ニキビの原因を部分別に解説。ニキビに対する対策・改善方法も伝授

2017.07.11

ニキビの原因を部分別に解説。ニキビに対する対策・改善方法も伝授

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

繰り返し同じ場所にできたり、なかなか治らないニキビがあると憂うつになってしまいます。なぜニキビができるのか、どのようなケアをしたら良いのか分からないままだとニキビは治りません。原因やケア方法を理解してニキビのない美肌を目指しましょう。

INDEX

目次

    NADECICAモデル100人に聞いた「ニキビの原因、知っていますか?」

    スキンケアにこだわりを持っているNADECICAモデル100人に、ニキビについてのアンケートを実施しました。

     

    スキンケアでも「ニキビ」は多く方が悩まされているのではないでしょうか。部位別に見ると、「顔」特に口周り・おでこ・鼻がTOP3。

     

     

    しかし、スキンケアにこだわりを持つNADECICAモデルでも部位別のニキビの原因を知っている方は半数以下という結果に。

    どこの部位にできるニキビかによって、対応方法が異なることがあります。スキンケアや生活習慣を見直すきっかけになることも。より健やかな肌を手に入れるために、「ニキビの原因」を正しく理解しましょう。

     

    ニキビは毛穴の汚れが原因

    ニキビは尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれている皮膚病です。どのようにしてニキビはできるのでしょうか。

    毛嚢・脂腺系の慢性炎症を生じる皮膚病

    ニキビには炎症を起こす前のニキビと炎症を起こしているニキビの2種類があります。原因は毛穴に皮脂や汚れが詰まることであり、毛穴に皮脂や汚れが詰まった状態だけの場合は炎症も起こしておらず痛みも感じません。

    炎症を引き起こすのは肌の常在菌「アクネ菌」の仕業です。毛穴に溜まった皮脂や汚れをエサとして増殖することで炎症を引き起こし、赤く腫れ上がり膿が溜まってしまうのです。さらに炎症が酷くなると嚢腫(のうしゅ)となり、治療にも時間がかかりニキビ跡や色素沈着が残りやすいニキビになってしまいます。

    ニキビの種類

    ニキビには白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ・紫ニキビがあります。ニキビにも段階があり対策方法もニキビによって異なるので、それぞれのニキビの特徴を理解しましょう。

    白ニキビは初期段階

    白ニキビがニキビの中で1番症状が軽い状態で炎症が起こっていません。白ニキビは角栓によって塞がった毛穴の内部に皮脂が溜まりつつある状態です。

    軽い状態なので手で少し触ったり、ピーリングなどで刺激を与えると自然に取れてしまう場合もあります。見た目は白い皮脂がプクっと表面に浮き出ています。

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    白ニキビは早い対処が大切。美肌を取り戻す正しいスキンケア方法とは

    黒ニキビは酸化した皮脂

    黒ニキビも炎症が起こる前の状態で、毛穴内部に溜まった皮脂が表皮から顔をのぞかせ、空気中の酸素によって黒く酸化した状態です。

    黒ニキビの見た目はニキビの中央が黒く穴があいたように見え、肌の表面がボコボコとしているような見た目です。黒ニキビの周りは肌色なのでほくろだと思ってしまう場合もあります。

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    目立ってしまう「黒ニキビ」改善して美肌を手に入れよう

    炎症を起こして赤くなった状態を赤ニキビ

    赤ニキビは白ニキビや黒ニキビがアクネ菌の増殖によって炎症を起こしてしまった状態です。アクネ菌の増殖によって赤く腫れ上がることによって痛みを感じます。

    赤ニキビは赤く腫れ上がって痛みを感じるのですが、白ニキビと混合していたりすると痛みを感じない場合もあります。炎症を起こしているときはアクネ菌と白血球が戦っている状態です。

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    赤ニキビができてしまったときの対処法。毎日の正しいスキンケア

    さらに炎症が進んだ黄ニキビ

    黄ニキビは赤ニキビが悪化し、化膿して膿が出てしまって黄色くなっている状態です。赤ニキビを潰して細菌が入ったり、赤ニキビをケアせずに放置した状態のままにしておくと黄ニキビになってしまいます。

    アクネ菌が入って炎症を起こした赤ニキビに黄色ブドウ球菌が入り、さらに炎症が肌の奥にまで広がった状態です。このニキビはニキビ跡や色素沈着として残りやすくなっています。

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    「黄ニキビ」は炎症の進んだ状態。少しでも早く対処しよう

