水分まで奪ってしまうので、唇の乾燥に繋がります。

体内の水分不足

冬は、夏に比べて水分補給をすることが減る為、体内の水分が不足して唇が乾燥します。唇だけでなく、身体中の水分が不足している場合は、お肌もかさついてしまうでしょう。

荒れないように日常で意識したい予防方法

唇が荒れないようにするには、毎日のケアが大切です。唇の荒れを効果的に予防する方法はこちらです。

唇を乾燥させない

唇の荒れを予防するには、唇を乾燥させないことが大切です。リップクリームやマスク、加湿器など利用して、唇を保護・加湿し、乾燥から守りましょう。

リップクリームを塗ってからマスクをつけて通勤・通学するのがとてもおすすめです。外気の乾燥や汚れから唇を守り、息の水蒸気でリップパックの効果が期待でき、乾燥予防ができます。

リップクリームや口紅の成分に注意

また、きちんと唇の乾燥対策をしているのにも関わらず、唇の皮が剥けたり、荒れが治らない場合には、リップクリームや口紅が唇に合っていない可能性があります。リップクリームや口紅の成分によく使われる「ひまし油」が原因で、唇の乾燥が余計に目立ってしまうことも。

リップクリーム、口紅を購入する際は、成分表示を確認し、ひまし油配合のものは避け、自分の体質に合わない成分が入っていないかどうか確認してから使いましょう。

唇の汚れやメイクはしっかり落とす

唇の荒れを引き起こす原因となるメイク汚れは、唇専用のリムーバーやクレンジング剤でしっかりと落としましょう。その際、唇に摩擦や刺激を加えないよう、優しい力で行うことがポイントです。

リップ専用のクレンジング剤をコットンに染み込ませ、唇の上に数秒あててからスルッと落としましょう。唇についたメイクや汚れを優しくオフできます。

唇に過度な負担をかけない

唇をゴシゴシとこすったり、無理やり皮を剥かないことも大切です。唇の荒れや炎症・凹凸に繋がります。唇が乾燥すると、つい皮を剥いてしまうという人は、唇の皮が乾燥しないよう、普段のリップケアを徹底しましょう。

マグロや果物などビタミンB群を摂る

ビタミンB2、B6、Cを補給することで、唇が健康になります。ビタミンB群やビタミンCには、健康なお肌と粘膜を作る作用があり、欠乏すると唇が荒れてしまいます。特に、不規則な食生活で栄養バランスが偏っている人は、ビタミンB群とビタミンCを意識的に摂ることで唇の荒れを予防できます。

ビタミンB群を多く含む、マグロや果物などの食品を食べたり、サプリを飲むことで、健康的な唇に欠かせない栄養素を補給しましょう。

毎日のお手入れにおすすめリップパックとは

唇の乾燥予防や、荒れてしまった唇のケアにおすすめのリップパック。毎日のお手入れに取り入れて、乾燥知らずの荒れない唇を作りましょう。

ワセリンと食用品ラップと蒸しタオルを用意する

ワセリンは、リップクリーム、唇用美容液、保湿クリームなど、万能に使える保湿剤です。値段も安く、たっぷり使えて唇保湿効果抜群の、ワセリンを使ったリップパックの方法をご紹介します。
1.蒸しタオルを唇に優しくあて1分程度唇を温める
2.唇の中央から口角にかけワセリンを厚く塗る
3.ラップを唇全体が覆いかぶせる大きさに切り唇に貼る

かさつきが気になる方は5～10分程おく

かさつきが気になる方は、唇にラップを被せてから5分～10分程度おくことで、保湿効果が高まります。この方法は、やけどや傷の湿潤治療にも使われる方法で、唇の荒れの改善・予防にとても効果があります。

上下の唇に、1枚ずつラップを貼ることで、リップパックをしている10分間も呼吸がしやすく話もでき、快適に過ごせます。

▼さらに詳しい解説はこちら
「ワセリン」でつるつるな唇へ。自宅で簡単にできるセルフケア

週に一回のお手入れにおすすめリップスクラブとは

週に1回、唇の余計な角質や固くなってしまった皮を優しく落とす、リップスクラブを取り入れましょう。スクラブ後の唇は、とてもデリケートです。スクラブが終わったら、入念に保湿ケアをしましょう。

