目次
ジュースクレンズの効果
デトックス効果
ジュースダイエットとは、普段の食事をジュースに置き換えて行うダイエットのこと。固形物を摂らずに、ジュースのみを摂るので胃腸に負担をかけずデトックス効果を得ることが出来ます。
野菜や果物に含まれる豊富なビタミンやミネラル・食物繊維などをしっかり摂取できるので、老廃物を排出したり便秘を改善すことも可能なダイエット。
美肌効果
食生活の乱れが気になる人や肌荒れが気になる人は、美肌効果を実感。ビタミンやミネラルが豊富に含まれたジュースを飲むことになるので、肌荒れ改善や肌の調子がアップ。
体内の老廃物が排出されることによって新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーが整います。また、ビタミン類によりシミやそばかす・日焼け対策にも効果を発揮。ダイエットを行いながら美肌ケアをすることができます。
アンチエイジング効果
年をとるにつれて気になるのが老化。ジュースダイエットには、アンチエイジング効果も期待できます。野菜や果物に含まれる抗酸化物質が、体の老化につながる活性酸素の排出を抑制・除去。
小さなシワやたるみ・ほうれい線などの加齢による肌トラブルにアプローチしてくれます。体内からさび付きを取り除くので、より若々しく健康的に。
免疫力アップ効果
ジュースダイエットをすることで、老廃物が排出され腸内環境が整います。腸内環境が整うことで免疫細胞が活性化し、免疫力がアップ。ビタミンCが豊富に含まれている野菜や果物を摂ることで、粘膜の再生や保護にアプローチします。
そうすることで細菌やウィルスからの感染を防ぎ、免疫力向上を図ることができるのです。免疫力細胞の約7割は腸に関係していると言われているため、腸内環境を整えることが免疫力アップにつながります。
胃腸が休まる
ジュースダイエットの目的の一部に、胃腸を休めることがあります。一定期間固形物の食事を控え、ジュースなどの水分だけで過ごすことで胃腸の疲れを取り除き、リセットする効果があります。
胃腸に疲労が蓄積することで便秘や消化不良・新陳代謝の低下などの原因に。運動しても痩せない場合は、胃腸が疲れているせいかもしれません。体の中から綺麗に痩せるためにも、しっかり胃腸を休ませてあげる必要があります。
ジュースクレンズダイエットの注意点
3日以上やらない
ジュースダイエットは普段の食事をジュースに置き換えたもの。ファスティングとほとんど変わらないので、実施する期間には注意が必要です。慣れてくるまでは1日だけ・週末だけなど、短い期間で行うことをおすすめします。
胃腸を休め体内をクレンジングする効果がありますが、体に全く負荷がかからないという訳ではありません。必ず期間を守り実施するようにしましょう。
ダイエット中に激しい運動を避ける
ジュースダイエット中は激しい運動は避け、ゆっくりと過ごすようにしましょう。頭痛・めまい・吐き気・イライラ・下痢などの諸症状が出る場合があります。
これはデトックスが行われ、老廃物が排出される際に起こる現象で「好転反応」といいます。悪い状態から良い状態へと変わろうとしているので、このような諸症状がでてくるのです。体が重いと感じる場合もあるので、実施中はなるべく落ち着いて過ごすことをおすすめします。
体調を崩したら中断する
ジュースダイエットを開始して、2日以上経っても体調不良が無くならない場合はすぐにダイエットを中断しましょう。持病を持っている人やジュースに使用した食品でアレルギーが出た人も同様です。
上述したように、さまざまな症状の好転反応が現れますが、なかなか症状が治まらない場合・症状が深刻化した場合はとても危険です。生活に支障が出るようであれば迷わずすぐにやめましょう。
終了後に急に通常の食事に戻さない
ジュースダイエットが終了したあとは、通常の食事に戻すのではなく回復食という体に負担をかけにくい食事から摂るようにしましょう。ジュースダイエットを1日行ったのであれば1日・3日なら3日間回復食を摂るようにするのがベスト。
終了直後はスープやスムージーなどの液状のものを、次にお粥などの柔らかいもの・次は脂質が少ない固形の食事という風に徐々に戻していくのがポイントです。
