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話題の乳液洗顔って?どんな効果があるの?
毛穴が消えると話題の乳液洗顔、あなたはもう試してみましたか?毛穴の広がり・黒ずみ、ファンデーションの毛穴落ちに悩んでいる人におすすめの、乳液を使ったやさしいピーリング方法です。方法は簡単、まず蒸しタオルで毛穴を開かせておいてから、たっぷりの乳液で顔や首筋をマッサージするというもの。最後に乳液を洗い流し、いつもの洗顔を行います。
気になる毛穴目立ちの原因
毛穴が目立ってしまうのは、次のような要素が原因とされています。
毛穴が引き締まっていない
毛穴がたるんで大きくなってしまうのには、二つの原因が考えられます。ひとつは加齢によるたるみで、重力にひかれてしずく型に開いているのが特徴。もう一つは、洗顔のし過ぎなどで皮脂の分泌が過剰になり、皮脂の出口である毛穴が開きっぱなしになってしまうことです。
毛穴に汚れが詰まっている
Tゾーンを中心にみられがちなのは、メイク汚れや皮脂と古い角質が混ざって毛穴に詰まった角栓です。これが酸化して黒いポツポツになっていることもあります。このような角栓を放っておくと、毛穴を広げてしまう原因になります。
肌の水分量が少ない
皮膚の水分量が不足すると、乾燥により肌のキメが乱れたりたるみが生じたりし、毛穴が目立ちやすくなります。また、足りない潤いを何とか補おうと皮脂の分泌が増えるため、毛穴が大きく開いてしまいます。
乳液洗顔におすすめの乳液
基本的にはいつもの乳液
乳液洗顔に使用する乳液は、基本的には普段愛用しているものでかまいません。使い慣れた乳液は、かぶれやニキビなど肌トラブルの心配がなく、安心して使えます。これから新たに準備する場合には、肌の負担を軽減するためにも、伸びが良くて使用感が軽い乳液がおすすめです。
アルビオン エクサージュ アクティベーション モイスチャーミルク
洗顔後、化粧水より先に乳液を使うという逆転の発想から生まれ、水分・油分・保湿成分のバランスが角質のうるおいに近く作られています。
「肌が喜ぶ」というコンセプトの通り「少し多いかなと思うくらいの量もあっという間に浸透し、しっとり感が持続。その後の化粧水の入りが違う」という実感の声もあります。
アルビオン マリアージュ
元祖アルビオン乳液とも呼ばれ、アルビオンの創業当初から愛され続けているロングセラーです。
昔ながらの乳液の香りは好みがわかれますが、アルビオン店舗の販売員から乳液洗顔用にすすめられて効果を実感し、リピーターになる方が多いようです。価格もアルビオンシリーズの中においては手ごろな所も魅力の一つです。
豆乳イソフラボン配合の乳液
プチプラコスメの中では肌トラブルが起きにくいと好評です。とくに量を多くたっぷり使いたい乳液洗顔には、お財布にやさしいお手頃価格はうれしいですよね。価格帯から考えて、想像以上に良いという声が多く見られます。
菊正宗
コスメ雑誌などでも紹介されている「日本酒の化粧水シリーズ」の乳液タイプです。水分が多めの使用感で伸びが良く、さらっとしているのに使用後のしっとり感が続くとの体験談があります。日本酒の匂いがしますが、時間の経過とともに感じなくなります。
ニベアソフト スキンケアクリーム
乳液のようにサラッとしていて、昔ながらの青缶タイプよりも伸びが良く、使いやすくなったウォーターベースのクリームです。
ホホバオイルが配合されており、肌の内側の角質層に保湿成分が素早く浸透します。ニベア愛用者の中でも「顔に塗るならこれがおすすめ」と高い評価を得ています。
比較的安価な乳液でも可能
コスパも考えドラッグストアで購入する
乳液洗顔は、乳液をたっぷり使うことが大切です。少ない量では肌への摩擦を防げず、刺激になってしまいます。また、油になじむ十分な量を使用しないと、効果が半減します。
躊躇なくたっぷりと乳液を使うためにも、価格が手ごろだとうれしいですよね。手ごろな値段で、価格帯の割に質の良い商品は、ドラッグストアで購入するのがおすすめです。
