スキンケアをしないという選択。肌本来の機能を取り戻そう

2017.06.21

スキンケアをしないという選択。肌本来の機能を取り戻そう

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

スキンケアというのは、女性にとっての習慣。毎日時間をかけている方も多いですよね。しかし、本当に毎日肌へのケアが必要なのでしょうか。今回は、「スキンケアをしない」メリットについてご説明します。今一度、日ごろの習慣を見直してみましょう。

INDEX

目次

    スキンケアをしない方が良い理由

    過度な手入れは肌荒れのもと

    肌のことを考えるとついつい過度にスキンケアをしてしまいがち。しかし、適度なスキンケアでなければ逆効果となってしまうことがあるのです。

    過剰な洗顔などのスキンケアは、肌への刺激となり肌荒れや乾燥を引き起こす原因に。良かれと思ってしていたことが反対に肌への負担となっている可能性があるのです。毎日何度も洗顔をしていませんか?定期的に普段行っているスキンケアの見直しを行いましょう。

    化粧品が余計に肌を乾燥させる

    化粧水や乳液などの保湿化粧品はスキンケアにおいて欠かせない存在ですね。しかし、保湿のしすぎは逆効果となります。

    過度に保湿をすることで、本来持っている自ら肌を潤す力が衰えてしまうのです。洗顔後などの乾燥している肌に保湿は重要ですが、一日に何度も水分を補給する必要はありません。肌に必要なスキンケアのみを行いましょう。

    皮膚の再生力が機能しなくなる

    皮膚は本来、自らの肌を適切に状態へと戻すための再生力を持っています。多少肌荒れをしたとしても自力で回復することが可能です。

    しかし、過剰に保湿をしたりスキンケアを行うと皮膚の再生力が機能しなくなってしまうのです。頻繁に保湿されることによって、外部から水分を補給されなければ本来の力を発揮できなくなってしまうわけですね。肌の過保護は再生力を低下させてしまいます。本来の機能を信じ、スキンケアを行わないこともときに大切なのです。

    肌のバリア機能を破壊する

    肌は、外からの刺激から皮膚を守ったり水分量を適切に保つためのバリア機能を持っています。この機能により、肌を健やかに維持しています。

    しかし、界面活性剤などが含まれている強い洗顔料で何度もスキンケアを行うと肌に必要な、皮脂や角層までも取り除いてしまいます。結果、肌のバリア機能が破壊され、炎症などの肌トラブルを引き起こしやすくなってしまうのです。洗浄力の強い洗顔料でスキンケアをする際は、十分に注意が必要です。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    敏感肌はこうしてできる!バリア機能を高め、肌にうるおいを保つ方法。

    化粧品は刺激が強い場合がある

    化粧品にはさまざまな化学物質が多く含まれています。ナトリウム・ラウリル硫酸塩などは、ファンデーションなどにもよく配合されている成分ですね。

    実は、ナトリウム・ラウリル硫酸塩は肌への刺激がとても高い成分。敏感肌の方や肌のコンディションが悪いと肌荒れを引き起こしてしまう可能性があります。このほかにも、たくさんの化学物質が含まれており、肌によっては強い刺激となってしまう危険性があるのです。化粧品を選ぶ際には、含まれている化学物質にも十分注意をしましょう。

    化粧品の長期使用の検証は難しい

    化粧やスキンケアは、もはや女性の生活の一部と言っても過言ではないでしょう。しかし、スキンケアを長期間行った場合の検証はとても難しいのが現状です。

    つまり、スキンケア用品に含まれる界面活性剤などの刺激の強い化学物質を長期間使用した際の安全性についてはしっかりと検証されていないのです。これは、スキンケアを長期間行ったことによって将来的に肌状態が悪化してしまう可能性も十分あるということ。長期使用の安全性が確認されていないスキンケア用品を使用し続けるのは少なからずリスクがあること理解しておきましょう。

    内側からのケアが大切

    日常的に行っているスキンケアは外側からのもの。何もつけずに内側からのケアをすることも大切です。

    例えば、食生活や生活習慣は肌のコンディションに大きく関わります。身体の内側から改善を行うことも大切なスキンケア。睡眠不足や偏った食生活で、肌荒れを引き起こしてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。外側だけでなく、しっかりと内側からのケアも行いましょう。

     

