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ランニングをすることで得られるメリット
体が引き締まるダイエットの効果
多くの人がランニングを始めるきっかけとなるのはこのダイエット効果を得るためではないでしょうか。ウォーキングよりも運動量が激しいランニングはきつい運動だけに、消費カロリーも高く例えば５０kgの女性が１時間１０kmのペースで走った場合のカロリー消費量は約５００kcalも消費されます。
（ランニングの消費カロリーは「体重（kg）×距離（km）」で求める事が可能です。）
ジョギングやウォーキングもダイエットとして十分な運動になりますが、それよりハードなランニングはもも、ふくらはぎ、おしりといった主に脚をはじめとするいろいろな部分の筋力アップ効果がありただ体重を落とすだけではなく、見た目（スタイル）的にもスラっと引き締まった体つきになれる事が期待できます！
健康への意識が高まる
ハードなランニングは健康にあまりよくないといわれる一方で適度なランニングはとても健康にいいと言われています。
確かに普段あまり運動をしない方がアスリートのように走り込みをすれば心臓や血管に大きな負担がかかる事もありますが、適度な時間、スピード、自分に合ったペースで走る事で生活習慣によって起こる高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防、改善にもなり代謝をアップする事で美容効果も期待できます。
幸せホルモンが分泌される
『幸せホルモン』あまり聞き慣れない言葉ですが、仕事で嫌な事があったり、私生活でイライラした時に走ったらなんかスッキリした！こんな経験ありませんか？この嫌な気持ちが解消されたのは気のせいではなく本当に解消されていて、実はしっかりとした根拠もあります。
それは神経伝達物質のひとつ、セロトニンの効果によって心身が安定し気持ちがスッキリしたと考えられます。このセロトニンが不足すると、うつ病や不眠症といった症状が表れる事もあり気分や感情をコントロールする大切な神経伝達物質のひとつなのです。
意外と知られていない美肌効果
ランニングの効果としてあまり知られていないのが美肌効果です。とくにニキビなどの肌のターンオーバーのサイクルが不安定な事で起こりえる肌トラブルにはランニングはとても適している運動と言えます！
ターンオーバーは遅すぎても早すぎても肌トラブルの原因となり、正常に保つためには睡眠、食事、適度な運動でストレスを溜めないなど、基本的な事が大切です。また、ランニングをする事で血の流れを良くしたり、便秘が解消されたりと胃腸がキレイになり内側からの美肌効果が期待できます。
体力や筋肉の向上
普段あんまり運動をしていなかった人がランニングでまず１番はじめに効果を得られるのは体力や筋力アップです！体力がアップすれば病気にもかかりにくく、疲れにくい体を作る事ができます。
さらに筋肉がほどよく全身に着く事で余分な脂肪を早く燃焼してくれてスタイルも良く見えるようになり、筋肉が増えた事により血を体全体、とくに足先や指先といった末端までうまく送る事ができるようになって多くの女性の悩み、冷え性の改善にもなります！
食事が美味しく感じられる
とくに夏になると熱い気温に体力が奪われそれとともに食欲もなくなります。でも、こんな時こそランニングをする事でストレスを解消しながら適度な疲労感を得られます。
人は疲労する事で体はすごくエネルギーを欲しその結果、運動後の食事はとても美味しく感じる事ができます。たくさん走ってたくさん食事を食べる事で、より健康的な体作りができます！
新陳代謝の促進
有酸素運度のランニングは、たくさんの酸素を体内に運ぶため血管内に流れる血液の流れが早くなり、血が早くスムーズに流れるようになる事で新陳代謝が活発になります。新陳代謝が活発になると細胞が生まれ変わるスピードも早くなり、新しくキレイな細胞がどんどんできる事で、肌や髪のツヤが良くなるといったメリットがあります。
便秘の解消
ランニングには便秘の解消、改善にとても役立ちます！ただし、便秘解消を目的にランニングをする場合ただやみくもに距離や時間を走ればいいというわけではありません。便秘の解消には腸腰筋などのおなかまわりの筋肉を意識して走る事がとても重要になるので、インナーマッスルを意識しキレイなフォームで走る事が大切です！
腸腰筋を鍛える事で普段の生活の中でも姿勢がキレイになり下っ腹のダイエットにもなるのでランニングは正しいキレイなフォームで行いましょう。
自律神経が整う
