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太ももの理想的な太さは?
太ももは全体のバランスが大切
太ももは単に太い細いというだけでなく、全体のスタイルとのバランスが重要です。測ってみると太い太ももであっても、足が長くすらっとした人は太ももが太くは見えません。背の高さなども関係してきますので、太さだけでは判断できない部分もあるのです。
そして、太ももは質感が重要です。セルライトででこぼこがある太ももは、細くても綺麗には見えません。見た目をよくするためには、質感にも気を配る必要があります。
太ももの太さは立った状態で測る
太ももの太さを計測するときは、立った状態で測るようにしましょう。太ももの一番太いところにメジャーを当てて、ぐるっと一周させて測ります。メジャーは柔らかい素材のものを使用しましょう。
このとき、細く測りたくなって、ぎゅーっとしめたりせず、太ももにぴったりと沿わせるようにしましょう。正確に計測することが、非常に重要になってきます。
理想的なサイズの基準計算
太ももの理想的なサイズの基準として、以下の数式が当てはまります。
身長×0.3cm=理想的な太ももサイズ
また、日本人女性の太ももの平均的なサイズは、45~50cmくらいとされています。この数値の範囲に入っているかどうかが、太ももが理想的なサイズかどうかの一つの基準となるでしょう。
同じ太さでも引き締まっていると細く見える
太ももの太さが同じでも、しっかりと引き締まった太ももは、細く綺麗に見えます。逆にセルライトででこぼこがあったり、たるんでいたりするとだらしない印象になり、太ももが太く見えてしまうこともあります。
単純に太さだけで考えるのではなく、太ももを引き締めて質感を変えることで、スタイルアップして見えるようになります。
太ももが太い原因
水分がたまってむくんでいる
太ももが太くなってしまう原因として、水分がたまってむくんでいる場合があります。むくみがあると、膨張して見え、たるんでだらしない印象を与えてしまいます。むくみは水分のとりすぎや塩分のとりすぎによって引き起こされます。
ですから、余分な水分を排出する効果のあるカリウムを含んだ食材などをとることで、解消していきましょう。マッサージをするのも効果が期待できます。
脂肪が多くついてしまっている
太ももが太くなる原因として、そもそも脂肪がつきすぎている場合があります。脂肪が多くついていると、どうしても太ももを細くすることができません。特にセルライトがついていると質感も悪く、太ももの形も悪くなります。
脂肪を落とすには、食事制限と運動、マッサージなどが効果的です。これらのことを複合的に行うことで、落ちにくい太ももの脂肪を落としていきましょう。
筋肉のつきすぎで太く見える
太ももに筋肉がついていると、太ももが太く見えることがあります。スポーツ選手などに多いのですが、筋肉は決してついていて悪いものではありません。むしろ、基礎代謝をあげてくれる効果も期待できるよいものなのです。
そのため、筋肉は落とすのではなく、マッサージなどで質感を変え、しなやかな筋肉に変えていくとよいでしょう。
皮膚の弾力がない
皮膚の弾力がなく、しまりのない太ももは、太くたるんで見えることがあります。特に、ぴったりとしたパンツをはいたときなど、たるみが目立つ形になり、スキニーパンツがうまく着こなせません。
皮膚を引き締めるオイルやクリームを使用することで、皮膚に弾力を取り戻し、引き締まった太ももを手に入れましょう。
姿勢が悪いと太ももが太くなる
姿勢が悪いことで、体のバランスが悪くなり、スタイルが悪くなってしまうことがあります。太もも部分にも脂肪がつきやすくなり、太くなりやすくなります。
さらに骨盤が歪むことで、お尻の位置が下がることもあるため、余計に太ももが太く見えます。さらに脚も短く見えてしまうため、姿勢の悪さは、スタイルアップの為に、早く矯正しておきたいですね。
太ももを細くするためのストレッチ
太ももの前側を伸ばす
