目次
唇の皮が剥ける原因
季節や空間の乾燥
季節や空間の湿度が低いこと、唇は乾燥してしまいます。唇は粘膜の一部で皮膚と比べて角質が薄く、皮脂腺という皮脂をコントロールがないので、乾燥しやすくなります。そのため、唇が裂けてしまったり、割れたりすることで出血を起こしてしまいます。
胃腸の調子が悪い
唇は胃腸の調子が悪いときも、乾燥しています。唇は胃腸と密接につながっていて、調子が悪いときは唇に影響を与えます。胃腸の調子がわかるサインは、唇の色が変化や外側や内側の荒れなどです。ですから、毎日鏡を見て、自分の唇の健康な状態を把握することがおすすめです。
紫外線対策をしていない
肌は、紫外線対策を行っていないと、乾燥しやすいです。紫外線は、肌のうるおいを保つコラーゲンなどを破壊します。それらが破壊されるとうるおいが保たれなくなり、乾燥の原因になります。紫外線から肌を守るためにも、UVカットのリップクリームを使用しましょう。
肌に合わないリップクリームを使っている
肌に合わないリップクリームを使うことで、乾燥してしまい唇が裂けやすくなります。その原因は、リップクリームに含まれている添加物によるものです。リップクリームに含まれている添加物は、主に界面活性剤や香料などがあります。
多くの化粧品やスキンケア用品に含まれている界面活性剤は、肌や粘膜への刺激が強いです。そのため、乾燥や荒れを引き起こしてしまう場合があります。そうならないためにも、リップクリームに含まれている成分を理解し、購入する時は成分欄をチェックするようにしましょう。
唇が荒れているときにやってはいけないアクション
唇の皮をめくってしまう
唇が荒れているときには、唇の皮をめっくてはいけません。唇の皮をめくってしまうと、刺激を受けますます荒れてしまいます。唇に刺激を与えることは、乾燥の原因にもなってしまうのです。しかし、唇の皮が気になりどうしても、その行為がやめられない場合があります。その場合は、日々のストレスなどによるものかもしれません。
日ごろから、ストレスをためないように、好きなことをして発散させることをおすすめします。
▼さらに詳しい解説はこちら
唇の皮にはこれが効く。唇荒れの原因や正しいリップケアを学ぼう
乾燥が気になり何度も唇をなめる
唇の乾燥が気になり何度もなめる行為は、乾燥を悪化させる原因になります。唇をなめると、表面に付着した水分と、もともとある水分が一緒に蒸発してしまいます。そのため、唇が水分不足になり、うるおいを失ってしまいます。何度も唇をなめないように、注意いましょう。
唇をさわったりこするクセがある
固くなった唇の皮を指でさわったり、こすったりする癖があるかたは注意が必要です。さわったり、こすったりすると、唇に刺激を与えてしまいます。唇は表面が薄くデリケートなので、刺激を与えると、荒れや乾燥などのトラブルの原因になります。
唇の皮を健康に保つ方法
新陳代謝を促す「ビタミンB2」と「ビタミンE」を摂取
唇の皮を健康な状態に保つには、「ビタミンB2」と「ビタミンE]を摂取することがおすすめです。この2つのビタミンには、皮膚の新陳代謝を促し、さらに粘膜を正常に保ってくれます。もし、不足してしまうと、唇が荒れやすくなってしまいます。
ちなみにビタミンB2には、牛や豚、鶏レバーや卵、ビタミンEにはひまわり油、べにばな油に多く含まれています。これらを一緒に調理して食事に取り入れることで、体内の内側から唇の健康を守ることができます。なので、ビタミンB2とビタミンEは、食事で積極的にとり入れるようにしましょう。
低刺激のリップクリームを使う
唇は表面が薄いので、体の中でも刺激に弱いです。そのため、唇の荒れや乾燥などを改善するリップクリームは、低刺激のモノを使用することをおすすめします。低刺激のリップクリームには、界面活性剤などの添加物が含まれていないので、肌に負担をかけません。
リップクリームは縦方向に塗る
リップクリームの正しい塗り方は、縦に塗ることです。大体の方が、リップクリームを横にサッと塗ってしまいがちです。唇のシワは、縦方向にあります。そのシワに沿って低刺激のリップクリームを塗ることで、荒れや乾燥などが効果的に改善できます。
リップクリームの使用は1日3回〜5回程度に留める
リップクリームの使用は、1日3~5回に留めるようにしましょう。リップクリームは塗りすぎてしまうと、その摩擦で唇に刺激を与えてしまう場合があります。摩擦の刺激で、荒れや乾燥などのトラブルを引き起こします。
どうしても気になるという方は、ベタっとした少し重みの感じるリップクリームか、香油やエキスで作られたリップパームなどを使用することがおすすめです。
日中はUVケア入りのリップクリームを使う
皮膚よりも粘膜に近い唇は、皮脂腺や汗線を持ちません。そのため、皮脂膜が生成できず、紫外線による刺激を受けやすいです。
また、紫外線を浴びることでバリア機能が低下され、水分を保つことができなくなってしまいます。すると、唇のうるおいがなくなり、乾燥を引き起こしてしまいます。
それを回避するためにも、日中はUVケア入りのリップクリームを使いましょう。これを使うことにより、紫外線からの刺激を軽減してくれます。
