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大人ニキビに効果のある化粧水選びのポイント
余分な皮脂を抑えるビタミンC 誘導体
よくなったと思ったら繰り返す厄介な大人ニキビ。そんなニキビができやすい人におすすめなのがビタミンC誘導体配合の化粧水です。
ビタミンC誘導体は皮脂の分泌を抑制してニキビを予防してくれます。また、ニキビが治った後の気になる赤みも改善し、皮膚科などでもニキビ治療として採用されています。イオン導入器を用いることで肌への浸透をより高めることができるのでおすすめです。
大人ニキビは、口回りやフェイスラインなど目立つ所に出来やすいですよね。
中々治りにくいのも特徴の一つかもしれません。
今回は、私が日常的に使用している大人ニキビ対策の化粧水をご紹介致します。
ビタミンC誘導体APPS+ビタミンE誘導体(TPNa配合)の多機能化粧水です。
こちらの化粧水は、従来のビタミンCよりも細胞への浸透性が高く、長時間活性を持続する性質があります。
また、ビタミンE誘導体も配合されておりますので、強力な抗酸化作用により、老化の原因とされる活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を防ぐ働きがあります。
特徴をまとめますと
1、ニキビを予防するだけではなく、皮脂の分泌量を抑制してくれる。
2、ビタミンC特有の刺激やつっぱり感がない。
3、メラニンを抑制し透明感のある肌へと導いてくれる。
4、ハリ、弾力、毛穴の改善に働く
優れた抗酸化作用により、様々な刺激から肌を守り、肌老化の防止をしてくれる。
ドクターズコスメになりますが、お手頃な値段で販売されており、効果も高く、私自身もとても気に入って使用しておりますので、ぜひ使ってみて下さいね。 ニキビのスキンケア方法が知りたい。正しく理解して実践しようさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
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化粧水で肌美人に。悩みを解決してくれるビタミンC誘導体とは
炎症を抑えるグリチルリチン酸
ニキビが炎症を起こしやすい人は、抗炎症剤が配合された化粧水を試してみるとよいでしょう。大人ニキビには肌の乾燥が原因でできやすいこともあり、保湿効果をすすめる化粧水は多いですが、まずは炎症を抑えることも大切です。
ただし殺菌作用が強すぎると刺激が強すぎるので要注意。大人のニキビ肌には、天草由来で刺激の少ないグリチルリチン酸がおすすめです。
アクネ菌の餌となるオイルがフリー
ニキビの元となるアクネ菌は、ふさがれた毛穴の中で皮脂をエサに増殖します。さらに化粧品に含まれるオイルもアクネ菌のエサとなってしまいます。
ニキビ肌のケアに保湿は大事ですが、オイルフリーでも高保湿成分配合でしっかりと保湿してくれる化粧水も存在します。特に脂性肌の人は、オイルフリーかどうかを意識して選んでみるとよいでしょう。
毛穴が詰まりにくいノンコメドジェニック製品
化粧品の中には、ノンコメドジェニックと表記された製品があります。毛穴に皮脂などが詰まって膨らんだ状態をコメドといいますが、コメドを誘発しにくい(=毛穴が詰まりにくい)成分で作られている製品のことです。
特定の検査をクリアした製品に表記が可能ですが、全ての人にコメドができないというわけではありません。しかしニキビができにくいという点で、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
大人ニキビとはなにか
20代以降にできるニキビ
大人ニキビとは20代になってからできるニキビで、10代の頃にできる思春期ニキビとは原因やできる部位などが違ってきます。
思春期ニキビは成長ホルモンが分泌されるのに伴い、皮脂の分泌量も増えることが原因となります。これに対して大人ニキビは、食生活や生活習慣の乱れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、間違ったスキンケアなど原因が1つに特定しづらいので厄介です。
顎やフェイスラインに出来るニキビ
思春期ニキビは、皮脂の分泌量が過剰になりがちなTゾーンにできやすいですが、それに対して大人ニキビは、顎や口まわりなどUゾーンにできることが多いのが特徴です。