    極限まで悪化した紫ニキビ

    炎症が極限まで悪化し、毛穴の中に膿と血が溜まって腫れあがっている状態が紫ニキビです。毛穴の周りにまでダメージが広がっており、じっとしているだけで痛みを感じる場合もあります。

    紫ニキビはニキビの周りが広範囲に赤紫や黒紫色をしており、硬くごわついています。目立ってしまうのでメイクで隠すことも難しく適切な対処をしないとニキビ跡や色素沈着になります。

    おでこニキビの原因

    おでこはもともと皮脂が多く分泌されニキビができやすい場所ですが、ニキビができる原因は他にもあります。

    髪の毛による刺激

    前髪がある場合は髪がいつも皮膚に触れる状態になっています。髪の毛がおでこに触れる刺激でニキビができたり、髪の毛についてるスタイリング剤がおでこにつくなどして汚れてしまうとニキビの原因となります。

    家の中では前髪をあげたり、スタイリング剤を極力使わないようにしたりするなどしておでこに刺激や汚れがつかないようにしましょう。

    シャンプー、トリートメントの洗い残し

    シャンプーやトリートメントの洗い残しがあると、髪の生え際やおでこにニキビができやすくなります。洗い残してしまうとシャンプーやトリートメントの成分が毛穴に詰まってしまい、ニキビができる原因を作り出してしまいます。

    シャンプーやトリートメントを使ったあとはそそぎ残しをできるだけ防ぐように、ぬるめのお湯でしっかりと洗い流しましょう。肌にやさしい自然由来のものを使うのも1つの手です。

    鼻ニキビの原因

    鼻はTゾーンと呼ばれている皮脂がもっとも出やすい顔の部分であり、ニキビができやすい環境が整っています。

    皮脂量が多く、毛穴が深いことから、皮脂が毛穴に溜まりやすい

    鼻の毛穴は他の部分に比べて深く、大きく、皮脂が汚れが溜まりやすい場所となっています。ホルモンの影響などで皮脂が過剰分泌すると真っ先に皮脂が分泌されるのが鼻。

    毛穴が深いため皮脂が多く溜まるので、皮脂をエサとするアクネ菌が好みやすい場所になりニキビができやすくなります。ここに初期状態の白ニキビや黒ニキビができてアクネ菌が増殖すると、炎症を起こす赤ニキビになりやすいです。

    メイクが毛穴から落ちず炎症を起こす

    鼻の毛穴は大きくて深いため、メイクの成分がどんどん奥に入っていってしまいます。奥に入っていってしまうとクレンジングを使ってもしっかりとメイクを落とすことが難しくなり、ファンデーションの成分が溜まってしまいます。

    メイクの成分が溜まってしまうことで肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、古い角質が肌の表面に溜まっていってしまいます。古い角質、メイクの成分、皮脂が揃うことでニキビができやすい環境を作ってしまうのです。

    頬ニキビの原因

    頬は皮脂が少ない部分なのにニキビができる原因は食生活の乱れ、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどにあります。

    胃腸や肝臓に負担をかける、糖分や脂肪分の摂りすぎ

    ケーキやジュースなどの甘い糖質や揚げ物など、脂質分の多い食べ物を食べすぎるとニキビができやすい環境を作ってしまいます。糖質や脂質分の多いものを食べることで皮脂が過剰分泌されてしまうからです。

    糖分や脂質分を取りすぎると胃腸や肝臓に負担をかけてしまいます。その結果消化吸収の機能が低下し、ニキビに効果的な栄養素も吸収しづらい状態に。唐辛子などの刺激物も消化吸収機能を低下させる原因となるので、取り過ぎないようにしましょう。

    飲酒による肝機能低下

    肝機能の低下はニキビを作る原因を作り出します。肝臓は体のさまざまな毒素を分解する役割があり、肝機能が低下すると体の毒素を分解できなくなり肌のターンオーバーを妨げてしまうのです。肌のターンオーバーが正常に行われないことにより毛穴に古い角質が溜まりやすくなります。

    体内に入った90%のアルコール肝臓で分解されるため、飲酒すると肝臓に膨大な負担をかけることになってしまいます。揚げ物やスナック菓子などの高カロリーの食べ物も中性脂肪を増やし肝機能を低下させる原因となります。

    ホルモンバランスの崩れ

    生理前後はホルモンバランスが崩れて、ニキビができやすい状態となっています。ホルモンバランスが乱れると肌のバリア機能が低下してしまい、そこに刺激や汚れが加わることでニキビができてしまいます。

