目次
ポッコリお腹のタイプ
男性に多い太鼓型
一つ目は、男性に多いぽっこりお腹の典型の太鼓型です。俗に、ビールっぱらともいう、前に突き出た妊婦さんのようなお腹の張り出し方で、触ってみると硬い場合が多いです。
食べすぎ飲みすぎ・運動不足・寝不足などなどの不摂生によるところが大きいぽっこりお腹ですので、生活習慣を見直すことをおすすめします。炭水化物を摂り過ぎていないか、脂肪を摂り過ぎていないか、野菜は足りているか、お酒を飲みすぎていないか、などなど、日頃の食生活を中心に見直してみてください。りんご型のぽっこりお腹ともいいます。
女性に多いぶよぶよ型
二つ目は、女性に多い、下っ腹が出るタイプのぶよぶよ型です。加齢によるものや、出産後の女性に多く、腹筋が少なく脂肪がお腹周りを占めている状態です。鏡餅の様な二段、三段バラになっていたり、触ると柔らかく、お腹回りにまるで浮き輪が付いているような見た目です。
男性に比べて筋肉が少なく脂肪が多い女性は、このタイプのぽっこりお腹になりやすいといえます。妊娠・出産と共に、腹筋が崩壊し、その後腹筋を再生しないとそこに脂肪がたっぷりと付いてしまうので、出産後のケアが大事になってきます。洋ナシ型のぽっこりお腹ともいいます。
ぽっこりお腹の原因
体脂肪が多い
まず一つ目の原因として、体脂肪が多いことが考えられます。体脂肪が多いと、ぶよぶよとしたしまりのない状態になってしまいます。健康診断の時に体脂肪を計測することがあると思いますが、自宅にある体重計に体脂肪計が付いている場合は、体重と共に体脂肪も計りましょう。
体重がそれほど多くなくても、体脂肪がかなり多いとなると、ぽっこりお腹であったりその予備軍である可能性が高いので気をつけましょう。
筋肉量よりも体脂肪が多い人は、お腹周りがぽっこりする確立が高いといえます。体脂肪を減らし、筋肉を増やすことを意識して生活してみましょう。意識するだけでも生活は少しずつ変わり、筋肉をつけようと脳が働くので、意識付けはとても大事です。
腹筋が弱い
次に考えられるのは、腹筋が弱いという理由です。腹筋が弱いと、お腹周りのお肉がだらんとだらしなく垂れてきてしまいます。逆に、腹筋がしっかりあると、自前のガードルを巻いているような状態になり、くびれがある引き締まったお腹周りになります。見た目のみならず、腹筋が適度につくことで生活するにも楽になることがあります。
例えば、重い荷物を持ち上げたりしたときに、腹筋背筋がしっかりあると、ぎっくり腰になりにくかったり、お腹に力を入れられることによって体の稼動域が広くなります。
腹筋をつけるエクササイズを後ほど紹介しますので、無理のない範囲で少しずつ取り組んでみてください。今までまったく腹筋運動をしてこなかった人が急に腹筋を行うと、腰などを傷めかねないので、くれぐれも無理をせずに、体の声を聞きながら少しずつ腹筋をつけていきましょう。
ももの後ろ側より表の筋肉だけ発達
あまり知られていない事ですが、ぽっこりお腹はももの筋肉の付き方にも原因があります。筋肉は体全体を通して繋がっているので、切り離して考えることはできません。つまり、お腹のぶよぶよを改善するためには、お腹だけ見ていてもだめなのです。
ももの後ろ側の筋肉は、骨盤と繋がっているため、この筋肉を鍛えることでお腹周りをぐっと引き上げてくれるのです。日常的にヒールを履いて通勤などをしているOLさんは、ももの表側の筋肉だけが発達している可能性が高いので、後ろ側の筋肉強化に努めましょう。
また、たまにはヒールではなくぺたんこ靴やスニーカーを履いて筋肉を意識しながらウォーキングなどをすることもおすすめします。休日を利用してウォーキングやランニングをしたり、通勤時はスニーカーやぺたんこ靴を履き、出社したらヒールに履き替えるのもいいかもしれません。美容と健康の為に、色々と楽しみながら工夫してみてください。
