美肌ケアで肌美人を目指す。簡単にできるお手入れ方法のコツ

身近にあるもので賢く美肌ケア

タオルを使う温感ケア

必ず家に1つはあるであろうタオルを使った美肌ケア法です。経済的で簡単な方法ですので、ぜひお試しください。

タオルを使った美肌ケア法とは、ホットタオル（蒸しタオル）でのケア法のことです。毛穴の汚れや角栓を優しく落とす効果が期待でき、さらに肌の水分と皮脂の量のバランスを整えてキメのある肌をつくります。

ホットタオルのケア方法の手順

まずメイクをしている場合はクレンジングと洗顔を済ませましょう。

ホットタオルのつくり方は簡単です。まずはタオルを水にくぐらせてから絞り、折りたたんで電子レンジに入れ、500Wもしくは600Wで30秒から1分温めます。取り出すときはやけどに十分に注意してください。タオルの角をもって慎重に取り出しましょう。

ホットタオルを顔の近くにあてて蒸気を感じ、熱すぎない温度だと判断できたらホットタオルを顔全体にあてて軽く両手の平でおさえ、3分ほどそのままの状態にします。

ホットタオルを外した後は、すぐに化粧水や美容液を使用して保湿ケアをしてください。

しかしその前に効果を上げるポイントがあります。ホットタオルのケアをした直後は毛穴が大きく開いているので、氷や保冷剤をタオルに巻いてあてると毛穴がきゅっと引き締まり、さらに効果を上げます。

ホットタオルをあてると血行促進効果もあるので、首や肩が凝っている人は首や肩にあて、目が疲れている人は目にあてると疲労回復の効果も期待できます。

ホットタオルのケアで得られる美肌効果とは

ホットタオルの熱によって、血行が促進されて肌のターンオーバー（代謝）を高めてくれるので、エイジングケアになります。

一方でホットタオルの蒸気は、その熱と水分が肌の細部まで行き渡って角質に浸透させる役割です。そして毛穴を開いて汚れや角栓や皮脂を落としやすくする効果と化粧水などの浸透性を上げる効果が期待できます。

美味しいを肌にもパック

美容に関心がある女性の間で話題になっているのがヨーグルトパック。ヨーグルトには美容に良い成分がたくさん入っています。パックしやすいかたさにするために、プレーンヨーグルトの中に小麦粉を少量混ぜることがポイントです。

ヨーグルトに入っている成分と美肌効果とは

ヨーグルトに入っているAHA（フルーツ酸）は古い角質を溶かしてきれいにするピーリング作用によるエイジングケアが期待できます。ピーリング作用とは、酸の力で古い角質を取り除いて新陳代謝を促す作用のこと。ピーリング作用のある化粧品ほどの力はありませんが、身近にあるヨーグルトでピーリングケアができるという点がメリットです。

ヨーグルトにはビタミンB群とビタミンAも含まれています。これらの成分には抗酸化作用とメラニン生成を抑える作用があるので、紫外線ケアやニキビケアや美白効果も期待できます。

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ハチミツを少しプラスして保湿ケア

しっとりと潤いのある肌を目指すなら、保湿効果を高めるハチミツをヨーグルトパックの中に少量足しましょう。プレーンヨーグルト大さじ1に対してハチミツが小さじ1、小麦粉少量です。

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手作りのスクラブでツルツルに

スクラブとは、細かい粒子で古くなった角質や毛穴の汚れを取り除く洗顔料や美容ケア商品のことです。スクラブ洗顔をすると肌がツルツルになると人気。本来はお店で購入するものですが、スクラブも身近にあるもので手作りすることができます。

手作りのスクラブは色々な作り方がありますが、ほとんどの家庭に必ずあるものを使って作るなら、「砂糖」と「オリーブオイル」を使用した手作りのスクラブが簡単でおすすめです。

レシピは砂糖とオリーブオイルを3:4の割合で混ぜるだけ。オリーブオイルはココナッツオイルなどの別の植物性オイルに変えても大丈夫です。

手作りスクラブができたら、お風呂に入っている時に肌を濡らし、円を描くようにやさしくなでます。砂糖が溶けたらそのまま洗い流して終了です。肌へのダメージを防ぐため、スクラブ洗顔をするなら週1〜2回までにしましょう。（ちなみに顔だけではなく全身に使用可能です。）

砂糖とオリーブオイルの手作りスクラブの効果とは

砂糖の結晶が古い角質を?がし、肌をツルツルにします。さらに砂糖には保湿効果があるのでもっちりと柔らかい肌に仕上がり、砂糖をオイルでコーティングしているので、肌に優しいというメリットもあります。

お米のとぎ汁で洗顔やパック

お米のとぎ汁は、セラミドやビタミンやミネラルが豊富で美肌効果が高いです。

おこめのとぎ汁に含まれているビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEなどのビタミンは美白効果やくすみ解消に働きかける成分。セラミドやビタミンEや油性成分は保湿効果とシミやシワを予防する効果が期待できます。

