ニキビから出血しても大丈夫?跡が残らないために適切なケア方法は?

2017.07.12

ニキビから出血しても大丈夫?跡が残らないために適切なケア方法は?

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

ニキビを潰してしまって出血したり、傷になってしまったことはありませんか?目立つニキビができてしまうと、気分も落ち込んでしまいますよね。そして、気になるのはニキビ跡が残ってしまうこと。正しい原因と対策を知って、早めのケアを心がけましょう。

INDEX

目次

    ニキビが出血している時の注意点

    指で残りの芯や血を押し出さない

    ニキビから出血してしまった時に、ニキビの芯が出てこないからといって爪を立ててニキビを強く押してしまうと、毛穴の内部に傷ができ、雑菌が入りニキビが悪化してしまう場合があります。

    周囲の皮膚を傷つけて炎症を起こしてしまう可能性もあるため、無理に出すのは止めましょう。治った後も、凹みや色素沈着などしやすくなるためできるだけ触らないようにすることが大切です。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    「潰すニキビケア」はデメリットばかり。正しい対処法とは

    いきなり薬を塗らない

    外用抗菌薬やステロイドには傷の治りを遅らせる成分が入っています。傷が治る前の血が出ている間は、薬を塗らないようにしましょう。

    薬のチューブを直接患部に押し当てて塗ることも、ニキビ菌などが付着する恐れがあり、不衛生です。清潔に洗った手や、綿棒などで優しく塗りましょう。

    冷やしすぎない

    体が冷えると、血行が悪くなりニキビや吹き出物といった肌荒れの原因になります。血行不良になると血液の循環も悪くなり、血液中の老廃物を対外へ排出する働きが低下するため、肌のシワやくすみなどの症状も目立ちやすくなります。

    また、臓器の機能も低下するため、毛細血管が正常に働かなくなり肌の隅々にまで必要な酸素や栄養分が届きづらくなります。冬はもちろん、夏でも冷たすぎる飲食物の摂取は避けましょう。

    かさぶたを無理に剥がさない

    傷口を保護して治すためにかさぶたができます。かさぶたを無理に剥がしてしまうと、傷の悪化や菌の侵入のリスクが上がるため、治った跡にも皮膚が凹みクレーターになってしまったり、色素沈着などで跡が残りやすくなります。かさぶたは、下に新しい表皮が出来ると自然に剥がれ落ちます。

    上から化粧品で刺激を与えない

    化粧品にもさまざまなタイプのものがあるため、選び方によってはニキビを悪化させてしまう恐れがあります。

    肌につけるとスーッとするものは、化粧品の中にアルコールが含まれている場合が多く、刺激になります。引き締め効果や収れん作用のある化粧品にもアルコールを用いているものが多いため、避けたほうがいいでしょう。

    何もしないで放置しない

    ニキビから出る血や膿には、菌がたくさん含まれているためしっかりと清潔なタオルやコットンなどで拭き取り、清潔な状態にしておきましょう。放置してしまうと、炎症がひどくなったり腫れるなど、悪化する場合があります。必要に応じて薬を塗るなどの適切なケアが必要です。

    ニキビが潰れて血が出た場合の応急処置

    まずは手を洗って清潔にする

    手にはたくさんの雑菌が付着しています。ニキビなどの患部を触る場合は、しっかりと手洗いをしましょう。殺菌効果のあるハンドソープを使用すると、より効果的です。

    ガーゼで抑えて止血

    ニキビが潰れると、中に溜まっていた細菌やアクネ菌が混ざった血や膿がでてくるため、他の箇所へ菌が移らないためにも、ガーゼやティッシュなどで素早く拭き取ります。

    こすることで摩擦を与えて悪化する場合があるので、優しく刺激を与えないように気を付けます。血が止まらない場合には、ガーゼなどで患部を圧迫して止血をしましょう。

    アルコールで患部を消毒

    症状にもよりますが、アルコールなどで患部を消毒することでも殺菌できます。アクネ菌や細菌を確実に殺菌するという点では優れていますが、使用することで染みるなどの刺激がある場合には、症状を悪化させる場合があるので控えてください。状態を見ながら、適切な方法を選びましょう。

