目次
足が太くなる原因
むくみによるもの
なかなか足が細くならない…という悩みを抱えている女性も多いかと思います。足は老廃物や体の水分が溜まりやすいため、むくみやすい部位です。普段あまり運動する機会がなかったり、炭水化物を多く摂取している方は、血行不良によってリンパの流れが悪くなるため、足がむくみやすくなってしまいます。
夕方になると靴がきつくなってきたり、洋服がなんだかきつい…という方は、むくみの影響で老廃物が溜まっていることが多いです。ずっと同じ姿勢でいるデスクワークの方は、時々足をマッサージするなどして、血液の流れをよくすることが大切です。
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脂肪がついている
カロリーの高い食事や脂肪分の高い食事を取っている場合は、体全体に脂肪が蓄積されてしまうため、脚が太くなってしまいます。脂肪分を摂ることによって血液の流れが悪くなり、セルライトがつきやすい体質になってしまいます。セルライトがついてしまうと筋肉の血行が悪くなるため、脂肪燃焼の働きが弱まります。
適度な運動と1日の摂取カロリーをコントロールするなどして、脂質の過剰摂取を抑えることが大切です。栄養バランスのとれた食事など、食生活を改善することを意識しましょう。
足の指が浮いている
歩くときは土踏まず以外の足裏全体が地面についている状態が理想といわれていますが、指が反ってしまったり丸まったりすると、重心が指の付け根になってしまうため、足が浮いている状態になってしまいます。
5本の指を使って歩く癖がなかったり、ミュールなどで指を丸める習慣がある場合は足の指が浮いてしまう癖がついてしまいます。指が浮くことで通常よりもかかとにかかる重心が大きくなってしまうため、体全体のバランスが崩れて脂肪がつきやすくなり、足太りの原因となります。
歩き方が悪い
普段の歩き方も、足太りに大きく関わっています。歩き方や姿勢などによっては、足を引きずって歩いてしまったり、つま先から地面に着地するなど、足のゆがみや太ももに脂肪がつきやすい体質に変えてしまいます。歩き方が悪いと本来かかるべき重心が別の部位で補われるため、筋肉が発達して足が太くなってしまいます。
せっかくのエクササイズやカロリーコントロールをしても、歩き方が悪いと効果がでにくくなってしまうことも。普段から歩き方を意識して正しい姿勢でいることが、足を細くするために必要なポイントです。
重心が偏っている
正しい歩きかたのポイントは、かかとで着地してつま先で蹴り上げることです。親指でしっかりと踏み出すことで、股関節から全体の筋肉が効果的に働いて新陳代謝が活発になり、脂肪が燃焼しやすくなります。
かかとなどに重心を置いたり、不安定な歩き方になってしまうと重心が偏ってしまうため、歩いても脂肪が燃焼されにくくなってしまいます。重心が偏ることで筋肉が不自然に発達してしまうため、足太りの原因となります。
足に適度に筋肉がついていない
脂肪分が蓄積されることでできるセルライトは、むくみやすい部分と筋肉が少ない場合につきやすいのが特徴です。むくみの原因となるリンパの中の老廃物は、筋肉からの刺激によって働きがスムーズになります。筋肉が少ないと、刺激が少なく、むくみやすくなるため、足太りを引き起こしてしまいます。
足の太さが気になるという方は、適度な運動を心がけて筋肉を使い、リンパを刺激することでむくみを改善することができます。女性の場合は男性よりも筋肉量が少ないため、普段から意識して体を動かすことが大切です。
足に筋肉がつきすぎている
少しでも足を細くみせたいから…と、トレーニングマシンなどで足に筋肉をつけすぎてしまうと、逆に足が太くなってしまう場合があります。その場合は鏡などを見ながらセルフチェックするなど、バランスを見ながら行うことが大切です。
歩き方が悪いことでも、筋肉が必要以上に発達してしまう場合があるため、足を太くみせてしまうことがあります。筋肉は足を細くみせる上で必要ですが、姿勢の悪さが原因の場合は、正しい歩き方を心がけるようにしましょう。

