【紫外線対策】メイク前の日焼け止めと化粧下地でWブロック

メイク時の紫外線対策の方法

ビタミンC配合の化粧水で肌を整える

美しい肌を保つために欠かせない栄養成分ビタミンC。このビタミンCを肌の角質層に浸透させやすい形にしたのが“ビタミンC誘導体”です。紫外線から肌を守るためにビタミンC配合の化粧水で肌を整えましょう。

美白化粧水に含まれているビタミンC誘導体は、メラニンの生成をおさえ、メラニン色素の沈着を予防する作用があります。化粧水を肌に浸透させるには、強く押さえたり、パッティングするのではなく、両手で顔を包みながらやさしくプレスするように行いましょう。

日焼け止めクリームを塗る

日焼け止めクリームには、「紫外線吸収材」もしくは「紫外線散乱剤」が配合されています。

紫外線吸収材とは

紫外線吸収材は、皮膚の表面で紫外線を吸収して肌の内部に侵入するのを防ぎ、SPFの値が高い日焼け止めクリームに含まれている成分です。無色透明で白浮きすることなく、使い心地もなめらかなのが特徴です。ただし、紫外線を防ぐ力が強い分、肌に負担がかかってしまいます。

肌に刺激を与えてしまう可能性もあるので、敏感肌の人は、紫外線吸収材フリーの日焼け止めを利用するとよいでしょう。

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日焼け止めの紫外線吸剤不使用とは。違いを知って紫外線対策をしよう

紫外線散乱剤とは

紫外線散乱剤には、肌の表面で紫外線をブロックする働きがあります。UVAとUVB両方を防ぐことができ、肌への負担も少なくてすみます。ベタベタするので、使用感に少し物足りなさを感じる人もいることでしょう。成分を確認して、自分にあった日焼け止めクリームを選択してくださいね。

日焼け止めの塗り方

日焼け止めの1回の使用量は大豆3粒から4粒分ほどです。つける量が少ないと、日焼け止め効果を十分発揮することができないため、少量を薄く伸ばすのではなく、たっぷり塗るように心がけましょう。

また塗りムラがあると、その部分だけ日焼けをしてしまうので、ムラのないようにきちんと塗るようにしたいです。日焼け止めを手のひらの上に乗せ、指先でよくまぜ温めてから顔に塗ると、肌になじみやすくなります。

メイクの上から使えるスプレーで対策する

メイクをしたままでは日焼け止めを塗り直すのは難しいですが、スプレー式の日焼け止めは、背中など手が届きにくいところにも吹きかけることができ、メイクの上からも使えます。手を洗う必要もなく、手軽に使えて便利。

バッグの中に入れておけば、外出先で何度でも使うことができます。また、敏感肌の人や子どもでも安心して使うことができますよ。

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まだ間に合う。日焼け止めスプレーで手軽にしっかりできる紫外線ケア

UVカットできるコスメを使う

ファンデーションをつける前に日焼け止めを使う人もいますが、UVカット効果のあるファンデーションもいろいろ販売されています。日焼け止めと併用して使うと、よりUVカット効果が得られます。

UVカット効果のある下地やファンデーションでベースを整えてから、SPF・PA入りのフェイスパウダーを重ね塗りする方法もあります。下地、ファンデーション、フェイスパウダーの3つを利用すると、より高い紫外線効果が期待できます。

日焼け止めサプリを飲む

日焼け止めサプリの主成分の一つである「フェーンブロック」は、アメリカ大陸で生息しているシダ類です。中南米では民間療法で使われ、ぜんそくや皮膚の病気、心臓病などの症状に効果が期待されると考えられています。また、スペイン発「ニュートロックスサン」も日焼け止めサプリの成分として有名です。

日焼け止めサプリには、活性酸素を抑制しシミを予防する“抗酸化作用”や肌の免疫機能に働きかけ日焼けを予防する“免疫防御作用”、肌の老化現象の促進を防ぐ効果があるとされています。

日焼け止めと化粧下地の役割

日焼け止めは高い紫外線防御力がある

SPF・PAはUVAとUVBを防ぐ指標。＋で表記されているPAは最大4つ、＋の値が多いほどUVAを防ぎます。UVAは、窓ガラスや衣服を通過して、肌の真皮まで届く紫外線。ハリや弾力の元となるコラーゲンにダメージを与えて、肌の老化を引き起こします。

