目次
顔が大きくなる原因
顔がむくんでいる
太っているわけでもないのに顔がむくんでいる人は、体内のリンパの流れが滞り、水分や老廃物がうまく排出されずに溜め込み、顔のむくみに繋がっています。また、運動不足や長時間同じ姿勢でいることで血行不良を起こすこともむくみの原因の一つです。
飲み会の次の日に顔がむくんでいるということがありますよね。お酒の利尿作用でトイレが近くなりますが、水分が排出されすぎて脱水症状状態になり、危機を感じて体が水分を欲するようになります。その結果、必要以上に水分を摂りすぎてむくみを引き起こす原因となります。
また、塩分の摂りすぎも要注意!塩分は体内に水分を溜め込む性質を持っています。塩分の高い食事やおつまみの食べすぎは翌日のむくみに繋がりますので注意が必要です。
顔がたるんでいる
無表情でいると顔の筋肉、表情筋を全く使いませんので顔の筋肉が衰え、重力で下へとさがり、たるみとなってしまいます。また、悪い姿勢や猫背は顔の筋肉を下へ下へと引っ張り込み、たるみの原因になります。
また、肌荒れや乾燥、紫外線による肌へのダメージ、寝不足が肌の弾力を失わせ、フェイスラインを崩す原因になります。あらゆる複数の原因が重なって、顔のたるみが作られてしまいます。
太っている
太っているとそれだけで顔太りの原因になります。理由は単純に脂肪が顔についてしまうということ。摂取したカロリーが燃焼されずに脂肪となって体に蓄積された結果、顔にも脂肪がついてしまうという肥満の原理です。
太っているから顔にも脂肪がついているということですね。痩せると顔につきすぎた脂肪の悩みも解消されます。食べすぎや運動不足には注意しましょう。適度な運動をして基礎代謝を上げることも大切です。
簡単小顔マッサージでなりたい自分に
普段使わない筋肉を刺激できる
顔の筋肉である表情筋は30種類以上もあり、人の表情を形成しています。しかし、一般的に表情筋は30%ほどしか使われていないといわれ、使われない筋肉はどんどん衰えていきます。無表情や加齢などが原因で顔の筋肉が衰えるとハリがなくなりフェイスラインの崩れ、老けの原因になります。
顔をマッサージすることで、表情筋を動かし、刺激を与えることで顔の筋肉を鍛えることができます。顔の筋肉が鍛えられるとキュッと引き締まった小顔に近づいていきます。
老廃物を流すことでむくみが改善
顔をマッサージすると、リンパの流れが良くなり顔に溜まった老廃物や余分な水分を体外に排出し、むくみを改善することができます。むくみをそのままにしていると癖になり、改善しにくくなってしまいます。簡単小顔マッサージでむくんだらすぐに解消して、顔のサイズダウンを目指しましょう。
舌の筋肉を使って表情筋を鍛える
大げさに舌を動かす
舌の筋肉は顔の筋肉と繋がっています。舌を動かすことで口の周りのたくさんの筋肉を一気に刺激することができ、特に顔の下半分のインナーマッスルが鍛えられフェイスラインの引き締めに効果が期待できます。簡単なのに表情筋を鍛える高い効果が期待できます。
舌を長く下に出す
天井を見るように上をあごを突き出して上を向き、舌を出します。次に舌をあごにつけるイメージで舌を長く下に向けて思いきり伸ばします。首の前側が伸びていることを意識しながらこの動作を10回繰り返します。
2.舌を左右上下に動かす
舌を自分で確認できるくらいまっすぐに伸ばし10秒間キープします。次に舌を下に向けて10秒間、舌を上に向けて10秒間キープし、左右にもそれぞれ10秒間キープしながら舌を移動します。肩の力を抜いて、上下左右に舌を伸ばしてキープすることで舌も筋肉を効率よく鍛えられます。
しわを伸ばす効果も
舌をトレーニングすることで、表情筋が鍛えられるとリンパの流れがスムーズになり、顔のむくみ解消になります。また、舌のトレーニングによって鍛えられた筋肉が皮膚にハリをもたらし、しわを伸ばす効果も期待できます。
舌を大げさに動かして、むくみもしわも撃退してつるんとした、きれいな小顔になりましょう。
顎を動かして顔全体を引き締める
顎の動かし方
顎の筋肉が凝り固まるとフェイスラインが歪み、二重あごになり顔全体が大きく見えてしまいます。あごの筋肉をストレッチして鍛えると顔全体を引き締める効果が期待できます。