大人ニキビは肌の乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になったり、角層肥厚を起こすなどして毛穴が詰まることで発生します。よって10代とはニキビのできる根本原因が異なるため、肌が乾燥しやすい部分にできやすくなるのです。
お肌のターンオーバーの乱れで出るニキビ
肌は新陳代謝を繰り返しながら新しい細胞と入れ替わることで常に生まれ変わっています。これをターンオーバーといいますが、理想的な周期は28日間。遅すぎても早すぎてもよくありません。
ニキビを気にして洗顔時にこすり過ぎたりすると、角質がはがれやすくなりターンオーバーが早まります。そして未熟な細胞が肌表面に押し上げられ、それがまたはがれるという悪循環のループに。
ターンオーバーが早まった肌はバリア機能も備わっていないので、トラブルが起きやすくなります。
大人ニキビの原因
食生活の乱れ
ニキビを引き起こす要因ともなる体内バランスの乱れ。その体内バランスを乱す原因の1つに食生活の乱れがあげられます。
ダイエットや好き嫌いなどで特定の栄養素が不足したり、または過剰に摂取すると体内バランスが崩れ、ニキビだけでなく様々な体の不調を引き起こす要因ともなります。だからといって好きなものを我慢するのも良くないので、バランスの取れた食事をこころがるようにしましょう。
不規則な生活による睡眠不足
なにかと忙しい現代社会では、どうしても睡眠が不足しがちという人は多いですね。しかしこの睡眠不足もニキビにとってはよくありません。
毎日6時間は寝るようにしたいですが、寝不足すると成長ホルモンの分泌を妨げてニキビができやすくなってしまいます。肌のターンオーバーが活発になる夜10時から2時の間には就寝するようにするなど、睡眠の質にもこだわるようにしましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
ニキビと睡眠の関係。質のいい睡眠でニキビレスな肌へ
ホルモンバランスの乱れ
大人ニキビの原因はさまざまな要因がからみ合っていることが多いですが、ホルモンバランスの乱れも大きな一因のひとつといわれています。ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが増えると、角層を角化させたり皮脂分泌を促したりしてニキビができやすくなります。
また生理前になるとニキビができやすくなるのは、エストロゲンとプロエストロンという作用の異なる2種類の女性ホルモンのバランスが乱れることが原因です。
▼さらに詳しい解説はこちら
エストロゲン・プロゲステロンのことを知って、女性ホルモンを整えよう
過度なストレス
なにかとストレスを感じることも多いかと思いますが、ストレスにさらされ続けるとホルモンバランスの乱れにつながります。
ホルモンバランスの乱れがニキビの原因になることはすでに取り上げた通りです。ストレスが原因のニキビは男性のひげが生える部分の顎や口のまわりにできやすいのが特徴なので、フェイスラインにニキビが増えたらストレスが原因かもしれません。
▼さらに詳しい解説はこちら
ストレスニキビは治りにくい。ストレスフリーで美肌を目指そう
肌が不衛生
普段はしっかりとスキンケアしているつもりでも、肌は意外と不衛生な状態になってしまっていることがあります。特に顎は洗顔のときには洗い残しやすすぎ残しが起きやすい部位ですし、ニキビができたらつい触ってしまいがちではありませんか?
顔を洗うときは顔全体を意識してきちんと洗うようにし、普段何気なくあごに手を当ててしまう人は不潔な手でひっかいてしまわないように気をつけましょう。
不用意に洗顔を繰り返す
皮脂のべたつきが気になるからと、一日に何度も洗顔料を使って顔を洗うこともニキビの原因につながることがあります。
洗顔料の中には洗浄力が強いものもあり、人によっては肌に必要な皮脂まで洗い流されてしまうこともあります。そんな洗顔料で何度も洗ったら、肌が敏感な人や乾燥肌の人はたちまち乾燥してしまい、ニキビを引き起こしかねません。
屋外屋内による紫外線の影響
紫外線が肌に当たると角化が乱れて水分量も減り、角層が肥厚して毛穴をふさぐ要因となります。