ただし、UVケア入りのリップクリームを使用する際には注意したいことがあります。それは、夜のケアや、肌がひどく荒れているときには、UVケア入りのリップクリームを塗ってはいけないことです。
UVケア用品には、紫外線を守るために添加物が含まれています。この添加物は唇に若干刺激を与えます。ですから、体を休息させる夜や、ひどく荒れているときの使用は控えましょう。
荒れてくると下唇をはむくせがあるので、1年中リップクリームは欠かせません。しわの間に染みこんでいくことをイメージして、縦塗りしています。メイクに合う色のリップで低刺激のものがない場合もありますよね。そのときは下地に必ずリップクリームを塗ってからリップやグロスを塗っています。直接つけるよりもノリがよく、綺麗に仕上がります。 唇の皮にはこれが効く。唇荒れの原因や正しいリップケアを学ぼうさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
唇の皮をいたわるリップケア商品
クラランス コンフォート リップオイル 6.5g
保湿力の高いホホバやヘーゼルナッツなどのオイルで、カサつく唇をしっかりとケアします。塗り心地が良く、唇のうるおいを保ちます。ちなみに、通常のリップスティックと組み合わせて使用できます。
KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) バタースティック リップ トリートメント 4g
唇本来の色となじみ、鮮やかな血色感を演出するリップクリームです。生命の木と呼ばれているココナッツを使用した「ココナッツオイル」や、レモンの皮から抽出されたオイルの「レモンバター」が配合されています。それらの成分がうるおいを与え、ふんわりとした柔らかな唇へと導きます。
KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) バタースティック リップ トリートメント 4g
オバジ ダーマパワーX リップエッセンス 10g
うるおい成分のコラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンAを効率良く吸収するためのビタミンA誘導体、コラーゲンをサポートするエラスチンなどが配合されています。美容液のようななめらかな質感でスッとなじみ、ツヤのあるふっくらとした唇に仕上がります。
キュレル リップケア クリーム 4.2g
密着コート処方で、唇の内部の潤いをしっかりと閉じ込めます。ホホバオイルが配合されていて、唇の角質層に浸透し、外部からのダメージを防ぎます。アルコールフリーでアレルギーテスト済です。
ジョンマスターオーガニック リップカーム オリジナルシトラス 4g
ベストコスメを受賞した、オーガニックアロマの香りが楽しめるリップクリームです。マンダリンの香りが、気分をリフレッシュさせてくれます。オリーブ果実油やミツロウなどのうるおい成分が配合され、うるおいを長時間キープすることが可能です。日中は口紅の下地として、夜はリップトリートメントとして使用できます。
ジョンマスターオーガニック リップカーム オリジナルシトラス 4g
荒れた唇には「白色ワセリン」
唇パックに使う
唇が荒れたときは、白色ワセリンを使うことをおすすめします。白色ワセリンとは、石油から生成される油性性の物質のことです。油は水を通しにくい性質があります。そのため、肌の水分の蒸発を防ぐことができます。しかも、刺激が少なく副作用もほとんどありません。
その白色ワセリンをパックとして使うことにより、荒れた唇が素早く解消できます。白色ワセリンを使ってケアする手順は、まず蒸しタオルで唇を温め、ワセリンを塗ります。
その上かラップで密封し、3分経ったらラップを剥がしてティッシュで拭き取り完了です。手軽にできるので、毎日のリップケアに取り入れることをおすすめします。
▼さらに詳しい解説はこちら
「ワセリン」でつるつるな唇へ。自宅で簡単にできるセルフケア
かさつき予防に夜はワセリンだけを塗る
夜の唇のケアは、高保湿クリームを使用することはNGです。油分でも唇は荒れてしまいます。そのため、就寝前にはしっかりとクレンジングし、余分な油をしっかり落とさなければなりません。保湿クリームは唇に負担をかけるので、夜の唇ケア使用するのは控えましょう。
ちなみに、唇のカサつき予防には、ワセリンを塗ることがおすすめです。就寝前にワセリンを塗ると朝起きるときまで乾燥せず、ふっくろとしたうるおいのある唇に保つことができます。
また、ワセリンは3~4時間で乾くので、朝起きたらティッシュで拭き取り、つけ直しましょう。つけ直すことで、より保湿効果を得ることができます。
昼間には油焼けの原因になるので注意
昼間にワセリンを使用するのは、唇の油焼けの原因になるので注意が必要です。ワセリンには、石油から抽出した油分が含まれています。ワセリンを唇に塗った状態で紫外線に当たると油が酸化し、シミや黒ずみになってしまいます。
そのため、昼間はワセリンで唇ケアをしないように十分注意しましょう。
リップクリームとワセリンを正しく使ってうるうる唇に
唇は体のどの部分の中でも、デリケートな部分です。唇ケアに使うリップクリームやワセリンの正しい知識を知らないと、改善の効果が得られません。原因とケアの方法を知り、うるうるの唇を手に入れましょう。