目次
まつげが生えなくなる習慣
濃いメイクをしている
マスカラを何度も重ね塗り、クッキリアイライン、濃いアイシャドウ、つけまつげなどの濃いアイメイクはまつげの毛根に大きなダメージを与えます。
また、メイクによるダメージだけでなく、クレンジングで落としきれず残してしまうこともダメージとなってしまいます。
まつげへの負担を減らすためにも、しっかりメイクは勝負の日だけにしておいて、普段はナチュラルメイクくらいが良いでしょう。
古いビューラーを使っている
あなたのビューラーのゴム、最後に交換したのはいつですか?実は古いゴムのまま使い続けると、切れ毛の原因となってしまうのです。
また、ゴムに蓄積されたマスカラの繊維が粘膜に当たり、炎症を起こす可能性もあります。使う頻度によりますが1、2カ月に1回交換するのが望ましいです。
ホットビューラーを使っている
まつげカールの強い味方であるホットビューラーですが、あまりおすすめできません。まつげを温める際に水分を奪ってしまうため、そのダメージで抜け毛を引き起こしやすくなります。
とくに抜け毛が多いという方は、ここぞという時に使用するだけに留めることをおすすめします。
洗顔が十分でなくメイクの洗い残しがある
まつげが抜けるのを恐れて刺激しないようにクレンジングをしてしまうという人もいますが、これもまつげにとってはNG。肌に残ったメイクが毛穴を塞ぎ、抜け毛を引き起こす可能性があります。
洗い残しを防ぐためにも、必ず専用のリムーバーを使用して優しく丁寧に、しっかりと落とすようにしましょう。
うつ伏せで寝てしまう癖がある
うつぶせで寝る癖がありませんか?顔を下に向けて枕に合わせて寝ることで摩擦が起こってしまい、まつげが抜けてしまう可能性があります。
また、繰り返していると抜けやすい状況になるだけでなく、負担によりまつげが徐々にか細くなってしまいます。弱くなったまつげはマスカラを取るときなどにも簡単に抜けてしまいますよね。うつぶせで寝るのはなるべく避けましょう。
タンパク質などの栄養が不足している
まつげは、ケラチンというタンパク質でできています。そのため、まつげを育てるのにタンパク質を摂取することは非常に大切になってきます。肉、魚、大豆などを積極的に食べるようにしましょう。
また、このタンパク質を作るのに欠かせないのがビタミンB6です。バナナやまぐろのようなビタミンB6を多く含むものと合わせて摂るようにしましょう。
ストレスを溜めてしまう
まつげが抜ける内的要因として1番考えられることは、ストレスです。ストレスは多くの不調の原因になりますが、まつげや髪の毛が抜けることもあるようです。
日頃からスポーツやお風呂、音楽、カラオケなどでストレス発散することもまつげケアの大事なポイントとなります。
まつげの基礎知識
まつげの寿命は短いもの
まつげは一見いつも同じ本数、同じ長さを保っているように見えますが、実は周期的に抜けて、生えてを繰り返しています。
まつげの寿命は体質だけでなく、日頃まつげに与えるダメージや扱い方によって大きく左されるので、正しい知識をつけることが強く長いまつげを育てるするポイントです。
まつげが生えかわるサイクルは3~5ヶ月
髪の毛が生えかわるサイクルは3年~6年といわれています。よって髪の毛はまつげよりも長さをキープできるようになっています。
正しい習慣と丁寧な扱いでまつげを強くし、サイクルを長くすることで長いまつげを育てることができます。
▼さらに詳しい解説はこちら
まつげの生え変わり周期を知ると、自まつげでも魅力的な目を作れる
産毛が生えるのに1~2ヶ月
では、具体的にまつげがある程度完成するのは実際どのくらいかかるのかが気になるところですよね。
うっすら…生えてる?という産毛レベルのまつげは1~2カ月で生えるといわれていますので、早くても3カ月はかかってしまいます。効果がすぐに得られなくても気長に待ちましょう。
1年間で2~4サイクル抜け替わる
ビューラーであげたり、マスカラを塗ったりと、まつげは日々多くの負担をかけられます。そのため、自然のサイクルが崩れてしまい「同じ時期にごっそり抜ける」ということにもなっていきます。とくにまつげエクステをしている人は、特に同じ時期一気に大きな負担がかかることになります。
まつげが短くなった、もしくは少なくなったように感じたら、それは、まつげの生え変わりサイクルがダメージにより通常よりも短くなってしまっているということになります。
成長サイクル(段階)がある
まつげの毛周期は、成長初期、成長期、退行期、休止期と大きく4つの段階に分かれています。