太ももの前側を伸ばすストレッチをしましょう。太ももの前側は縮こまりやすいので、マメに伸ばしてあげましょう。
ストレッチ手順
- 1.片足の裏をつかんで足をヒップに近づける
- 2.20秒伸ばす
とても簡単なストレッチですので、歯磨きをしているとき、ドライヤーをしているときなど、日常生活の中で頻繁に行うようにしましょう。
腸腰筋をゆるめる
腸腰筋を緩めるストレッチをしましょう。
ストレッチ手順
- 1.立った状態から片足を前に出す
- 2.背中を伸ばしたまま膝を曲げる
- 3.後ろの足の付け根を伸ばす
しっかりと伸ばして、ストレッチしていきましょう。普段のばしにくい部分が伸びることで、健康効果も期待できます。
太ももが細くなるエクササイズ
太ももとヒップの筋肉を鍛える
太ももとヒップの筋肉を鍛えるエクササイズを行います。このエクササイズは四つん這いの状態で行いますので、膝が痛くならないように、マットなどを敷いて行うとよいでしょう。
エクササイズ手順
- 1.四つん這いになる
- 2.片足ずつ足を水平まで上げる
- 3.ゆっくりおろす
ゆっくりと行うことがポイントです。ゆっくりと行うことで、しっかりと筋肉に効かせることができます。
ゆっくりスクワットをする
スクワットは、下半身全体に効かすことができる定番の筋肉トレーニング法です。スクワットはスピーディに行ってしまうと、しっかりと筋肉に効かせることができなくなってしまいますので、ゆっくりと行うことが重要です。
ゆっくりと行うことで、太ももの筋肉にしっかりと効かせることができるようになります。さらに、使用している筋肉を意識することで、より効果が期待できるようになります。
脚を引き締める蹴り上げ運動
脚を引き締める蹴り上げ運動を行います。脚の側面の筋肉を使用できるため、前から見たときに引き締まって見えるようになります。
エクササイズ手順
- 1.壁などを支えにして立つ
- 2.ゆっくりと片足を横へ限界まで上げる
- 3.ゆっくりと脚をおろす
とにかくゆっくりと行ってください。少しきついと感じるくらい、脚の重さを感じながら、限界まで上げ、ゆっくりと下ろしましょう。自分の脚の体重による負荷がかかることによって、筋肉によく効くようになります。
太ももを細くするマッサージ
お風呂で血行をよくしてから行う
太ももを細くするマッサージを効かせるコツとして、血行のよいときに行うことがあります。お風呂に入っているときは、体が温まり、自然に血行がよくなっていますので、マッサージには非常におすすめです。
血行がよい状態でマッサージを行うことで、筋肉が柔らかくなり、老廃物も流れやすくなっていますので、マッサージの効果が出やすくなっています。
1日の終わりにお風呂につかるとほっとします。 入浴は心のリラックス、身体の凝りやむくみの解消、疲労回復と心と体の両方を癒すにはとても有効なのです。以下の記事では有意義なお風呂の時間を過ごす方法について詳しく解説しています。
マッサージ前に水分を取る
マッサージ前には、水分をよくとるようにしましょう。また、マッサージの後にも水分をとると、よりよいでしょう。
これは、マッサージによって老廃物が流れやすくなっているため、老廃物を流す水分をとっておくことで、より老廃物を流す効果が高まるためです。水分は常温の水がベストです。冷たい水は体を冷やすため、避けるようにしましょう。
オイルやクリームで肌を滑りやすく
肌への摩擦を避けるため、オイルやクリームを塗るようにしてください。オイルやクリームを塗ることで、肌の滑りをよくし、マッサージによる肌へのダメージを軽減してくれます。
さらに保湿効果も期待できるため、マッサージにはぜひ、クリームやオイルを使用するようにしましょう。デトックス効果があるものを使用すると、さらによいでしょう。
ひざ上のマッサージ
膝上のお肉をすっきりさせるマッサージを行います。
マッサージ手順
- 1.ひざ上の肉をつかむ
- 2.横にスライドさせながら脚の付け根まで往復する
膝上のお肉をすっきりとさせることで、短いスカートやショートパンツを着こなせるようになります。足のむくみ解消にもつながりますので、おすすめのマッサージ方法です。
