ニキビに乳液はOK?効果とニキビに効果的な乳液の選び方

2017.07.11

ニキビに乳液はOK?効果とニキビに効果的な乳液の選び方

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

最近ニキビが増えてきて、乳液を使い続けて良いのか悩んだことはありませんか?ニキビには乳液は良くないとよく聞きますよね。乳液がお肌に与える効果や、自分の肌に合った乳液の選び方などについて理解し、ニキビのない美しい肌を目指しましょう。

INDEX

目次

    ニキビに乳液は塗ってもいい?塗らないほうがいい?

    肌タイプに合った乳液を塗る事が大事

    現在使用している乳液で、ニキビが増えたと感じている場合はもしかしたら乳液が肌タイプに合っていないのかもしれません。

    例えば、オイリー肌の場合、油分をさらに加えてしまう乳液は毛穴を詰まらせてしまう原因となるため、よくないイメージがあります。実際オイリー肌の人で乳液を使ってニキビが増えた人もいるでしょう。

    しかし、乳液をつけなくなったらニキビが治るとは言い切れません。
    オイリー肌の場合でも、実は乾燥しているケースがあり、乳液を使うことで肌の水分を守り、ニキビを改善してくれることも。このように、乳液がニキビを増やす原因となるとは一概にも言えないのです。

    オイリー肌には、油分量の少ないべたつかないタイプ、乾燥肌には油分が少し多めのアルコールフリーで肌なじみの良いタイプ、混合肌には乾燥部分とオイリー部分を使い分けるために2種類の乳液を使うなど、肌タイプによって乳液を塗使い分けることが大事です。

     

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    保湿ケアは乳液でしっかりと。みんなが羨むみずみずしい肌を手に入れよう

    乳液は肌に潤いを与える化粧水の蒸発を防いでくれる

    乳液は、そもそも洗顔後に塗った化粧水の潤いを逃がさないように、油分で肌に膜を作って水分の蒸発を防ぐ役割があります。また、美容液などの他のスキンケアが肌に浸透しやすくするようにつなぎ役となったり、外部の刺激から肌を保護してくれたりというような役割も担っています。

    さらに、油分の多い乳液は、水分が多く油分の少ない化粧水と比べて、毛穴に浸透しやすい性質を持っています。この性質から、ニキビ対策のためにアクネ菌などを殺菌する成分が含まれたスキンケアアイテムを使うなら、化粧水より乳液を選びましょう。

    化粧水でしっかり保湿した後に、潤いを逃さないために自分に合った乳液を塗れば、効果的なスキンケアが可能であると言えます。

    肌タイプの種類を知ろう

    毛穴が詰まりやすい「オイリー肌」

    オイリー肌は脂性肌とも呼ばれ、何かの原因で過剰に皮脂が分泌されている肌のこと。

    遺伝子的要因やストレスや不規則な生活習慣などから皮脂腺のコントロールを行う男性ホルモンの分泌が過剰になると、過剰な皮脂の分泌が発生します。このような過剰な皮脂の分泌からオイリー肌になると考えられています。

    普通の肌より皮脂の分泌が過剰であることから顔がテカテカして皮脂の汚れが肌に蓄積したり、毛穴に汚れが詰まりやすいことからニキビや毛穴の黒ずみなどの肌トラブルを引き起こしやすいと言われています。

     

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    オイリー肌でも乳液での保湿は必要。正しいケアでテカリのない肌へ

    乾燥もニキビの原因になる「乾燥肌」

    乾燥肌は、角質の水分含有量が低くなっている状態の肌のこと。角質の水分量は体質や年齢、性別などと関係しており、乾燥肌になった場合皮膚は潤いがなくなり、柔らかさが失われてしまいます。

    一見皮脂の分泌が少なく、ニキビができにくそうな乾燥肌。しかし、乾燥肌の場合でも、ニキビは発生しやすくなります。これは、乾燥肌の場合もともと持っている肌の皮脂が少ないことから、自然に作られる皮脂膜と呼ばれる肌を守るバリアが作れなくなることが原因です。

    バリアが作れなければ、角質層の水分は大量に蒸発してしまいます。弱くなった角質周辺の毛穴は細くなり、微量の皮脂でも毛穴に詰まりやすく、ニキビが引き起こされてしまうのです。

     

