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白ニキビとは
ある日ポツンとできてしまうニキビはとても気になりますよね。ニキビは角栓や汗などの汚れで毛穴が塞がれてしまい、そこに皮脂や古い角質などがたまっている状態です。コメドと呼ばれる白ニキビは、まだ細菌が繁殖していない悪化する前の初期状態です。
白ニキビの原因
白ニキビができる原因のひとつに、皮脂の過剰分泌があります。ファンデーションや汗、角栓などで塞がれた毛穴に、過剰に分泌された皮脂がどんどん溜まっていくため、白ニキビ(コメド)ができてしまうのです。
皮脂の過剰分泌の主な原因
誤ったスキンケア
そもそも皮脂は、肌を保護するためのもの。決して悪者ではありません。肌が脂っぽいからといって、ゴシゴシ洗顔をしていませんか?顔の洗いすぎやこすり洗いは、肌を傷つけ皮脂を増やす原因となってしまいます。
ストレス
仕事や家事・育児に人付き合いなど、私たちの生活はストレスと隣り合わせです。でも、ストレスを長く溜め続けていると、皮脂の過剰分泌になる可能性があります。
ストレスは自律神経に影響を与え、交感神経を刺激します。交感神経が刺激された体は、男性ホルモンの活動が活発になります。私たち女性の体にも男性ホルモンは存在しており、普段は筋力や骨を維持したりするための働きをしています。この男性ホルモンに含まれる成分には、皮脂を生成する働きがあり、女性ホルモンよりも優位になってしまうとホルモンバランスの乱れに繋がります。ホルモンバランスを崩す要因であるストレスは、皮脂を過剰に分泌させ、白ニキビを作ってしまう原因でもあるのです。
食生活の乱れ
不規則な食生活や偏った食事を続けていると、皮脂の過剰分泌につながる可能性があります。皮脂の成分は中性脂肪で構成されています。この中性脂肪を多く含む食品を食べてばかりいると、皮脂分泌を誘発し、過剰分泌につながる可能性があります。高カロリーな食事や、動物性脂肪などを多く含む食品はとくに要注意。肉中心のメニューや、外食・インスタント食品・お菓子などを良く食べる人は、皮脂分泌量が増えているかもしれません。
睡眠不足
睡眠不足は、肌の新陳代謝のリズムを乱してしまいます。睡眠不足によるストレスで男性ホルモンの働きが活発になり、ホルモンバランスが崩れます。上記に述べたように、男性ホルモンが優位になってしまった場合、皮脂の分泌が過剰になり、白ニキビを誘発する原因となります。
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肌のターンオーバーの乱れ
肌が新しく生まれ変わる働きをターンオーバー(新陳代謝)といいます。28日周期で新しく生まれ変わる肌は、毎日新陳代謝が行われています。ターンオーバーは、夜22時~2時の間がもっとも活発に行われる時間帯です。この時間にしっかりと睡眠をとっておかないと、ターンオーバーが正常に行われず、古い角質が肌に残ったままになってしまいます。
古い角質は、毛穴を詰まらせ、乾燥やくすみを引き起こします。寝不足は美容の大敵です。
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洗顔料、メイク、シャンプーなどの不十分なすすぎ
洗顔料やメイクの汚れ、シャンプーなどのすすぎが不十分で、顔や髪に残ったままになっていると、肌を保護するための皮脂が過剰に分泌されてしまいます。また、洗顔料やメイクのすすぎ残りがあると毛穴を詰まらせてしまいます。顔にかかかる髪に残ったシャンプーは肌を刺激し、ニキビの原因になってしまいます。
白ニキビができたときに注意すること
ごしごしと強く洗ったり、1日に何度も洗顔しない
皮脂によるテカリが気になるからといって、強くこすってしまうのは厳禁です。肌にとって必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥肌の原因になってしまうこともあります。また、1日に何度も洗顔するのも同様です。洗顔を朝晩きちんと行えば、十分にニキビを予防することが可能なのです。
ニキビを触ったし、つぶしたりしない
できてしまったニキビは絶対に触ったり、つぶしたりしてはいけません。毛穴にたまった皮脂に含まれる細菌が広がり、別の場所へニキビができてしまったり、ニキビを悪化させてしまう原因になることがあります。
