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ニキビがかゆいと感じてしまう原因
エアコンのせいで肌が乾燥している
エアコンの効いたオフィスで長時間仕事をしている女性は多いでしょう。しかし、肌は年齢を問わず乾燥してしまいます。肌の水分が不足すると肌の本来持っているバリア機能が低下してしまいます。すると皮脂の分泌量が増えてしまいます。
皮脂が増えてしまうと「アクネ菌」が増殖し、乾燥ニキビができてしまいます。ニキビができている肌が乾燥するとニキビが悪化するだけでなく、ニキビ跡が残ってしまう恐れがあります。加湿器などを活用して乾燥を防ぐことが大切です。
紫外線の浴びすぎによるダメージ
紫外線にはシミやシワの原因だけでなくニキビやかゆみを発生させます。それは紫外線には皮脂を酸化させてしまう外部刺激だからです。皮脂は酸化すると肌にダメージを与え、毛穴周りの角質を熱くさせて皮脂分泌している出口を狭くさせてしまうのです。
つまり、ニキビの原因の毛穴詰まりを誘発するということです。また、紫外線はアクネン菌と一緒に肌に影響するためニキビができやすい肌になってしまいます。
化粧を厚く塗りすぎている
ニキビができてしまうとどうしてもメイクで隠くそうとしまいがちです。そのため普段使用している量よりも多くコンシーラーやファンデーションを厚く何回も塗ってしまいます。
乾燥している肌に油分の多いクリームや化粧下地を使ってしまうと、肌にも良くなく水分が不足してしまい皮脂分泌が多くなり乾燥してしまいます。
カビなどの細菌に感染する
肌には常備菌が2つあります。
アクネ菌
ニキビの中には皮脂やアクネ菌などの殺菌が詰まった芯があります。この芯を除去したり小さくなることでニキビは治ります。
マラセチア菌
ぶつぶつの中には芯がありません。ニキビのように大きくなったりすぐ治ることはありません。普通のニキビよりも小さく広範囲に広がり、またオイリー肌の方に多く見られます。特に夏場の気温が高く、湿気の多い時期は注意が必要です。
髪の毛に使った整髪料の刺激
髪の毛が皮膚に1度の強い刺激ではなく、弱い刺激を何回も当たってしまい刺激を与えてニキビが悪化してしまうことがあります。皮膚に付着することでニキビを引き起こさせたり、悪化させます。
整髪料の影響を受けやすい頭皮や額は皮脂が多いため、皮膚に当たらないように気を付けることや、整髪料をつけた手で顔などを触らないようにすることが大切です。また、ニキビがあるときはヘアワックスを控えることで未然に悪化を防げます。
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私は高校生の時前髪がパッツンだったので、よくおでこにニキビができていました。その原因は髪の毛に使ったシャンプーなどの刺激や、髪の毛自身が肌を強く刺激している事だと知りました。 その日から、以前よりも気にしてシャンプーやリンスをしっかり流し、化粧水などでケアをしてから、睡眠を取るときは出来るだけ髪の毛を束ねて前髪も肌に当たらないようにし、睡眠中の髪の毛による刺激を避けるようにしました。 それからニキビが出来にくくなったので、おでこのニキビやフェイスラインのニキビに悩んでる方がいましたら是非この方法を試して見てください。
手の細菌がニキビについて繁殖
手には洗って除菌しても多くの殺菌がまだ残っています。アクネ菌が手に付いた場合、すぐ酸化してしまうので移るということはまずありません。しかし、ほかに皮脂で詰まった毛穴があれば、ニキビが増えてしまうことがあります。
善玉アクネ菌は、肌の状態により悪玉アクネ菌に変わってしまいます。そして、除菌されていない汚い手でニキビをつぶしてしまうと、ニキビはさらに炎症を起こし広範囲に広がってしまいます。
ニキビによるかゆみを抑える対処法
濡れたタオルで冷やす
有効なかゆみ制御方法は、患部を冷やすことです。体が温まると血管が拡張し、かゆみを強く感じます。保冷剤や氷をタオルで巻き、患部に当てるとかゆみが引きますし、どこでも実践できます。しかし、タオルは清潔なもの、そして肌に当てる際は優しくすることが肝心です。
エアコンを調節して室温を下げる
先ほども申したようにニキビにはまず冷やすことが大切です。体温調節も同じで、エアコンで室温を下げると体温も下がり血行もよくなります。また、エアコンは乾燥を招くため加湿器や濡れたタオルをぶら下げるなどして対処も必要です。
入浴時は温めのお湯に入る
ニキビは温めてしまうと悪化してしまいます。シャワーだけも一理ありますが、肌のためにも湯船につかることはお勧めします。浴槽は38度のぬるま湯で入浴しましょう。また、ニキビをいたわることを忘れずに一番風呂が最適です。
洗顔後に化粧水のコットンパックで保湿