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    乾燥肌の原因別に対策チェック。内側と外側からスキンケアしましょう

    部分で肌質が違う「混合肌」

    混合肌は、部分によって乾燥肌であったり、オイリー肌であったりするような肌のこと。例えば、鼻筋はテカテカしているのに、頬は乾燥しやすいというように部分的に肌質が異なります。

    実は、日本人のほとんどは混合肌と言われており、それほど珍しい肌質ではありません。日本人の女性の多くは混合肌で、ケア方法や部分的な肌トラブルに悩まされている人は多いと思います。

    一般的に、皮脂腺が多いTゾーンはオイリー肌になりやすく、皮脂腺の少ないUゾーンは乾燥肌になりやすいと言われています。混合肌は普通肌の次に肌トラブルは少なく、部分ごとの肌質に合ったスキンケアを行うことで、肌トラブルの軽減することができます。

     

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    混合肌でもう悩まない。自分の肌質を少しずつ改善させるポイント

    オイリー肌の人の乳液の選び方

    「さっぱり」タイプの乳液を選ぼう

    オイリー肌の場合、あまりにも油分量の多い乳液を使うと、過剰な皮脂の分泌が起こっている肌にさらに油を足してしまうことになるため、毛穴の詰まりが引き起こされやすくなります。

    オイリー肌の場合には、油分量が10%~20%程度のさっぱりタイプの乳液がおすすめです。さっぱりタイプの乳液は、伸ばしやすくすぐに肌になじんでくれるため、べたつきやテカリを感じにくいのが特徴。また、肌の潤いが逃げないように保湿効果が高いものを選びましょう。

    オイリー肌の人へおすすめの商品

    ラ ロッシュの「ポゼ トレリアン フリュイド」

    ラ ロッシュのポゼ トレリアン フリュイドは、べたつき感のない低刺激性の保湿乳液。肌にしっかり潤いを与えるとともに、スプレータイプでクリームタイプのようなベタベタ感がなく、肌なじみの良い使用感です。

    直接顔にスプレーできてSPF50/PA++++と高いUVカット効果があるため、暑い夏もべたつき感0で紫外線から肌を守りながら、スキンケアすることができます。

    エクサージュの「エクサージュホワイト ピュアホワイト ミルク I」

    エクサージュのエクサージュホワイト ピュアホワイト ミルク Iは、オイリー肌専用の薬用美容液。毛穴を引き締めながら、余分な皮脂や汚れを綺麗に取り除いてくれるため、ニキビや黒ずみ対策が可能です。

    すっきりとした使い心地が人気で、使った後は肌のみずみずしさをキープしてくれて透明感のある潤い肌へ導いてくれます。

    また、ビタミンC誘導体が含有されており、肌トラブルを防止してくれる効果が期待できるので、ニキビ肌で悩んでいる人には最適ですよ。

    オードムーゲの「薬用スキンミルク」

    抗炎症成分が配合されたオードムーゲの薬用スキンミルクは、ニキビなどの肌荒れを防止してくれると人気。
    滑らかでべたつきにくい使用感で、つけた後はさっぱりとした爽やかさがあります。

    肌の水分量を整えながらニキビを防止してくれて、保湿成分もたっぷり配合されているので、肌荒れを防ぎながら、潤い肌をゲットできます。

    乾燥肌の人の乳液の選び方

    「しっとり」タイプの乳液を選ぼう

    乾燥肌の場合、肌に必要な油分が不足していることから、油分量が20%~30%程度と少し油分量が多めのしっとりタイプの乳液を選びましょう。しっとりタイプの乳液は、肌馴染みが良く、保湿効果が高いのが特徴です。

    油分を補充することで、乾燥から肌を守ろうとして過剰に皮脂を分泌する活動を防ぎ、毛穴詰まりを解消しやすくなります。

    乾燥肌の人へおすすめの商品

    エトヴォスの「セラミドスキンケア モイスチャライジングセラム」

    エトヴォスのセラミドスキンケア モイスチャライジングセラムは、保湿成分であるヒト型セラミドが5種類配合された保湿美容液。乾燥肌の人のみならず、敏感肌やインナードライ肌の人でも、肌の潤いを逃さずに安心して使えます。

    肌馴染みが良く、長時間保湿効果が持続するため、肌を乾燥から保護。1本あるだけで乳液と美容液の両方の役割を果たしてくれるため、時間をかけずにスキンケアをしたい人に最適です。