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ファンデーションやコンシーラーなどで、ニキビを隠す
顔にできてしまったニキビは、メイクで隠したくなりますね。しかし、ファンデーションやコンシーラーに含まれる油分は、ニキビを悪化させる原因となってしまうことも。外出の予定がないときは、できるだけメイクをしないこともニキビ悪化予防のひとつです。
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おすすめのスキンケア方法
たっぷりの泡で、優しく洗顔
ニキビケアの基本とも言える洗顔。朝晩の洗顔は、泡立てネットなどでよく泡立てた洗顔料をたっぷり顔にのせ、泡を転がすように優しく洗いましょう。また、上述したように洗いすぎも肌に悪影響を及ぼすので、洗顔は1日2回までにしましょう。
肌に触れるもの(手、タオル、衣服など)は清潔に
洗顔後に使うタオルや枕カバー、衣服、肌に触れる手などは常に清潔に。雑菌が素肌について繁殖するとニキビを誘発する可能性もあります。
効果を感じられないと思ったら、水洗顔がおすすめ
もし、基本の洗顔方法を続けてみても何も効果を感じられない場合、朝のみの水洗顔で肌本来の治癒力をうながしてみるのもおすすめです。乾燥を防ぎ、余分な皮脂や角質だけを落とす、肌に負担をかけない洗顔方法です。
私は遺伝もありけっこうニキビ体質なのですが、清潔にしていないとニキビが出来てしまうと思って朝も夜も洗顔石けんを使って洗顔していました。
それでも出来やすいことには変わらなかったのですが、水洗顔が肌に良いという記事を見て朝は水だけで洗顔するようにしました。
そうすると前まで出来やすかったニキビがかなり出来にくくなりました。
なので同じように出来やすくて悩んでいらっしゃる方がいれば是非水洗顔を試してみてください。
ちなみに水洗顔の際は優しく洗い流す程度がおすすめです。 顔にある白ニキビを治す方法。肌の負担を減らしてきれいになろうさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
洗顔後は、十分な保湿をする
洗顔が終わったら、たっぷりの化粧水でしっかりと水分補給をすること。肌が十分潤ったら、水分が逃げないように乳液やクリームでふたをすることも忘れないでください。乾燥肌タイプの人はもちろん、混合肌や脂性肌タイプでも水分補給と保湿は必須です。さっぱりタイプのものを選ぶとよいでしょう。
コメドプッシャーによるケア方法
病院の診察で使用されることも
コメドプッシャーは、先端が丸い輪のようになっている器具で、一見、耳かきのような形をしています。病院でニキビ治療のために使われることがあります。個人的に使用するのは肌を傷つける可能性があるので、必ず病院でケアをしてもらうようにしましょう。
白ニキビにおすすめの薬
薬を選ぶときの注意点
白ニキビケアにおすすめの薬を選ぶときは、次のことに気をつけましょう。
保湿効果がある
乾燥はニキビの原因のひとつです。脂性肌でも保湿はとても大切。ニキビケアに使う薬は保湿効果のあるものがおすすめです。
抗炎症作用、殺菌作用がある
白ニキビを繁殖させないため、また、表皮のアクネ菌を殺菌する効果のあるものを選びましょう。抗炎症作用・殺菌作用はニキビケアにとってとても大切なポイントです。
低刺激
ニキビケアのための薬は、低刺激なものを選びましょう。強い作用のあるものは、肌への負担も大きいため、肌をいためる原因になってしまいます。
例えばこんな薬
オロナイン
日本でも有数の医薬品メーカー、大正製薬から発売されているオロナイン。一家に一つは常備されているのではないかというほど有名です。オロナインは、万能軟膏として、古くから知られている皮膚治療薬です。クロルヘキシジングルコン酸塩液に殺菌作用があります。
肌に負担をかけないスキンケア・生活習慣を
白ニキビができる原因には、皮脂やストレス、食生活などの生活習慣がとても大きく影響します。毎日のケアがん時期日を予防し、透明感のある滑らかな素肌をつくるのおです。いつでも肌に負担をかけないスキンケアと生活習慣で、ニキビのない、スベスベ素肌を手に入れましょう。