    生理不順の場合はホルモンが乱れやすいため、頬にニキビができやすくなります。生理不順にならないように身体を温めたり、食生活を改善するなどして対策しましょう。

    ストレスからの女性ホルモン分泌抑制による乾燥

    ストレスを感じると女性ホルモンの分泌が抑制され、男性ホルモンが優勢になり肌が乾燥してニキビができやすくなります。女性ホルモンが分泌されなくなると肌の潤いが保てなくなり肌が乾燥してしまい、肌が余分に皮脂を出そうとしニキビの原因となってしまうのです。

    ストレスをなるべく感じないように運動をしたり、趣味に時間を使うなどしてストレスを発散させるようにしましょう。時間がない場合は湯船に使ったりアロマオイルで香りを楽しむだけでも、ストレスが解消されます。

    不衛生な寝具の使用

    睡眠中に横を向いて寝る癖のある人は、枕カバーやシーツがニキビの原因となっている可能性があります。私たちがベッドの中にいる時間は1日の中で長いため、不衛生な枕カバーやシーツを使っていると頬に汚れがついてしまいます。

    寝具はこまめに洗って清潔にするように心がけましょう。枕や布団は天日干しにするなどしてホコリを取り除いたり、抗菌作用のある洗剤を使うと良いです。

    顎ニキビの原因

    顎は手でついつい触ってしまいやすい部分ですし、皮脂分泌が多く皮脂や汚れがつまりやすいのでニキビができやすい場所です。

    生活習慣の乱れからの男性ホルモン分泌過剰

    偏った食生活や睡眠不足から引き起こされるホルモンバランスの変化が顎のニキビの主な原因として挙げられます。特にストレスを感じたり生活習慣が乱れると男性ホルモンが優位になってしまい、皮脂を過剰に分泌し顎にニキビができやすくなるのです。

    女性の場合は生理によって「黄体ホルモン」が活発になると皮脂を過剰分泌してしまい、ニキビの原因となります。顎にニキビを作らないようにするためには生活習慣を見直し、ホルモンバランスを乱れさせないようにすることが大切です。

    洗顔時の洗い残し、すすぎ残しが起きやすい

    顎は洗顔時などに洗い残し、すすぎ残しがもっとも多い部分になります。顎までしっかりと洗顔できていなかったりすすぎが行き届いていないと、皮脂や洗顔料が顎の毛穴に残ったままになってしまいニキビを作る原因となります。

    さらに顔の中でケアを忘れがちな部分でもあるので、洗顔後の保湿も行えていない場合があります。洗顔後は顎にまで気を配って化粧水や乳液で保湿しましょう。洗顔、すすぎをしっかりと行っても顎の部分が乾燥したままだと皮脂分泌を促し、インナードライ肌になってしまうのでニキビが余計にできてしまうことになります。

    口周りニキビの原因

    口周りの皮膚は顔の中で1番乾燥しやすい部分であり、乾燥によって毛穴に皮脂や汚れが入りやすくなってしまいニキビの原因となってしまいます。

    疲労やストレス、風邪などによる抵抗力低下

    私たちの身体の免疫力は自律神経によって支配されているので、自律神経が乱れると免疫力が落ちて抵抗力低下を招きます。疲労やストレス、風邪などによって自律神経が乱れてしまうとニキビの原因となる活性酵素が活発に動き出してしまうので、ニキビができる原因となります。

    自律神経の乱れは口周りだけでなく顔全体のニキビに繋がるので、風邪をひかないように対策したり疲労やストレスをなるべく溜め込まないようにすることがニキビを作らないようにする近道です。

    暴飲暴食、便秘、下痢などによる腸内環境の乱れ

    腸内環境が乱れると肌にも影響が出てきてます。便秘、下痢は腸内環境が乱れている証拠であり、ニキビの原因になります。便秘になると便が腸に残ったままになってしまうので、便が老廃物になり有害物質を発生させます。有害物質がたくさん腸に溜まってしまうことで顔にニキビとなって出てきます。

    下痢になると腸の栄養を吸収する力が弱まり、食べ物の栄養をしっかりと吸収できなくなり肌に栄養が行き渡らなくなってしまい、ニキビや吹き出物を作る原因となります。

    アルコールを飲んだり暴飲暴食をすることで腸を疲れさせ、便秘や下痢の原因となってしまう場合もあるので規則正しい食生活をしてアルコールを少し控えてみましょう。

    冷えによるホルモンバランスの乱れ

    冷えによってホルモンバランスが乱れると生理不順を起こしたり、血流の流れが悪くなったりと身体に不調を引き起こします。身体に不調が引き起こされることで自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが極端に変化するとニキビの原因となります。