その時の流行や新しく出た商品もチェックできますし、コスパが良ければ金銭的ストレスが無く、乳液洗顔を習慣として長く継続できます。
また、乳液洗顔に使用する乳液は、毛穴の汚れを溶かし出したあとは洗い流してしまうので、肌にずっと残るものではありません。比較的安価なものでも十分と言えます。
自宅でケア(乳液、ピーリング化粧品)の選び方
毛穴やくすみのケアとしてもう一つ人気なのが、化粧品を使ってピーリングする方法です。乳液洗顔もこの方法のひとつといえるでしょう。
肌質にあったものを選ぶ
肌の敏感度や皮脂量には個人差があります。乾燥肌の人は保湿効果を重視して選ぶ、敏感肌の人は無添加のものや刺激の少ないものを選ぶなど、自分の肌質にあったものを選ぶことが大切です。
ピーリングの効果別に選ぶ
ピーリング剤にも、効果の強いものもあれば穏やかなものもあります。自宅でケアするのに使うアイテムは、クリニックで行われるケミカルピーリングのように強いものではありませんが、週に1回など定期的に行うホームピーリング剤は、毎日使うタイプや洗い流さないタイプに比べて作用が強いのが普通です。自分の肌質や、どのくらいの頻度でどのような効果を望んでいるかにより、ぴったりのものを選びましょう。
フルーツ酸を使ったものを選ぶ
フルーツ酸とは、乳酸やリンゴ酸、グリコール酸などのアルファヒドロキシ酸(AHA)の総称で、フルーツから抽出されることが多いためフルーツ酸とも呼ばれています。フルーツ酸には角質を柔軟にする作用があり、角質ケアアイテムに肌にやさしい角質ケア成分として配合されていることが多いです。
自宅でケア(乳液、ピーリング化粧品)おすすめ人気ランキング
1位 たった5分でつるすべ肌に【ホームピーリングキット】
単品価格 | 2,500円 |
キャンペーン |
ホームページを見た人限定1,480円 |
成分 |
エンザイマジェル:プロテアーゼ、グルコシルルチン、キハダ樹皮エキス エピダーマジェル:グリコール酸、乳酸、サリチル酸 デイリーピール:フルーツ酸カクテル、フルーツエキスカクテル、ヒアルロン酸 |
使用感 | 洗い流すタイプのジェルパックと、固めのデイリージェル |
月に一度のスペシャル角質ケアで、エステ後のようなパッと艶めく素肌になれる洗い流し用パック2種(酵素・角質柔軟のエンザイマジェルと、角質クリアのエピダーマジェル)と、毎日とりいれる洗い流さない角質柔軟美容液(のセットです。
成分・効果
エンザイマジェルには、角質柔軟成分プロテアーゼ、マメ科植物から抽出されたグルコシルルチン、保湿成分のキハダ樹皮エキスが配合されています。エピダーマジェルの成分は、角質に働きかけるフルーツ酸のグリコール酸、乳酸、サリチル酸。デイリーピールには、毎日使える濃度と比率に調整されたフルーツ酸カクテルとフルーツエキスカクテル、そして保湿成分のヒアルロン酸が含まれています。
おすすめポイント
ドクターズコスメ専門ブランド「デルファーマ」の洗い流し用ホームピーリングジェルパック1カ月分と、デルファーマの技術協力を受けて誕生した洗い流さないデイリーピール美容液7日分のお値打ちセット。もちろん、無着色・無香料、パラベンフリーで安心して使えます。
悪い口コミ
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思っていたより量が少なく、値段が高いのでリピートは難しい。
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何回も顔を洗わなければいけないのが面倒で、続けることができなかった。
良い口コミ
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始めは少しピリピリしたが、3回目くらいで慣れて大丈夫になった。使用後は肌が柔らかく、小鼻のざらつきが消えてつるつるに。
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今まではポロポロ落ちるタイプのピーリングを使っていたが、こちらに変えてみた。夜使ったら翌朝の肌がもちもちやわらか。今までと明らかに違うので、今後継続するのが楽しみ。
