目次
日焼けオイルとはどんなものか
日焼け止めの一種である
日焼けオイルは、日焼け止めの効果を弱くしたもので、日焼けをしやすくするものではありません。一気に焼くと炎症を起こしてしまい、肌が赤くなり、皮膚がベロベロと剥がれムラになったり綺麗に焼けません。
いかに炎症を抑えて、日焼けができるかというのが日焼けオイルです。綺麗にこんがり肌を焼くためには、日焼けオイル使い、徐々に肌を慣らして何日間かかけて定着させます。
日焼けオイルを塗らずに日焼けをすると、焼けたとしても何年か経った時にシミやそばかすとして現れやすくなってしまいます。
日焼けによる皮膚の火傷を防ぐためのもの
日焼けは、皮膚の火傷状態です。ひどい場合は、肌が赤くなる、皮膚がむける、水泡ができてしまう場合があります。日焼けのしすぎは、皮膚ガンのリスクを高めます。
日焼け止めや日焼けオイルに含まれているSPFは、肌を守るために含まれている成分です。日焼けオイルに含まれているSPFは、皮膚を守りつつ火傷しない最低限の量が含まれています。
PAは、肌が黒くなることを防ぐ成分です。日焼け止めに含まれていて、日焼けオイルには含まれていません。
つまり、SPFは肌を守り、PAは肌が黒くなる予防をしてくれる、というわけです。
日焼けの促進剤ではない
日焼けオイルというと、日焼け促進剤のイメージがあるかと思いますが、促進するものは入っていません。日焼けをする過程で、どれだけ炎症を抑えて日焼けをすることができるのかに特化したものです。
肌を守りながら、日焼けができるギリギリの成分で作られています。いきなりSPFが低いものを使うと、肌に免疫ができてなく、皮膚が剥けてしまう可能性があるので、最初は、SPF15ぐらいの日焼けオイルを使うとよいです。
日焼けオイルのメリット
有害紫外線のカット
紫外線には、A波、B波、C波があり、有害なのはB波とC波です。C波は、地上に届いていません。B波はオゾン層によって地上に届かないように守られてきましたが、オゾン層の破壊によって、地上に届くようになりました。
B波は、生物のDNAを傷つけます。DNAが傷ついても修復する力はありますが、この修復を繰り返しているうちに突然変異を起きることが、皮膚ガンの原因になります。肌を痛めないで焼くことが、綺麗に日焼けをするコツです。
肌へのダメージを減らしながら肌を黒くする
サンオイルには日焼け止めと同様、SPFやPAが含まれています。SPFの数値は火傷を防ぐ強さを表していて、PAの数値は皮膚が黒くなるのを防ぐ強さを表しています。
日焼けオイルは、SPFの数値を抑え、皮膚のダメージを少なくしつつ、肌は黒くなるように調整されています。人によって、耐えれる日差しの強さや長さが違います。いきなり強く焼くと肌を痛めます。
SPF値の高いものから始め、徐々に低くし、じっくりと焼いていきましょう。時間をかけることで、肌に負担が少なく綺麗に焼けます。
そもそも日焼けというのは、肌に負担がかかるものなので、少しでも負担が減る努力は、しましょう。あとあと後悔しないで済みます。
日焼けオイルのデメリット
正しく使わないと肌を痛める
もともと肌が黒い人は肌が白い人に比べて紫外線が強く、綺麗に日焼けしやすいですが、もともと肌が白い人が急にSPFやPA値の低い日焼けオイルで焼くと、肌を傷めてしまいます。
日焼けオイルを使えば比較的綺麗に焼けますが、焼き慣れていない人はSPFが高いものから徐々に始めるなど、正しく使いましょう。
こまめに塗り直さないと、日焼けオイルが汗で流れてしまったり、効果がなくなってしまうのでこまめに塗り直さないと、肌を痛める原因になります。
適度に塗りなおす必要がある
日焼けオイルは、汗や皮脂で落ちやすいので、適度に塗りなおす必要があります。日焼けオイルが落ちているところやたくさん付いているところがあると、ムラになるのでこまめに塗りなおしましょう。
太陽の日差しで日焼けオイルが蒸発していく分もあるので、こまめに塗りなおすことで、肌へのダメージも弱まり、綺麗なツヤのある小麦肌を目指せます。