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ぽっこりお腹の解消法。原因を明確にして的確なアプローチをしよう。

内臓が下垂している
姿勢が悪い
姿勢が悪いとぽっこりお腹になりやすくなってしまいます。
猫背で長時間パソコンに向かっていたり、歩くときの姿勢が悪かったり、筋肉を正しく使えていない状態が続くと、それに伴って筋肉に引っ張られた内臓があるべきところにいられず、内蔵下垂などを引き起こし、さまざまな不調も起こり得るのです。
腸の位置が悪くなったり、ねじれがおこったりすると、腸内環境が悪くなり、便秘やガスが溜まるなどの症状に繋がります。これも、ぽっこりお腹の原因になりますので気をつけましょう。ぽっこりお腹以外にも、腸の不調によって肌荒れや全身の倦怠感、凝りなどにも繋がりますので、美容と健康に気を配りたいと思っている人は、美の鍵を握る腸にも気を配りましょう。
骨盤のゆがみ
骨盤の歪みも、ぽっこりお腹の原因になります。
骨盤が歪むと、それにともなって内蔵も下がってきてしまい、結果ぽっこりお腹になってしまいます。これは、男性よりも女性がなりやすい状態で、特に産後の女性は骨盤が開いてしまい、その後のケアがされていないとぽっこりお腹にもなりやすいといえます。
もともと男性に比べて筋肉が少ない女性は、内臓を支える筋肉も少ないため、ただでさえ内臓が下垂しやすく骨盤も歪みやすいのです。
整体に通うなどして定期的に骨盤の位置を正常な状態に戻していると、この状況は避けられるかもしれませんね。
婦人科系の病気
ぽっこりお腹は病気のサインであることも考えられるので、気になる人は病院に行ってみることをおすすめします。特に婦人科系の病気の可能性がありますので、女性は気にかけておいて欲しいです。
お腹の部分には、子宮や卵巣といった女性特有の臓器があります。それらの病気になった場合、下腹がぽっこりとすることがありますので気をつけましょう。
筋トレや食事にも気をつけているのにぽっこりお腹が全く改善されなかったり、体調が少しでもおかしいと思ったら、放置せずに早めに受診しましょう。
ぽっこりお腹で考えられる婦人科系の病気としては、
・卵巣脳腫
・卵巣がん
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮がん
が考えられます。婦人科系の病気以外でも、肝硬変や大腸がんといった男女問わず患う病気が隠れている場合がありますので、知っておきましょう。
体脂肪を燃やしてポッコリお腹を解消
食事を変えてカロリー摂取を抑える
一番手軽で取り掛かりやすいのは、食事の内容を見直すことではないでしょうか。まず、日頃の食生活を見直すためにも、一週間くらい食事の内容を記録してみることをおすすめします。そうすることで、自分の食事のクセや足りない栄養素、逆に摂りすぎているものも見えてきます。その上で、改善策を練りましょう。
手っ取り早くカロリーを抑えるには、糖と脂肪を控えることです。糖は、甘いもののみならず、ご飯や麺類などの主食にもたくさん含まれているので気をつけましょう。
脂肪を減らすには、油物を控えたり、お肉や魚を食べるときには淡白なさっぱりした部位や種類を選びましょう。毎日三食摂る食事をこつこつ見直すと、結果が現れてきますので、やってみてください。
脂肪を燃やす有酸素運動
体脂肪を減らすのに、やはり運動も欠かせませんよね。中でも、有酸素運動をおすすめします。有酸素運動の例は、ジョギングや水泳、エアロビクス等が挙げられます。
無酸素運動に比べて体脂肪減少に効果的ですし、比較的誰でもできる運動で、継続もしやすいと思いますので、毎日少しづつでも取り入れていくと効果的です。
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ポッコリお腹を解消。ヨガをプラスして腹筋を効果的に鍛える方法