ジュースの作り置きはしない
ジュースダイエットを行う上で注意したいのが、ジュースを作り置きすること。忙しい朝には既にジュースが出来ているととても助かりますが、作り置きをしてしまってはジュース自体が酸化してしまい、風味が落ちてしまいます。
また、変色を起こしてしまうので見た目にもおいしそうには見えなくなります。中で分離してしまったり沈殿してしまったりするので、ジュースは飲む直前に作るのを心がけましょう。
使う野菜はなるべく有機野菜を
イギリスではガンになる原因の一つに、野菜に含まれる農薬が影響していると言われています。最近、販売されている野菜や果物は無農薬のものも増えてきましたが、実際はまだまだ農薬を使っている状態。
ジュースを作る場合は無農薬や有機野菜を購入するようにしましょう。そうでないものを使用する場合は、流水でよく洗い残留農薬を一緒に摂取しないようにするのがポイントです。
ジュースクレンズとスムージーの違い
ジュースクレンズは酵素が損なわない
ジュースクレンズとスムージーは見た目もつくり方もとても似ているので、どちらも同じでは？と考える人も多いはず。どちらも似ているのですが、大きな違いは作る過程にあります。
ジュースクレンズでは野菜や果物の栄養素や酵素を失わないために「コールドプレス製法」という方法で作られています。この製法は、低速回転するジューサーを使って絞るやり方で、回転中の熱による栄養素の破壊を抑えるようにできています。
スムージーは酵素が損なわれる
一方でスムージーはジューサーやミキサーでガガっと混ぜ合わせて作ります。このとき、高速ミキサーを使用して作るため、回転中に発生する熱により加熱されてしまい、熱に弱いビタミンＣ類が損なわれてしまうのです。
しかし、全ての栄養素が損なわれてしまう訳ではなく、スムージーは野菜や果物の全てが細かくされて出来ているので、豊富な食物繊維を摂取することが可能です。
ジュースクレンズが成功する理由
選ぶ野菜によって味や風味が返られる
ジュースクレンズが成功する理由の一つに、効果や効能・その日の気分で使う野菜を変えることが出来るというところ。毎回味を変えることが出来るので、飽きることがなく無理なく続けることが出来ます。
野菜だけでは物足りないという場合は、果物を少し混ぜてみるのもポイント。逆に、果物をたくさん入れてしまうと果糖の摂り過ぎで太る原因になってしまいます。味を調えたい・苦みをなくしたいなどポイント使いで加えるだけにとどめましょう。
短期間で効果がでる
他のダイエット方法に比べ、短期間でダイエット効果を実感することができます。早い人で開始1日目から効果が表れるという人も。
体内環境や腸内環境が改善されるだけでなく、長期間体内に溜まっていた老廃物も一緒に排出してくれるのでダイエット効果を実感しやすいのです。また、同時に十分な量のビタミンやミネラル・食物繊維を摂取できるので、新陳代謝が活発になり痩せやすくなっていると言えます。
ダイエット効果以外にもメリットが多い
ジュースクレンズはダイエット効果が良く知られていますが、実はダイエット以外にもメリットがたくさん。腸内環境を整える・身体の巡りを改善・身体機能の改善・デトックスなど効果は多数。
ダイエットをしながら、体の内側から綺麗になることができるので一石二鳥なメリットもたくさん。コールドプレスジュースを上手く活用して、短期間で綺麗と減量の2つを手に入れてみいましょう。
ジュースに入れると良い野菜と果物
水分が豊富なきゅうり
全体の約90%が水分で出来ているきゅうり。一番栄養素が少ない野菜と言われていますが、ダイエットにもしっかり活躍してくれる野菜の一つです。
キュウリにはビタミンＣ・カリウム・カロチンなどが含まれており、中でも「ホスホリパーゼ」という成分には脂肪を分解してくれる作用が。また、青臭いと感じるピラジンには血液をサラサラにしてくれる作用があります。
鉄分が豊富な小松菜
天然のマルチサプリと言われるほど栄養豊富な小松菜。βカロテン・ビタミンＣとＥ・カルシウムや鉄分などのミネラル・食物繊維が一つで摂取できます。