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かなりの乾燥肌だがちゃんと使えた。2カ月使ってみて、弾力がアップしたような。角質ケアしたから、いつもの美容液の浸透がよくなったのも一因かと思われる。肌色のトーンも明るくなった。
洗い流すタイプのピーリングジェルパック2種を1か月分と、洗い流さないデイリーピール美容液を7日分のセットで、2,500円というおトクなセットなのですが、さらにホームページを見た人限定で、1,480円という破格で提供されています。
2位 資生堂 エリクシールホワイト
単品価格 | 4,860円 |
キャンペーン |
1,188円 |
成分 | コラーゲンGL、4MSK |
使用感 | かなりとろみがありしっとり |
本来の意味での乳液洗顔におすすめの美白乳液。スキンケア売り上げ連続11年NO.1という輝かしい実力で、多くの人に愛されています。
成分・効果
コラーゲンGLが高い保湿力を実現。美白成分4MSKが、くすみを感じさせない透明感のある肌へ導きます。
おすすめポイント
浸透力と保湿力で肌力をぐっと底上げ。ステキな人、幸せそうな人に見える、ハリと潤いの「つや玉」が現れる頬に。きつすぎないアクアフローラルの香りも、ストレスオフのスキンケアタイムをサポートしてくれます。
悪い口コミ
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香りの苦手な人は注意したほうがよい。かなりしっかりした香りだと思う。できれば前もってトライを。
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あっさりしているのが好きな人には良いが、乾燥肌の自分にはちょっと潤い不足。
良い口コミ
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1週間トライアルセットを使ったら、肌の水分量が32%から44%に。やわらか肌になり、気にしていた夕方のかさつきも改善した。
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浸透が早いので、ハンドプレスをしなくてもしっかり奥までなじむ。1円玉台で首までOKの伸びの良さ。
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べたつかず軽いつけ心地。ふっくらして全体に透明感が出、くすみを感じにくくなってきた。
エリクシールホワイトのミルクを公式サイトから購入した場合、130mlで4,860円です。1,188円でトライアルセットが用意されており、内容はエリクシールホワイトのローション、乳液、日中用乳液がそれぞれ1週間分となっています。
3位 面白いほどポロポロ角質が取れるピーリング!【薬用リメンバーリンクスホワイト】
単品価格 | 5,800円 |
キャンペーン |
定期購入3,430円 |
成分 | フルーツ酸、コメエキス、アーティチョークエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、水溶性プラセンタ |
使用感 | 透明で弾力のあるジェル |
フルーツ酸でピーリングしながら美白する、大人肌のための薬用ジェルです。肌に伸ばして30秒クルクルするだけで、古い角質が面白いほどポロポロ落ちていきます。
成分・効果
角質を柔軟にするフルーツ酸、汚れを吸着するコメエキス、肌を引き締めるアーティチョークエキス、肌を整えるグリチルリチン酸ジカリウム、肌を潤すヒアルロン酸の5ステップに加え、水溶性プラセンタ配合で同時に美白にも働きかけます。
悪い口コミ
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美白への効果を期待して続けてみたものの、見た感じ変化なし。値段が高かっただけに残念。
良い口コミ