こまめに塗り直さないと、カサカサに乾いた黒い肌になってしまうので、見すぼらしく見えてしまう可能性もあるので、気をつけましょう。
1時間程度でクールダウンの時間をとる
1時間ほど焼いたら、1度クールダウンをとりましょう。脱水で熱中症を起こしてしまうことや、皮膚が火傷をしていることに気づかない場合があります。
日陰に入り、ヒリヒリしていないかを確認し、肌を1度冷やしましょう。問題がなければもう1時間増やすなど様子をこまめに見ながら焼きましょう。1日で日焼け肌は作れないので、時間をかけて徐々に定着させていきます。
肌の熱をしっかりと摂ることで、火傷の防止につながり、焼きやすくなります。熱を溜め込まないように行うことがポイントです。
日焼けオイルの選び方
最初はSPF15程度の弱いものを選ぶ
最初は、肌がなれていないので日焼けオイルの中でもSPFが高いものを選びます。焼いている最中にこまめに休憩を取りながら、肌が火傷をしていないか確認しながら焼きましょう。
赤くヒリヒリしてきたら、火傷をしているサインなので皮膚がむけてしまいます。皮膚が剥けると、せっかく焼いた肌に色が定着しないにで無駄になるので注意が必要です。無理せずに慣らしていきましょう。
最初は、焼きにくくても、肌が痛まないことを最優先にし、SPFがしっかりと入っている日焼けオイルから行うことが、綺麗な黒い肌を手に入れる近道です。
慣れたらSPF5程度のものを使用する
肌が慣れてきて、ヒリヒリしたり赤くなったりしなければ、SPF5程度にします。肌への負担は増えているので、ヤケドに注意しこまめに休憩しながら焼きます。
慣れてきても、熱中症予防のため、1時間に1回は休憩を取るようにしましょう。日焼けをしている最中は脱水になりやすいのでこまめな水分補給も必要です。
油断して長い時間焼き、皮膚が剥けてしまうとムラになりやすく、せっかく定着してきた日焼けが台無しになります。慣れてきても気を抜かず肌をしっかりとみましょう。
代用品で済まそうとしない
日焼けオイルの代わりに、ボディクリームなどで代用するのは、SPFがはいっていないないので、肌を傷めやすいのでやめましょう。日に当たることでクリームが酸化してしまい、肌を傷める原因にもなるので、注意が必要です。
日焼けをするように作られていないので、肌が強くないと肌が耐えられず、肌が火傷を起こしてしまいます。
代用品で十分だとネットなどではよく出ていますが、合う人や合わない人がいることがあり、賛否両論なものがほとんどなので、できる限りちゃんとした日焼けオイルを使うようにしましょう。
使用感のよい物を選ぶ
ニベアを塗ると、日焼けしやすくなります。ニベアに含まれている鉱物油が日焼けをしやすくさせますが、SPFが0なので、肌への負担を減らしてくれません。
日焼け慣れしている方でしたら、試してもいいでしょう。ニベアには、青と白があり、青がこってりとした塗り心地で、保湿や油分の成分が多いです。白は、サラサラとした塗り心地で、浸透しやすくなる成分が多いです。
ニベアは保湿効果が高いので、日焼け後の乾燥肌にも有効です。日焼け後は、肌が乾燥しているので、保湿も必ず行いましょう。
綺麗に焼くためのコツ
一気に焼かない
一気に焼くと、肌が炎症を起こしてしまったり、皮膚がむけてしまうと、日焼けが1からになってしまいもったいないです。こまめに様子を見て、肌をしっかり休ませて時間をかけて焼きましょう。
少しずつ焼くことで、免疫もつき長い時間焼けるようになり、赤くなりにくくなります。肌のベースを作るまでは、こまめに定着させていきましょう。
とにかく焦らずにじっくりと時間をかけて焼くことが、綺麗に焼くコツです。一気に焼いて、その場で綺麗になったとしても必ずあとでしわ寄せがきます。
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正しい日焼けの方法とは?肌に負担をかけず綺麗な小麦肌を目指そう
紫外線量の少ない16時以降を選ぶ
日中の日差しが強い時間帯は、紫外線が強すぎるため日焼けには向いていません。16時以降の日差しが弱くなってきたときに、何日かに分けて、段階を踏んで焼くことが綺麗に焼けるポイントです。
