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ニキビが赤く腫れて痛い原因とは
毛穴の中で菌が繁殖している
よくニキビの原因は「アクネ菌」だと言われています。実は、このアクネ菌肌を守ってくれる大切な役目をしており、普段は悪い菌ではありません。でも大好物の皮脂が多く分泌されすぎたり、詰まってくるとアクネ菌が毛穴の中で大繁殖してしまいます。
炎症が肌の奥深いところにまで及んでいる
ニキビの初期段階として、毛穴が角栓で詰まった状態になると白いニキビや黒いニキビができます。そのニキビを治そうと洗顔をしすぎたり、間違ったケアをしていると、ニキビができやすい肌となってしまいます。
ニキビができやすい肌で皮脂が溜まりすぎると、白いニキビではなく赤く腫れたニキビができてしまいます。その炎症は肌の奥深いところまで及んでいて、痛みもあり、血が出ることもあるので急いで対応しなくてはいけません。
膿が排出されずに溜まっている
赤く腫れあがったニキビは毛穴の中に膿が溜まっている状態です。しかし毛穴に角栓が詰まっているので膿が排出されません。無理に潰して出してしまうと色素沈着やボコボコのニキビ跡になってしまいます。ニキビ跡になるとなかなか消えにくいので潰すのはやめましょう。
コラーゲンが過剰に生成されしこりができている
赤く腫れあがったニキビが長く続いてしまうと、肌が防衛反応を示し、コラーゲンとなる細胞が過剰に生成され、ニキビ跡にしこりとなってしまいます。特に顔の輪郭付近は無意識に触れてしまうことが多くできやすいので注意が必要です。このしこりはセルフケアで治すことができず、ステロイドやレーザー治療などの皮膚科で治療が必要となります。
ニキビが腫れやすい人の特徴
素手で患部に触り潰したりしている
素手でニキビを触ってしまったり、潰してしまうクセがあると、手に付いた雑菌が患部に付着してしまい、さらに炎症を進めてしまいます。あまり触らずに、潰すなんて厳禁ですので注意しましょう。
またニキビが目立つのがイヤで髪で隠してる人も多くおられますが、この髪が触れているのも髪に付着している雑菌や、トリートメントなどが刺激となる可能性があります。ニキビができたらなるべく触れないような髪型にしましょう。
睡眠不足など不規則な生活を送っている
睡眠不足など生活リズムが不規則な方は、お肌のターンオーバーも乱れがちです。ターンオーバーが乱れると古くなった角質が固くなり、毛穴をふさいでしまうのでニキビができやすくなってしまいます。これを期に生活リズムを見直してみてはいかがでしょうか。
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喫煙やお酒を過剰に摂取している
喫煙は血管を細くさせ、肌に必要な栄養素を十分に送ることができません。お酒は糖質が多く含まれており、皮脂を過剰に分泌させニキビを悪化させてしまいます。喫煙やお酒はどちらも内臓への負担がかかります。過剰摂取はニキビができやすくなりますので、適度に摂取することをおすすめします。
栄養バランスが崩壊している
インスタント食品やファストフードばかりを食べていると栄養バランスが崩壊してしまい、皮脂を過剰分泌したり、肌を保護することができません。3食しっかりと摂取し、タンパク質、炭水化物、ビタミン類、栄養バランスの整った食事をしましょう。
洗顔や保湿が不足している
ニキビは皮脂が毛穴に詰まっている状態ですので、洗顔が足りていないのかもしれません。また洗顔のしすぎで肌の潤いを奪ってしまっても肌を保護することができませんので、適度な洗顔を保湿をしっかりすることを心がけてください。洗顔も大事ですが、洗顔後に使用するタオルも清潔なタオルにこまめに替えるとよいでしょう。
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濃いメイクやファンデーションの厚塗りをしている
ニキビを隠したいために濃いメイクになってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、ニキビの上にメイクをすると、化粧品に含まれる油分が皮脂と同じようにニキビに反応し、さらにニキビを悪化させてしまう恐れがあります。
さらにしっかりとメイク落とをしても残ってしまうことが多いですし、その濃いメイクを落とすために刺激の強いメイク落としを使えば、肌に一層負担をかけることは間違いありません。ニキビの時は控えめのメイクにしましょう。
腫れたニキビを早く治す方法
毛穴の詰まりを防ぐ洗顔料で洗う
ニキビは毛穴の詰まりから起こるので、しっかりと洗顔を行いましょう。その際、サリチル酸配合の洗顔料がおすすめです。サリチル酸には殺菌作用や角質を柔らかくする作用がありますが、つっぱりやすい物も多いのでしっかりと保湿が必要です。
洗顔も手のひらで泡立ててから顔に乗せて洗うように心がけてください。顔の上で直接泡立てたり、ゴシゴシと水で流すのも厳禁です。
保湿成分が豊富に含まれた化粧水を使用
肌の保湿に効果が高いと言われているのが、ヒアルロン酸やセラミドといった成分です。保湿成分が豊富に含まれた化粧水を使用することで、しっかりと洗顔を行った肌に潤いを与えます。化粧水のつけ方としては、肌にパンパンと叩き込むのではなく、手のひらでなじませ、肌に手のひらを押し当てるようにつけます。洗顔後なるべく早めにつけましょう。
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ストレスを避けた生活
現代社会では残業や夜更かしなど、多くの方がストレスを抱えています。ストレスを受けると男性ホルモンなどを分泌し、それによって皮脂を多く分泌されてしまいます。それによってニキビができやすくなるのです。
また夜更かしのお供にインスタント食品など食品添加物を多く含む物を食べている方はおられませんか？食品添加物には活性酸素が含ませており、菌を防ぐ役割をしているのですが、摂りすぎると正常な細胞も壊してしまう恐れがありますので控えめにしましょう。
日頃からビタミンをとる習慣をつける
ほうれん草や鶏のレバーに多く含まれるビタミンAは肌の潤いを守ったり、納豆や卵、ナッツなどに含まれるビタミンB群は新陳代謝に効果的、いくらなどの魚卵に含まれるビタミンEは血行促進など、肌にとってビタミンは欠かせません。日頃から野菜やナッツ、根菜などビタミンを摂取する習慣をつけましょう。
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ステロイド含有の市販薬を塗る
ステロイドには抗炎症作用があり、赤く腫れたニキビに効果が期待できますが、長きにわたって使用すると逆にニキビの原因となる場合があります。短期間、炎症のある部分にだけ塗るようにしましょう。
それでも治らなければ皮膚科を受診
いろいろ試してみたけれど治らない場合には、肌の専門家、皮膚科を受診することをおすすめします。自分で行っていたケアが自身に合っていない場合もありますので、医師の診断を受け、皮膚科でしか処方できない薬を使用すればすぐに治る場合も多いです。
ニキビの腫れを早く鎮めたいなら放置は厳禁
ニキビが腫れると気になってしまいますが、下手に触らず、しっかりと洗顔、保湿をすることが大事です。そしてご自身の生活リズムや食生活を見直すことで、ニキビを繰り返さない健康的な肌を手にいれましょう。