SPFは、日焼けの原因となるUVBによって、肌が影響を受け始める時間をどのくらい伸ばせるのかを示しています。

日焼け止めもメイク落としが必要

日焼け止めを使ったあと、顔にポツポツとニキビや吹き出物ができるのは、きちんと落としていないことが原因。日焼け止めには油分が多く含まれているため、メイクと同じようにメイク落としが必要です。

日焼け止めにはお湯で落ちるタイプ、洗顔料や石鹸、専用クレンジングなど、さまざまあるので、商品の裏の説明をチェック。「ウォータープルーフ」は、日焼け止め専用のクレンジングまたはオイルクレンジングがおすすめです。

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日焼け止めの「落とし方」が重要。アフターケアでトラブルのない肌へ

化粧下地は肌を整えてくれる

化粧下地は肌を整え、ファンデーションのノリや持ちをよくします。また、保湿成分が配合されたものやテカリ防止の化粧下地はメイクが崩れるのを防ぎます。量が少ないとムラができ、多すぎると油分が多くなって化粧崩れの原因になることも。

適量は大粒のパールくらいです。日焼け止めを塗ったあとに手の甲で確認してから、丁寧に肌になじませましょう。

化粧下地は日焼けや乾燥から肌を守る

夏の日差しでも肌は乾燥します。化粧下地には、紫外線や乾燥などの刺激から肌を守る働きがあります。スクワランやセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど保湿成分が含まれているものがおすすめです。

肌がくすみやすかったり、くすんで見える人は、肌の表面をやわらかくする下地を。また、テクスチャーが固いものは伸びが悪くムラができてしまうので、やわらかく伸びがよいものを選んでください。

日焼け止めの選び方

買い物などちょっとした外出にはSPFが低いものを

買い物や通勤など日常生活から日焼けを予防するには、SPF10～29、PA＋で十分です。なぜなら、SPFが高ければ高いほど肌に負担がかかってしまいます。数値が高いものがよいというものではありません。

敏感肌の人はとくに注意が必要です。肌に無理な負担をかけさせないためにも、ちょっとした外出であれば、SPFの低いものを選ぶようにしましょう。

レジャーやスポーツ時はSPFとPAが高いものを

屋外での軽い運動であれば、SPF20～39、PA＋＋がおすすめです。河原でバーベキューをしたり、遊園地や公園に行く場合は、SPFが少し高いものを選びましょう。

海水浴やプールなど炎天下でのレジャースポーツには、SPF40～50、PA＋＋＋以上を目安に使うとよいでしょう。真夏の炎天下ではSPFが高いほうが日焼けから肌を守ることができます。

室内にいるときはSPFとPAが低いものを

外にいるほどではありませんが、室内にいても窓ガラスを通して紫外線は中まで入ってきます。室内にいるからといっても油断大敵。しかも、その紫外線はシミやしわの原因にもなる“UVA”です。

UVAを防御するにはPAの値が高いほうがよいのですが、太陽がサンサンと降り注ぐ外ではなく、部屋の中にいるのであれば、SPFやPAが低いもので大丈夫です。

敏感肌は肌には刺激が少ない日焼け止めを

敏感肌の人は、日焼け止めによる肌の刺激をなくすため、“低刺激”と表記されているもの、無香料・無着色・ノンアルコールタイプの日焼け止めがよいでしょう。また、吸収剤は油分が多く含まれているので、敏感肌の人には向いていません。

「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤不使用」と書かれているものを選びましょう。購入する際は、パッケージの裏をよく確認してください。

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「ノンケミカル」日焼け止めは低刺激。紫外線からやさしく肌を守ろう

メイクをする際の日焼け止めの塗り方

日焼け止めクリームは化粧水の後に塗る

日焼け止めは、化粧水でしっかり保湿をしてから塗ります。なぜなら、洗顔の後、保湿せずに肌が乾燥したまま日焼け止めをつけると、白浮きしてしまうからです。それでは十分な効果が得られません。日焼け止めをつけたら乳液、下地の順番に行いましょう。