    オススメクレンジングランキング

    肌断食のポイント

    肌断食中はなるべく化粧をしない

    肌断食とは、いつも行っているスキンケアをお休みして肌状態をリセットさせるもの。肌本来のバリア機能や再生力を復活させることが目的です。

    肌断食中は、化粧水や乳液での保湿もNG。できるだけ化粧もしないほうが良いです。お仕事やお出かけの予定がある場合、化粧をしないというのは難しいでしょうから、週末などを利用して肌断食を行うのがおすすめです。普段酷使している肌や身体を十分に休ませてあげましょう。

    クレンジングを使わないことが基本

    肌断食中は、基本的化粧をしないためクレンジングも使用しません。クレンジングで落とすのは、通常メイクなどの油性の汚れ。化粧をしなければクレンジングで落とす必要があるほどの油汚れが付着することがないのです。

    クレンジングは油分や界面活性剤が含まれており、肌へ少なからず負担がかかります。なので、肌断食中は、クレンジングもお休み。できるだけ、肌への刺激や負担をなくすことが大切なのです。

    お湯で汚れを洗い流す

    化粧をせずとも肌にはホコリや古い角質などの汚れが蓄積します。肌断食中であっても、汚れはしっかりと取り除く必要があります。

    肌断食中の洗顔はお湯。ほこりや汗は体温以上のぬるま湯で洗い流すだけで取り除くことが可能です。こすらずに汚れを洗い流すイメージで丁寧に洗顔を行ってください。石鹸や洗顔料を使用しないことで必要な皮脂を残し、乾燥や肌への刺激を防止できます。もちろんお湯には、界面活性剤も含まれていませんので、肌への負担となる心配もありません。

    純度の高いワセリンのみで良い

    スキンケアをしないというと、何もつけないイメージですが純度の高いワセリンは肌断食中であっても使用して大丈夫です。

    というのも、肌断食中の肌はこれまでの過剰なスキンケアで肌本来の潤す力が衰えています。美肌を目指すためには、最低限の保湿のサポートをしてあげる必要があるのです。ただ、化粧水や乳液は肌断食中のサポートとしては過剰。少量のワセリンを使用して保湿ケアを行ってください。また、ワセリンであっても塗りすぎは良くありません。乾燥している部分のみに適量を塗布しましょう。

     

    肌をきれいするお手入れポイント

    ワセリンのおすすめポイント

    ワセリンは界面活性剤を含まない

    ワセリンには肌への負担となる界面活性剤が含まれていません。さらに、石油を原料としているのものの、不純物はしっかり取り除かれており、高い純度で精製されています。

    人体と一切反応しないため、肌トラブルや炎症を引き起こす可能性もありません。非常に安全性が高く、スキンケアをしない肌断食中の保湿剤として適切なのです。敏感肌やデリケート肌の方でも安心して使用できるでしょう。

    皮膚から水分が失われるのを防ぐ

    ワセリンには肌へ水分を与える力はありませんが、皮膚から水分が失われるのを防ぐ作用があります。肌表面にパラフィンの膜を張り、皮膚中に存在する水分が蒸発するのを抑制します。

    つまり、肌断食中においてのワセリンの役割はあくまでも皮膚中の水分を維持すること。肌へ水分を補給する力はないので、過剰なスキンケアとなることもありません。本来持っている潤す力を生かしながら、乾燥を防ぎ保湿のサポートを行います。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    肌の水分量はどのくらいが理想的?保湿をしてくれる皮膚のしくみとは

    肌に染み込まず害がない

    ワセリンは肌へしみこむ心配がない物質。肌に膜を張るだけなので、成分が奥へと浸透してしまうことはもちろんありません。

    また万が一口に入れてしまったりして体内に入った場合も害がありません。体内に入ったワセリンは腸内を通過し、体外へと排出されます。身体へ影響を与えるリスクが非常に少ないため、安心して使用できますね。

     

    肌本来の自潤力を引き出す習慣

    ぬるま湯洗顔

    クレンジングや洗顔料と過剰なスキンケアをしがちですが、油性以外の汚れはぬるま湯洗顔でしっかりと汚れが落ちます。

    36度~37度程度のぬるま湯で優しく洗顔を行いましょう。ぬるま湯洗顔を行う一番のポイントは絶対にこすらないこと。手の平で優しく、汚れを洗い流してください。また、水分をふき取る際も決してこすってはいけません。繊維の柔らかいタオルで優しくポンポンと水気を拭き取りましょう。毎日ぬるま湯洗顔を行うことで、肌本来の力を取り戻すことができるでしょう。