細い足になる方法
むくみをマッサージする
脚痩せに悩む女性の多くが、むくみやすい体質であるといわれています。むくみを解消するマッサージなどを行って、余分な水分や老廃物をしっかり流すようにしましょう。滞ってるリンパの流れをよくすることで、むくみが改善されて足痩せの効果が期待できます。
リンパマッサージをする前に体を温めておくことで、全身の代謝が上がって血液の流れやリンパの流れがスムーズになります。お風呂上りなどにリンパマッサージを行うことで、リンパの流れが促進されて足のむくみの改善につながります。
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むくみ解消のストッキングや靴下をはく
むくみを改善するためには、筋肉を使うことでリンパを刺激して老廃物を流すことが必要です。着圧靴下やストッキングなどは、筋肉に適度な圧力をかけるため、むくみの予防に効果があるといわれています。
一過性のむくみには効果を発揮しやすいため、一日の終わりや仕事中などにはくことでむくみを予防し、改善することができます。
足に筋肉をつける
運動不足に陥ってしまうと、代謝機能が低下して血液の流れが悪くなり、むくみやすくなってしまいます。ウォーキングなどの有酸素運動で血行を促進し、筋力をアップさせましょう。足に筋肉がつくことでセルライトがつきやすい体質になります。正しい姿勢で体を動かし、痩せにくい体になりましょう。
ダイエットをして体全体の脂肪を落とす
カロリーの高い食事は、体全体に脂肪をつきやすくさせてしまうため、足太りを引き起こします。カロリーコントロールとエクササイズで体全体の脂肪を落とし、血行を良くしましょう。脂肪が少なくなることでリンパの流れがスムーズになり、血行促進につながります。
血液の流れが良くなれば体の基礎代謝も上がるため、脂肪を燃焼しやすくなります。体重が少し増えてきたかも…という方は、無理のないダイエットで脂肪を燃焼させましょう。
正しい歩き方を心がける
歩くときの重心が曲がってしまうと、骨盤の位置がずれて内臓の働きや骨の歪みに影響してきます。骨が歪んでしまうことで全身のバランスが崩れてしまい、筋力低下や血行不良によってむくみや冷えを引き起こします。骨盤が正しい位置で立っていることと、肩甲骨が中心にしっかり寄ることを意識して歩いてみましょう。
浮いてる足の指を元に戻す
浮足になってしまう原因は、足裏を正しく使わなくなっていることが主な原因といわれています。底の厚い靴やハイヒールなど、足の裏に刺激が少なくなることで浮足の症状を促進し、足の筋力を衰えさせてしまいます。
浮足を改善させるためには、足の甲の一番太い部分にスポーツ用で使われる伸縮性のテープをきつめに巻くことです。足の甲が横から押されることにより、足の指が自然に開いて指に力が入りやすくなります。浮足の症状が気になった場合は、テーピングや足の指を開かせるグッズを利用し、指を元の位置に戻しましょう。
肩甲骨のストレッチ
姿勢を良くして重心をまっすぐにすることで、体全体の血行を良くして脂肪燃焼を促進させることができます。肩甲骨は凝り固まることで猫背や上半身の血行の流れを悪くしてしまいます。上半身に負担がかかると、それを支えている下半身にもっと力が働くため、むくみやすくなってしまいます。
上を向いたり、腕を回すなどして、時々肩甲骨を動かすストレッチを行いましょう。特にデスクワークなどで同じ姿勢でいることが多い方は、空いた時間を使って肩甲骨のストレッチをするのが効果的です。

足を細くする歩き方のポイント
かかとから着地する
歩くときの大切なポイントは、つま先からではなく、かかとから着地することです。つま先から着地する癖をつけてしまうと、浮足の症状を促進させ、重心がずれてしまいます。かかとから着地することで足裏の筋肉を刺激し、足の筋肉をバランスよく使うことができます。
足の筋肉をしっかり使うことで筋力がつき、足が引き締まる効果が期待できます。有酸素運動などで脂肪燃焼効果もアップするので、足裏に刺激することを意識しながら、血行を良くしてむくみを解消しましょう。
姿勢よく歩く
常に正しい姿勢で歩くことで、骨の歪みをなくし、全身の筋肉をバランス良く使うことができます。全身の筋肉をバランスよく使うことができれば、筋肉が発達しすぎるのを防ぐだけでなく、見た目のきれいな足に近づくことができます。普段から姿勢を良くすることを心がけ、歩き方から美しく見せることも意識しましょう。
自分にサイズの合った靴を履く
サイズの合わない靴を履いてしまうと、靴擦れを引き起こしてしまうため、足をかばうように歩いてしまいます。歩き方が不自然になってしまうと、歩くときに体に負担をかけてしまうため、骨の歪みの原因となります。正しい姿勢で歩くためにも、自分のサイズに合った靴を選ぶことを心がけましょう。
ミュールやサンダルなど、脱げやすい靴を履くと、靴が脱げないように指を丸めてしまうため、浮足の原因となってしまいます。デザインももちろんですが、歩くときの体の姿勢も考えて靴選びをしましょう。
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ハイヒールや厚底などはなるべく控えて
コンクリートなど、昔の人と比べて今は足に対する負担が少なくなってきています。ハイヒールや厚底靴は、地面からの刺激を和らげてくれますが、足裏に刺激が少ないため、筋力を低下させてしまう場合があります。
日常用とお出かけ用に使い分けるなどして、ハイヒールや厚底を控えることも、美脚へ近づくためのポイントです。