皮膚の中で成長が始まるのが「成長初期」です。この時期が毛は弱くコシのない状態なので、まつげエクステは成長妨害になるので避けましょう。次にまつげが皮膚の表面に出て、太く長く伸びていく「成長期」です。まつげ自体はまだ短いですが、コシが出てきます。美容液を使用することでより丈夫に育つのでおすすめ。
そして「退行期」に入るとまつげの毛母細胞が消滅し、成長が止まります。この時期はまつげが完全に皮膚表面に出て眼球を守る働きをします。ここでまつげエクステをするのはこの時期に。最後の「休止期」では毛が抜け落ち、次の毛が生えるための準備をします。
これらを正常な速さで繰り返すことで、強く長いまつげを育てることができます。毛周期を把握したうえで、できるだけダメージが少なくなるよう工夫しましょう。
まつげを生やす方法
アイメイク専用のクレンジングを使う
濃いアイメイクの日でも、普段使いのクレンジングで落としていませんか?落とし切ろうとすると力が入ってしまうため、まつげに負担がかかってしまいますよね。
アイメイクにはできる限り、アイメイク専用のクレンジングを使いましょう。こすらずに簡単に落ちるため、ダメージを最小限に抑えることができます。
私はウォータープルーフのマスカラを使っているので洗顔と同じクレンジングでは強くこすらないと落ちないのでマスカラリムーバーを使っています。お風呂に入る前、マスカラに塗り湯船に使ってその後洗顔すると、マスカラにクレンジング成分がなじんでいるので、ほとんどこする事なく落とせます。ヒロインメイクとプライバシーのマスカラリムーバーはどちらもコーム型で塗りやすくおすすめです。
メイクの洗い残しに気をつけ清潔に保つ
毛穴が塞がってしまうと、まつげが生えにくくなってしまう可能性があります。意識して清潔を保つようにしましょう。
まつげが抜けるのが怖くてクレンジングを控えめにしてしまうのは毛穴がつまる一番の原因なので、しっかりと落とすようにしましょう。
まつげエクステはしないか極力控える
メイクをしなくてもしっかり感がでるまつげエクステは、忙しい女性の味方でもあります。ですが、まつげを育てるうえでは控えることをおすすめします。
まつげエクステはまつげ1本1本に重ねてつけるものなので、重さによる負担で抜け落ちやすくなってしまうのです。メリットとデメリットを理解したうえで施述を受けるようにしましょう。
無理に引っ張ったりして刺激を与えない
まつげは引っ張られる刺激にとても弱いです。目をこすっただけで抜けてしまうほど繊細な部位なので、当然簡単に抜けてしまいます。
マスカラの繊維やまつげエクステの抜け残りが気になるときなど、つい引っ張りたくなりますが、綿棒やはさみなどを使って優しく取り除くよう心がけましょう。
積極的にタンパク質やアミノ酸を摂取する
食事もぜひ意識してみてください。まつげはアミノ酸で構成されているケラチンというタンパク質でできていますので、肉類や魚、大豆などを積極的に摂るようにしましょう。
また、ケラチンの合成に必要なアミノ酸は体内では作ることができないので、ニンニクや小麦麦芽なども一緒に摂ると良いでしょう。これらのアミノ酸はコラーゲン生成にも役立つ栄養素なので、美肌効果も期待できますよ。
ストレスを溜めないようにする
日々のストレス解消は、まつげを育てるためだけでなく、きれいな肌や美しい髪を手にいれるためにも非常に重要なポイントです。
まつげが短くて気にしすぎていることもストレスになってしまっている可能性もあります。まつげの特性を理解して、気長に楽しく育てていきましょう!
生活習慣を見直し整える
まつげに限らず、トータル美人を目標とするのであれば、22時から2時のゴールデンタイムには睡眠をとることをおすすめします。この時間帯は、肌の再生やまつげの成長など、人体のさまざまな部位が生まれ変わる時間です。
22時に就寝するのが難しいという方は、質のよい睡眠と十分な睡眠時間を確保できるよう心がけましょう。
まつげ美容液を使う
まつげ美容液はまつげに嬉い成分が豊富に含まれており、まつげをコーティングして刺激から守ってくれる効果もあります。マスカラ下地として、またまつげエクステをしていても使えるものもあるので、用途や成分、口コミを確認したうえで自分にあったもの選んでみましょう。
まつげは産毛が生えてくるまででも1~2カ月かかります。効果がないとすぐにやめてしまわずに、3カ月は同じものを使い続けてみましょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
人気まつげ美容液で印象が変わる。目元しっかりで自信を付けよう
まつげケアは外側内側の両方から
まつげのケアといわれると何か特別なことをしないといけないと思ってしまいがちですが、実は睡眠や食事など、美を目指すうえでも必要なことと一緒なんです。地のまつげを育てながら肌や髪も磨くことで、ナチュラル美人を目指しましょう。