お米のとぎ汁を使った洗顔方法

お米のとぎ汁に人肌くらいのぬるま湯を足し、1.5倍くらいに薄めます。しっかりとメイクを落としたら、お米のとぎ汁で洗顔。その後、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。

お米のとぎ汁を使ったパックの方法

お米のとぎ汁をコップなどの容器に入れてラップをし、冷蔵庫で5時間から一晩ほどおきます。すると沈殿物が下にたまるので、上澄みを捨て、残ったクリーム状の沈殿物をパックに使用します。

顔に塗り3〜5分ほどおき、その後はぬるま湯で洗い流して終了です。もし沈殿物にとろみがなく塗りにくい場合は、小麦粉を少量混ぜてもいいです。

サランラップでサウナ効果

普段のスキンケアをした後に、サランラップを肌に乗せてパックをするとサウナ効果でスキンケアをした美容成分が肌により浸透します。さらに保湿効果も期待できるので、手軽な乾燥肌対策としておすすめです。

ポイントはサランラップを肌に乗せる前に化粧水をつけておくこと。すると肌がモチモチになります。お風呂上りにサランラップパックをするとより効果的です。サウナ効果で汗をかくので、毛穴洗浄効果も期待できます。

入浴剤の代わり入れて全身艶肌に

入浴剤を買うのもいいのですが、入浴剤の代わりに家にあるものを入れて美容ケアをすることもできます。

牛乳を入れてすべすべ肌と美白効果に期待

牛乳に豊富に含まれているミネラルは美白効果が期待できる成分です。さらにカゼインという成分にはピーリング効果があるので、古い角質を除去して毛穴をきれいにします。さらに肌をやわらかくして弾力を持たせ、すべすべ肌へと導いてくれます。

牛乳を入れる量は、お湯をはった浴槽に牛乳500ml〜1L。よく混ぜてください。

塩を入れて簡単に美肌へ

塩を入れると発汗作用と血行促進作用で肌の新陳代謝と保湿効果がアップ。さらに塩分が毛穴に浸透して、汗と一緒に毛穴に詰まった古い角質や汚れや皮脂を取り除く効果も期待できます。

塩は食塩ではなく、天然の精製されていない塩であれば一般的に市販されている塩で大丈夫です。あら塩や岩塩もおすすめ。

始めは塩を30〜50ｇくらいを目安に入れてください。肌の様子を見てダメージがなければもう少し増やしても大丈夫です。塩を入れたお風呂に入ったあとは、きれいに洗い流しましょう。

日本酒を入れてしっとり肌に

日本酒にはコラーゲンのもとになるαエチルグルコシドという成分が含まれているので、しっとりとした美肌へと導きます。さらに麹の力で肌細胞を活性化と保湿効果とメラニン生成を抑えてシミやそばかすを予防する働きも期待でき、美肌に良いことたくさんです。他には血行促進で代謝が良くなり、老廃物を出して毛穴レスのきれいな肌に。日本酒の効果は豊富です。

量の目安は、はじめはお湯をはった湯船の中にコップ1杯の日本酒から。肌の様子を見て、徐々に量を増やしても大丈夫です。ただし、アルコールに弱い人にはおすすめしない方法ですので注意してください。

オリーブオイル一匙で乾燥予防

オレイン酸を含んだオリーブオイルを一匙入れるだけで、保湿効果が働き乾燥予防になります。他にもアレルゲンから肌を守る役割もあります。

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オリーブオイルで角栓除去。肌に負担をかけずに角栓をとるコツ

スプーンでマッサージしてたるみの対策にも

スプーンで顔をマッサージしてたるみ対策をすることもできます。スプーンを使うメリットは、余計な力がかからないということ。スプーンの丸みが肌にやさしく効果的にマッサージをすることができます。

まず初めにスプーンを温めてからマッサージをして、その後スプーンを冷やしてマッサージをすると温冷ケアで毛穴が引き締まります。

体の中から美肌を目指す

お水をしっかりと取る

お水をしっかりと取ると、代謝がアップして老廃物が排出されやすくなります。便秘予防・解消にもいいので、お水はしっかりと取りましょう。朝起きたとき・夜寝る前・トイレに行ったらなど、1日の中で何度か水分を補給して体の中から美肌を目指しましょう。

デトックスウォーターを作るのも良いです。デトックスウォーターとは、水やミネラルウォーターの中に体に良い食材を入れて飲むということ。野菜や果物やミントなどを水の中に入れたデトックスウォーターを容器に入れて保存しておくと便利です。ただしなるべく早く飲み切ってください。

無糖のお茶やお水にレモン汁を入れる

無糖の親やお水にレモン汁を入れて飲むという方法もおすすめです。美肌効果のあるビタミンをこまめに取れます。市販のレモンティーだとビタミンより砂糖が多いので注意しましょう。