内臓下垂とぽっこりお腹の関係
腸の炎症による「むくみ」
あまり知られていないかもしれませんが、腸の炎症によってぽっこりお腹になってしまうこともあります。この場合、重大な疾患を抱えている可能性もありますので、病院にいって検査などして貰うことをおすすめします。放置しておくと大変なことになりかねないので、体に少しでも異変を感じたら、我慢せずに病院にいきましょう。
腸の慢性的な炎症によって、全身の臓器にも影響が及び、動脈硬化や糖尿病・肝臓病などに発展することもあるそうです。では、なぜ腸の炎症が起きるのでしょうか。
腸という臓器は、あらゆる臓器の中で最も有害物質などの毒素が溜まりやすい場所といえます。暴飲暴食や、偏った食生活、添加物の多い食生活を続けていると、腸はそれらの害から自身を守ろうとして炎症を起こすのです。
腸の毒素を増やさないために、規則正しい食生活や季節の野菜を取り入れた健康的な食事を心がけたり、また腸内細菌のバランスを崩さないために、ストレスを溜めないようにしたり、睡眠をたっぷりとったり、定期的に運動をすることも効果的です。
腸は第二の脳ともいわれる程、要の臓器ですので、不調を来たさないように健康的な生活を心がけましょう。
腸内環境が良くなると、お肌の調子も良くなったりと他にもいいことがたくさんあります。
腸美人を目指しましょう。
頑固な便秘
慢性的な便秘によってもぽっこりお腹は出現します。腸にたくさんの便や老廃物が溜まっている状態ですから、当然お腹もぽっこりしますよね。その場合は、まず便秘を解消することに専念しましょう。
便秘改善策は、体質や重症度によって違ってくると思いますが、一般的にいわれている便秘対策を試してみて、それでも一向に改善しない場合は、市販の便秘薬の乱用は避けて、一度専門の医師に診て貰うことをおすすめします。何か病気が隠れていることもありますので、長期に渡る自己判断での対処は危険を伴いますのでやめましょう。
胃腸の働きの衰え
胃腸の働きの衰えによるぽっこりお腹もあります。加齢によって胃腸のみならず色んな臓器が衰えてきますね。中でも胃腸の働きが低下すると、そんなに量を食べていないのに胃もたれしたり、ぽっこりお腹になったりいろいろな症状が出てきます。
なぜぽっこりお腹になるのかというと、胃腸の働きが低下すると新陳代謝が低下し、便秘にもなり、これが直接的にぽっこりお腹を作るのです。腸内に、排泄できない便やガスなどの有害物質が長時間留まることによって、ぽっこりお腹だけでなく、肌荒れや肩こり、頭痛、冷えなどなどさまざまな症状を引き起こしますので、気をつけましょう。
内臓下垂の解消法
リンパマッサージが有効
リンパマッサージを日常的にすることで内臓下垂を改善できます。マッサージするタイミングとしてベストなのは、お風呂上りなどの体が温まっているときです。リンパを流すのに、体が冷えきっているとうまく流れないので、体を温めてからリンパマッサージに取り掛かりましょう。
また、マッサージをするときに肌の滑りが良くなるように、マッサージクリームやオイルを塗ってから行うとより効果的です。摩擦による肌刺激も避けられるのでおすすめです。では、具体的にどのようにお腹周りをリンパマッサージするのか説明します。
1.仰向けに寝て、両手でお腹のお肉を掴み、左右交互に動かして揉み解します。×5回(ほぐす)
まず、仰向けに寝て、両手でお腹のお肉を掴みます。しっかりとお肉を挟み、そのお肉を左右に動かして、脂肪を揉み解すようなイメージで5回ほど繰り返します。
2.両手をみぞおちあたりに乗せ、前から見て時計回りに大きく摩ります。(ながす)
脂肪をほぐした後は、その脂肪を流します。両手を丹田の辺り、みぞおちに乗せて、時計回りに大きくしっかりと摩ります。
3.両手が始点のみぞおちまで戻ったら、おへその真ん中を通り左右の手をそれぞれの付け根に向かって押し流すようなイメージで送ります。2と3を一連の動きとして×10回行います。