一気に強い日差しで焼いてしまうと、肌が剥けてしまい、綺麗にやけません。最近は、フロンガスによってオゾン層が破壊させています。そのため、日中の日差しでは日差しが強すぎます。
紫外線が多い方が早く肌が焼けそうですが、その分のリスクが多いので、紫外線が弱くなってきた時間帯を選びましょう。
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日焼けしやすい時間と場所は?キレイな小麦色の肌になれる方法
塗り忘れに注意する
日焼けをするときは、必ず日焼けオイルを塗りましょう。現在の紫外線は強く肌をすぐに傷めてしまいます。日焼けオイルはまんべんなくぬり、3時間おきには塗りなおすことも必要です。
耳や首など、細かい部分は塗り忘れが多いです。一部だけ火傷をしてしまう可能性があるので、塗り忘れには注意しましょう。
きちっとクールダウンをする
10時から3時までは紫外線が強いので、この時間帯は避け日差しが弱くなった時間帯で少しずつ焼きましょう。1時間おきに休憩をいれ、肌を冷やし、ヒリヒリしていないかを確認します。
耳など細部にも日焼けオイルをムラなく塗り、塗り忘れの部位をつくらないようにします。肌の熱をしっかりとることで、肌が剥けることの防止にもなります。
使いやすくてコスパがいい「コパトーン」の日焼けオイル
スプレータイプがあり背中などに塗りやすい
コパトーンのサンオイルは、スプレータイプもあり、手の届きにくい背中も塗りやすいです。アロエやキャロット配合で、肌の保湿や、日焼けによる肌の痛みを軽減させます。
日焼けオイルの他にも日焼け用化粧水、乳液も揃っていて、日焼け後のケアも万全にできます。コパトーンの製品が肌に合えば、1通り揃えることもおすすめです。
さらっとした使い心地
オイルですがベタつかず、さらっとした使い心地で使いやすく、伸びもよいです。日焼けによって出る汗と混じって不快感が出にくいです。日焼けオイル初心者にはおすすめです。
伸びが良いので、細部までしっかりと塗ることができ、色むらができにくくなっています。
コパトーン タンニングウォーター4 200ml
SPF4です。スプレータイプなので広範囲に使用可能です。ウォータータイプなのでさらっとした使い心地で使いやすいです。SPF2のものもあり、慣れてきたら下げることも可能です。
日焼けの段階に合わせてSPFの強さを調節できるので、段階的に焼きたい人にはオススメです。
https://www.amazon.co.jp/コパトーン-タンニング-ウォーター-SPF2-200ml/dp/B00BNL6YXW
コパトーン ゴールデンタンオイルフリーローション 120ml
SPF4です。オイルフリーなので汗をかいてもベタつきが気になりません。さらさらした使い心地でのびやすいです。汗と混じっても不快感がありません。
ローションタイプなので、気になるところや細部までしっかりと伸ばしながらぬれます。日焼けオイルは、落ちやすいですが、ウォータープルーフで落ちにくくなっているので、海など野外で遊ぶ時にもオススメです。
https://www.amazon.co.jp/コパトーン-ゴールデン-オイルフリー-ローション-120ml/dp/B00BP2Z0JS
コパトーン トロピカルサンドフリードライオイル 120ml
SPF2です。べとつかず砂がさらっと落ちるサンドフリータイプです。砂浜で肌につくと、落ちにくかったり不快感がありますが、サンドフリータイプなので、砂がつきにくく海でも快適に使います。
サンドフリータイプは、なかなか売ってはいない、珍しいタイプです。砂浜で日焼けしたい方にオススメです。砂がつくことが嫌な方でも快適に使えます。
https://www.amazon.co.jp/コパトーン-トロピカル-サンドフリー-SPF2-120ml/dp/B00BNOZXXQ
がっつり日焼けしたい人に「バナナボート」の日焼けオイル
しっかりと焼ける