自律神経には、主に昼間に働く交感神経と主に夜に働く副交感神経があります。この両方がうまく切り替わる事で、人間の体は健康のバランスが保たれています。
ランニグ中はゆっくり走る事で、副交感神経が優位に働く状態を保つ事ができます。また、夜に激しい運動をすると腸の働きをコントロールしているこの副交感神経の働きが鈍ってしまうので時間帯や走るスピードには注意が必要です。
脳が鍛えられる
ランニングによって脳内の血液量が増える事で、脳が活性化されます。脳を活性化させるためには、エネルギー源となるブドウ糖を脳にたくさん運んであげる事が大切でその役割を果たしてくれるのが血液です。
とくにランニングやウォーキングなどといった有酸素運動には記憶をつかさどる海馬という部分を大きくする事が研究でわかっており、集中力、発想力、判断力、思考力など様々な機能を持つ前頭葉はランニングによって最も鍛えられる脳の部位だという意見もあります。
ストレスの解消
ストレスは肌に良くない、健康に良くないなどいろいろと体に悪影響がありますが、このストレスの原因となるのは主に運動不足だと言われています。なのでデスクワークの仕事で体をあまり動かさいな人はランニングのような有酸素運動を少しとりいれてあげることで気分がリフレッシュされストレス解消になります。
実は『できる女性はストレス解消が上手い』って知ってましたか？毎日仕事や家事を忙しく行う女性は誰だって少なからずストレスは溜っていきます。そんな時に暴飲暴食や限度を超えた飲酒でストレスを解消するよりも、ヨガやランニングといった適度な運動でストレスを解消した方が美容、健康、仕事の効率も良くなるとメリットがたくさんあります。
寝つきが良くなり快眠に
ランニングをする事のメリットの中にはランニグ中だけではなく、ランニング後に得られるメリットもたくさんありその１つが快適な睡眠ができるようになる事です！
夜ぐっすりと深い眠りにつて、次の日の朝スッキリ目覚めるためには、適度な疲労感が欠かせません。ただし疲労感といってもデスクワークのような仕事の場合、頭はいっぱい使って脳は疲れているのに体はあまり疲れていないといった事が多く、これだけではいくら疲労感が溜っていたとしても快適な睡眠はできません。睡眠の質を高めるためにも適度なランニングをおすすめします。
ランニングという趣味ができる
ランニングというと辛いけどダイエットのために我慢して走るといったイメージを持ってしまう人もいるかもしれませんが、最近ではランニングをただの運動として考えるのではなく趣味として楽しんでいる人も多くいます。
かわいいシューズやかわいいウェアを揃えて友達と一緒に会話を楽しみながらゆっくり走る！一見運動効果が低いようにも見えますが、会話をしながら走る事で呼吸もしっかりでき、飽きる事なく長い時間続けられる、ゆっくり走る事でセロトニンが分泌されストレス解消にも繋がりかなりメリットの多い趣味になると思います。
時間帯別で得られるランニングのメリットとデメリット
「朝ラン」で1日を充実させる
朝起きて間もないうちは、まだ副交感神経が優位な状態にあり体が完全に目覚めていません。いきなりスピードを出して走り出すよりも軽くストレッチし徐々に体温を上げるような感覚で走り始め約３０分くらいで切り上げると朝の目覚めに最適な運動となり、これから始まる１日をより充実に過ごせるはずです！
「朝ラン」するには早寝早起きは必須
当然ですが朝ランには早寝早起きが必須になります！深夜遅くまで起きて朝、体を無理矢理起こしてランニングしてもいい効果は得られません。逆に睡眠時間が少ない事で体には余計に負担がかかってしまい体調を崩してしまう可能性も考えられます。
「昼ラン」は手軽に行える
昼休みなどを利用して手軽に行える昼ランは人気が高く走る人が多い時間帯です。朝ランよりも日中の方が体が動かしやすくなっているのでウォーミングアップやストレッチに使う時間も少なく済みます。さらに昼休みという決められた時間の中で走るため、よりトレーニングに集中できるといった理由もあります。
「昼ラン」は注意して行う
昼ランは昼間という人が多い時間帯に走る事になるので注意が必要です。スポーツジムのようなスペースが確保されている場所ならばいいのですが、公園や最近人気の皇居周辺には歩行者や自転車、観光客などたくさんの人がいることから、左側を走る、グループの場合は広がって走らないなどの走る時のマナーに注意が必要です！
「夜ラン」で1日の締めくくりを
朝起きるのがどうしても苦手、朝は仕事が忙しく夜しか時間がとれない、１日の締めくくりに走り込みたいなどナイトランを楽しむ人にもさまざな理由があると思います。とくに筋肉をつけたい人に夜ランは人気が高いらしく、成長ホルモンの分泌が促進されより筋力アップに効果的なようです。