洗顔後は肌が乾燥しやすい状態になっています。乾燥する前に保湿ケアをすることで肌を整えます。また、洗顔直後の浸透しやすい肌にしっかりと潤いを与えます。化粧水は手でなくコットンを使用し優しく浸透させます。手には殺菌もありますので、コットンの方肌にもよく浸透しやすいためおすすめします。
皮膚科で薬を処方してもらう
肌に違和感を感じるなら、皮膚科を受診しましょう。アクネ菌が繁殖した際菌を抑えるために赤みを改善する抗菌薬があります。抗ヒスタミン作用のある抗生物質や漢方を処方されるため安心して使用できます。
かゆみを増幅させてしまうNG行為
爪でかきむしる
詰めで肌をかいてしまうと肌にダメージを与え角質が固くなり乾燥を招きます。そのため毛穴が詰まりやすくなり、ニキビ跡が残ってしまいます。また、手には殺菌があるため
ニキビを悪化させてしまうので要注意です。
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ニキビを潰して膿を出す
ニキビをつぶしてしまうと毛穴の壁が壊れて炎症が起きます。炎症が収まるとともに色素沈着してしまうことがあります。膿が出てると潰してしまいたくなりますが、潰してしまうとニキビ跡が残るだけでなく、そこから菌が繁殖してしまいます。
体を動かして激しい運動をする
運動不足は健康に悪く体力を低下させます。少し動いただけで体力を消耗しすぐニキビができてしまいます。また、激しい運動は新陳代謝を高めるのと汗が出てしまい悪化してしまいます。どちらにしても適度が有効です。
温かいものを飲んで体を温める
暖かい飲み物は代謝を上げてしまい、体がほてってしまうためニキビがかゆくなります。しかし、冷たい飲み物は胃腸を荒らし、冷やしてしまいます。そのため、常温の水やお茶を飲むようにしましょう。また、カフェインもニキビの原因の皮脂の分泌量を多くしてしまいます。
油分の多いファンデーションの使用
ニキビができた際のファンデーションの選ぶポイントは2つあります。
1つはニキビ跡はカバー力の高いものを選ぶことです。炎症が収まり色素沈着しているため薬用でなくとも問題ありません。
2つ目はニキビは肌に優しい薬用のもの使用することです。薬用は油分が少ないため肌への刺激も少ないです。肌や使用上に注意することで予防ができます。
スクラブ入りの洗顔料で顔を洗う
スクラブ洗顔を行うと通常の洗顔料よりも汚れや皮脂がしっかり落とせます。また、肌が柔らかくなるとともに手触りもよくなります。不要な角質もなくなるので肌もワントーン上がる効果もあります。
かゆみ止めの市販薬を使う
症状により、適切なニキビ薬を使用するとニキビが改善されることがあります。抗生物質薬のビフナイトやリンデロン軟膏などは簡単に薬局で手に入るのでおすすめです。しかし、使い方を間違えると効果が感じられませんし、肌に合わない際は使用をやめましょう。
ニキビのかゆみを繰り返さないための対処法
汗をかいたらすぐに洗顔する
汗をかいたらこまめに洗顔することが重要です。洗顔前に必ず手を洗うことは欠かさず行いましょう。手のひらでなく、手の甲や手首までしっかり洗い清潔にしてから洗顔します。回数は朝と夜の2回で十分ですので気を付けましょう。
洗顔後の保湿を忘れない
洗顔後は肌に浸透しやすい肌になっています。乾燥してしまうと肌のトラブルやニキビの元になってしまいます。洗顔により、水分を失った肌には手のひらでなくコットンで化粧水や乳液を使い潤いを保ちましょう。
タオルや寝具を清潔に保つ
タオルに雑菌があると洗顔をしても顔に殺菌がついてしまい効果がありません。洗顔ごとにタオルはこまめに変えます。また、枕カバーやシーツには汗をかき雑菌がたくさんいます。こちらもこまめに洗濯をして清潔なものにしましょう。
メイク用品は定期的に清浄
「なんだか汚れが溜まっていそう」と思っても、正しいケアの方法も知らないし、問題なく使えているからと言って放置しまいがちなメイク用品。実は、ばい菌だらけになっています。そのため、1か月に1回はメイク用品をメンテナンスしましょう。メイク用品を清潔に保つことで肌へのダメージを減らせますまた、化粧ノリもよくなるため一石二鳥と言えます。
外から帰ったら必ず手を洗う
家に帰ったらまずは手を洗いましょう。と子供の頃教わったと思います。これは正しい洗顔やニキビ対策に当てはまります。外には目に見えない菌がたくさんいます。また、知らないうちに雑菌がついています。手のひらだけでなく、手の甲も洗い清潔にしましょう。また、手を洗うことで風邪予防にもなります。
とにかく清潔を保って菌を増やさないことが大切
ニキビができないためには予防が絶対条件化と思います。未然に防ぐ一番簡単で有効的なのは手を清潔に保つことです。手は何するにも使います。せっけんを使いこまめに手を洗い菌を増やさないようにしましょう。
また、乾燥すると菌が増えてしまいます。保湿することで肌へのダメージを弱ませ、菌を減らせます。日頃から意識的に行動することで菌を無くして清潔な肌を保ちましょう。