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ニキビの上から化粧して大丈夫?
ニキビは「皮脂の分泌が多いのが原因」と洗顔を多めにしていませんか?皮脂が多い方だけでなく、乾燥タイプの方でもニキビはできるもの。ニキビは皮膚の炎症ですから、できてしまったら、できるだけ化粧はしないほうが良いです。けれど化粧をしないで外出するのは難しいという方も多いのではないでしょうか。ノーメイクでニキビが余計目立ってしまうのは、精神的にもよくありません。ニキビの上からメイクして大丈夫です。ニキビ用のファンデーションなど、後ほどご紹介します。
化粧で隠すのとマスクで隠すのはどっちが肌にいい?
ニキビができてしまった場所にもよりますが、マスクで隠してしまえば、化粧しなくても安心でしょうか?現在高機能のマスクが販売されていて「潤いを保てるし、化粧しなくていいから」とマスクがいいように思えます。けれどマスクをすると、ニキビに直接触れてしまい、常に摩擦を加えてしまうということにもなりかねません。そのためニキビになったら、ニキビ対策用の化粧をする方が、肌にはおすすめなんです。
タイプ別ニキビ肌を隠す化粧の仕方
思春期ニキビを隠すメイクのポイントと注意点
では具体的にタイプ別のニキビを隠すポイントと注意をお話ししていきましょう。思春期のニキビの原因とは、成長期で男性ホルモンが増加し、皮膚分泌が活発になってしまうことによるもの。その急激な分泌量の増加によって、毛穴からの排出が追いつかない状態になってしまうのです。そして、毛穴を塞いでしまうことが原因となっています。
このため油分の多い化粧品の使用は、更に「ニキビができる」原因になってしまいます。ベースメイクでは、「ノンオイル」か油分が少ないファンデーションを選びましょう。毛穴を埋めてしまう「リキッドオイル」や「クリームオイル」、「化粧下地」も避けたいものです。ノンオイルやミネラルのパウダーをさっと使用し、炎症をおこしているニキビがある場合は厚塗りせずに、コンシーラーを使用するのがおすすめです。
大人ニキビを隠すメイクのポイントと注意点
大人ニキビの場合は、皮脂の過剰分泌以外にも複雑な原因が存在します。メイクなどの毛穴詰まり、肌のターンオーバーの乱れ、バリア機能低下による肌の角質化などの他にも、ストレスや睡眠不足なども原因となるのです。
この大人ニキビができた場合のメイクのポイントは、メイクをする前の「保湿」を心がけることです。肌が乾燥すると余計にニキビを悪化させてしまうので、要注意です。コンシーラーなどでニキビを隠し、厚塗りしないように心がけましょう。また大人ニキビはシミになりやすいため、紫外線予防も注意しましょう。
医療・美容コンサルタントの滝沢日花里です。ふと出来てしまったニキビ、大事な予定の日に限って出来てしまう事もありますよね。ニキビが出来てしまうと、ついつい化粧を厚塗りして隠してしまいたくなると思います。私はニキビが出来てしまった場合は、アイメイクだけにするか、しっかりスキンケアをした上でパウダータイプのファンデーションを薄く付けるだけにしております。油分の多いファンデーションを厚塗りしてしまうと、余計にニキビが悪化してしまったり、クレンジングをしっかりしないと落ちないなど悪循環になる場合があります。ニキビはお肌や体からのSOSサインですので、負荷をかけず適切な処置で早く治る様に生活スタイルを見直してみましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
ニキビ跡をコンシーラーで上手に隠す方法は?選び方や正しい使い方
なかなか隠れないニキビ跡をメイクで消す方法
自分のニキビにあった「ニキビを隠すメイクのポイント」通りに化粧したけれど、やっぱり目立っているような気がすると思った方もいるかもしれません。ではなかなか隠れないニキビ跡は、どうやって目立たなくすればいいのでしょうか。
まずはコンシーラーのカラーを少し暗めに落としてみましょう。暗めのコンシーラーの上から、いつものファンデーションでふんわりと仕上げます。ただし、コンシーラーは油分が高めのものが多いため、厚塗りしないように、使用する量に気をつけましょう。
ニキビ以外の場所を目立たせる
それでもまだニキビ跡が目立つ場合、お顔のカラーコントロールをおすすめします。炎症があって赤みがある場合は、グリーン系のコントロールカラーを使用してニキビ部分の赤みをぼかすようにしてみましょう。それでも上手く隠せていないと思った場合は、イエロー系のカラーを使用し、その上から軽めにファンデーションすることにより、ニキビ跡が目立ちにくくなります。メイクの基本である「シェーディング」もメリハリのある顔になり、ニキビだけが目立たないので有効ですね。
化粧品道具のお手入れも大事
スポンジやブラシも清潔に保つ
