ニキビ跡にはどうしてしこりができる?ニキビ跡に悩まない肌へ

2017.06.21

ニキビ跡にはどうしてしこりができる?ニキビ跡に悩まない肌へ

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

ニキビができてしまうと気になって早く治そうとしたのに、逆に炎症を起こしてしまい結果跡になってしまうことも。しかも、ニキビ跡にしこりが残ってしまうと、自分ではどうして良いかも分からなくなります。そこでしこりができるメカニズムを知り、自宅ケアで少しでも跡が気にならなく肌作りをしましょう。

INDEX

目次

    ニキビ跡がしこりになるメカニズム

    皮脂が毛穴に詰まりニキビが悪化

    初期状態のニキビなら自宅でも治療できますが、ニキビが悪化してしまうと跡に残りやすくなってしまいます。ニキビが悪化してしまう原因として、毛穴内部に溜まった皮脂が表皮で酸化して黒コメドになったり、または毛穴の中で炎症を起こし表面が赤くなった赤ニキビ、もっとひどくすると炎症が悪化し膿んで黄色くなった黄色ニキビです。

    また皮脂が毛穴に詰まってしまう原因として、角質や皮脂を取り除こうとして頻繁にピーリングや、洗顔をしていると逆に必要な油分まで落とすことになり、皮膚がさらに皮脂を分泌している可能性もあります。

    皮脂の過剰分泌は毛穴を詰まらせ、ターンオーバーも遅れニキビの悪化に繋がります。ニキビができると治るまで気になるかもしれませんが、なるべく刺激を与えないことが大切。根気強く治しましょう。

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      3171-1:ニキビ跡にはどうしてしこりができる?ニキビ跡に悩まない肌へ

      ニキビのしこりを残さない為には、むやみに触らないことです。ニキビが出来ると気になりますよね?その結果触りすぎて余計に悪化してしまいます。 ニキビをむやみに触らず、清潔にしきちんと水分を与え保湿することが、1番治りやすくしこりにもなりにくいと思います。 また、ニキビは栄養不足やストレスや寝不足のサインだったりするので、身体の黄色信号だと思い野菜を沢山食べたり、ゆっくり休んだりしています!

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    炎症が悪化すると腫れて膿をもつ

    ニキビの炎症が悪化すると毛穴の中が腫れて膿が溜まります。指で中の膿を出そうとすると痛みも感じるようになります。皮膚の表面からでも膿が分かります。一般的に黄色ニキビを呼んでいます。

    すでに重症の状態なので可能なら皮膚科を受診するのが望ましいでしょう。この状態で潰してしまうと跡が残る確率がとても高くなります。男性ホルモンを抑える薬品を用いるなど、皮脂分泌を内側から抑制し、肌質自体をケアすることが重要です。

    毛穴のまわりも炎症してしこりに

    黄色ニキビがさらにひどくなると毛穴の内部に血と膿が溜まって赤紫色に腫れ上がります。紫ニキビと呼ばれています。何もしなくてもジンジン痛みを伴う時もあります。

    毛穴の周囲にまで炎症が及んでいる状態です。このレベルになると内部の血や膿を排出するために切開を行う場合もあります。治療した後もニキビ跡やしこりが残ってしまう可能性があります。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    大きいニキビの原因と治療法。しこりと痛みを解消して重症化を防ぐ

    しこりニキビ跡の特徴

    ニキビが治ってもニキビができた箇所に色素沈着、凹凸が残ってしまいメイクをしても隠せなかったりしてかなりするとショックが大きいものです。炎症を起こした跡は特に赤みが残ったままになってしまいます。肌の奥にある真皮層付近に炎症が残っていたり、炎症が酷すぎてうっ血が残っているケースもあります。

    肌が盛り上がり膨らむ

    かなり悪化が進行してしまったニキビが治っても、真皮や皮下組織にまでダメージを受けた肌が再生しようと、コラーゲンの元になる細胞などを不自然に過剰に生成して、それが盛り上がって肌に残る場合があります。こうなると自然治癒や化粧品による改善は期待できません。

    ひどくなるとケロイドに

    ケロイドは傷跡などが赤く盛り上がったり、硬く肥厚したりといった状態です。ひどいニキビでの皮膚の損傷後に、ダメージを回復させようとコラーゲンを必要以上に作り、赤く盛り上がったしこりを形成します。

    赤みが強くしこりがずっと消えない

    赤くしこりができてしまうと自然治癒は望めません。気になってしまい、その部分を擦ったり潰そうとすると、より炎症が起きて赤くなったり硬くなったり盛り上がってりしてしまいます。また赤い跡を消そうとやたらにピーリングをしても乾燥してしまい、かえって悪化することもあります。

    自分でできるしこりニキビの跡のケア

    自宅ケアでの化粧品での改善はなかなか難しいかもしれませんが、肌に良い食材を摂ったり、生活習慣を改善することで肌質がよくなり、赤くなったしこりを淡色化することもできるかもしれません。肌のターンオーバーに必要なたんぱく質やビタミンが含まれる食材などを使ってバランスの良い食事を心掛けましょう。必要に応じて、サプリメントを使うと効果的。