SPF0の日焼けオイルもあり、保湿成分にも優れています。日焼けオイルの中でも黒くなりたい人向けや、小麦肌向け、などなりたい色に応じて種類があります。
アフターケアの化粧水や乳液、日焼け止めなども種類が豊富なので、肌に合えば統一できます。種類の豊富さが魅力的です。
日焼けになれた人向け
日焼けに肌が慣れて、免疫がついてくればSPFをひくくしても、肌が剥けることがなくなってきます。SPFが低ければ、日焼けもしやすくなるので、黒くなるスピードも速くなります。
自分の肌がどのくらい慣れてきたのかをしっかりとみて、SPFが弱いものにしていきましょう。
同じメーカーで段階的に変えることができれば、肌トラブルも少なく安心して使えますね。
バナナボート ゴールデンタンニングオイル 180ml
SPF0 です。厳選されたオイルを集めた日焼けオイルで、真っ黒に焼けたい人にオススメです。保湿成分に優れているので、日焼け中の乾燥にもしっかりと対応しています。
保湿にこだわっているので、乾燥が気になる方には特にオススメです。
http://www.cosme.net/product/product_id/334123/top
その他おすすめの日焼けオイル
BLACK KONG ゴールデンタンニングオイル 180ml
SPF0です。 保湿成分のキャロットオイルや、ニンジン根エキス配合です。植物油の大豆油や、アボカド油、マカデミア種子油類の油も多く配合されていて、しっかり焼きながら保湿ができます。
ビタミンA油も配合されているので、日焼けによる活性酸素の発生を抑えます。活性酸素を抑えることで、肌の老化を防ぎます。しわの防止になります。
https://www.amazon.co.jp/ブラックコング-ゴールデン-タンニングオイル-180mL/dp/B071L7Q8PZ
カルフォルニアタン ヒーリックス 130ml
カリフォルニアタンは、ヘリオセラピー(太陽を浴びて、日焼け前の肌よりさらに健康に美しくなる)と言う昔から注目されている日光療法がもとになっています。
うるおい、栄養成分を補いながら適度な時間でこまめに焼けるように、うるおい成分が多く入っています。普通の日焼けでは、満足できない人のために作られたローションタイプの日焼けオイルです。美容成分配合なので綺麗に焼けます。
https://www.amazon.co.jp/カリフォルニアタン-ヒーリックス-130ml/dp/B010F8KNXA
サンキング サンタンミルクウォーター 180ml
日本人の肌を考えて作られています。肌の老化の原因の紫外線A派と肌の炎症の原因の紫外線B派の両方を最低限ブロックします。
ミルクタイプスプレーなので、伸びがよくムラなく小麦肌ができます。メントール配合でべたつかず、さっぱりとした使い心地で、グリーンシトラスの爽やかな香りです。
https://www.amazon.co.jp/SunKing-サンキング-サンタンミルクウオーター-180ml/dp/B00J8CYXE0
オーストラリアンゴールド ダークタンニングオイル 237ml
ビタミンEが肌を保護し、負担をかけずに濃い日焼け肌にします。バナナエキスや植物オイル配合で、日焼けによるダメージを最小限にし、美しい小麦肌にします。
アメリカで誕生し、世界5代日焼けブランドの1つで、人気があります。オーストラリアンシリーズは、ダークタンニングオイルの他にもバケーションフレグランスを使用し、香にこだわった日焼けオイルでもあります。
https://www.amazon.co.jp/オーストラリアンゴールド-ダークタンニングオイル-237ml/dp/B00CDJL2M6
日焼けの後はかならずスキンケアをしよう
日焼けをすると、軽い火傷状態になり、肌が乾燥します。しっかりと乳液や化粧水、ボディクリームなど保湿成分が豊富なもので保湿します。
日焼け後は、水などで肌の熱をとり、火傷防止をしましょう。肌に熱が残っていると、皮がむける原因になります。一気に焼くと綺麗に焼けなかったり、肌が痛む原因になります。焦らずに計画的に少しっずつ色を定着させましょう。