乳酸菌を摂るためにヨーグルト朝食

乳酸菌はコラーゲンの生成を助ける役割や美白効果が期待できるので、肌のハリや潤いやくすみ解消になります。美肌に良い乳酸菌を摂るために、ヨーグルト朝食をおすすめします。朝食だけではなく、夜にもおすすめ。夜にヨーグルトを食べると便秘解消を狙えます。

ヨーグルトは無糖のもので、ハチミツやたくさんのフルーツを一緒に食べて美肌効果をアップさせましょう。

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毎日のヨーグルト習慣で便秘解消。すっきりと体の内側からきれいに。

汗をしっかりとかいてデトックス

汗をしっかりかいてデトックスをすることも美肌効果に繋がります。例えば半身浴にゆっくりつかったり、体を動かすことが好きなら運動もおすすめ。好きなことで汗をかくとストレス発散することができるので、無理なく自分に合う方法で汗を出してデトックスしましょう。

たまには好きなことを好きなだけ

ストレスは美肌の大敵です。ストレスが溜まると活性酸素が大量に発生し、細胞の老化を加速させたり炎症を引き起して肌荒れの原因になります。

美肌のためにはストレスを溜めないことが大切。たまには好きなことを好きなだけしてストレスを発散させましょう。また、好きな人を想えば女性ホルモンが分泌されるので、好きな人を想って心も肌も満たされましょう。

睡眠時間はたっぷりと取る

お肌のゴールデンタイムの22時〜翌2時までは、若返りのホルモンと言われているメラトニンの分泌量が多く、この時間に熟睡すると肌の調子を整えることができます。

お仕事の関係などでゴールデンタイムに睡眠できない場合は、眠り始めてから最初の3時間が大切です。最初の3時間に熟睡できていれば、朝起きるまでのリズムが整います。睡眠の質が上がることで自律神経のバランスが整い、肌の調子が良くなります。

睡眠の質が悪い状態というのは、例えば寝始めてから3時間以内に起きてしまう、寝付けないなどの状態のこと。睡眠の質を上げて肌の調子を整えるためには、できれば8時間程度睡眠時間を取ることがベストです。

朝起きたらストレッチをしてみる

朝起きてストレッチをすると血行が良くなり、美肌のために必要な栄養さ酸素が行き届き、さらに新陳代謝も促します。 少し早く起きて朝日を浴びながらストレッチをすると体が起きて、肌も生き生きします。

スキンケアはワンテンポおいて

美肌のために大切なスキンケアはしっかりと行いましょう。スキンケアはワンテンポおいて、 少しずつ行うとしっかり肌になじみます。

帰宅したらクレイジングを優しく行う

帰宅したら外部から受けた刺激や汚れを溜めないために、クレンジングを優しく行いましょう。1日頑張った自分と肌を労わりながら優しくクレンジングすることが大切。決してゴシゴシとしないようにしてください。

美肌のために注意したいこと

むやみに肌をこすらない

クレンジングや洗顔やスキンケアをするときは、むやみに肌をこすらないように注意してください。肌への刺激になって肌荒れを引き起こす可能性があります。クレンジング、洗顔、タオルドライも、すべての行動で肌に優しくすることを心がけましょう。

汚い手で触ることもNGです。菌が肌に乗ってしまうので気をつけましょう。

保湿を全くしない

乾燥肌ではないから保湿を全くしないというのは肌のためによくありません。乾燥肌でなくても、保湿をしないことで乾燥肌になることもあるからです。肌の水分を逃がさない為にはしっかりと蓋をすることが大切なので、乾燥肌でもそうではなくても保湿ケアを行いましょう。

油の多い食事にしない

油の多い食事は皮脂分泌が過剰になり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを引き起こす原因になります。肌を健康に保つためにはバランスの良い食事を心がけて生活習慣を見直しましょう。

お酒や喫煙で肌荒れすることもあるので、お酒好きの方や喫煙者は注意してください。

適度に体を動かしてしっかりと眠る

ストレッチやウォーキングなど、無理なく適度に体を動かすことで程よく体が疲れて熟睡することができます。さらに体を動かすことでストレスも発散。運動不足や睡眠不足、そしてストレスは肌のためによくありません。

体の健康や心の健康を保つことは美肌に繋がるので、適度に体を動かしてしっかりと眠り、体の中から美肌にアプローチしましょう。

毎日コツコツと続けることで美肌になれる

ご紹介したスキンケアやパック、バランスの良い食事や適度な運動で生活習慣を見直す方法は、すべて即効性のある美肌ケアではなく毎日コツコツと続けることで美肌になれる方法です。

毎日続けるということだけ聞くと大変だと思うかもしれませんが、すべて日常生活の中で無理なく取り入れることができる美容ケアなので実践しやすいです。毎日コツコツと続けて美しく健康な肌を手に入れましょう。