目次
まつげについて知る
まつげの役割
まつげの悩みを解消するために、まずはまつげについて知っていきましょう。お化粧をするようになると、目を大きく見せてくれる美容的効果にばかり着目してしまいがちですが、本来はほかの体毛と同様に体を守ってくれる役割がちゃんとあります。
まつ毛の役割をきちんと知り、どうして白髪が生えてしまうのか、知ることから始めましょう。
まず、まつげの役割は目を守ることです。
まつげは目の周りに生えることで、目に異物が入ることを防いでいます。
まつげがあることで、眼球や角膜がごみやほこりから守られているのです。
まつげにも白髪が生える
まつげの白髪というとあまり耳慣れない単語かもしれませんが、まつげもほかの体毛と同様、白髪が生えてくることがあります。
そして、その原因は頭皮同様、疲労やストレスが関係しています。目を酷使することが多い現代人の間では、少しずつ、まつげに白髪が生える人が増えてきているのかもしれません。
まつげが生え変わるサイクル
まつげは上まぶたでだいたい100本ずつくらいはえており、3~4か月くらいで生え変わります。まつげに生えた白髪も大体このサイクルで抜けて、また生えてくるかもしれないということですね。
まつげの周期を知ることでまつげを美しく保つことができます。まつげが生え変わる周期については以下の記事で詳しく解説していますので是非こちらも合わせて読んでみてください。
若者にも増えているまつげ白髪の原因
まつ毛白髪ができる原因とは?
まつげが白髪になる原因は、頭髪と同様に疲労やストレスが深く関係しています。特に近年のパソコン使用時間の増加や、スマートフォンの普及にともない、若い人でも目の疲労がたまりやすくなっているのです。
このため、若者のまつげ白髪も決して珍しいことではなくなってきています。
まつげに白髪が生えてしまうのはショックなことかもしれませんが、まずは原因を知り、改善することで、対処することも可能です。それではまずはまつげ白髪の原因について見ていきましょう。
血行不良によるメラノサイトの機能低下
実はまつげを含めた体毛はもともとは白色で、体毛に含まれるメラニン色素の力で黒く見えているのです。このため、メラニン色素が何らかの理由で減少すると、体毛本来の色である白色になり、つまり白髪となります。
白髪の最大の原因はメラニン色素を作るメラノサイトの機能低下、または消滅によるものなのです。メラノサイトは血行不良によって、機能低下が起こりやすく、血行不良が起こる原因として以下のような要因が考えられるでしょう。
パソコンやスマートフォンによる眼精疲労
まず、一番に挙げられるのが、パソコンやスマートフォンによる眼精疲労です。パソコンやスマートフォンを操作するとき、集中してじーっと見つめてしまうことが、多いですよね?