両手が摩り始めの位置まで戻ったら、左右の手をおへその真ん中を通って、左右それぞれの足の付け根のリンパに向かって流すように送ります。2の動きと一連の動きとして、10回行います。
以上1~3を毎日やってみましょう。
リンパマッサージをしない方がいい場合を以下に挙げますので、気をつけましょう。
・食後30分(お腹が一杯の状態)
・足の付け根のリンパ節が腫れている場合
・妊娠中・生理中
・熱があるとき
このような状態のときは、無理にマッサージせずに、治ってからまた行いましょう。
腸腰筋への刺激
腸腰筋とは、股関節回りの筋肉のことです。この筋肉に刺激を与えて鍛えることで、ぽっこりお腹も改善します。腸腰筋は、いわゆるインナーマッスルの一つでもあり、このインナーマッスルを鍛えるとぽっこりお腹の改善のみならず、体全体の引き締めやダイエットにも繋がる、とても大事な筋肉です。
インナーマッスルを鍛える方法として、日常生活を送る中でもできることがあります。それは、歩行です。腸腰筋は、歩く際に足を前に出すときに使われる筋肉の一つで、階段を上り下りしたり、坂道を上り下りしたり、日常生活の中で駆使されています。日頃あまり歩かない人は、意識的に歩くようにして、歩くときにはインナーマッスルを意識してみましょう。
良い姿勢で改善
ぽっこりお腹解消のためにも、日頃から良い姿勢でいましょう。背筋をぴんとのばしているだけでも素敵に見えますし、肩こりや腰痛の改善にも効果的です。立ったときに、頭の上から一本の糸で吊られているようなイメージで、肩を少しひいて、顎もひいておしりをきゅっと締めると綺麗な姿勢になります。
座っているときにも良い姿勢を心がけましょう。
内臓をもとの位置へもどすエクササイズ
日中にドローインを実施
ドローインとは呼吸による腹筋トレーニングで、内臓下垂にとても効果的です。ドローインのやり方は、立ったままでも仰向けで寝た状態でもどちらでもいつでもできます。
1.ゆっくり鼻から息を吸いながら、しっかりとお腹を膨らませます。
肩幅に足を開いて立つか、仰向けになって横になります。そして、ゆっくりと深く鼻から息を吸い込み、しっかりとお腹を膨らませます。
2.息を止めて、肛門に力を入れます。
一旦息を止めて、肛門に力をきゅっと力を入れます。肛門を意識してお尻をぐっと引き上げるイメージです。
3.ゆっくり息を吐きながらお腹を凹ませます。
その後、細く長くゆっくりと息を吐きながらお腹を凹ませていきます。
4.息を吐きお腹を凹ませながら肛門をぐっと締めます。
息を吐ききってお腹を完全に凹ませたら、再び肛門にぐっと力を入れて締めます。
5.お腹を最大限に凹ませた状態を30秒キープします。このとき呼吸は自然に行ってください。
そこからまたもう一息吐ききり、お腹をこれ以上凹まない状態までもっていき、30秒キープします。キープしている間は自然な呼吸をして下さい。
1~5までを、一日数回行いましょう。道具も必要なく、いつでもどこでもできるドローインですので、日常生活の隙間時間にどんどんやってみてください。
骨盤歪みにも効くお尻歩き
次に、お尻歩きを紹介します。ダイエットの為にお尻歩きをしたことがある人もいるのではないでしょうか。
実は、このお尻歩き、別名骨盤歩きともいわれ、骨盤の歪み治しにも効果を発揮します。骨盤の左右の歪みを調整したり、再び歪まないように安定させる効果もあります。
以下に、正しいお尻歩きの方法を説明します。
1.床に座り、足を伸ばします。(腰に不安がある人は、膝を曲げてもOK)
まず、床に座り足を伸ばします。フローリングだとお尻が痛いと感じる人は、カーペットや畳の上で行いましょう。また、腰に不安がある人は、膝を曲げて付加を軽くしましょう。
2.お尻の骨が均等に床に付いているのを確認します。
