繰り返す眉間のニキビ。隠さず治す「根本解決」のススメ

繰り返す眉間ニキビ

隠すには難しい目立つ場所

眉間にはぶつぶつとしたニキビが複数できる人が多く、メイクで隠しても凹凸が残り、目立ってしまいます。目立つので中の芯を取ってしまいたくなりますが、ニキビを潰すと悪化するので触ってはいけません。ニキビを潰さずに治しましょう。

眉間は元々ニキビができやすい

ニキビの根本的な原因は皮脂にあります。思春期はホルモンバランスの関係で皮脂が出やすくなり、そのせいでニキビができやすいのですが、大人になっても皮脂が原因でニキビができてしまいます。

眉間はTゾーンと呼ばれているパーツで、皮脂線が多いため皮脂が多く分泌されニキビができやすくなってしまいます。Tゾーンの大人ニキビの原因も皮脂の分泌ですが、皮脂が過剰分泌してしまう原因は多様です。

眉間にニキビができる原因は？

シャンプー後や洗顔後のすすぎが足りていない

眉間は頭に近いパーツです。そのため、シャンプーのすすぎ残しや洗顔のすすぎ残しが原因でニキビを引き起こすこともあります。シャンプーやコンディショナー、洗顔料の成分や油分がすすぎ残しによって毛穴の中に入って残ってしまうと、炎症を起こしてニキビになってしまいます。

汚れた手で顔を触っている

手は細菌や汚れなどが1番ついている部分です。眉間のニキビが気になるからと汚れた手で触ってしまうとニキビが悪化してしまいます。汚れた手でニキビを潰すことも、悪化の原因になります。

肌に触れるものが汚れている

洗顔後に使用するタオルや、泡だてネットなどが汚れているとニキビを悪化させてしまう原因になってしまいます。汚れがついたタオルでせっかく洗顔してきれいになった顔を拭いたり、汚れがついた泡だてネットで洗顔しても意味がありません。

不規則な生活による自律神経の乱れ

不規則な生活をしていると身体にストレスが溜まり、自律神経が乱れます。自律神経の乱れは不眠症を招き、肌の再生に必要な成長ホルモンの分泌を妨げたり、身体にストレスを感じさせ皮脂を過剰分泌させてしまいます。身体にさまざまな異変が生じ、健康にも肌にも悪いので睡眠時間を確保したり、規則正しい食生活をするなどして改善しましょう。

揚げ物などが多い食生活

バランスのとれた食事はニキビを作らないようにするためにはとても大切なことです。揚げ物は油分を多く含んでいるので、皮脂が過剰分泌してしまう原因になってしまいます。

ストレスからくる精神的不調

ストレスを溜め込んでしまうと憂うつとした気分になり、精神的に不調になってしまいます。ストレスを感じると皮脂を過剰分泌してしまうので、ニキビができる原因になります。

眉間にできたニキビのケア方法

眉間にニキビができてしまっても改善する方法はあります。諦めないでニキビを改善しましょう。

シャンプーや洗顔料の洗い残しがないか気を付ける

すすぎ残しを防ぐには38度前後のお湯ですすぐのが効果的です。しっかりとすすぐことを意識して丁寧にすすぎましょう。さらにシャンプーや洗顔料も肌に優しいものを選ぶとなお良いです。

汚れた手で顔を触らないように気を付ける

手をよく洗い、アルコール消毒をして清潔に保ちましょう。出来るだけ触らないように意識して過ごすのが一番ですが、どうしても触ってしまう場合は常に手を清潔にすることを心がけましょう。

肌に触れるものを清潔にすること

タオルは常に清潔なものを使用し、泡だてネットは使ったら風通しの良い場所で乾かしましょう。タオルは毎日洗いたてのタオルを使うことが望ましいです。

生活習慣を見直してニキビをできにくくする

睡眠時間を確保し、規則正しい食生活を意識して生活しましょう。特に食生活はニキビを作らないようにするためには重要なことです。ビタミンの皮脂の過剰分泌を抑制したり、コラーゲンの生成をサポートしてくれる点がニキビ予防には効果的です。

ストレスを溜め込まないこと

ストレスを溜め込んでしまわないように趣味や運動を楽しんでストレスを発散させるように心がけましょう。趣味や運動を楽しむ時間がない場合は、お風呂に入ったり、アロマオイルなど香りをりようしたりして、リラックスするとストレスが解消に役立ちます。

ニキビを治すおすすめ商品

3つの選ぶ基準

医薬品であること

ニキビ薬はおおまかに3つに、医療用医薬品、一般用医薬品、医薬部外品に分けられます。私たちがドラックストアで購入できるのは、一般用医薬品と医薬部外品になります。一般医薬品の方が医薬部外品より効果を期待できるので、一般医薬品を購入するようにしましょう。

炎症予防効果がある

抗炎症作用の効果が期待できるニキビ薬を選ぶことも大切です。ニキビが赤くなってしまっているときは炎症している証拠なので、抗炎症作用のあるニキビ薬を使うことで炎症を抑え、治りを早くしてくれます。

殺菌効果がある

ニキビに雑菌がつくと悪化してしまうので、殺菌作用のあるニキビ薬を選びましょう。さらにニキビの原因のアクネ菌も殺菌。雑菌から肌を守ってくれ、肌を清潔に保ちながらニキビを治療してくれます。

おすすめ商品

大塚製薬の「オロナイン」

昔ながらの商品で小さい頃から馴染みのある人も多い、安定感のある商品です。ニキビなどの皮膚疾患を改善してくれます。白ニキビにも赤ニキビにも効果を発揮し、オロナインの主成分となっているクロルヘキシジングルコン酸塩液が、アクネ菌を殺菌してくれます。さらにオリーブ油が配合されており肌を保湿しながらニキビを改善してくれます。

ライオンの「ペアアクネクリームW」

ベタつかずに肌にすっと溶けて馴染むのでメイクも上からできるニキビ薬。有効成分イソプロピルメチルフェノールがアクネ菌を殺菌し炎症も抑えるので、ニキビをもとから治療してくれます。弱酸性と植物系のほのかな香りで皮膚にやさしく、保湿しながら治療をしてくれます。

テクスチャーが柔らかくよく馴染み、夜寝る前にニキビができたところに塗っています。朝起きるとニキビが少し小さくなっていたという口コミもあり効果を期待できそうです。「

それでもニキビを繰り返してしまう人は皮膚科受診を

ニキビができないように心がけても治らないことはあります。その場合は皮膚科を受診してみましょう。皮膚科は保険適用なので比較的安く済みますし、皮膚の先生が診て治療や処方をしてくれるので安全で確実です。
しこりのようになっているニキビができて、痛みがあるのなら炎症が起きているのですぐに皮膚科を受診しましょう。ニキビをきれいに改善して自信の持てる肌を手に入れましょう。