    水で洗い流して軽く乾燥させる

    ガーゼなどで拭き取っただけでは膿や菌などが完全には落とし切れていないため、拭いた後は水などで洗い流しましょう。

    消毒液やお湯などで消毒すると、症状によっては刺激が強すぎてしまい悪化させることがあります。水でしっかりと洗い流し、乾燥させましょう。

    ハイドロコロイド素材の絆創膏を貼る

    ニキビや傷などの炎症症状には、ハイドロコロイドという成分を使って患部を乾かさず治療する湿潤療法があります。患部の体液などを利用して、早期の自然治癒を目指す方法です。傷口を乾燥させないのでかさぶたが作られないため細胞が均一になり、治癒しやすく跡が残りにくいメリットがあります。

    その後浸出液の量に応じて張り替える

    湿潤治療で貼った絆創膏は、傷口を確認するためにも1日に1回程度張り替えるようにしましょう。長時間貼り続けてしまうと、傷の周囲に出てきた体液によってかぶれなどの皮膚トラブルを起こすことがあります。

    こまめに張り替えることで、常に新しい体液で潤った状態を保てるため、予後がよくなります。

    数日経っても改善がない場合は皮膚科へ

    なかなかニキビが改善しない場合には、皮膚科の受診をおすすめします。皮膚科で治療を受けることにより、正しいニキビの診断を受けられ、症状にあった薬が処方されるため、早くニキビを改善させることができます。外用薬や内服薬、症状に応じて外科的処置などもあり、適切な治療ができます。

    ニキビからの出血を防ぐ方法

    なるべく触らないようにする

    炎症しているニキビは、とても敏感になっているため少しの刺激で潰れたり、腫れが強まります。触ることでダメージを与えて症状が悪化すると、炎症は表皮からその奥の真皮にかけて進みます。真皮は再生のスピードが遅く、一度傷付くと完全には修復しないため跡が残りやすくなります。

    膿があっても潰さない

    化膿しているニキビは、症状がかなり進んでいる状態です。自己判断で潰してしまうと、手の雑菌などでさらに悪化させてしまいます。

    色素沈着などで跡が残ってしまわないように、消毒や薬用クリームなどを用いて炎症を抑えるなど、適切なケアをすることが大切です。

    傷が治るまでメイクは控える

    化粧品の成分は、傷や炎症を起こしている患部には大きな負担となります。化粧品の成分が患部を塞いで治りを遅くしたり、刺激を与えて悪化させてしまいます。

    可能であれば、治るまではメイクを控えることをおすすめしますが、必要な場合には肌に刺激が少ない無香料、無着色のものやアルコールフリー、パラベンフリーなどの記載があるものを使用したり、患部を避けてメイクするなどの工夫をしましょう。

    刺激を与える角質ケアを控える

    ピーリングや毛穴パックも、肌にダメージを与えるためニキビができているときには控えましょう。無理に毛穴から汚れを取り除くことにより、患部だけでなく周囲の皮膚もダメージを受け、炎症が広がるなどかえって症状を悪化させてしまいます。ニキビを早く治すためには刺激をなるべく与えないように注意することが大切です。

    同時に生活習慣も見直して傷の回復を早めよう

    生活習慣が乱れているとストレスが溜まります。ホルモンバランスも崩れ、代謝などのバランスも乱れます。ニキビやニキビ跡、傷などが治りにくくなるばかりでなく、再発しやすくなってしまいます。
    健康的な生活を送るために、いくつかのポイントを見直してみるといいでしょう。

    ・起床や就寝時間を規則的にして、十分な睡眠をとる
    ・栄養バランスのいい食事を心がける
    ・生活に適度な運動を取り入れて、ストレスを溜めないように心がける

    生活習慣の見直しは、すぐに始められるセルフケアです。自分に合った生活リズムを見つけ、改善していきましょう。

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