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クルクルすると、白いポロポロが現れ、古い角質がたくさんとれた。洗い流すととてもツルツルになり、突っぱることもなくしっとり。
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肌荒れのため、ピーリングは控えていたが、リメンバーリンクスホワイトジェルは刺激が少なく、敏感肌でも問題なく使えた。
リメンバーリンクスホワイトジェルは通常5,800円で販売されていますが、おトクな定期購入なら3,430円で購入できます。
4位 草花木果
単品価格 | 3,942円 |
キャンペーン |
初めての人限定 1人1セット限り 2,160円 |
成分 | 小豆エキス、ショウキョウエキス、グリセリン |
使用感 | 肌に乗せると温かくなるジェル |
小豆とショウガのパワーで肌を温めほぐす、温感マッサージクレンジングジェル。美容成分90%以上、無添加処方で、毛穴のトラブル、くすみやこわばりを優しく改善します。
成分・効果
小豆エキスには保湿作用やデトックス作用があり、東洋では体を温める素材として女性に重視されてきた食材でもあります。また、ショウキョウエキス(生姜)は代謝を上げ、身体を温めてくれる成分です。
悪い口コミ
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他社の温感マッサージアイテムに比べ、温感は控えめ。そのせいか、毛穴の皮脂つまりはいまいちスッキリしない。
良い口コミ
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伸びがよく、乗せた瞬間から温か。クルクルマッサージするとほんわか温まり、ジンジャーレモンの香りで癒される。使い続けるうちにくすみがなくなってきたように思える。
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温かさが長続きするし、洗い流しもラク。刺激がなく安心して使える。買いやすい価格もうれしいポイント
通常価格3,942円のところ、初めての人限定・1人1セット限りで、メイク落としジェル・化粧水・マスクジェル・天然コットンのセットが2,160円で手に入ります。このチャンスにチェックしてみましょう。
5位 美容皮膚科医がプロデュースした『ドクターシムラ角質ケアローション』
単品価格 | 4,590円 |
キャンペーン |
初回限定980円 |
成分 | グリコール酸、VCエチル、PCA-Na、BG、ペンチレングリコール |
使用感 | 液体状ローション |
どんなに手入れしても肌のトラブルが続くという人に、肌のリズムを整えることで根本となる肌力をサポート。美容皮膚科の専門医がターンオーバーを考えた角質ケア化粧水は、満足度94.7%という数値をたたき出しています。
成分・効果
透明感のある肌に導くグリコール酸とVCエチル、そして保湿成分のPCA-Na(ピロリドンカルボン酸ナトリウム、BG(ブチレングリコール)、ペンチレングリコールがターンオーバーをサポートしてくれます。
悪い口コミ
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クスミは確かに解消される。しかし、推奨される量と回数を守っているのに1カ月もたない。内容量が足りない。
良い口コミ
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とにかく浸透力が素晴らしい。つけた瞬間スーッと入り、べたべた残らない。つるりとしてキメの整った肌になってきた。
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出産後、くすみが気になっていたが、このアイテムを使うことでくすみが緩和され、肌色がよくなった。友人にも肌色が明るくなったといわれるようになった。
ドクターシムラ角質ケアローションは、1か月分28mlを通常4,590円での販売ですが、初回限定・先着1000名限定で、980円で購入することができます。