お尻歩きの姿勢が正しく取れているかは、お尻の骨が左右均等に床に付いているかを確認することでできます。
3.左右交互に前に足を進めて、お尻で歩くイメージで進みます。
姿勢を確認したら、左右交互にお尻で歩くイメージで、足を交互に前に進めて行きます。
1~3を毎日何回か行います。床がフローリングの場合はお尻の骨が床に当たって痛い場合がありますので、絨毯やマットの上で行うことをおすすめします。テレビを見ながらや音楽を聴きながら、ちょっとした隙間時間に継続して行うと効果が出やすいです。
毎日の習慣にして、骨盤の歪みを正しましょう。
壁を使って逆転のポーズ
壁を使って行う逆転のポーズもぽっこりお腹解消に効果的です。このポーズは、下垂した腸をもとの位置に戻す効果があり、結果的にぽっこりお腹解消に繋がるのです。
1.仰向けになり、骨盤はできるだけ壁に近づける
まず仰向けになって横になり、足を上げて壁にお尻をつけます。この時、できるだけ骨盤を壁に近づけ背中こ足で90度が作られるようにしましょう。
2.胸はゆったりと開く
上半身は力を抜いて、胸をゆったりと開くイメージで脱力します。腕は、体側に自然に開いておいても、万歳の格好をとってもどちらでもいいので、自分がリラックスできるほうのポーズをとりましょう。
3.30秒~50秒キープ
そのまま30秒~50秒、自然な呼吸をしながら保ちます。リラックスを心がけ、呼吸もゆったりとして、目を軽く閉じるといいと思います。
とても簡単でリラックスできるこのポーズを毎日とるだけで、腸の位置が正常に戻り体調もよくなり、ぽっこりお腹が改善するとなればいいですよね。ぜひ継続してやってみて下さい。
お腹周りを鍛えるストレッチ
お腹回りを集中的に鍛えるストレッチも紹介します。
1.仰向けになる
まず仰向けに横になります。
2.両膝を立てる
次に両膝をくっつけて立てます。膝の角度は90度くらいにしましょう。
3.両膝を左右の床に交互に倒す
そして、その両膝を左右交互に床に倒します。
これもとても簡単で辛くないストレッチなので、お風呂上りなどや寝る前に取り入れて習慣にしてしますと、効果的かと思います。
腰を上げて揺らすエクササイズ
次に、腰を上げて揺らすエクササイズを紹介します。
1.仰向けになり、腰下に巻いたバスタオルを置く
まず仰向けになって寝ます。
そして、腰の下にくるくると巻いたバスタオルを置きます。
2.両足を合わせて、腰を浮かせる
両足をしっかり合わせて、腰を浮かせていきます。
3.浮かした腰を左右に小さく揺らす
浮かした腰を、ゆっくり小幅に左右に揺らします。
このエクササイズも寝たままできて手軽にできますので、ぜひ習慣にしてみてください。
腹筋背筋が付いて、ぽっこりお腹を引き締めてくれます。
腰上げ自転車こぎ
腰上げ自転車こぎ運動も、ぽっこりお腹解消に効果的です。床や布団の上に仰向けになって寝て、その状態で腰から立ち上げるように足全体を持ち上げます。この時、手を腰に当てて支えると安定します。そして、そのままの姿勢で、足を自転車こぎのように動かします。腰をしっかりと安定させ、腹筋に力を入れて行うと効果的です。
隙間時間や、寝る前の時間など、時間を見つけて習慣的に取り入れてみましょう。そんなにきつくない運動なのに、お腹回りの筋肉と太もも回りの筋肉に付加がかかる、とても良い運動です。
姿勢改善のエクササイズ
うつ伏せバックエクステンション
姿勢改善のエクササイズとして、うつ伏せバックエクステンションをおすすめします。うつ伏せの状態で横になり、手のひらを胸の横辺りについて脇を締め、手を床から浮かせながら背中を少しずつ反らすようにして上体を持ち上げていきます。
この時、腰に少しでも違和感や痛みがある場合は即座にやめましょう。腰に負担が掛かっていたり、腰を傷めてしまう危険性があります。違和感や痛みが無い人も、上体をあまり反らしすぎて腰を痛めない様に気をつけましょう。
脊柱起立筋を鍛えるブリッジ