    冷えは昔から女性の身体にはよくないとされてきたので、身体を冷やさないように運動、規則正しい食生活、ストレス解消、入浴をするなどして身体を温めることを心がけましょう。

    首・胸元ニキビの原因

    顔ではない部分のニキビはアクネ菌が原因ではなく、マラセチア菌というカビの1種によって引き起こされます。ただ菌が違うだけで毛穴に皮脂や汚れが溜まってニキビになる工程は同じです。

    汗による毛穴の詰まり

    首・胸元は汗をかきやすい部分であり汗によって毛穴が汚れと混じって詰まってしまいます。そこにマラセチア菌が入ることによって炎症を引き起こしニキビができてしまうのです。ホルモンバランスの乱れによって肌のバリア機能が低下し、毛穴に汗、汚れ、皮脂が詰まりやすくなるのも原因として考えられます。

    首や胸元に汗をかいたときはこまめに清潔なタオルで拭き取ったり、お風呂に入った際は丁寧に洗うことがニキビを防ぐためには重要です。さらにホルモンバランスを整えるために睡眠を十分にとったり、食生活の改善を心がけましょう。

    冷えによる新陳代謝低下

    身体が冷えると新陳代謝が低下し肌のターンオーバーが十分に行われなくなります。ターンオーバーが正常に行われなくなることで、古い角質がいつまでも肌の表面に残ってしまい汗や汚れと一緒に毛穴を詰まらせてしまう原因となります。

    ターンオーバーが正常に行われると約4週間で新しい肌に生まれ変わるのですが、肌の生まれ変わりが遅れることで肌が硬くなりくすんで見えたりする原因ともなってしまいます。規則正しい食生活や睡眠時間をしっかりと確保してターンオーバーを促しましょう。

    下着や衣服での蒸れによる不衛生状態

    汗をかきやすい原因として下着や衣服で蒸れてしまうことが挙げられます。さらに下着や衣服の摩擦によってもニキビは引き起こされます。蒸れて汗をかいたり下着や衣服で摩擦が加わることによって肌にダメージを与え、肌のバリア機能が低下してニキビができやすい環境を作ってしまいます。

    髪が長い人は髪の毛が首や胸元に触れることも肌への刺激となり、ニキビに繋がってしまいます。肌に触れる下着や衣服は清潔なものを着用し、髪の毛が長い人は髪を後ろで1つにまとめるなどして肌にできるだけ刺激を与えないようにしましょう。

    ケア不足による乾燥

    顔のスキンケアはしっかりしていても首や胸元のケアは忘れがちになってしまいます。首や胸元は身体の中では毛穴が多い部分になるのでケアを十分にすることが大切です。お風呂でよく洗ってから顔と同じように化粧水や乳液で保湿しましょう。

    首や胸元の乾燥はターンオーバーを邪魔するので保湿はしっかりと行うことが大切です。ボディクリームは保湿をしてくれるのですが、油分の多いボディクリームを使うと毛穴に油分を詰まらせてしまう原因となってしまうので重ねて多く塗るのはやめるようにしましょう。

    腕ニキビの原因

    腕は皮脂があまり出ないためニキビができるというイメージが少ないですが、腕は乾燥しやすく紫外線の影響を受けたりケアが行き届いていない部分でもあります。

    乾燥による代謝機能やバリア機能低下

    腕は皮脂があまり分泌されないため乾燥しやすい部分ですが、腕が紫外線の影響などで乾燥してしまうと肌を守ろうとして皮脂を出します。腕の毛穴はもともと小さいので皮脂が大量に分泌されると毛穴がすぐに詰まってしまいニキビの原因となります。

    熱いシャワーやエアコンを肌を乾燥させる原因となるので避けるようにしましょう。乾燥によって肌のバリア機能や代謝機能も低下しているので、腕を乾燥させないためにもお風呂上がりに保湿するなどしてケアを徹底することが大切です。

    衣服での蒸れ(汗)による毛穴の詰まり

    腕は衣服と常に接している部分なので摩擦の影響を受けやすいですし、夏には暑さで蒸れて汗が毛穴に詰まってしまうことがニキビの原因になります。お風呂に入ったときによく汚れを落とすようにしましょう。