ほとんど瞬きをせずに長時間見つめ続けることも多く、まぶたはほとんど動かなくなることによって、血行不良に陥ります。このことから、必然的に眼精疲労がたまり、白髪の原因となるのです。
栄養が偏った食生活
20代から30代はお仕事やプライベートの忙しさから、インスタント食品や簡単すぎる食生活になっていることも多いでしょう。たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足した食生活はまつげの栄養不足を招き、白髪の原因となることもあります。
具だくさんの汁物とおにぎりなど、簡単でもよいので、きちんとたんぱく質や緑黄色野菜をとれる食生活を心がけましょう。たんぱく質は卵や納豆に含まれています。また、小松菜やにんじんといった緑黄色野菜は、スムージーなどにすると食事に取り入れやすいですよ。
蓄積されたストレスによる自律神経の乱れ
仕事でやプライベートで責任が重くなってくるにつれ、どうしてもストレスを感じやすくなってきますよね。ストレスが溜まってくることで、自律神経の乱れを招き、血行不良を引き起こし、まつげ白髪の原因となってしまいます。
そんなストレスはカラオケで発散しましょう。カラオケはストレス発散に加えてダイエット効果もあるためおすすめです。カラオケでストレスを発散しながら痩せるカラオケダイエットについては以下の記事で詳しく解説しています。
加齢による老化現象
最後に加齢による老化現象が挙げられます。他の原因と比べるとどうしようもない部分もありますが、これもアンチエイジング対策を行うことで、比較的ゆるやかにすることが出来ます。
まつげ白髪の対策と対処法
パソコンやスマートフォンを使う時間を減らす
それでは、まつげに白髪ができてしまったら、またはできてしまわないように対策するにはどうしたらよいのでしょうか?対策と対処法についてみていきましょう。
まずは、意識してパソコンやスマートフォンを使う時間を減らすことです。
特にスマートフォンはなんとなく見続けてしまうことも多いと思いますので、意識して使用時間を減らすようにしましょう。
ビタミンEとミネラルを含んだバランスのよい食事
次にビタミンEとミネラルを含んだバランスのよい食事をとることです。ビタミンEは若返りのビタミンともいわれ、血行不良の改善に一役買ってくれます。まつげ白髪だけでなく、さまざまな美容効果が期待できるため、積極的にとるようにしましょう。
ビタミンEはアボカド・ナッツ類・オリーブオイル・卵などの豊富に含まれるため、朝ごはんにアボカドとゆで卵のサラダを食べるようにするなど工夫するとよいでしょう。
オリーブオイルはそのままドレッシング代わりにお塩と一緒に使ってもとても美味しいです。
ミネラル分を補給するためには野菜を多めにとるとよいので、簡単な汁物やスープを作って毎日食事に足すようにしてみてください。
食べ物だけではビタミンが摂れないという方におすすめなビタミン剤。以下の記事で編集部おすすめのビタミン剤を紹介していますので是非参考にしてみてください。
軽い有酸素運動で全身の血行促進
軽い有酸素運動で、血行促進を張りましょう。走るのが苦手ではない方にはランニングがおすすめです。毎日10分走るだけでも、日ごろ運動していない方には十分な血行促進効果が得られます。
走ることが苦手な方や、帰宅時間が遅いなどの理由でランニングができない方には、室内でできるヨガがおすすめです。初心者向けの軽いものから、しっかりポーズをとるものまで、ご自身に合ったものを選んで、無理のない範囲で行ってみてください。
お風呂に浸かって疲労回復
お風呂にゆっくりと浸かることも疲労回復には効果的です。温かいお湯に浸かることは血行不良の回復にも即効性がありますので、ぜひ、毎晩お湯に浸かるようにしてください。
質の良い睡眠で成長ホルモン活性化
なかなか難しいことかもしれませんが、しっかりと質の良い睡眠をとることはストレスや疲労回復に非常に効果的です。質のよい睡眠をとることで、美容にとてもよい成長ホルモンを活性化できるため、まずはきちんと電気を消して、リラックスして就寝するよう心がけてください。
まつげ美容液で栄養を補う
外側からケアする方法がまつげ美容液です。
まつ毛美容液にはまつげをのばしてくれる効果があるものもあるので、ぜひ一度試してみてください。また、まつ毛に栄養を与えてくれることから、まつ毛白髪の改善にも効果が期待できます。
まつげの発毛を補助するサプリメントの摂取