あなたはメイクする時に使用していたスポンジが、ニキビやぶつぶつの原因になるということを知っていましたか?実は肌に直接触れるメイクスポンジやブラシは、そのままにしておくと酸化してしまったファンデーションや皮脂が付いたまま。雑菌や顔ダニの温床になってしまいます。使用したスポンジやブラシは、清潔に保つように心がけましょう。
おすすめのニキビを隠す化粧品
人気化粧下地TOP3
オルビス「薬用クリアデイケアベース」
ニキビケアしながらメイクをするという新発想のメイクベース。薬用ニキビケア成分配合、紫外線もカットしてくれて、油分・香料・紫外線吸収材がゼロなのも嬉しいですね。
エトヴァス「アクアミネラルベース」
合成界面活性剤・油分・シリコンなど不使用、毛穴をふさがずに肌を保つ敏感肌向けのベースです。お湯で落とせるのも肌に優しく安心です。
ノブ「ベースコントロールカラーUVナチュラルイエロー」
大人ニキビの原因は「毛穴の詰まり」。この原因にアプローチする豊富な有効成分が肌の角質層にまでしっかり吸収されるように開発された「大人ニキビ専用ケア商品」です。
保湿成分はもちろん、赤みやニキビ跡を自然にカバーできるメイク下地です。
プチプラ市販化粧下地TOP3
エテュセ「薬用ミネラルBBジェル」(医薬部外品)
保湿力を高める「Wヒアルロン酸」、ニキビが悪化するのを防ぐ「サルチル酸」、美白ケアに必要なビタミンCを配合しています。肌に優しい100%ノンケミカル処方は、素肌でいるよりおすすめです。
メディア「メイクアップベースSグリーン」
カネボウ化粧品のプチプラ部門メディアの化粧下地です。肌の赤みが気になる時に使用すると明るく透明感のある肌色になります。
キャンメイク「カバー&ストレッチコンシーラーUV」
ファンデーションの前に下地として使用しましょう。塗りやすいチップタイプなので、広い面も細かいところもカバーしやすい使い心地です。 ノンケミカルUVカット、伸縮性ストレッチパウダーで上手にカバーしてみましょう。
人気ファンデーションTOP3
エトヴァス「マットスムースミネラルファンデーション」
美容皮膚科でも採用されるほど、肌質を選ばないミネラル成分のパウダーファンデーション。ふわっと軽い使用感で、UVカット、保湿もしっかりしていてセミマットな仕上がりになるのも人気の秘密でしょうか。
オルビス「クリアパウダーファンデーション」(パフ付きレフィル)1800円
和漢植物性保湿成分配合、無香料・酸化しやすい油性分・紫外線吸収材・界面活性剤を一切使用していない肌に優しいファンデーションです。仕上がりの良さも人気を集めています。
オンリーミネラル「ミネラル薬用美白ファンデーション」(医薬部外品)
ミネラル100%、薬用美白成分でSPF50でUVカット、軽い付け心地のパウダーファンデーションです。ミネラルファンデーションでも屈指の人気なファンデーションです。
プチプラ市販ファンデーションTOP3
インテグレート「ビューティフィルターファンデーション」
ミネラルオイル配合で、肌に負担をかけずに仕上がります。肌のきめを整え、化粧崩れしにくく、粉っぽくない使用感が人気です。
セザンヌ「UVファンデーションEXプラスEX2」
プチプラなのに無香料、無鉱物油、紫外線吸収剤不使用、ノンアルコール。うるおい成分が配合されているので、つけている間しっかり保湿、ツッパリ感なしで化粧持ちもいいと人気です。
資生堂「スポッツカバーファンデーション」1296円(税込)
あざやシミなどカバー力に優れたクリーム状のファンデーションです。どうしても隠せない時にカバーしてくれるコントロールカラーです。
ニキビ跡を消すおすすめコンシーラーTOP3
オルビス「薬用アクネスポッツコンシーラー」(医薬部外品)
ニキビや肌荒れに効く医薬部外品です。抗炎症作用「グリチルリチン酸ジカリウム」配合で、気になる炎症ニキビの赤みや凹凸を光の乱反射で、しっかりカバーしてくれます。
エテュセ「薬用アクネポアスムーズコンシーラー」
スパチュラ付きで、超薄付きなのに気になる毛穴の開きを引き締めてくれます。塗るだけで美肌メークができるすぐれもの。色が目立たないのでニキビに悩む男性にもおすすめです。
資生堂dプログラム「メディケイテッドコンシーラーベース」(医薬部外品)
薬用成分配合。ニキビをケアしながら、予防し改善へと導きます。ノンケミカルで肌に優しく紫外線からのダメージも守ります。
自分のニキビのタイプに合わせた化粧で上手に隠そう
この記事ではニキビができてしまった時のおすすめメイクをご紹介しました。いかがでしたでしょうか?まずは自分のニキビのタイプを知り、タイプに合わせた化粧をすることで、ニキビを悪化せずに上手に隠すことができます。あなたもぜひ自分の肌にあった化粧品で、ニキビを改善しながらメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。