太もも内側のマッサージ
太もも内側のマッサージを行いましょう。太もも内側がほぐれると、デトックス効果も感じられて、非常に気持ちがよいです。
マッサージ手順
- 1.膝の横から内側の肉をつまむ
- 2.脚の付け根までスライドさせて往復する
しっかりと肉をつまんで、マッサージしましょう。表面をさするだけでは効果が薄いので、しっかりとつかむようにして行いましょう。
太もも外側のマッサージ
太ももの外側をマッサージします。
マッサージ手順
- 1.膝の外側の肉をつまむ
- 2.脚の付け根までスライドさせて往復する
しっかりと肉をつかむようにして行いましょう。老廃物を押し流すことをイメージしながら行うと、効果が高まります。
太もも全体のリンパを流す
太もも全体のリンパを流すマッサージを行います。
マッサージ手順
- 1.握った手を膝の前から脚の付け根までスライドする
- 2.太ももの裏、横でも同様に行う
リンパを流すことで、むくみのないすっきりとした太ももを作ることができます。できれば、習慣化したいマッサージです。
膝裏のくぼみを刺激
膝裏のくぼみを刺激しましょう。膝裏にはリンパが流れていますので、ここを刺激することで、リンパの流れをよくすることができます。
リンパの流れがよくなることで、老廃物を流すことができ、むくみの解消にもつながります。その結果、すっきりとしたラインの脚を手に入れることができるため、リンパの刺激はなるべく毎日行うようにしましょう。
脚の付け根のリンパ節を刺激
脚の付け根にもリンパ節があります。ここを刺激することで、下半身のむくみの解消につながりますので、しっかりマッサージしていきましょう。
脚の付け根部分のリンパは、手や指を使って、押したり、鼠蹊部に向かって流すようにマッサージしたりするとよいでしょう。ここの部分が詰まっていると、下半身全体がむくみ、脚が太くなりやすくなりますので、念入りにマッサージしていきましょう。
更にふくらはぎまで綺麗にして美脚を目指す方のために、毎日自宅でできるふくらはぎマッサージについて以下の記事で詳しく解説しています。
歩き方を改善して太ももを細くする
背筋を意識して伸ばす
歩き方を変えることでも、太ももを細くすることは可能です。歩くときに背筋を意識してのばすようにしてみましょう。太ももの筋肉が使いやすくなり、脚全体を使って歩くことができるようになるはずです。
意識して歩くことで、姿勢もよくなり、全身のスタイルアップにもつながります。ぜひ、今日から意識して背筋を伸ばすようにしてみましょう。
膝を曲げない
膝を曲げないように歩くことを意識しましょう。ひざを曲げずに脚全体を前に出すように歩くことで、太ももの筋肉を使えるようになり、太もものシェイプアップ効果が期待できます。
ひざを曲げて歩くと、歩く姿も美しく見えないので、この歩き方はぜひマスターしてください。モデルさんのようにさっそうと歩く姿をイメージしてみましょう。
着地はかかとから
歩くときの着地はかかとから着地するように意識しましょう。こうすることで、歩く姿が美しく見えるだけでなく、脚全体を使った歩き方がマスターできるようになります。
ひざから下を使って歩いていると、太ももの筋肉をうまく使えず、見た目も格好良くありません。モデルさんのようなさっそうとした歩き方をマスターして、シェイプアップを目指しましょう。
つま先で地面をしっかり蹴って前へ
足を前に出すときは、つま先で地面をしっかり蹴って前に出すようにしてみましょう。やや歩幅が広くなる効果もあり、より脚全体の筋肉を刺激しながら歩くことができます。
ただ歩くのではく、筋肉を意識しながら歩くようにしてみましょう。このように歩き方を意識することは、日常生活におけるエクササイズ効果へとつながりますので、非常に重要となってきます。
重心は脚の内側に
重心は脚の内側にかけるようにしていきます。こうすることで、内腿の筋肉を鍛えやすくなり、太もものシェイプアップにもつながります。