しっかり紫外線対策をしても、日焼け止めが落ちてしまっては元も子もありません。日焼け止めを塗る前に、スキンケアをすることも大切です。

こまめに日焼け止めを塗り直す

朝せっかく日焼け止めを塗って紫外線対策をしても、汗をかいたときは汗と一緒に日焼け止めも流れてしまいます。そんなときは、もう一度日焼け止めを塗り直しましょう。日焼け止めの効果を持続させるためには、2～3時間おきにこまめに塗るように心がけてください。

しかし、クレンジングでメイクを落として一からやり直すのは面倒です。そんなときは、クレンジングの代わりに乳液で軽くふき取ってから日焼け止めを塗りましょう。

気になるベタつきにはフェイスパウダーをつける

日焼け止めに含まれている油分は、紫外線から肌を守る成分が含まれています。ティッシュでふき取るとベタつきは解消しますが、日焼け止め効果は半減してしまいます。

日焼け止めのベタつきが気になるときは、塗った上からUVカットでメイク崩れ防止効果もあるフェイスパウダーを使うことをおすすめします。スポンジを使って肌になじませながらつけるとよいでしょう。また、フェイスパウダーを軽くはたくだけでも、肌がサラサラになります。

紫外線対策を効果的に行う方法

毎日紫外線対策をする

紫外線は曇りの日でも冬でも、季節や天気に関係なく降り注いでいるので、紫外線対策は毎日行いましょう。使いきれず余ってしまった去年の日焼け止めは、一度開封してしまうと雑菌が入るため品質が落ちてしまいます。

肌トラブルの原因にもなるので、思いきって捨ててしまいましょう。開封後はなるべく早めに使いきるようにしてください。

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紫外線は曇りの日でも降り注ぐ。季節や天気に関わらず対策をしよう

外出時の30分前に塗る

日焼け止めを塗ったからといって、すぐに効果を発揮するものではありません。塗るタイミングを間違えると、後で後悔することになりかねません。日焼け止めは効果が出るまでに30分はかかります。

日焼け止めを塗ってすぐに外出しても、十分な効果は発揮できません。30分かけて肌になじませておくのがコツ。外出先で、家を出る直前に、日差しを感じてからでは遅いのです。

すり込むのではなく肌表面に均一に伸ばす

すり込むように日焼け止めを塗ると、摩擦が起きて消しゴムのカスのようにポロポロと白いものが浮き出てきます。日焼け止めは力を入れずに、丁寧に肌になじませましょう。

日焼け止めの後にすぐファンデーションや化粧下地を塗ると、混ざり合って同じようなことに。肌にしっかりなじませてから次のステップに進んでください。

ビタミンCを摂取する

ビタミンCは、シミやそばかすの原因であるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。ビタミンCを取り入れて体内から紫外線を予防しましょう。ビタミンCが多く含まれ、美白効果があるとされる食べ物は、トマトやレモン、アセロラ、パプリカ、イチゴなどです。

しかし、ビタミンCは体内に蓄積される量が決まっています。一度に大量摂取するのではなく、毎日こまめに摂るようにしましょう。

日焼け止め効果のあるおすすめ下地

コフレドール 毛穴つるんとカバー 化粧もち下地UV 02

http://www.kanebo-cosmetics.jp/coffretdor/products/details/base/item08.html

コフレドール毛穴ツルンとカバー化粧餅もち下地UV 02は、SPF50+・PA+++、毛穴の凹凸や黒ずみをカバーする「マルチ毛穴カバー成分」配合の化粧下地。厚塗りを感じずカバーし、つるんとした肌に。薄く伸ばして、手のひらで押さえると肌に均一になじんで、ファンデーションのノリも良くなります。

ニベア ニベアサン クリームケアUVクリーム

http://www.kao.com/jp/nivea/nva_sun_creamcareuv_00.html

ニベアサン クリームケアUVクリームは、SPF50+・PA++++で、強力に紫外線をカット。ニベアの特徴である「保湿成分ホでバオイル」が配合されているので肌もしっとり。しかもベタベタしません。光拡散パウダーで、毛穴や肌の凹凸を整えてくれる下地です。