▼さらに詳しい解説はこちら
夜ランニングのすすめ。ダイエットに効果的な理由ややり方とは
「夜ラン」すると寝つきが悪くなることも
夜に走る事（激しい運動）で副交感神経が鈍ってしまう事があります。そうなると寝つきが悪くなったり、腸の働きが悪くなったりという事もあるのでランニング後にしっかりストレッチをする時間や体をゆっくり休める時間を設ける事が大事になります。
ランニングとジョギングの違い
運動目的なのがランニング
ジョギングとランニングで１番の違いは心拍数による違いです。ジョギングの延長線上にランニングはあり、ジョギングよりももっとスピードアップしハードで運動負荷が高くなります。本格的に走り込みたい、タイムを計って記録を伸ばしたいなどストイックに走る人も大勢います。
ゆっくりと楽しむのがジョギング
ランニングとは違いジョギングは無理のないスピードでゆっくりと楽しみながら走ります。普段スポーツをあまりしない人が急にランニングから始めるとケガをしてしまう恐れもあります。その場合はウォーキング、ジョギング、ランニングのように少しずつペースを上げて運動の負荷をプラスしていきましょう。
またジョギングは、体への負担が少なく長い時間、長い距離を走る事ができるのでより脂肪燃焼効果が期待できるので、ダイエットをしたい！足を細くしたい！という女性ランナーに向いているかもしれません。
▼さらに詳しい解説はこちら
「ランニングとジョギング」効果的なダイエットを徹底比較
ランニングのデメリット
時間を確保しなければならない
仕事や家事、育児と忙しい１日の中でランニングの時間とストレッチ、クールダウンなどの時間を確保しなければいけません。走るだけなら約３０分でいいかもしれませんが、準備をしたりシャワーを浴びる時間などを含めると最低でも１時間ぐらいの時間を確保しなければいけないかもしれません。
天候に左右されやすい
時間の他にデメリットとして考えられるのが天候です。天気がよければとても気持ちいいランニングも中々雨の日にまで走ろうと思う人は多くいません。スポーツジムで走るにしてもジムまでの道のりで天候が悪く雨や風が強い時などはどうしてもサボりたくなってしまいます。
紫外線や花粉の対策も必要
とくに夏場の紫外線対策は必須で長時間太陽に当たり続けるランニングでは日焼け止めを塗る、長袖で肌の露出を控える、ツバのあるキャップを被るなどの対策が必要です。また、花粉症の季節はマスクを着けて走る事も可能ですが、呼吸がしにくく走るのが困難になるかもしれません。
タオルや着替えなど洗濯物が増える
ランニングをすれば当然大量の汗をかきます。汗をかいた衣類やタオルをそのまま放置しておくと臭いや菌が増え衛生的に良くないのですぐに洗濯をしなければなりません。いつもの洗濯物にプラスランニングで使った着替えなどが増える事がデメリットとなる可能性があります。
足を痛めることがある
ウォーキングのような軽い運動ならばケガをするリスクも少ないですが、ジョギングやランニングといった少し高負荷の運動では足（とくに膝や足首）を痛めてしまう危険性があります。
走る前にストレッチや準備運動で体を温めてからスタートしたり、ランニングフォームを正しく改善するなど気をつけるポイントがたくさんあります。とくに朝ランを始めようと思っている人は注意が必要です。朝は体も完全に目が覚めていないので急にスピード出して走り出したり、準備運動をしないで走り出すと思わぬけがに繋がる事もあるので気をつけましょう。
シューズが消耗品になってしまう
今までは長く履けていたシューズもランニングを始めるとシューズにもそれなりの負荷がかかるようになるので頻繁に買い替えなくてはいけなくなります。毎日走り込むようなランナーの方は長い距離を走るようにシューズを２足用意し、交互に履くようにして１足のシューズにかかる負担を軽くし少しでも寿命を延ばしているそうですが、それでも消耗品になってしまう事は避けられないようです。
メリットの多いランニングを趣味の一つに
ランニングにはデメリットもありましたが、それよりも日常生活のプラスになるメリットの方がたくさんあります。「少し時間がある時に走ってみようかな。」
最初はこれぐらいの気持ちからスタートするのもいいかもしれません。あまり難しく考えずに走り出してみると自分が思っていた以上に気持ちがスッキリするかもしれません。いままで特にコレといった趣味がなかった人は是非この機会にランニングを始めてみてはいかがですか。