乾燥肌には乳液洗顔
油の汚れは油で落とす
気になる毛穴の黒ずみは、皮脂やメイク残りなどの「油汚れ」です。毛穴の奥に入り込んだ油汚れは落ちにくく、どうにかしょうと洗浄力の強いせっけんや洗顔フォームを使用していると、必要な潤い成分まで洗い流して乾燥を招きます。
乳液に含まれる多くの油分は、同じ「油」である毛穴汚れによくなじみ、溶かし出して浮き上がらせます。また、肌を保湿しながら汚れを落とすため、洗顔による乾燥の予防にもなります。
朝起きた肌は就寝中の皮脂で汚れている
寝起きの肌も、実は汚れています。その原因は、就寝中に分泌される皮脂です。眠っている間に分泌された皮脂は、肌の常在菌に分解され、水やぬるま湯だけでは落ちない皮脂「変性皮脂」に変化します。
変性皮脂が肌に残ると刺激になり、肌トラブルの原因になるため、朝は就寝中の汚れを除去する洗顔が必要です。
朝の油汚れに強力な汚れ落としは不必要
朝の油汚れは皮脂によるものです。日中の汗やメイク汚れなどのハードな汚れではないため、洗浄力の強い洗顔料は必要ありません。
寝ている間の皮脂汚れに、せっけん・洗顔フォームなど洗浄力の強い洗顔料を毎日使うと、肌の油分が取れ過ぎてカサカサになってしまいます。
しかし、水やぬるま湯では変性皮脂を取り除くには不十分のため、油分と皮脂をなじませて、やさしく溶かし落とす「乳液洗顔」がおすすめです。
乳液洗顔のメリット
毛穴の奥の汚れをごっそり落とす
肌を保湿し、フタの役目を担う乳液は多くの油分を含んでいます。油は油分に溶けやすい性質があり、毛穴に詰まった汚れもまた油汚れです。
毛穴を開いた状態で乳液洗顔を行うと、毛穴の奥の皮脂汚れにも油分がなじみ、普段の洗顔では落としきれない気になる黒ずみもごっそり落とせます。
編集部が選んだ毛穴ケアにおすすめな乳液を以下の記事で紹介しています。是非参考にしてみてください。
古い角質を落とし肌のくすみを除去
乳液には「肌を柔らかくする」性質があります。柔らかくなった肌は古い角質がはがれやすくなり、乳液となじんで角質ケアもできます。
不要な角質が除去されるとターンオーバーが活性化し、肌のトーンが明るくなります。乳液が肌を守りながら作用するので、必要以上に負担を掛けずに済みます。
洗い上がりしっとり
洗顔後の顔のつっぱりや乾燥は、強い洗浄成分による洗い過ぎが原因です。洗顔後にいくら保湿しても追いつかない…という方は、洗い過ぎによる乾燥がひどく、保湿した水分・油分を留めておけない肌状態になっています。
肌を保湿しながら汚れを溶かし出す乳液洗顔では、必要な潤いまで洗い流す心配はありません。すっきりと汚れが落ちるのに適度な油分は肌に残り、洗顔後の肌がしっとりと仕上がります。
私は基本的に朝の洗顔は水洗顔をしております。ここ最近、朝起きてベタつきが強い時に取り入れたのが乳液洗顔です。実際にやってみてビックリしました。洗顔料の様に洗浄剤が入っていないので、肌のつっぱりが全くありません。また、乳液には油分が含まれておりますので、潤いを残したまま適度に油分を残した洗顔が出来ます。洗い上がりがしっとりしておりますので、化粧水を始めスキンケアの馴染みがとても良いです。オイリー肌・混合肌・乾燥肌・敏感肌の方も、水洗顔と乳液洗顔を上手く使い分けるとスキンケアの違いに感動すると思います。是非、お手持ちの乳液で試してみて下さい。 乳液洗顔の驚きの効果。効果を感じる正しいやり方とおすすめの乳液さんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
乾燥肌でなく敏感肌にも
少しの刺激で肌がピリピリするような敏感肌にも、乳液洗顔はおすすめです。敏感肌は極度の乾燥により、肌のバリア機能が損なわれている状態です。洗顔料や化粧水がしみる、人によってはお湯さえしみる場合もあります。
肌トラブルが起きやすくニキビもできやすいため、つい清潔にしようと洗い過ぎてしまい、肌がボロボロになってしまいます。