顎を左右にずらす
正面を向いて顎を左右にゆっくりずらすように動かします。5回ずつずらしましょう。
顎を出して口を開ける
下あごを前に突き出すように動かし、口を大きく開けます。5回繰り返します。
毎日4セットずつ行うと効果的
顎のストレッチは地味な筋肉運動に思えますが、意識して動かさなければ鍛えることのできないのが顎の筋肉です。柔らかいものを好む傾向と、飲み物で栄養補給をする人が増えている現代は、顎が衰えやすいといわれています。意識的に動かすことで顎はもちろん顔全体の引き締め効果が期待できます。
ストレッチは続けなければすぐに衰えてしまいます。無理をせずに、毎日4セットずつくらい行うと効果が実感できるでしょう。
ツボを押さえてむくみをとる
痛すぎない程度に押さえる
顔のむくみを解消するためには「ツボ押し」も効果的です。顔のむくみは血流が悪くなったり、塩分の摂りすぎ、水分や老廃物を溜め込んだことによるもの。
顔のむくや新陳代謝アップに有効なツボや、内臓に働きかけるツボを押すことで、顔や体の中の余分な水分や老廃物を排出してくれる効果が期待できます。
あまり力を入れすぎても意味がありません。力任せにツボを押すと炎症を起こす危険もありますので、いた気持ちいいと感じる程度の力加減で押しましょう。丁寧に、ゆっくり押してゆっくり離すように心がけましょう。ツボ押しは毎日行うことで効果が表れてきます。
頬骨の下を左右にずらしながら押さえる
頬骨の下のラインにはほうれい線を薄くしたり、新陳代謝を促進させむくみを抑える効果が期待できるツボがあります。
正面から見て黒目の中心からまっすぐ下、小鼻の真横と交差する部分にある「巨りょう(こりょう)」小鼻の横にある「迎香(げいこう)」耳の前から続き、口を開けると頬が持ち上がる部分のツボ「下関(げかん)」など頬骨の下ラインのツボはむくみやたるみに効果が期待できます。
頬骨の下を左右にずらしながら優しく押さえ、押して凹んでいるところ、押して気持ちが良いところを目安にツボの位置を確認していきましょう。
小顔リンパマッサージで老廃物を流す
老廃物は流しきることが大切
顔のリンパマッサージは体のリンパマッサージと同様、滞ったリンパを流して溜まった余分な水分や老廃物を流すこと。そのまま放置するとむくみが定着してしまい、顔が太った印象に見られます。
また、老廃物を溜め込むと顔色がくすみ、肌荒れや大人ニキビの原因にもなります。小顔リンパマッサージで余分な水分や老廃物はすべて流しきることが大切です。夜寝る前や、朝のメイク前の習慣にすると無理なく続けられます。
手を温めておくと効果的
リンパマッサージで老廃物を流しやすくするためにはあらかじめ体を温めておくことが大切です。入浴後は特におすすめです。手が冷たい場合はあらかじめ手を温めてからマッサージを行うと効果的です。
耳のすぐ横に耳下リンパ節があるので、温かい手で耳の下から鎖骨に向かってマッサージします。耳下リンパ節に老廃物を集め、鎖骨に向かって流しましょう。
顔のマッサージ
クリームを使うことで摩擦を減らす
顔の皮膚は薄く、過度に刺激や摩擦を与えると肌を傷めたり、皮膚が伸びたりしてかえって悪影響になってしまいます。顔のマッサージをするときは必ずマッサージクリームや専用オイルを使用して肌の摩擦を防ぎましょう。
目の回りはソフトタッチで
目の周りの皮膚は顔の中でも特にデリケート。専用のマッサージクリームなどを使い滑りを良くして行いましょう。特に優しいケアが必要です。
目の回りを撫でるように押さえる
両手の中指の腹を目尻にあて、目の回りを指に腹で優しくなでるように押さえ目の下の骨の縁を通って目頭まで移動します。そのまま目の上の骨の縁をなぞるように目じりへ移動します。
眉間から眉尻に向かって押さえる
中指の腹を眉間から眉尻に向かって軽く指圧するように押さえ流します。次に目頭から目尻まで軽く押さえながら老廃物を流します。
頬のマッサージは少し強めに
頬の老廃物を流すマッサージは少し強めに押してみましょう。ストレスにならないくらいにイタ気持ちいい力加減を探して行いましょう。
顎下からこめかみに向かってマッサージ