ブリッジをぽっこりお腹解消に有効です。ブッリジをすることで、脊柱起立筋という筋肉を鍛えることができ、お腹周りを引き締めてくれます。行い方は、床に仰向けに横になり手のひらと足の裏を床につけて、手足の力で体を引き上げるようにして、体を橋の様に湾曲させます。
ポーズをとったら、自然な呼吸をして10秒数え、もとの状態に戻ります。お風呂上りなど、体が温かくほぐれているときに行うと、腰に負担が掛からないと思います。
腰ひねりダイエットをご紹介
ぽっこりお腹痩せの効果が高い
腰ひねりはお腹全体の筋肉を刺激し、内臓脂肪撃退にも効果的で、ぽっこりお腹痩せの効果が高いといえます。効果が高い運動なので、一日に何度も隙間時間に行うと早く効果を感じられると思います。
骨盤や背骨のゆがみが改善
お腹痩せ効果以外にも、骨盤や背骨のゆがみ改善効果も期待できます。腰ひねりをすることで、お腹回りの筋肉がほぐされ、筋肉があるべきところに戻り、その結果骨盤や背骨のゆがみも改善するのです。
血行やリンパ流れ改善で生理痛や冷えまたは便秘の解消
また、生理痛や冷えまたは便秘の解消効果も期待できます。お腹ひねりをすることで、お腹回りのみならず全身の血行やリンパの流れが改善し、その結果として、生理痛や冷え、そして便秘解消といった嬉しい変化を得られるかもしれません。お腹まわり全般の不調に効果的な運動なので、ぽっこりお腹ではない人にもおすすめです。
正しいやり方で1日3回実施
腰ひねりは、正しいやり方で行わないと腰を痛めてしまう危険性があるので、気をつけましょう。
まず、足を肩幅に開いて立ちます。この時、両足に均等に体重が乗っているのを確認しましょう。次に、両手を肩の高さまであげ、床に平行にしましょう。姿見などの前で行うと、左右対称になっているかどうか確認できておすすめです。
姿勢をチェックしたら、お腹を軸にしてしっかりと立ち、手を開いたまま左右に捻ります。腰に負担を感じない程度に後ろの方まで手を持っていきましょう。あまり勢いよくぶんぶんとふると腰を痛める原因にもなりますので、気をつけて行いましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
くびれエクササイズでしなやかボディに。ぽっこりお腹とはおさらば
ぽっこりお腹が改善するサプリ
シードコムス L-カルニチン BCAA
次に、ぽっこりお腹を改善する効果のあるサプリメントを紹介していきます。
一つ目は、シードコムスのL-カルニチンBCAA 21.6gです。こちらの商品は、一日2~3粒を摂取するサプリで、必須アミノ酸が豊富に配合された、エネルギー燃焼に有効です。
成分としては、
・L-カルニチンフマル酸塩
・L-シトルリン
・L-グルタミン酸
・L-ロイシン
・L-バリン
・L-イソロイシン
等です。
この中で、商品の名前にもはいっているL-カルニチンは、注目されているアミノ酸の一種で、体のエネルギーを燃焼させるのに欠かせない成分です。その他に、余分な油にも働くといわれています。
もう一つ名前についているBCAAとは何かというと、分岐鎖アミノ酸という注目成分です。Branched Chain Amino Acidsの頭文字をとったもので、分子構造から分岐鎖アミノ酸といわれています。具体的には、バリン、ロイシン、イソロイシンの必須アミノ酸のことで、摂取したBCAAが筋肉中で分解し、筋たんぱく質の分解が抑制されたと考えられています。
このBCAAは、たんぱく質と相性がいいため、スポーツ用やダイエット用サプリメントによく含まれています。
デリビス5 キャンドルブッシュ
次に紹介するのは、デリブス5のキャンドルブッシュ 450gです。このサプリは、脂肪燃焼とデトックスに効果的です。
成分としては、
・キャンドルブッシュ
・セルロース
・ビタミンA