小松菜自体もとても低カロリーなので、ジュースや食事にも取り入れやすい野菜です。ジュースにした際の味が気になる場合は、ほかの果物と一緒にプレスするのをおすすめ。緑が強いので色合いが気になるかもしれませんが、とっても飲みやすくなります。
カロテンが豊富なほうれん草
小松菜同様に総合栄養菜と言われるほど栄養価が高い野菜。βカロテンがとても豊富で、100ｇで一日に必要な鉄分の40%を補うことが可能です。
また、ビタミンＣ・カリウム・マンガン・シュウ酸も含まれているので、体内の塩分を排出したり、骨の形成を手助けしたりしてくれます。塩分が排出されることでむくみも解消。根元のピンクの部分には豊富なマンガンが含まれているので、捨てずに使用してみるのがおすすめ。
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ほうれん草ダイエットでおいしく綺麗に。食事制限の必要なし
むくみ解消に良いセロリ
むくみ解消に効果のあるセロリ。ほうれん草と同様にカリウムが豊富に含まれています。体内の余分な塩分を排出してくれるので、すっきりむくみ改善に。
そのほかにも、胃酸の分泌を抑えてくれるビタミンＵが含まれており、胃腸の調子を整えたり胃粘膜を修復したりしてくれる効果があります。セロリ特有の香りであるアピインには、イライラを抑える作用が。ダイエット中の精神安定に役立ちます。
美肌に効果的なパプリカ
ビタミンＣが豊富で美肌効果のあるパプリカ。赤・黄・オレンジと様々な色がありますが、色によって栄養価が変わります。赤パプリカには不要なコレステロールを抑制するカプサイシン。黄パプリカにはシミやそばかすなどの色素沈着を抑制するビタミンＣがはいっています。
オレンジパプリカには緑ピーマンの3倍のβカロテン・20倍のビタミンＣが。苦手な人は甘みの強い赤パプリカを使用するのがおすすめです。
美白に効果的なトマト
老化やガン予防に効果的とされている、抗酸化作用が含まれているトマト。美肌効果のビタミンＣ・老化予防のビタミンＥ・塩分を排出するカリウム・腸内環境を改善する食物繊維など、栄養素が豊富です。
また、トマトでおなじみのリコピンには強い抗酸化作用があり、さび付きや老化を抑制し、身体の中から綺麗になることが出来るとっても便利な野菜です。ほかのビタミンＣが豊富な野菜と合わせれば、より美白効果がたかまります。
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トマトで美味しく脂肪燃焼。綺麗も同時に手に入れるダイエット
アンチエイジングに効果的なニンジン
βカロテンが豊富なニンジン。体内に吸収された後にビタミンＡに変換されるので、髪・皮膚・粘膜・視力の健康維持や呼吸器官を守る働きをするので、アンチエイジングにとても効果的。
ニンジンの皮にも豊富なカロテンが含まれているので、皮ごと食べるのがおすすめ。また金時人参にはリコピンも豊富に含まれています。活性酸素を抑える働きをするので老化予防にも。
胃腸に優しいキャベツ
風邪予防や疲労回復・肌荒れ予防に効果的なビタミンＣが豊富に含まれています。キャベツに含まれるビタミンＫには、血液凝固作用・骨の形成にとても役立っており、赤キャベツには通常のキャベツの1.5倍ものビタミンＫが含まれています。
また、キャベジンでおなじみのビタミンＵが胃腸内を保護。潰瘍予防や治療にも役立つので、胃腸が弱っているときでもしっかり食べることが出来ます。
ビタミンCが豊富なオレンジ
活性酸素を抑制する働きのあるビタミンＣが豊富なオレンジ。ビタミンＣをはじめとするビタミン類がとても豊富に含まれています。そのほかにも、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルもたっぷり。
余分な塩分を排出したり、運動後の筋肉の疲労や痙攣を取り除いてくれる効果もあります。運動をした後・日焼けをした後などに摂取するのがおすすめです。
ビタミンCが豊富なパイナップル
パイナップルにはビタミンＣとB1・食物繊維・ブロメライン・鉄分・マグネシウムなどが豊富に含まれています。疲労回復や肌荒れ防止のビタミンC。