ソートピュール サンカット

https://www.sortpur.jp/contents/suncut.php

ソートピュール サンカットは、SPF50・PA++++、界面活性剤不使用。化粧下地としても使えるウォーターベースの日焼け止めクリームです。アルブチンや白金ナノコロイド、ヒアルロン酸の美白成分配合。ウォータールーフではないので、ふだん使っている洗顔料や石鹸で簡単に落とせます。

50の恵 朝の紫外線対策クリーム

http://jp.rohto.com/50megumi/uv-cream/

SPF50+・PA++++、50種類の養潤成分配合の「50の恵 朝の紫外線対策クリーム」は、美容液、クリーム、UVカット、化粧下地、パックがひとつで5役。忙しい朝は1分でも時間が欲しいもの。これがあればスキンケアと紫外線対策がいち度にできて便利です。石鹸だけで落とせますが、落ちにくい場合はメイク落としを使ってください。

nesno(ネスノ) バランスプライマー

http://moderatescene.net/makeup/item-51/

nesno(ネスノ) バランスプライマーは、SPF28・PA+++、界面活性剤不使用。紫外線吸収剤フリーなので、敏感肌の人にもやさしいリキッドタイプの化粧下地です。淡いピンク色でくすみもカバー、透明感のある肌に。余分な皮脂を吸着し、保湿しながら毛穴を目立たなくします。

ライスフォース ＵＶプロテクトミルク２５

http://www.riceforce.com/stc/item/basemake/uv.aspx

ライスフォース ＵＶプロテクトミルク２５は、SPF25・PA++、アレルギーテスト済みで1年中使えます。ベタつかずサラサラとした使用感。日焼け止め特有の匂いもなく、白浮きも気になりません。

紫外線吸収剤をシリコンコーティングしているため、肌が弱い人でも安心して使うことができます。ライスパワーNo.1エキスが肌に潤いを与え、化粧崩れを防ぎます。

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地

http://www.cezanne.co.jp/lineup/base/item_014.html

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地は、SPF28・PA++、紫外線吸収剤不使用、顔色を明るく見せるピンクベージュカラー。ウォータープルーフで汗や皮脂にも強く、長時間テカリや化粧崩れを防ぎます。皮脂吸着パウダーが毛穴の凹凸とカバー、光拡散効果で気になる毛穴も目立ちません。

マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース UV

http://www.shiseido.co.jp/mq/allitems/base/premakeup/item118.html

SPF25・PA+++「マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース UV」。肌の水分バランスと皮脂をコントロールする“美肌センサー処方”で、13時間化粧崩れの心配なし。美肌センサーは、潤いをキープしたまま、皮脂だけを固める働きがあります。さらりとした肌が1日中続きます。

ソフィーナ プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地

http://www.sofina.co.jp/primavista/products/base_longkeep/

ソフィーナ プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地は、SPF20・PA++、保湿成分である“カミツレエキス”を配合。化粧崩れしやすい小鼻も、メイクした10時間後でもサラサラです。女性雑誌に多数掲載。化粧下地の中で6年間連続で売れ続けている商品です。

ドクターシーラボ BBパーフェクトクリーム エンリッチリフト

http://www.ci-labo.com/shopping/product/00040325/

ドクターシーラボ BBパーフェクトクリーム エンリッチリフトは、SPF40・PA++++、紫外線吸収剤不使用。美容液、クリーム、日焼け止め、下地、コンシーラー、ファンデーションに毛穴カバーやハイライト、メリハリをつけて小顔を作る「シェーディング」と9つの働き。メイクしながらエイジングケアができる優れものです。

UVカットができる化粧下地でしっかり対策しよう

日焼け止めは、自分の肌やシーンに合わせて上手に使いましょう。何度も塗り直すのは大変ですが、メイクの上から簡単にできるパウダータイプもあります。メイクをする前にUVカットができる化粧下地を併用すると、もっと強力に紫外線対策ができます。

また、日焼け止め、下地、パウダーファンデーションを重ねるなど、二重三重の対策を。シミやそばかすを予防し、紫外線からしかｋりと肌を守りましょう。