毛穴がふさがるとニキビが発生しやすくなるのはご存じの通りですが、紫外線は肌に悪影響をあたえて間接的にニキビを引き起こすので、対策はしっかりと行うようにしましょう。ちなみに屋外だけでなく、屋内での窓やカーテンから差し込む紫外線対策もお忘れなく。
肌の乾燥
ニキビは脂性肌の人ができるものというのは間違いです。確かにニキビは皮脂の分泌量が過剰になることで発生しますが、肌の乾燥が原因で過剰に皮脂分泌が起きることもあるのです。
肌が乾燥すると外部刺激に弱くなります。弱くなると肌は自ら皮脂を分泌させて保護しようとするのですが、この状態をインナードライ肌と呼びます。肌の表面は皮脂が過剰に見えても、肌の内部は乾燥している状態です。
大人ニキビにおすすめの化粧水
富士フイルム ルナメアAC スキンコンディショナー120ml
ルナメアの大人ニキビケアシリーズの医薬部外品の化粧水。独自技術のナノ化した有効成分とうるおい成分をミックスした”アクネシューター(R)”が、肌にうるおいをあたえながらニキビを予防します。普通肌~やや乾燥肌用のノーマルタイプ、乾燥肌用のしっとりタイプの2種類あります。ノンコメドジェニックテスト済み。
富士フイルム ルナメアAC スキンコンディショナー120ml
オルビス 薬用クリアローション 180ml
オルビスの薬用ニキビ対策スキンケアシリーズの化粧水。新保湿成分の紫紺エキスが肌のバリア機能を高め、有効成分のグリチルリチン酸ジカリウム(天草エキス)配合で繰り返すニキビの根本原因にアプローチします。100%オイルカット処方+浸透型コラーゲン配合で、べとつかない高保湿を実現。
オルビス 薬用クリアローション 180ml
FANCL アクネケア化粧液 30ml
ファンケル アクネケアラインの無添加化粧水。今あるニキビを即効でケアする有効成分に加え、角栓や皮脂をケアする成分、ニキビ跡の色素沈着をケアする成分も配合。ファンケル独自の3つの生薬(シャクヤクエキス、トウニン、ソヨウ)を組み合わせた漢植物エキスが肌のバリア機能を高めて繰り返すニキビにアプローチします。
FANCL アクネケア化粧液 30ml
ビーグレン クレイローション 120ml
抗炎症と保護の作用を併せ持ったビーグレンの薬用化粧水。炎症を抑える有効成分”グリチルリチン酸”がニキビ肌の炎症を抑え、保湿成分の天然クレイ(モンモリナイト)やヒアルロン酸がうるおいのベールを作って外的刺激から肌を守ります。とろみ感のある優しいテクスチャーがスッと肌になじんでみずみずしさをキープ。
ビーグレン クレイローション 120ml
NOV ACアクティブ フェイスローション 135ml
ノブのニキビ肌ケアシリーズの医薬部外品の化粧水。有効成分のアラントインがニキビを予防し、ヒアルロン酸よりも保湿力に優れたリピジュア(R)が大人ニキビの原因となる乾燥を防ぎます。美白成分のビタミンC誘導体も配合され、美白ケア効果も。無香料、無着色でさっぱりとした使い心地。
NOV ACアクティブ フェイスローション 135ml
大人ニキビにおすすめのプチプラ化粧水
ナチュリエ スキンコンディショナー ハトムギ化粧水 500ml
保湿成分として天然植物成分のハトムギエキスが配合された大人気の化粧水。香料や着色料などの肌の保湿に不要な成分は無添加の低刺激でシンプルな処方。大容量&プチプラで、ドラッグストアで気軽に購入できるのも魅力。3分間のローションパックで保湿効果がさらにアップ。グリチルリチン酸2K配合。
ナチュリエ スキンコンディショナー ハトムギ化粧水 500ml
地の塩 どくだみ化粧水 500ml
どくだみエキスが配合された無着色・無香料の自然派化粧水。どくだみは昔から生薬や解毒剤、お茶として活用されてきた馴染みの深い身近な植物。そんなどくだみが保湿成分として配合され、肌にうるおいをあたえてくれます。ドラッグストアでも購入でき、たっぷりサイズで惜しみなく使える点も魅力。
地の塩 どくだみ化粧水 500ml
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ 200ml
無印良品・敏感肌シリーズのリーズナブル化粧水。肌を保護するスベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、保湿効果に優れたリピジュアRやヒアルロン酸が配合され、乾燥した敏感肌にうるおいをあたえて保護します。大容量&プチプラでバシャバシャ使えると評判。香料、着色料、鉱物油、パラベン、アルコールは無添加で低刺激。