毛穴が開いた状態で行う乳液洗顔は、摩擦による肌への刺激も少なく、低刺激です。また保湿成分がバリアの役目を果たしつつ、刺激になる汚れはきちんと除去するためターンオーバーが正常化し、肌機能を向上させます。
乾燥知らずの肌に
洗顔料で必要な皮脂まで洗い流す洗顔を続けていると、どんどん肌は乾燥します。乾燥すると毛穴が開き、開いた毛穴に油汚れがたまって黒ずみます。きれいにしようとゴシゴシ洗うとさらに乾燥を招く「乾燥肌ループ」に陥るのです。
保湿しながら洗う乳液洗顔では、肌への刺激を最小限に抑え、洗顔料を使っても落とせなかった毛穴の汚れを溶かし出します。ゴシゴシ洗う必要がなくなり、皮脂のバランスが整えられて、肌機能も回復。
毎日の洗顔に「乳液洗顔」を取り入れると、いつも洗い上がりはしっとりもちもち、乾燥知らずの肌を手に入れられますよ。
一般的には乳液は乾燥肌に良いですが、乾燥する原因によっては効果が薄いこともあります。以下の記事では皮膚が乾燥する理由から対策について詳しく解説しています。こちらを参考にして是非自分の肌にあったケアをしてみてください。
乳液洗顔のやりかた
用意するのは蒸しタオルといつもの乳液
乳液洗顔は「毛穴を開いてから」行います。顔を温めて毛穴を開くため、蒸しタオルを用意します。タオル1本では温まりが足りないので、3本用意しましょう。
使用する乳液は、普段使っているもので十分です。新しいものを用意して肌に合わなかった場合、トラブルのもとになります。肌に合っていつも愛用しているものなら安心です。
顔に触れる手を洗う
乳液洗顔は「清潔な手」で行います。人の手や指には多くの雑菌が付着しているため、そのままだと汚れを肌に塗り広げるのと同じです。
乳液洗顔の効果を高めて肌トラブルを予防するためにも、始める前には必ず手を洗い、キレイな状態で顔に触れるようにしましょう。
蒸しタオルを顔に乗せる
まず蒸しタオルの作り方です。用意したタオルを濡らし、500Wの電子レンジで、1本につき約40秒~1分温めます。かなり熱くなっている場合があるため、すぐに顔に乗せずに、一度蒸しタオルの熱さをチェックしましょう。
指・手のひらは熱さに鈍感なため、手首やひじの裏などの柔らかい部分で温度を確認すると、熱すぎる状態で顔に乗せるのを防止できます。
温かい蒸しタオルを1本顔に乗せ、冷めたら次のタオル…と3回繰り返せば、肌が十分に温まって毛穴がしっかり開いた状態になります。
いつもの量の倍量程度の乳液を掌で温める
いつも使用する量の倍量程度の乳液を手に取りましょう。乳液が少ない状態では摩擦が生じて肌を傷つけてしまいます。また、毛穴の油汚れを溶かし出すのに十分な量が無くては、せっかくの乳液洗顔の効果も半減です。
乳液をたっぷり手に取ったら、掌で温めます。冷たい状態ではせっかく開いた毛穴が閉じてしまうため、人肌の温度まで温めてから肌に乗せましょう。
中指と薬指で乳液をなじませる
温まった乳液を、やさしくなじませていきましょう。人差し指や掌は力が入りやすいため、使わないのが肌への刺激を減らすコツです。
中指と薬指は無意識の圧が入らず軽いタッチが可能なため、メイク講師や美容研究家の方が肌に触れる時によく使用し、「美容の指」とも呼ばれています。
つい力が入ってゴシゴシしてしまう人でも、中指と薬指を使うと、やさしくマッサージするようになじませられます。
ぬるま湯で洗い流しタオルで押さえる
全体がなじんだら、ぬるめのお湯で洗い流します。40℃以上のお湯は、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうためNGです。35℃~36℃のぬるま湯で30回ほどやさしく流しましょう。
タオルオフもこすらずやさしく。清潔なタオルで顔を押さえて、水分をタオルに吸収させるようにふきとりましょう。清潔なタオルがなければ、使い捨てで使えるティッシュやキッチンペーパーを活用しましょう。
この後はいつも通りのスキンケアを
乳液を洗い流したら、その後の洗顔は必要ありません。乳液洗顔によって、すでに毛穴の汚れが取り除かれているので、いつも通りのスキンケアに移りましょう。