まつげの発毛を補助してくれるサプリメントを摂取するのも、おすすめの方法です。サプリメントは手軽に必要な栄養素をとれるというメリットがありますので、自炊する時間がない方はうまく取り入れていくのもよいでしょう。
一方、サプリメントは過剰摂取などを起こさないように、使用上の注意をよく守るようにしましょう。
禁煙で血流を改善
タバコを吸っていると、どうしても血行不良を引き起こしやすくなります。また、タバコに含まれるニコチンは美容にとってはよくない物質です。この機会に禁煙することで、血流の改善を図るのもおすすめです。
まつ毛を根元から補修するおすすめまつげ美容液
おすすめまつげ美容液3選
まつ毛を根元から補修するおすすめまつげ美容液をご紹介します。@cosmeで上位にランキングされており、保湿成分配合または無添加で優しい製品です。
水橋保寿堂製薬 EMAKED 2ml
ヒアルロン酸、イチョウ葉エキス配合、旧指定成分無添加の優しいまつげ美容液です。ダメージから守り、ハリとつやのあるまつげへと導きます。
水橋保寿堂製薬 EMAKED 2ml
アンドビュー プレミアムアイラッシュエッセンス 6ml
こんぶエキス、海藻エキス配合のまつげ美容液です。朝晩、洗顔後の化粧水をつける前に使用するとよいでしょう。マツエクの上からも使用可能です。
アンドビュー プレミアムアイラッシュエッセンス 6ml
シーエスシー リバイブラッシュ 6g
旧指定成分無添加、コラーゲン、ヒアルロン酸のまつげ美容液です。目元にやさしい成分を配合しており、安全性試験をすべてクリアしています。
シーエスシー リバイブラッシュ 6g
一時的にまつげ白髪をなくす方法
まつげは目立つので、一時的にでも白髪をなくしたいですよね。この時に注意していただきたいのが、決して髪の毛用の白髪染めを使用しないことです。
髪の毛用の白髪染めは髪の毛に適した成分が配合されているため、まつげに使用しても染まりにくいことがあるばかりか、目に入ると危険な成分が含まれている場合もあります。
決してまつげには使用しないようにしましょう。
まつげ白髪を隠すには、以下の方法を試してみてください。
白髪は抜かず専用のはさみで処理
気になる白髪は切ってしまうのも一つの手です。無理に引き抜くと、抜いたところから雑菌が入り、炎症などを引き起こすこともあるため、抜かずに専用のはさみで丁寧に処理することで、目立たなくしましょう。
マスカラを塗り黒くする
女性であれば、マスカラで黒く塗りつぶすのが簡単でおすすめの方法です。しっかり根元からマスカラを塗って白髪を目立たなくしましょう。
まつげ用の白髪染めが効果的
どうしても気になる場合はまつげ専用の白髪染めで染めてみてください。目の周りはデリケートなので、慎重かつ丁寧に染色しましょう。
まつげに負担をかけないおすすめのマスカラ美容液
おすすめマスカラ美容液3選
まつげを大切に扱うこともまつげ白髪対策には有効です。以下に@cosmeで上位にランキングされており、お湯で簡単にオフできるフィルムタイプのマスカラなどをご紹介します。美容成分配合のものもあり、どれもおすすめです。
アンファー スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュマスカラ 6g
コラーゲン美容成分配合でお湯で簡単オフできます。ファイバーなしでも十分な存在感を示す、まつ毛をロングに見せてくれるマスカラです。
アンファー スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュマスカラ 6g
エルシア 美容液マスカラ 6.5g
フィルムタイプのマスカラでエイジングケアもできます。フィルムタイプですので、お湯でするっとオフできます。繊維がしっかりとまつ毛に付着し、上品で自然な長さを出してくれます。漆黒の色合いがとても美しいです。
エルシア 美容液マスカラ 6.5g
リデュア リデュアバイエーファーストロングマスカラ 7g
フィルムタイプのマスカラでホホバオイル配合です。にじまないと高評価です。
生活習慣を見直して健康なまつげを手に入れる
一時的な対処法もご紹介しましたが、まつげ白髪にとってもっともよい方法は生活習慣を見直すことです。生活習慣を見直すことで、まつげだけでなく、美肌や体形維持にもつながりますので、ぜひこの機会にひとつでもできることを始めてみてください。
健康な身体を維持することが健康なまつげを手に入れることにもつながります。
まつげだけでなく、素敵な身体と生活を手に入れるため頑張りましょう。