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ 200ml
大人ニキビにおすすめのスキンケア
角質を除去するピーリング洗顔
美容皮膚科などで施術されるピーリングには、ニキビの原因となる毛穴の詰まりや不要な角質を除去する作用があります。
自分で行うなら、フルーツ酸などが配合された洗顔料を使ったピーリング洗顔がおすすめです。週に1~2回ほど毛穴ケアとして取り入れてみてください。ただし、ニキビが炎症を起こしている場合は、刺激が強すぎるので避けたほうが無難です。
肌にあった化粧水を使用すること
大人ニキビ向けの化粧水にもさまざまなタイプのものがあります。たとえば、敏感肌の人向けの無添加の製品や炎症を起こしている人向けの薬用の製品、乾燥肌の人向けの高保湿タイプなどがあります。
どれも同じニキビの人用の化粧水なのですが、それぞれ使う人の肌質別に特徴も違っています。ですから製品の特徴をよく理解して、自分の肌に最適な化粧水を使用するようにしましょう。
ターンオーバーを促す化粧水
大人ニキビとはの項目で取り上げたように、ターンオーバーの乱れもニキビの要因となります。つまり肌のターンオーバーを促すこともニキビケアにつながるということになります。
ターンオーバーを促す成分には、皮膚を修復する作用のあるビタミンAや優れた保湿力のプロテオグリカン、新陳代謝を促進するプラセンタ、血行を促進するビタミンEなどがあります。日々のスキンケアに上手に取り入れてみてはいかがでしょう。
保湿を十分にすること
ニキビはなんらかの原因で肌の角層が厚くなり、毛穴が詰まることで発生します。特に大人ニキビは肌が乾燥することで角層肥厚が起こりやすくなるので、充分に保湿して柔らかくしてあげましょう。
また肌をしっかりと保湿することで、乾燥によって乱れてしまった肌のターンオーバーもサポートしてくれます。保湿といっても油分の多いクリームなどではなく、セラミドなど保水力に優れた成分が配合された化粧品で水分を補ってあげましょう。
正しいスキンケア方法
洗顔は1日2回まで行う
ニキビができてしまった=洗顔で肌を清潔にしなければと、1日に2回以上洗顔していませんか?
確かに古い角質を取り除いて毛穴の汚れをきれいにすることは大切です。しかし洗顔のし過ぎは肌の乾燥を招いたりターンオーバーを早めたりなど、大人ニキビにとっていいことがありません。洗顔は朝と夜の1日に2回行えば充分です。
優しく洗う
ニキビをケアするために毛穴に詰まった皮脂や汚れをしっかり落とそうと、洗顔の時につい力が入り過ぎていないでしょうか。洗顔の際にこすって刺激を与えると、ニキビが悪化しかねないので注意が必要です。
顔を洗う時は洗顔料をしっかりと泡立てて、肌を刺激しないように優しく洗うようにするとよいでしょう。
化粧水を洗顔後すぐに手でつける
大人ニキビにとって肌の乾燥は避けたいものです。洗顔後は、早めに化粧水をつけて水分を補うようにしましょう。
化粧水は手を使うかコットンかで迷うかもしれませんが、コットンは充分に湿らせないと肌を摩擦しかねないですし、繊維で肌を傷つけかねません。洗顔後は化粧水を手に取って、ハンドプレスしてあげると浸透しやすくなるのでおすすめです。
パッティングはしない
化粧水をつけるときによく浸透するようにと肌をたたくようにパッティングをする人がいますが、これは肌に負担をかけるのでおすすめできません。
確かにパッティングと聞くとたたきこむようなイメージがありますが、スキンケアでは手で押さえるようにして化粧水をしっかりと浸透させるイメージで行うとよいでしょう。
化粧水をはじめに美容液そして乳液の順番が大切
一般的には、洗顔したらまずは化粧水で肌に潤いを与えて、次に美容液を塗って保湿効果や美白効果などの有効成分を補います。最後に乳液で油分を補って完了です。
使う順番が違うと、せっかくの美容効果も半減してしまうので気をつけましょう。
大人ニキビの化粧水は長く愛用できるもの
ここまで大人ニキビのスキンケアの仕方やおすすめの化粧水などについて取り上げてきました。
ひとくちにニキビケア化粧水といっても、その特徴はさまざまです。化粧水を選ぶ際には、自分の肌やニキビの状態に合わせてチョイスするのはもちろん、できれば長く使い続けることができるような一品を探してみてください。