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・ビタミンC
・ビタミンD
・ビタミンE
・ナイアシン
などが含まれ、キャンドルブッシュをはじめとする6種類の植物成分が、ぽっこりお腹をすっきりさせるお手伝いをしてくれます。使用上の案内には、便秘がちの人、セルライトが気になる人、ダイエットしたい人、肌荒れが気になる人、デトックスしたい人に効果的とあります。
キャンドルブッシュは、インドネシア・バリ島に伝わるハーブで、古くから美と健康に効果があるといわれています。キャンドルブッシュには、ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの美容に欠かせない成分が豊富に含まれているのでぽっこりお腹以外にも効果が期待できます。
食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えて腸美人に導いてくれるでしょう。腸内環境が正常化すると、ぽっこりお腹はもちろんさまざまな症状が改善し、すっきりした体で快適な生活が送れるようになります。腸が良くなると、肩こりや首こりも改善しますので、こりでお悩みの人は腸内環境を整えてみましょう。
骨盤を矯正するグッズを使用
山田式 骨盤ストロングベルト
最後に、骨盤を矯正してくれるグッズを紹介します。まず一つ目は、山田式 骨盤ストロングベルト 181gです。このベルトは、医療法人社団仁嘉会山田クリニックの山田仁院長が考案したものです。
この骨盤ベルトは、M~LLまでサイズ展開があり、体系に合わせて着用できます。だれでも簡単・安全に着用でき、このベルトを着けて一日10分前後の運動をすることで骨盤矯正ができるという商品です。この運動を、山田式ゴムバンド運動療法といいます。
強い力で締めなくても、軽い力で装着し骨盤を引き締められるので、老若男女問わずに使えます。ぽっこりお腹のみならず、腰痛持ちの人にもおすすめできます。運動の方法は説明書に書いてありますし、動画でも指南があるのでしっかりと習得して行いましょう。この運動をすることで効果が得られますので、巻くだけではなく運動もしっかりしましょう。
Vアップシェイパー
次に紹介するのは、Vアップシェイパーです。
こちらは、タレントのヒロミさんがプロデュースした商品で、着けるだけで腹筋を意識でき、お腹のたるみをくびれに変えてくれるというものです。EMSを搭載しているので、特に運動しなくても、ボタンひとつでぽっこりお腹を解消できます。
しかも、薄手で軽いため服の下に着用していても気にならず、日常生活でh自然に使えます。ボタン一つで、アウターマッスルもインナーマッスルも両方鍛えられる、優れものです。つまり、皮下脂肪にも内臓脂肪にも働きかけて、燃焼させてくれるのです。
ぽっこりお腹は解消したいけれど、運動が苦手・時間もないという人に持ってこいの商品だと思います。ソファーに横になりながら、テレビを見ながら、お菓子を食べながらだってできる、なんの労力も要らないベルト、まさに夢のような商品ですね。
ぽっこりお腹の原因をしっかり見つめて改善策を実践
ここまで、ぽっこりお腹の原因と解消法について書いてきましたが、人それぞれ体質や状態が異なりますので、解消も千差万別です。自分のぽっこりお腹の原因がどこにあって、何をどう改善すると脱ぽっこりお腹するのか、見つめてみましょう。
ストレスは体に良くありませんので、楽しく続けられる工夫もしてみるといいと思います。
基本的には、食事と運動を見直したり取り入れたりですが、各自の状況によって、グッズやサプリも導入して、ストレスがかからないように楽しくぽっこりお腹解消ができるといいですね。すぐに結果が出なくても、諦めずにいろいろトライして、自分に一番合った方法を見つけて下さい。良い生活習慣を味方につけて、ポジティブ思考でスレンダーな美しいボディーを手に入れましょう。