    腕は皮脂の少ない部分なので洗いすぎは禁物です。洗いすぎると必要な皮脂をとってしまい乾燥したり、刺激を与えてしまいます。腕も顔と同じようにやさしく洗うようにし、すすぎ残しがないようにしましょう。

    シャンプーやトリートメントを流すときに腕につき、そのまますすぎ残しになってしまう場合があるので身体を洗うのはシャンプー、トリートメント、洗顔が終わったあとにするのが効果的です。入浴をして毛穴を開かせてから身体を洗うと毛穴の奥の汚れも取り除くことができます。

    ストレスによる免疫力低下の影響が出やすい

    ストレスを受けると自律神経やホルモンバランスが乱れ免疫力が低下してしまい、ニキビができやすい環境になります。腕は意外とデリケートであり、ストレスにより免疫力が低下すると影響が出やすい部分になります。

    ストレスを緩和させるためにも運動や趣味に時間を使ってみるのも手です。時間が取れない場合はアロマキャンドルなどの香りだけでも、ストレスが緩和されます。ラベンダーやスイートオレンジの香りはストレスを緩和させてくれます。

    背中ニキビの原因

    背中はニキビができやすい皮脂線があるため比較的ニキビができやすい部分になります。肩甲骨のあたりに皮脂線が集中しているので、肩甲骨あたりにニキビができやすいようです。

    皮脂や汗の分泌が多く、皮膚の角質層が厚い

    背中は皮脂や汗の分泌が多く、皮膚の角質層が厚いため毛穴に皮脂や汗が詰まりやすく、1度詰まってしまうと毛穴から取り除くのが難しくなります。毛穴にいつまでも汗、皮脂、汚れが溜まってしまうことによってマラセチア菌が入り込み炎症を起こした赤ニキビとなってしまいます。

    マラセチア菌は通気性が悪い場所、皮脂が大好物なので皮脂が溜まった毛穴はマラセチア菌にとって絶好の場所です。皮脂が溜まっている毛穴にマラセチア菌が入り、皮脂を餌としてどんどん増殖していってしまいます。

    ストレスや睡眠不足による男性ホルモン分泌過剰

    ストレスや睡眠不足になると交感神経から副交感神経に切り替えられなくなり、男性ホルモンが多く分泌されてしまいます。交感神経とは昼間活動をしているときの緊張している神経であり、副交感神経とは主に夜などのリラックスしているの神経です。副交感神経は昼間のダメージを回復してくれる大切な神経です。

    交感神経が優勢になることによって男性ホルモンが多く分泌されると、皮脂を過剰分泌させ毛穴を詰まらせやすくしニキビを作りやすい環境を作り出します。背中の皮脂線は顔より多いため皮脂が多く出やすく、男性ホルモンの影響を受けやすいパーツになります。

    衣服で蒸れやすい

    背中はただでさえ汗をかきやすい場所なのですが、さらに下着や衣服で蒸れやくなり汚れが付着しやすい部分でもあります。蒸れて汗をかいたり下着や衣服で摩擦が加わることによって肌にダメージを与え、肌のバリア機能が低下して毛穴に皮脂や汚れが入りニキビができやすい環境を作ってしまいます。

    汗をかいたらこまめに汗を拭き取ったり、衣服を着替えるなどして衣服で群れることを予防しましょう。衣服はしっかりと洗濯した清潔なものを着ましょう。

    洗いにくい場所であるため、洗い残しが発生しやすい

    背中は手が届きづらく身体の中でもっとも洗いづらい場所になります。洗いにくいためお風呂に入っても十分に洗うことができず、洗い残しが発生しやすくなりニキビができる原因になってしまいます。

    シャンプーやトリートメントの成分も背中につきやすいので、背中はしっかりと洗わなければなりません。身体を洗うようのタオルで手の届きにくい部分まで丁寧に洗い、洗った後はシャワーですすぎ残しがないように流しましょう。

    おしりニキビの原因

    おしりは以外と肌の表面が分厚く硬くなっており、皮脂の分泌が多い部分になります。座っているときはお尻が体重を支えているので、刺激も多くニキビができてしまうと痛みを感じる部分でもあります。

    ガードルなどのきつめの下着による蒸れ

    いつも同じ場所にニキビができてしまう場合は、きつめの下着による締め付けや蒸れが考えられます。お尻が蒸れて汗をかいたり下着による締め付けでダメージが与えられることによって、肌に負担を与え肌のバリア機能が低下してしまいます。