    肌の修復に効果的なビタミンCをとる

    肌の修復にはターンオーバーが欠かせません。そのターンオーバーを遅らせないためにもビタミンCの摂取は大切です。ビタミンCは肌の保湿、炎症の鎮静、除菌、色素沈着を淡色化する美白効果、活性酸素の除去、コラーゲン生成などの役割があります。パセリやプロッコリー、ほうれん草、レモン、いちご、柑橘類などで多く摂取できます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ニキビ跡にビタミンCが効く。体の内と外から徹底的にニキビケア

    保湿をする

    ターンオーバーを促進させ赤いしこりを少しでも改善させるには保湿が大切です。乾燥したカサカサ肌では古い角質が落とされにくくなります。角質層に水分が多く含まれていることで、硬くなった角質層が柔らかくなり、毎日の洗顔で自然に古い角質が剥がれるようになります。ピーリングのように皮脂を取りすぎることもないので、健やかな肌質になります。なので十分な保湿と、肌から水分を蒸発させないことが大切。

    十分な睡眠をとる

    十分な睡眠をとっていないとターンオーバーも乱れ新しい皮膚が再生されにくくなります。皮膚の再生に関わる成長ホルモンが分泌されるのは夜10時~深夜2時です。ですが忙しくて夜10時までに寝るのはなかなか難しいもの。

    ですが最近は、成長ホルモンが分泌されやすいのは入睡後3~4時間と言われるようになってきています。なので寝付いてからの3~4時間にしっかり熟睡していることが大切。

    眠りが浅かったり、ちょくちょく起きてしまうのは質の良い睡眠とは言えません。熟睡できるように就寝直前はできるだけリラックスできるように心掛けましょう。

    正しいスキンケアをする

    正しいスキンケアを心がけることで肌質も改善されます。夜は一日中つけていたメイクや皮脂を落とすという意味ではしっかりクレンジングした後、洗顔を優しく行います。その後、皮膚が乾燥しないうちに化粧水で水分補給をし、美容液で栄養を与え乳液で水分が蒸発しないように蓋をします。

    汚れや肌のゴワゴワ感を落としたいからと、つい力を入れてゴシゴシ擦ってしまったり、時間をかけて洗顔をすると肌のバリア機能を傷つけてしまう可能性があります。洗顔はできるだけ優しく、たくさんの泡を使って洗うようにしましょう。

    ですが朝になったまたしっかり洗顔してしまっては眠っていた間に潤った水分を剥がしてしまう恐れがあり、乾燥肌になり肌のバリア機能を低下させる原因になりかねません。朝はぬるま湯のみにしておくのが無難。

    ピーリング化粧品を使わない

    たまにのピーリングはターンオーバーを正常化させるためにはいいかもしれませんが、ピーリング剤が入った化粧品を毎日使用するのは乾燥肌にもなり、肌のバリア機能を落としてしまうかもしれません。ピーリングは必要な皮脂まで落としてしまうので、逆に皮脂が過剰分泌されオイリー肌になる危険があります。

    新しいニキビを作らないようにする

    ニキビ跡をさらにひどくさせないためにも新しいニキビを作らないことが大切。働き始めてからの20代、30代の大人ニキビは再発しやすい傾向があります。また同じ部位にできてしまうと、赤いしこりのあるニキビ跡ができやすくもなります。なので生活習慣や睡眠をよく取り再発させないようにしましょう。

    • ニキビ跡にはどうしてしこりができる?ニキビ跡に悩まない肌へ
      ニキビ跡にはどうしてしこりができる?ニキビ跡に悩まない肌へ
      3171-1:自分でできるしこりニキビの跡のケア

      以前、ストレスによるニキビがフェイスラインにできてしまい、悩みました。 とにかく跡が残らないようにしなければと思い、ニキビに直接触れないように気を付けました。 洗顔料は必ずネットで泡立てて、たっぷりの泡で洗うようにしました。 化粧水、美容液等も手の平で包み込むようにやさしくつけることを心がけました。 あとは、なるべく早く寝るようにしてストレスの原因から離れること。 治るのに時間はかかりましたが、いまはニキビ跡もそんなに気になっていません。 大切なのは、ニキビ・ニキビ跡に刺激を与えないようにすること。 肌への負担を減らすようにしましょう。

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    皮膚科で行うしこりニキビ跡の治療

    内服やステロイド剤を注入

    皮膚科で診てもらうとホルモンバランスの乱れを直す内服をもらったりします。男性ホルモンが増大していると、皮脂分泌が活発になります。内服によって男性ホルモンの抑制を期待します。

