大人ニキビに悩む人が知りたい。おすすめ化粧水やスキンケア方法

2017.05.30

大人ニキビに悩む人が知りたい。おすすめ化粧水やスキンケア方法

スキンケア

NADECICA編集部
NADECICA編集部

20代〜40代の肌に現れる大人ニキビ。大人になってもニキビに悩まされる女性は少なくありません。原因は日々のストレスや生活習慣にあるかもしれません。正しいスキンケアと肌質に合った化粧水を選ぶことで、大人ニキビから卒業しましょう。

INDEX

目次

    大人ニキビとはどんなニキビ?

    思春期ニキビとの違い

    大人ニキビと思春期ニキビの違いには、基本的には、年齢的なことがあります。思春期ニキビが10代でできるニキビだとすると、その名のとおり、20代、30代になってもできてしまうニキビのことを、大人ニキビと呼びます。

    大人ニキビも思春期ニキビも、乾燥による皮脂の過剰分泌によるものですが、大きな違いは、大人ニキビでは、乾燥や皮脂の過剰な分泌にプラスして、食事、睡眠、喫煙や飲酒などの生活習慣や、ストレスやホルモンの乱れなど、さまざまな要因がプラスされることです。

    また、ニキビができる場所にも違いが見られます。思春期ニキビがおもに、鼻や「Tゾーン」の皮脂がたくさん分泌される場所にできることに対して、大人ニキビは、頬や顔のまわり、首筋などの、「Uゾーン」と呼ばれる広い範囲にできます。

    そして、ニキビの治し方にも少々違いがあります。どちらも基本的には、皮脂の過剰な分泌をなくすための「保湿」が大切ですが、大人ニキビの場合には、生活習慣やストレスといった、体の外からの要因の改善も大切になります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    思春期ニキビの原因とは?皮脂と生活習慣を整えて、美肌作りを

    大人ニキビの原因となる内的要因と外的要因

    大人ニキビの外的要因として、大人になると、皮膚代謝が悪くなることで、ターンオーバーが低下するともいわれますが、この肌の再生が遅くなることで、古くなった角質が毛穴をふせいでしまいます。

    また、肌が乾燥することにより、毛穴をふせいでしまう角質が分厚くなって堅くなり、
    この毛穴にアクネ菌といわれる、ニキビの原因菌が繁殖することで、炎症がおき、大人ニキビになってしまうという悪循環が起こります。

    大人ニキビの場合は、その原因が外的なものだけではなく、生活習慣やストレス、睡眠時間、女性の場合はホルモンの乱れなど、内的要因も多岐にわたります。

     

    大人ニキビのケアにはどんな化粧水がいいの?

    大人ニキビケア化粧水を選ぶ際のポイント

    日本人に特に多いといわれる、敏感肌の方へ化粧品の選び方にポイントをおいてみました。敏感肌の方は、刺激をうけやすいので、ヒリヒリ感じたり、化粧水をつけても赤くなったりすることがあります。それだけ、敏感肌の方は、乾燥により外からのバリア機能が低くなっているということです。

    そんなデリケートなお肌には、肌の乾燥を防いで肌の潤いを保つ成分でもある「セラミド」配合の化粧水がおすすめです。

    逆に、アルコールや香料、着色料などがたくさん配合されている化粧水は、お肌に刺激となることがあるので、注意しましょう。

    選ぶとき注目したい有効成分とその機能

    大人ニキビケアの化粧品として大事なのは、その成分。有効成分としては、高保湿の「セラミド」配合があります。セラミドの成分が高保湿、低刺激であるために、肌の角質層深くにしっかりとしみこんでいき、肌に潤いを与えてくれます。また、ニキビ跡のケアにおすすめの成分として、美白効果のある「ビタミンC誘導体」や、「グリチルリチン酸」配合の化粧水もあり、「ハイドロキノン」や「水溶性プラセンタエキス」などの成分配合の化粧水があります。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    大人ニキビに効く美容液9選。目的別の選び方と有効成分を徹底解説!

    大人ニキビケアに選んではいけない化粧水とは?

    大人ニキビの場合、皮脂が増えるのではないかと、サラサラでべとつかないタイプの化粧水を選びがちになりますが、ニキビの原因でもある乾燥を防ぐという意味では、サラサラタイプの化粧水は向いていないでしょう。

    また、アルコールが配合されているものや、硫黄配合のものは、乾燥をさせる作用をもつので、向いていません。

     

    大人ニキビのケア化粧水

    人気の化粧水ランキングTOP5

    【1位】イプサ ( IPSA ) ザ・タイムR アクア 200ml 4,320円

    乾燥肌の方に特におすすめの化粧水です。イプサ独自の技術力で、肌の表面にぷるぷると水をまとったようなうるおい成分を留まらせ、人工的な水の層をつくることで、角質の水分バランスを整えます。いつも、肌がみずみずしく潤っている感じが持続します。
    高保湿力で、翌朝の潤い感が違います。
    イプサ ( IPSA ) ザ・タイムR アクア 200ml 4,320円