体脂肪率を落とすためのポイント
栄養価の高い食事
体脂肪率は、体重のうち体脂肪が何%を占めているかという割合のことをいいます。カロリーの高い食事などで脂肪分が血液中に増えていくと、その分体脂肪も増加します。栄養バランスを考えた食事を心がけることで、体脂肪率をコントロールすることができます。
炭水化物よりたんぱく質を選ぼう
炭水化物は必要な栄養素のひとつですが、炭水化物の主な成分である糖分は摂りすぎてしまうことで脂肪の蓄積につながります。筋力をアップさせるために必要なたんぱく質を意識して摂ることで、炭水化物の量を減らすことができます。肉や豆類をしっかりと摂ることで、免疫機能もアップし、脂肪を燃焼させます。
カロリーコントロールをするときは、たんぱく質を意識してとるようにしましょう。
間食はしない
炭水化物や甘いものに含まれる糖質は、人間の生命維持のために必要な栄養素です。人が生きていくために必要なエネルギーは、炭水化物を摂ることによって維持されています。しかし、摂りすぎてしまうと、糖質が血液中で中性脂肪として蓄えられるため、脂肪の蓄積につながります。
お菓子などの間食は適度な量を心がけて、摂りすぎに注意することで脂肪の蓄積を抑えて足にセルライトができるのを防ぐことができます。
筋トレと無酸素運動を行おう
脂肪を燃焼するのに効果的なのは、筋トレなどの有酸素運動と、無酸素運動を効率よく行うのが効果的だといわれています。有酸素運動は無理なく行うことができますが、無酸素運動はフルマラソンのように、体への負担が多い運動です。無酸素運動は消費カロリーが大きいことから、ダイエット効果も期待できます。
いきなり無酸素運動を行うと、心臓への負担が大きくなってしまうため、筋トレやストレッチなどで体を慣らしてから無酸素運動を行うのがよいでしょう。
週2回ペースで運動をしよう
脂肪を燃焼しやすくするためには、継続して体を動かすことが大切です。毎日続けるのは難しい…という方も、週2回のペースで行えば、筋力を持続したまま脂肪を燃焼しやすくできます。長期的に体を動かしたいという場合は、週2回の無理のないペースで運動をすることを心がけましょう。

足に筋肉がつくと細くなる
筋肉がつくと太くなると思われがち
筋肉が足につくと太くなると思う方も多いかもしれません。確かに、スポーツ選手などは足を鍛えて筋肉をつけているため、足が太い方が多いですが、女性の場合でも、適度に筋肉をつけることで、見た目が細くてきれいな足を演出することができます。
筋肉がつくと脂肪がつきにくく、体脂肪も抑えることができるため、健康的な足に近づきたい…という場合は、筋肉をつけることで足を細くみせることができます。
脂肪を落として適度な筋肉を
運動すると脂肪の上から筋肉がついてしまうのでは?と思う方も多いかもしれませんが、皮下脂肪は皮膚の下にあり、筋肉はその内側に位置しています。筋肉を鍛えることで引き締めることはできますが、脂肪が落ちていないと、その分太く見えてしまうことがあります。
脂肪を燃焼させて、内側の筋肉を鍛えることで、セルライトのつきにくい足に近づくことができます。運動によって血液の流れを良くして脂肪を落とし、適度に筋肉をつけることを意識しましょう。