    また悪化したニキビにはステロイド剤を注射したりします。赤く炎症があるニキビに対して即効で炎症を抑える効果があり。

    レーザー照射をして肌再生

    ニキビ跡の治療には自然治癒では限界があります、化粧品でも跡が消えない場合も多いです。そういった場合にはレーザー治療が効果的です。ニキビ跡の種類によっても、レーザーの種類が変わってくるようです。

    凹凸のあるニキビ跡にも用いられる炭酸ガスレーザーは広範囲に非常に細かい穴を開け、わずかな傷が皮膚表面につくことで、肌が表面を再生しようとします。肌がターンオーバーしていきます。凹凸のある肌に定期照射することで、凹凸が徐々に平らになっていく効果があります。

    色素沈着や炎症が残っているような赤みのニキビ跡なら、特殊な光(IPL)を利用してメラニン色素の細胞のみ反応させて治療します。周囲の細胞を傷つけることなく、赤みなどの色素だけを消すことが可能。

    切開手術をして取り除く

    レーザーやピーリングは聞き覚えがありますが、ニキビを切開で治療するとなるとちょっとした覚悟がいります。詳細は皮膚科に問い合わせるのが確実ですが、予備知識として知っておくのもいいでしょう。

    しこりニキビがあまりに大きい場合は切開での治療もあります。内部に埋まっているしこりの大きさを確認するために、超音波で検査します。表面上は小さく見えても、実際にはかなり大きかったりするそうです。

    切開なので傷が残るリスクもありますが、傷を小さくするため顔のシワに沿って切開してくれるケースが多いです。麻酔を使うので痛みもありません。手術時間は数十分から1時間ほどです。術後は抜糸などがあるので何度か再診する必要あり。

    外用薬を使って炎症を改善

    外用薬として多く使われるのが抗生物質含有の塗り薬です。炎症の原因になっているアクネス菌を一掃し、炎症を抑制する目的があります。ですが抗生物質は全ての菌を殺してしまうので、残しておきたい良い菌も死滅します。

    自然に治療したいという方は抗生物質はちょっと、という方も中にはいらっしゃいます。抗生物質で炎症が治まった後は、肌環境を改善させニキビの再発に気をつけなければいけません。

    外用薬は抗生物質の他に皮膚科で人気の塗り薬があり、ディフェリンゲルというビタミンA誘導体を含んだ塗り薬です。皮脂を抑え、角質をピーリングしてくれる作用があります。

    肌再生を促進するケミカルピーリング

    ケミカルピーリントはグリコール酸・植物の酸などを用いて皮膚の角質層から表皮上層部を剥がれやすくし、肌のターンオーバーを正常化、促進させることです。美容サロンでも治療することができ肌のシミ・ソバカス・くすみ・ニキビ跡・毛穴の開きなどの改善が望めます。

    自宅でも市販のグリコール酸入りのピーリンググレンジングでできます。肌がゴワゴワしてきたなどきになる場合はピーリングで遅れたターンオーバーを正常に戻す効果が期待できます。ですがやりすぎると乾燥肌になり、逆に皮脂分泌が多くなるので頻繁にするのはやめましょう。

    しこりのあるニキビ跡に効果的な化粧水

    SK-Ⅱ フェイシャルトリートメントエッセンス 75ml

    SK-Ⅱピテラがたっぷり配合され、肌荒れを防ぎ肌本来の調子を整えるトリートメント効果の高い化粧水です。無着色、無香料。
    SK-Ⅱ フェイシャルトリートメントエッセンス 75ml

    クリニーク クラリファイングローション 2 100ml

    クリニークの化粧水は皮膚科医が処方している角質ケアローションです。乾燥やくすみ、毛穴の目立ちなど肌トラブルの原因となる古い角質を穏やかに取り除きます。洗顔では取り除けない不要な角質をオフ。健全なターンオーバーをサポート。
    クリニーク クラリファイングローション 2 100ml

    アテニア ドレスリフトローション 150ml

    濃厚なとろみが心地よく浸透。乾燥から肌を守りながら、古い角質をやわらかくするラフィノース配合。ターンオーバーに効果があり、内側からふっくら弾みようなハリのある肌に導きます。

    アテニア ドレスリフトローション 150ml

    ドクターシーラボ VC100エッセンスローション 150ml

    100倍浸透型のビタミンC誘導体配合でニキビ跡に有効な成分が配合、肌のキメを整えます。美容液のように濃厚な化粧水です。オレイン酸誘導体とウィルブライトを配合し美容成分の浸透力を高めます。ハリ・弾力のる肌へ導きます。グレープフルーツの香り。
    ドクターシーラボ VC100エッセンスローション 150ml

    しこりのあるニキビ跡は早めに皮膚科で相談してしっかり治療しよう

    ニキビがひどくなってしまうとどうしても気になり手で触ってたり、ターンオーバーを早めようとピーリングを何度もやってしまったりしますが、誤ったケアは逆にしこりのあるニキビをひどくしてしまいます。自然治癒が見込まれないしこりニキビは早めに皮膚科を受診し、できるだけ跡が残らないように治療してもらうことが先決です。

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