蜂蜜と砂糖を用意する

1.ティースプーン1杯ずつ混ぜお手製スクラブを作る
2.スクラブを唇にのせ優しくマッサージしぬるま湯で洗い流す

手作りスクラブを唇に乗せたら、指で小さな円を描くようにクルクルとマッサージ。余分な角質や硬くなった唇の皮を、優しく落としましょう。砂糖は白砂糖だけでなく、黒砂糖を使ってもOK！！自分で手作りするスクラブだから、材料も好きな素材をチョイスして楽しみましょう。

防腐剤が入っていないのでその場で使い切る

はちみつと砂糖で作ったリップスクラブには、防腐剤が入っていません。作り置きをしておくと、次に使うまでに雑菌が繁殖し、かえって唇が荒れてしまう原因になることも。清潔に使うために、1回で作る分量を守り、その場で使い切りましょう。

おすすめのリップクリーム

保湿力抜群！！保湿成分たっぷり配合のおすすめリップクリームをご紹介します。

ディオール アディクトリップマキシマイザー 6ml

唇のコラーゲン生成をサポートするコラーゲン、ヒアルロン酸微粒子を配合したリップグロスです。バニラとミントの爽やかなフレーバー。アプリケーターで唇に塗った瞬間から、唇をふっくらなめらかに潤った質感に導きます。＠コスメで殿堂入りした人気のリップです。
ディオール アディクトリップマキシマイザー 6ml

キールズ バタースティック リップトリートメント 4ｇ

高機能スキンケアで、内側から血色感がアップするカラーリップトリートメント。ココナッツオイルやレモンバター配合で、潤った唇に導きます。SPF25の3つのカラー（ローズ・ベリー・ヌード）と、SPF25、SPFなしのオリジナルから選べます。
キールズ バタースティック リップトリートメント 4ｇ

ニベア リッチケア＆カラーリップ 2ｇ

3種類の美容オイル(マカデミアナッツオイル、アボカドオイル、ホホバオイル)を配合したカラーリップ。美容オイル成分が、唇をケアしながら色づき、ふっくらとしたツヤを与えます。SPF20・PA++。
ニベア リッチケア＆カラーリップ 2ｇ

マキアージュ ドラマティックリップトリートメント 4ｇ

天然ローズオイル配合の、リップトリートメント。＠コスメ2016年上半期、新作リップケアベストコスメアワード第1位。美容オイルの潤いが、荒れがちな唇もふっくら柔らかに整えてくれます。
唇の乾燥をケアして潤いを与え、美容液オイルで潤いが逃げないようラッピング。マッサージ塗りで血行を促進して、さらに血色感のよい素唇に。
マキアージュ ドラマティックリップトリートメント 4ｇ

リップクリームを使用する時の注意点

リップクリームの効果を最大限発揮させるには、注意点があります。ご紹介する注意点をしっかり守り、リップクリームを効果的に使用して、美しい唇を目指しましょう。

過度に塗り過ぎないようにする

リップクリームを塗る際の摩擦も、唇に負担となってしまうことがあります。強い力で、1日に何度もリップクリームを塗るのは、炎症の原因になります。リップクリームを過度に塗るのは避け、リップを塗るのは1日5回までにしましょう。

唇の縦ジワが気になるときは縦方向に塗る

唇は縦方向にシワが入るため、横方向にスライドさせる塗り方だと、縦ジワの奥まで保湿できません。縦ジワが気になるときは、リップクリームを縦方向に塗ることで、縦ジワの奥までしっかりと塗ることができ、縦ジワのないふっくらとした唇に近づけます。

硬いテスクチャーはやわらかくしてから使用する

スティックタイプの硬いテクスチャーのリップクリームは、唇に数秒あてて、表面を体温で溶かしてから塗ると、摩擦が軽減できます。ジャータイプのリップクリームは、指先などで軽く温めることで、スルッと唇に伸ばすことができます。

唇をケアして唇美人を目指しましょう

身体の内から外からケアすることで、ふっくらと潤った美しい唇は手に入ります。唇をケアして素唇が美しくなると、口紅のノリもよくなり、メイクの清潔感もアップ！リップケアを丁寧に行い、恋や仕事に全力投球できる唇を目指しましょう。