足の細い女性は男性にこう思われている
「ローキックで折れそう」
足の細い女性を見て、男性はどんな風に思うの?と疑問に思う方もいるかもしれません。理想の美脚は細さだけでなく、シルエットや適度な筋力も大切な要素のひとつです。あまり細すぎてしまうと折れてしまうのでは?と思ってしまう男性もいるので、目標を設定するときは健康的な足の太さを意識しましょう。
「ちゃんと食べているのだろうか」
細ければ綺麗に見えるというわけではなく、男性から「ちゃんと食べてる?」と言われる女性も中にはいるかもしれません。足の細さだけを考えるのではなく、健康的な食事と内面の豊かさも男性が見ていることを意識してみましょう。
ほどほどに肉がついていてほしい
せっかく細い足になっても、ほどほどに太い方が好み…という男性も。筋力が少ないと細さが目立ってしまう場合もありますので、太ももや足のふくらはぎなどは、適度な脂肪も必要です。あまりストイックにならずに、健康的な足になるように心がけることも大切です。
男性は細くても健康的な足が好き
全体的な丸いフォルムが気になる…という方は、全身の脂肪を落として足を細くする必要がありますが、男性は細くてもあくまで健康的な足を好む方が多いです。ストレスをためないためにも、あまり深刻に考えずに健康的な足の太さでいることで、内側から自信を持つこともできます。

足が細いと思われる基準
感覚は人それぞれ
足の細さって、何が基準なの?と思う方もいるかもしれませんが、感覚はあくまで人それぞれです。体重や体脂肪には標準値があるので、数字が離れている場合は近づくために意識するだけでも、人からは綺麗な足…と思われることも。ストレスを溜めることは体に良くないので、深刻にとらえすぎないことも大切です。
理想の細さの計算式
足を細くするために、最初に目標を設定することでひとつの目安になります。足の理想の細さの計算式は、身長×0.3=太もも、身長×0.2=ふくらはぎ、身長×0.12=足首といわれています。自分の足の太さを図って比較してから、自分に合った方法で足を細くする方法を考えていきましょう。
自分で太さを図るには
自分でメジャーを使って足の太さを図るときは、太ももは付け根、ふくらはぎは一番太い部分を、足首は一番細いところを計ってみましょう。右と左の数字が違った場合は、姿勢の悪さなどによる歪みが関係している場合があります。対処法を見極めてマッサージや運動などを行うようにしましょう。

お金と時間がある人にはこれ
整体に通い歪みを直してもらう
足を細くしたい…でも運動や食事制限だけでは不安、という方は、まずは整体に行って骨が歪んでいるところがないかチェックし、もし歪んでいた場合は歪みを直すことで、ウォーキングなどの足痩せの効果を高めることができます。自分で骨の歪みを治すのはなかなか難しいので、専門家のアドバイスを聞くことも大切です。
エステで引き締めをする
足痩せ専門のエステなどにいって、リンパマッサージなどを行うことも効果的です。自宅でマッサージをする時間がなかなか取れない方でも、エステに行くことで足のむくみを改善し、足を細くみせることができます。エステの場合は施術の方法もさまざま。自分に合ったエステを選び、足痩せ効果を促進させましょう。
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セルライトエステで「スッキリ美脚」。簡単に対策・ケアして効果アップ
ジムに通う
なかなか運動する時間がないという方は、ジムに通うことで筋力をアップさせる方法があります。有酸素運動と無酸素運動の両方を効率的に取り入れたい方も、ジムではその両方を行うことが可能です。定期的に通うことで基礎代謝をアップし、脂肪を燃焼して痩せやすい体質に改善することができます。

自分のために足を細くする
ダイエットは男性のためではない
足を細くしたい…と考えている女性は多いかと思います。しかしその目的は誰かの為ではなく、自分自身のためだということをもう一度意識するようにしましょう。足が細くなることで一番うれしいのは自分自身です。男性のためや、誰かのためではなく、自分の健康的な美脚を手に入れることを目標にしましょう。
細くなると自分に自信がつく
足が細くなれば、足を綺麗にみせることができるファッションを楽しむことができるだけでなく、自分自身にも自信が湧いてきます。不安や悩みが解消されれば、内側から輝くことができます。自分に自信を与えるためにも、細くなった足を想像しながら明るい気持ちで美脚を目指していきましょう。

理想の体型になって自信をつけよう
足が太くなってしまう原因はむくみや姿勢の悪さ、生活習慣など、さまざまな要因があります。自分のライフスタイルを見直すことで、足を細くみせて理想の体型に近づくことができます。自分に合った対処法を取り入れて、理想の細い足を手に入れましょう。