    美人ぬかの「純米乳液 しっとり乳液」

    市販でも購入可能でプチプラなのに効果が高いと人気の美人ぬかの純米乳液 しっとり乳液。オリジナルの米ぬか保湿成分が配合された乾燥肌に特化した乳液で、高い保湿効果を長時間キープし、肌にハリやツヤを取り戻してくれます。

    コクのあるとろりとした触り心地で、乾燥した肌を優しく包み込んでくれます。

    無印良品の「乳液 敏感肌用 高保湿タイプ」

    無印良品の乳液 敏感肌用 高保湿タイプは、敏感肌や乾燥肌の人でも安心して使える高保湿乳液。
    少々とろみがあり、肌馴染みが良く浸透する時間が早いのが特徴です。肌が乾燥していると感じた時に、時間をかけずに潤い肌へ導くことが可能。

    ノンアルコール、パラベンフリーなどで肌に余分な刺激を与えない成分だけで作られているので、肌が敏感な人でも安心です。

    キュレルの「乳液」

    キュレルの乳液は、ウォーターベースで作られていて、優しく肌を守ってくれる高保湿乳液。ウォーターベースであることで、べたつかずに瞬間的に肌にスーっとなじんでくれます。

    潤い成分の潤浸保湿セラミド機能成分が配合されており、潤いを長時間キープしながら肌の奥まで成分を浸透させ、しっとりふっくら肌を実現可能にします。また、消炎剤も配合されており、肌荒れやニキビなどで悩んでいる人におすすめです。

    混合肌の人の乳液の選び方は?

    オイリー肌にも乾燥肌にも両方に使えるものを選ぶ

    オイリー肌の場合には、部分によって肌質が異なるため、オイリー肌にも乾燥肌にも使える物を選ぶことが大切です。

    混合肌には、肌へ潤いを与える成分であるセラミドがたっぷり配合されたとろみのある乳液を選びましょう。油分量の目安は、10%~30%程度です。部分によって量を調整しながら塗ると、異なる肌質の部分にも安心して使用することができます。

    また、1種類の乳液を使ってしまうと、油分を増加させてしまったり、乾燥させてしまったりと肌全体への効果が薄れてしまう場合があります。効果を高めるために、オイリー肌部分と乾燥肌部分で乳液を使い分けると良いでしょう。

    化粧水と乳液のタイプを別にして使い分ける方法も

    化粧水や乳液には、それぞれ「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」の2種類がありますが、それぞれのタイプを別にして使い分ける方法も混合肌には効果的です。

    例えば、さっぱりタイプの化粧水を全体に塗った後に、乾燥が気になる部分にしっとりタイプの乳液を塗るなどして、油分が多い部分にはそれ以上油分を与えず、一方乾燥している部分には油分を与えると混合肌を改善することが期待できます。

    このように化粧水と乳液のタイプを使い分けて、上手に混合肌と付き合っていく方法も覚えておきましょう。

    混合肌の人へおすすめの商品

    F organics(エッフェ オーガニック)の「MOISTURE MILK」

    F organics(エッフェ オーガニック)のMOISTURE MILKは、肌馴染みの良いテクスチャータイプの乳液。アボカドなどのオーガニックオイルをふんだんに使うことで、みずみずしく柔らかみのある肌へ導いてくれます。

    また、湿気の多い季節にはクリームとして代用が可能。混合肌やオイリー肌の人でも使えるので、部分によって肌タイプが異なっていても安心して使用できます。

    エクサージュの「アクティベーション モイスチュアミルク II」

    エクサージュのアクティベーション モイスチュアミルク IIは、乾燥肌にもオイリー肌にも使えて角層をベストな状態に整えてくれる乳液。肌の保水力を高めて、潤い感のある柔らか肌に導いてくれます。トントンと優しくパッティングするだけで、肌にすんなり馴染んでくれる軽やかな使用感です。混合肌でも安定したしなやか肌に生まれ変わらせてくれると人気を集めています。

    ニキビができる主な原因は?