糖質を分解する酵素にアプローチし、エネルギーに変換するビタミンB1。腸内環境を整える食物繊維。たんぱく質の消化を助けるブロメライン。どれもダイエットには欠かせない栄養素です。パイナップルは追熟しないので、購入する際は十分に熟したパイナップルを選びましょう。
クエン酸が豊富なグレープフルーツ
クエン酸がビタミンCとともに豊富に含まれているグレープフルーツ。ビタミンCと一緒に摂取できるため、より吸収されやすくなっています。風邪やガン予防・美肌効果が期待できます。
また、実の赤いピンク・ルビー・スタールビーはカロテンとリコピンが豊富。これらは抗酸化作用が強いので、動脈硬化や抗ガンの効果があります。薬を服用中の人は摂取するのを避けましょう。グレープフルーツの成分には薬の血中濃度を引き上げる作用があります。
代謝アップに効果的なリンゴ
リンゴにはクエン酸・リンゴ酸などの有機酸を多く含んでおり、胃腸の働きを改善したり殺菌作用があったりします。また、乳酸を減らす効果もあるので、筋肉疲労を回復する効果も。
そのほかにもカリウムやペクチン・ポリフェノールも豊富。皮に含まれるペクチンとポリフェノールには、整腸作用と活性酸素を抑える働きがあり、便秘改善やガンを抑制する効果があります。腸内環境が整うので、代謝もアップ。
ビタミンCが豊富ないちご
まとまった量を一度に食べることが出来るイチゴは、ビタミンCを手軽に摂取することが可能です。活性酸素を抑えることはもちろん、風邪予防や肌荒れ防止・疲労回復に効果的。
イチゴの赤い色であるアントシアニンはポリフェノールの一種で、目の疲れや視力回復にアプローチしてくれます。アントシアニンにも活性酸素を抑える働きがあるので、がん予防にもなります。
抗酸化成分を含む大葉
薬効があるとされている大葉。ビタミンA・Cやミネラルが豊富で、殺菌作用が高い野菜です。また、大葉にはポリフェノールの一種である「ロズマリン酸」が含まれており、花粉症対策にも効果を発揮。
アレルギー反応による蕁麻疹にも効果的です。免疫機能を正常に保ってくれる働きがあるので、体の中から健康的になることが可能。爽やかな香りが強いので、暑い時期でも食欲を増進してくれます。
風味が豊かになるライム
疲労回復・ストレス解消・免疫力アップなどの作用があるクエン酸を多く含むライム。成人病予防にも効果的な有機物が豊富に含まれています。
風味や香りがとても爽やかなので、気分をすっきりリフレッシュ。他の野菜や果物と一緒に混ぜることでさっぱりとして風味を豊かにしてくれます。ビタミンCも豊富に含んでいるので、美肌効果も抜群。カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富なので、むくみ防止にも。
抗酸化成分が豊富なバジル
バジルには豊富なβカロテン・ビタミンC･Eが含まれており、強い抗酸化作用があります。体内の活性酸素を抑えてくれるので、老化防止にも。バジルの香りには、食欲増進と消化を促す働きがあるため、胃腸に負担がかかりにくくなっています。またガン予防にも効果的。
バジルに含まれる通経作用がダイエット中になりやすい生理不順にアプローチ。月経痛にも効果があるとても体に優しい野菜です。
代謝がよくなるショウガ
生姜の独特の香りであるシネオールには食欲増進・疲労回復・整腸作用・解毒作用などの効果があります。また、ショウガオールという成分には身体を温める効果があり、発汗を促したり新陳代謝を活発にしたりする作用が。
身体が温まることで冷えやむくみにもアプローチしてくれます。市販の乾燥粉末タイプのショウガは、血行を促進したり身体を温めたりする効果が少ないため、使用する場合は生のショウガを摩り下ろして使うのがおすすめ。
ジュースクレンズできれいに痩せよう
たくさんの野菜や果物を一度に手軽に摂ることができるジュースクレンズ。野菜が嫌いという人も、果物と一緒に摂ることで簡単に栄養素を摂取できるのでおすすめです。腸内環境や体内環境をリセットすることで、悪かった部分が改善されより健康的に。
開始後は好転反応が気になりますが、その症状を乗り越えることで、ダイエット効果が発揮されます。好きな野菜や果物ばかりに偏らず、バランスよく野菜を使用するようにしましょう。週末だけのプチクレンズで効率よくダイエットを始めましょう。