顎下からフェイスラインに沿って、こめかみに向かってリンパを流すようにマッサージをするとフェイスラインがスッキリします。手を軽く握って指を使ってフェイスラインにそって滑らせてマッサージします。
頬の肉を手の腹で押し上げる
頬の一番高い部分の下あたりに手のひらをあて、口角を上げるように斜め後ろ側に軽く押し上げ、キープします。頬のリフトアップに効果的です。
口の回りや小鼻は中指でゆっくり
口の周りのケアをすることで口角が上がって表情が明るくなります。小鼻のマッサージをしてコリをほぐすとほうれい線の除去に効果が期待できます。
唇の回りをなぞるように押さえる
中指と薬指で顎の下から口角の横、鼻の下、口角横の順番でなぞるように少し強めに押さえます。3回繰り返します。
小鼻の横を中指の腹でなぞる
小鼻の横にある溝に中指の腹をあてます。溝に添って上下にゆっくりと押しながら往復します。10回繰り返しマッサージします。
額は中央から外に向かって押さえる
額は顔の中で意外と最も凝りやすい場所です。目に力を入れたりすると額が凝りやすくなります。マッサージをすることで目の回りの血流も良くなりスッキリします。
額のマッサージは4本の指の腹で額の中央から外に向かって強めに押しながらマッサージします。こめかみ辺りは軽くほぐすように押します。3回繰り返します。
普段意識しない額のコリをほぐすとメモパッチリ開きやすくなり、顔全体の印象も変わります。
寝ながらできる耳たぶ回し
耳たぶを持って優しく回す
耳たぶの付け根を軽く持って優しい力加減でくるくると4回後ろに回します。次に手のひらを頬に添えて頬骨辺りからフェイスラインに向けて優しくさするように4回なでおろします。
耳たぶの回りにはリンパが集中していますので、耳回しはリンパの流れに効果が期待できます。寝ながらでも楽にできるのがありがたいですね。
他のマッサージと併用すると効果的
耳たぶ回しはリンパの流れが良くなるので、フェイスラインのゆがみの解消や、美肌効果のほか、肩こりの解消にも効果が期待できます。
耳たぶ回しの他に顎をスライドさせたり前後に動かすといったケアを併用するとなお効果的です。
小顔マッサージの効果を上げるためには
血行が良くなったお風呂上りが効果的
小顔マッサージの効果を上げるにはお風呂上りが効果的。お風呂上りは体が温まり血行が良くなっていますので、リンパの流れも良くなります。顔に溜まっている老廃物もリンパと一緒に流れやすくなるので、お風呂上りのマッサージはより効果が高くなります。
お風呂上がりのマッサージで、スッキリ小顔になりましょう。
リンパの流れに沿う
小顔マッサージはリンパの流れに沿わないと効果が得られません。顔のリンパの流れは基本、顔の中心から外側へ、耳下から鎖骨に向かって流れています。老廃物を顔の耳下に集め最後は鎖骨に流しましょう。最後に鎖骨辺りをほぐすと老廃物が排出されやすくなります。
▼さらに詳しい解説はこちら
リンパマッサージで小顔に。毒素は流し憧れのフェイスラインに
凝りがある部分はこぶしの第二関節を使う
フェイスラインやエラの付近、頬骨の下など、老廃物が溜まって凝りやすい部分は指の腹よりも、こぶしを握って指の第二関節を使って押すようにほぐすと効果的です。
コリがほぐれて老廃物や余分な水分が流れ出し、むくみが解消され小顔効果が期待できます。
手が荒れている人は大きめのスプーンを使う
大きめのスプーンを使った小顔マッサージも効果が期待できます。スプーンの円い面が肌に適度な刺激を与えて、心地よくマッサージしてくれます。
肌に負担をかけないために滑りの良いスプーンを選び、必ずマッサージクリームを使うこと。手が荒れている人は手でマッサージをするよりもスプーンでを使うことで肌を傷つけることなくマッサージできます。
顔のマッサージにおすすめのクリーム
クリームを塗らないとシワになることも
マッサージを行うときには必ずマッサージクリームを使用すること。何も塗らなければ、摩擦で肌に相当な負担をかけて傷め、かえってしわが増えたり、薄かったしわが深くなったりする恐れがあります。
たくさん種類があるクリームの中から自分に合ったマッサージクリームを選び、効果のあるマッサージを行いましょう。
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