    不規則な生活が続いている

    不規則な生活の例として、食生活の乱れや睡眠不足などが挙げられますが、不規則な生活が続くと、肌に悪い影響を及ぼします。

    食生活の乱れは、肌の状態を正常に保つビタミンやミネラルの不足を招き、肌の形成や修復を妨げてしまうことに…。また、塩分や糖分を好んで食べる場合には、皮脂の分泌を過剰にし、ニキビの原因になるケースもあります。

    睡眠不足は、睡眠中に分泌される成長ホルモンの分泌を妨げ、肌の調子を整えるのを阻害してしまいます。

    栄養バランスの偏った食事が多い

    栄養バランスもニキビ発生に大きく関係します。例えば、油っぽい食事を毎日続けていると、体の中に脂を大量に蓄えることになり、体外に排出しようとする際に余分な皮脂の分泌が過剰になります。

    そうなると、皮脂が毛穴に詰まってしまい、アクネ菌などの原因菌が増殖し、ニキビや肌荒れが起きます。

    また、栄養素に偏りのある食生活を送っている場合、肌の修復や形成に必要な栄養素が正常に肌に届きにくくなり、ニキビや肌荒れの原因になります。

    ストレスを溜め込んでいる

    ストレスを溜め込むと、心身の緊張状態が続き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。バランスが崩れると、緊張状態の時に働く交感神経が活発となり、交感神経がコントロールしている男性ホルモンを過剰に分泌してしまいます。

    男性ホルモンは、過剰に皮脂を分泌させて角質を厚くする性質があるため、毛穴詰まりが引き起こされ、ニキビの原因となります。

    運動不足だったり、便秘が続いている

    運動不測の状態が続くと、体内の血液の流れが悪くなり、肌に必要な栄養素が行きわたりにくくなります。肌に必要な栄養素が行き届かなければ、ターンオーバーが阻害されてしまい、肌を正常な状態に保つことが困難になります。

    さらに、運動不足で腹筋が弱まると、便を外に押し出す力が弱くなり、便秘の原因にもなります。

    便秘になると、腸内環境が悪化して腸内に溜まった毒素は体外に排出されずに血管を通って全身に行き届きます。腸内に不要なものが溜まっていると、ビタミンやミネラルなどの栄養素の吸収が阻害され、ニキビができやすい環境を作ってしまいます。

    普段からニキビを出来にくくするためには

    食生活や生活習慣を見直す

    糖分や油分の多い食事は控えて、栄養バランスの良い食生活を心がけると、ニキビや肌荒れの発生を防ぐことができます。

    ニキビに有効な栄養素として、肌の状態を正常に保ちターンオーバーを促進させるビタミンB群、美肌効果の高いビタミンC、ホルモンバランスを整える効果があるミネラルなど様々な栄養素をバランスよく摂取しましょう。

    また、肌のターンオーバーが活発になる夜の22時から深夜2時の間は必ず寝るようにし、できれば7時間程度の睡眠を心がけましょう。

    適度な運動をする

    激しい運動は、肌を傷つけて炎症を引き起こさせる性質のある活性酸素を多く発生させると言われています。この時、肌を傷つけてしまうだけでなく、活性酸素を打ち消そうとしてビタミンCを大量に使ってしまうことで、治りの悪いニキビや肌荒れを防止します。

    また、激しい運動は体にストレスを感じさせる可能性があり、自律神経の乱れからホルモンバランスが崩れて皮脂の分泌量が増えたり、血流が悪くなったりする恐れもあります。

    体に無理のない程度に毎日15~20分程度のウォーキングや軽めのジョギングなどを行い、適度に運動をする時間を作りましょう。

    ストレスを解消させる

    ストレスを適度に発散し、心身ともにストレスを解消させることで、ホルモンバランスを整えて皮脂の分泌を抑えることができます。

    お風呂に浸かってのんびり過ごしたり、カラオケに行ったり、友人と遊んだりとストレス発散方法は様々ですが、自分に合ったストレス発散方法で上手にストレスと付き合ってきましょう。心身の疲れを軽くするだけでなく、ニキビ予防にも効果的です。

    自分の肌にあった乳液を選んでニキビを悪化させない

    今回、ニキビと乳液の関係性を明らかにしていきましたが、一番大切なことは自分の肌質を知り、肌質にあった乳液を使用することです。乳液がニキビを悪化させる場合もありますが、自分の肌質にあった乳液を選べばニキビを予防することも可能です。普段から食生活や生活習慣などに気を付けながら、肌質にあった効果的な乳液を選び、ニキビのない美しい肌を手に入れましょう。

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