    【2位】スキンコンディショナー ( ハトムギ化粧水 ) 500ml 650円

    天然植物成分のハトムギエキス配合の化粧水ですが、手にとったときにとてもサラサラしているのに、つけたときはしっとりして、ベタベタ感がありません。かさついている部分にうるおいを与えます。顔だけではなく全身にも使用可能で、たっぷり入ってお値段がお手頃なので、毎回たっぷりと使えるのも嬉しいポイントです。
    スキンコンディショナー ( ハトムギ化粧水 ) 500ml 650円

    【3位】オルビス 薬用 クリアローション M ( しっとりタイプ ) 180ml 1,500円~

    あのオルビス化粧品の人気商品シリーズの中の一つです。サラサラした感じですが、つけると素早くしっとりしてきて、ベタベタ感は残りません。ニキビの上から使用して、次の朝赤みが引いていることもあり、使った翌日からの効果も感じることができます。
    オルビス 薬用 クリアローション M ( しっとりタイプ ) 180ml 1,500円~

    【4位】アルビオン 薬用 スキンコンディショナー エッセンシャル 110ml 3,500円~

    それぞれの肌のタイプに応じた、薬用のスキンコンディショナーです。潤いながら肌を整えていきますので、皮脂もすっきり、水分のバランスが保たれます。使い心地は、ベタつきがなくさわやかで、すっきりとした感覚です。
    アルビオン 薬用 スキンコンディショナー エッセンシャル 110ml 3,500円~

    【5位】クリニーク クラリファイングローション 2 100ml 2,500円 ~

    さまざまな肌トラブルに対応し、肌のトラブルの原因とも言われる、古い角質を取り除く角質ケアに適した化粧水です。浸透させるといよりも、コットンなどで角質を拭き取る感じで使用します。洗顔では落としきれない古い角質もきれいに取り除くため、肌の再生を気持ちよくサポートしてくれます。
    クリニーク クラリファイングローション 2 100ml 2,500円 ~

    ニキビ跡別おすすめ化粧水BEST3

    赤みが目立つタイプにおすすめの化粧水

    赤みとれないニキビには、炎症をおさえる働きのある「グリチルリチン酸」や、殺菌作用があり炎症をおさえる成分「サリチル酸」配合がおすすめです。
    おすすめ商品は、「オルビスクリアシリーズ」です。ニキビケアのための化粧水なので、さまざまな原因でできてしまう大人ニキビにはとことん追求されています。

    シミのような色素沈着タイプにおすすめの化粧水

    「emioneエミオネ 薬用プレミアムアクネローション」は、しみやそばかずを防ぐ成分配合で、無香料、無着色肌に優しいタイプです。また、赤みがでたあとに炎症し、紫色の色素沈着として残ってしまう大人ニキビには注意が必要です。

    ゴツゴツと凹凸が目立つタイプにおすすめの化粧水

    凹凸になってしまうニキビのスキンケアは、まず、お肌をやわらかくしてあげることが必要になります。ヒアルロン酸やセラミドといった成分が、高い保湿力で肌にふっくらとハリを与えます。また、コラーゲンが凹凸を目立ちにくくしてくれます。「総研美舎 アクレケア」は、肌に優しくキメを整えながら、皮膚をすこやかに保ちます。

    大人ニキビを早く改善するためのスキンケア法

    化粧水のつけ方と順番

    正しい洗顔をしたあとは、化粧水をつけていきます。このとき必ず、手の上に化粧水を適量とり、両手で軽くなじませたあと、肌に優しくなじませていきます。このとき、皮膚にしみこんでいくようなイメージでつけていきます。しっとりピタッと手が肌にはりつく感じになるまで、何度も繰り返ししみこませていきます。そして、必ず最後は、乳液やクリームを適量とって、保湿された肌の上にフタをするようにつけることで、乾燥から肌を守ってくれます。

    化粧水をつけるタイミングを間違えるとどうなる?

    乾燥を防ぐための保湿ということでも、化粧水は洗顔後すぐにつけることがよいとされます。洗顔後は毛穴も開いていますが、時間がたつごとに乾燥していき、放っておくと洗顔前よりも水分量が減っている場合があります。そのため、洗顔後は乾燥をさせないためにも、すぐに化粧水をつける必要があります。

    スキンケア以外にも気をつけたいこと

    大人ニキビは、原因が1つではないことから、生活習慣やストレス、睡眠のとり方、喫煙、飲酒、ホルモンバランスなどにも気を配る必要があります。無理せず、整った生活習慣をこころがけ、運動などでストレスを発散し、代謝をアップされるということも、良い体内循環になるでしょう。

     

    自分に合った化粧水を選んで悩みの大人ニキビを解消しよう

    ひとことで大人ニキビといっても、さまざまな種類や、それによって治す方法が違ってきました。まずは、自分の肌がどのタイプなのかを知ることで、ニキビにとって大切な「保湿」をするための化粧水選びも変わってきます。そして、大人ニキビからさよならできるように、基本の洗顔、保湿、乳液やクリームの基本のスキンケアの方法を正しく行ってみましょう。また、それにプラスして生活習慣を見直し、整えていくことが、大人ニキビはもちろん、美肌や、健康な体つくりにつながっていくのではないでしょうか。

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