    特に女性は生理がくるとナプキンなどの影響でいつも以上に蒸れやすくなります。バリア機能が低下した肌は刺激や摩擦に弱くなるため、おしりにかぶれやニキビができてしまいやすくなります。肌にやさしいコットンやガーゼなどの下着を選ぶなどして蒸れを防ぎましょう。

    デスクワークによる血行不良

    座っているときに1番負担がかかるのがおしりです。仕事がデスクワークの場合は1日中椅子に座っていることになり血行やリンパの流れを悪くし、老廃物を蓄積させてしまいニキビの原因となります。

    椅子に座っているときに足を組んだりするとおしりのどちらかに体重がかかり、血行不良になりそこにニキビができる場合もあります。仕事がデスクワークの場合はおしりに負担をかけないようにクッションを利用したり、仕事の合間に簡単なストレッチをするなどして血液が滞らないようにしましょう。

    ホルモンバランスの乱れ

    生理中は生理用品などで蒸れてしまうのはもちろんですが、生理中のホルモンバランスの乱れがおしりにニキビを作ってしまう原因ともなります。生理中はホルモンバランスが乱れてしまいますが乱れすぎないように、リラックスをしましょう。

    人は緊張しているとホルモンバランスを崩したり、血行不良を引き起こしてしまいます。リラックスするためにも気持ちと時間にゆとりをもち、ゆっくりとおいしい食べ物を食べる、入浴剤を入れて入浴をする、ストレッチをするなどしましょう。

    ニキビの治し方のポイント

    ニキビを改善するためには、規則正しい食生活や十分な睡眠が必要不可欠です。

    1日2回の正しい洗顔

    季節や肌質によっても1日の洗顔回数は異なりますが、基本的には朝と夜の2回洗顔を行うことが健康的な肌を保つためには最適です。洗顔は2回以上してしまうと必要な皮脂を取り乾燥の原因となってしまいます。

    寝起きは寝ている間に肌に汗、ホコリ、皮脂などが顔についてしまっているので、これらを落とす目的で朝洗顔。夜は日中溜まった皮脂、汗、ホコリ、メイクを落とすための洗顔になります。洗顔料を1日2回使用すると乾燥しすぎてしまうため、乾燥肌の人は洗顔料を使わず水洗いだけでも構いません。

    肌のターンオーバーは睡眠中に活発に行われるので、ターンオーバーを邪魔しないようにするためにも重要です。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ニキビケアは洗顔料も大事。失敗しない選び方と正しい洗顔方法まとめ

    洗顔後の十分な保湿

    洗顔後は肌の乾燥を防ぐためにも、化粧水や乳液で十分な保湿が必修となります。肌が乾燥してしまうと肌を守ろうとして皮脂を過剰分泌し、ニキビができやすくなってしまうためです。

    洗顔後は肌が乾燥しないうちに素早く化粧水を肌に浸透させ、乳液やクリームなどでフタをしましょう。十分な保湿が新しいニキビを防ぐことになります。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ニキビ改善は保湿が大事。肌に潤いを与えて根本から解消しよう

    肌のゴールデンタイム(22時~2時)に睡眠を

    肌のゴールデンタイムは22時〜2時の間で、この時間に肌の再生に必要な成長ホルモンが分泌されます。この時間に睡眠をとっていないと肌のターンオーバーが正常に行われず、古い角質が肌に残ったままの状態となりニキビの原因になります。

    早めに睡眠を取るようにして肌のターンオーバーを促しましょう。寝つきが悪い人はアロマを焚いたり、入浴をするなどしてリラックスすると寝つきが良くなります。

    脂質を摂りすぎず、ビタミンを多くとる

    脂質を摂取しすぎると脂質を過剰分泌させてしまい、ニキビができる原因となってしまいますので、脂質を摂りすぎないように注意しましょう。ビタミン類は肌を健康に保ったり、皮脂の過剰摂取を抑える働きがあるので、積極的に摂取しましょう。

    皮脂の過剰摂取を抑えてくれるビタミンはビタミンB2とB6で、アーモンド、納豆、豚肉、さんま、にんにくなどが効果的です。

    ニキビの原因を知って、ニキビのない肌へ

    ニキビを改善するためには原因を知って根本的に解決することが近道です。ニキビができてしまうとメイクもうまくできず気になってしまいます。ニキビを繰り返し作ってしまうと色素沈着やニキビ跡になり肌に残ってしまうので、身体の中からニキビの原因を取り除きニキビのない肌を目指しましょう!

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