    良質なタンパク質と脂質を取る

    タンパク質と脂質は美肌作りに欠かせない栄養素。というのも、人間の身体のうち約20%がタンパク質で構成されているのです。特に、タンパク質が皮膚へ与える影響はとても大きく、美肌に欠かせないコラーゲンも実はタンパク質ののひとつ。積極的に摂取することで、コラーゲンを増加し、肌を美しく保つことが可能です。タンパク質は鶏肉や卵に多く含まれているのでバランスよく食事に取り入れてください。

    また、脂質は肌の細胞膜を構成する重要な栄養素。αリノレン酸やDHA・EPAなど良質な脂質を摂取しましょう。αリノレン酸はエゴマ、DHA・EPAはまぐろに豊富に含まれています。不足しないよう定期的に摂取しましょう。

    ビタミンと鉄分を取る

    ビタミンと鉄分は肌の代謝を促す栄養素。肌の代謝であるターンオーバーを効率よく促進させます。

    ターンオーバーが促進されると、肌は定期的な頻度で新しく生まれ変わります。なので、常に健やかな肌を維持することが可能です。代謝に関わるビタミンB群はうなぎや豚肉、鉄分は魚介類やレバーに豊富に含まれるため積極的に摂りいれましょう。

    適度に運動する

    一見関係ないように思えがちですが、肌本来の自潤力を取り戻すためには適度な運動も必須。皮脂腺や汗腺を鍛えることで、肌の水分量を適切に保つのです。

    激しい運動をする必要はありませんので、軽めのランニングやウォーキングを30分~1時間程度行うようにしましょう。毎日行うのは大変なので、まずは週に3日など無理のない頻度で行うことをおすすめします。普段運動をしていない方が急に運動をすると、身体を痛めてしまう危険性もありますので十分注意して行ってくださいね。

    睡眠をしっかりとる

    睡眠不足が肌へ大きな悪影響を及ぼすことはご存知ですね。肌の再生と修復のためにも質の良い睡眠をとる必要があります。

    最近多く見られるのが就寝前のスマートフォンの使用。スマートフォンの液晶から発するブルーライトは睡眠の質を下げてしまっている大きな要因です。ライトが目に入ることにより、睡眠に欠かせないメラトニン分泌が抑制されてしまうのです。その結果、眠りが浅くなったりと良質な睡眠を妨げてしまいます。就寝前は、スマートフォンの使用を控えリラックスした状態で入眠しましょう。また、「普段からあまり良く寝れない」「疲れがとれない」という方は、使用している枕や布団を見直してみることもひとつの手段です。

    ストレス発散をする

    適度なストレスは身体にとって必要ですが、過剰なストレスは肌荒れの原因に。自律神経を乱さないためにもストレスを溜めないようにしましょう。

    自立神経が乱れると、同様にホルモンバランスの乱れが生じます。それにより、皮脂の過剰分泌や肌荒れが発生してしまうのです。ストレスを溜めないためには、適切な解消法を身に着けることが大切です。カラオケやスポーツなど自分が思い切り楽しめる趣味を見つけましょう。もちろん、「ストレス発散できている」と感じることができるものであれば方法はなんでも構いません。心身ともにリラックス効果がある半身浴などもおすすめです。

     

    乾燥肌と敏感肌にオススメの洗顔料

    大切なことは素材そのものの美しさ

    「肌のために精一杯スキンケアをしよう」と過剰に肌のケアを行うのは逆効果であることが分かりましたね。もちろん、適度なスキンケアは必要ですが、やりすぎはいけません。

    大切なのは、素材そのものの美しさ。肌が本来持つ機能を活発化させることでより美肌に近づくことができるのです。いつも行っているスキンケアを少しお休みしてみたり、内側からの改善を行って元々持っている肌の輝きを取り戻しましょう。

    当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に 相談されることを推奨いたします。

    記事のお問い合わせはこちら

    CATEGORIES

    アイケア&アイクリーム
    EYE CARE & EYE CREAM
    クレンジング
    CLEANSING
    コンシーラー
    CONCEALER
    ボディローション&ミルク
    BODY_LOTION&MILK
    まつげ美容液
    EYELASH_SERUMS
    化粧水
    SKIN_LOTION
    洗顔料
    FACIAL_WASH
    美容液
    ESSENCE
    SNSをフォローして
    最新の口コミをチェック!
    SNS ACOUNT