洗い上がり直後から「顔のくすみが取れて肌がワントーン明るくなった」と感じたり、毛穴がキレイになるため化粧水の浸透が良くなり、ザラザラのない肌と吸い付くような「しっとり感」で違いを実感できるでしょう。
コットンを使わず手のひらで優しくがコツ
化粧水や乳液を塗る際に、コットンは必要ありません。コットンを使用すると、無意識に力が入ってこすりつけてしまう、強く叩いてしまうなどの刺激を肌に与えてしまう場合があります。
保湿剤を肌にしみ込ませるイメージで、手のひらで優しくつけていくのが、上手な保湿のコツです。
入浴中の乳液洗顔
お風呂に浸かり汗を掻いて毛穴を開く
温かいお風呂の中でも、入浴直後に乳液洗顔を始めるのはNGです。毛穴がしっかり開いていない状態では、乳液が毛穴の油汚れになじめず、せっかくの乳液洗顔も効果半減です。
まずはしっかり湯船につかり、体を温めて毛穴を開きましょう。38℃~40℃のぬるめのお湯で20~30分半身浴すると、新陳代謝が活発になり、汗をかき毛穴も開きます。
乳液でマッサージ
乳液を多めに手に取り、やさしくマッサージします。お風呂のスチーム効果により、乳液の滑りが良くなり、より肌に負担をかけないマッサージが可能になります。
また、乳液をたっぷり多めに使用するのもポイントです。量が少ないと、肌をこすって傷付けてしまう・油汚れをしっかりなじませられないなど、十分な効果を感じられない場合があります。
全体がよくなじんだら、ぬるま湯を手ですくってやさしく洗い流しましょう。
洗顔とスキンケアを
乳液洗顔で毛穴の汚れを取り除いたら、通常通り洗顔とスキンケアを行います。
通常通りの洗顔ですが「いつも入浴時の洗顔はシャワーで洗い流している」という人は要注意です。
シャワーを直接顔に当てるのは刺激が強く、肌トラブルの原因です。また、水圧によりしわやたるみの原因にもなります。面倒でも、ぬるま湯を手ですくってやさしく洗い流すよう心掛けましょう。
お風呂から出たら、汚れが取り除かれた肌を保湿するため、化粧水、乳液などでしっかりとスキンケアを行いましょう。
なかなか毛穴が開かないときは蒸しタオルを併用
お風呂場の環境により、スチームが足りずに毛穴がうまく開かない場合は、蒸しタオルを併用すると良いでしょう。
わざわざレンジを使わなくとも、洗面器に少し熱めのお湯を張って、タオルをつければ蒸しタオルの完成です。入浴中に顔に蒸しタオルを乗せれば、よりリラックスし、毛穴と一緒に心も解放できますよ。
その他毛穴ケアに有効なポイントについて以下の記事で詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。
乳液洗顔の頻度
肌への負担も少なく、毎日やっても問題なし
乳液洗顔は、非常に刺激の少ない洗顔方法です。しっかり毛穴を開いて行えば、乳液を肌の上でやさしく滑らせているだけなので、肌にはほとんど負担がかかりません。
もちろん毎日行っても何の問題もありませんし、洗顔料を毎日使用するよりずっと肌にやさしいと言えます。
週2回~3回でも効果有り
毎日はちょっと続けられない…という場合、週2回~3回でも十分に効果を感じられます。蒸しタオルを作る手間、毛穴が開くまで湯船につかるなど、忙しい女性にとってはなかなか難しい部分もありますよね。
乳液洗顔は「毎日続けなくてはならないもの」ではなく、たまった汚れを溶かし出す「毛穴のリセット」とも言えます。
必死になって頑張り過ぎるのは挫折のもと。大切なのは「毎日」よりも「継続」です。自分にできるペースで定期的に長く続けていけば、年齢を重ねたときに劇的な差になってあらわれることでしょう。
乳液洗顔で卵のようなぷるぷる肌に
乳液洗顔は、実は昔から行われてきた手法です。美容の仕事に携わっていた人であれば「注目される前から知っていた」と思っている方も多いかもしれません。敏感肌・乾燥肌・混合肌・ニキビ肌までさまざまな肌質の方が肌状態の改善を感じている理由は、肌の状態に関わらず、多くの肌トラブルの元凶が「乾燥」から始まっているためと考えられます。
保湿剤で洗う「乳液洗顔」で、乾燥を防ぎながら気になる黒ずみ・油汚れをしっかり除去し、卵のようなぷるぷる肌を手に入れましょう。