また、がに股になることを防ぎ、美脚に導く効果も期待できるため、ぜひ、歩くときは重心が内側によるように、意識して歩くようにしてみましょう。特に、ハイヒールで歩くときなどは、見た目も美しくなりますので、おすすめです。
太ももを細くしたいときの注意点
部分痩せはできない
太ももを細くしたい時の注意点ですが、まずよく誤解されやすいのが、太ももだけ痩せることができるのではないかということです。太ももに限らず、ひとつのパーツだけを痩せさせることはできません。
体脂肪が減る際は、全身の脂肪が減ることになりますので、太ももだけ脂肪を減らすことにはなりません。ですが、エクササイズやマッサージなどで太ももを集中的に引き締めることはできますので、諦めずに太ももが細くなる努力を続けましょう。
無理なダイエットは逆効果になる場合も
無理なダイエットは禁物です。特に無理な食事制限は、一時的に痩せることができても、リバウンドで前よりも太くなってしまうことがありますので、要注意です。
ダイエットは無理をしすぎず、自分のペースで行うようにしましょう。マッサージなどもやりすぎると筋肉を傷めることもありますので、痛みを感じたらやめるようにしましょう。
自分のペースで行えるダイエットとしておすすめなのがランニング。以下の記事ではランニングを無理せず続けられる方法について詳しく解説しています。
運動のし過ぎは筋肉太りの原因に
運動をしすぎると、かえって太ももが太くなることがあります。陸上選手や水泳選手の太ももなどがそれにあたります。スポーツ選手のように筋肉がつくことはなかなかないですが、ハードなトレーニングを行うと、筋肉太りになることもあります。
筋肉がつきすぎたら、マッサージを行い、柔らかくしなやかな筋肉に質感を変えていくようにしてみましょう。
継続することが大事
太ももを細くするためには、とにかく継続してマッサージやエクササイズを行うことが重要です。どんなダイエット方法も1日行っただけでは効果は出せません。なるべく毎日、継続して行うことで、少しづつですが効果が実感できるようなってくることでしょう。
効果がわかりにくいときは、いつもはいているジーパンなどをはいてみて、はいた感触の違いなどで確認してみるとよいでしょう。服との隙間が増えているかもしれません。
太ももを細く見せる服装
ワイドパンツで太ももをカバー
ワイドパンツはゆったりとしたラインで、太ももの太さを目立たなくしてくれます。太ももの太さが気になる一方で、お尻のサイズは小さめな方は特に体形カバー効果が高いです。
お尻が大きい人は、むしろ太って見えてしまうこともあるので注意が必要ですが、基本的には体形カバー力が高いファッションといえるでしょう。
ボーイフレンドデニムでスタイルアップ
ボーイフレンドデニムも、着こなし次第でスタイルアップをかなえてくれるファッションです。ボーイフレンドデニムの形は、どれも微細に違ってくるので、自分の体型に合ったものを選ぶと、より高い効果が期待できます。
太もも部分がゆったりしていて、太過ぎないものを選ぶとよいでしょう。また、デニムのウォッシュでスリムに見えるように工夫されているものを選ぶとよいでしょう。
ロールアップで足首を見せる
パンツの裾をロールアップして足首を見せると、肌見せ効果でスタイルアップが狙えます。特にボーイフレンドタイプのパンツには効果的ですので、ぜひロールアップして着こなしましょう。
ロールアップの仕方も、ただくるくる巻くだけでなく、流行の巻き方をすると、おしゃれで美脚に見えますので、いろいろと工夫してみてください。
寒色や濃暗色で細く見せる
白やピンクのような膨張色は脚を太く見せてしまいます。パンツは寒色や濃暗色を着用するようにすると、痩せて見える効果を狙うことができます。
ぴったりとしたスキニーパンツであっても、黒か紺色にすれば、脚を引き締め、細く見せてくれる効果が期待できます。また、細見せ効果のあるウォッシュを入れたデニムもおすすめです。
縦のストライプで縦長に見せる
縦のストライプは、脚を細く、縦長に見せてくれます。色は寒色系の濃い目の色が好ましいです。色による引き締め効果も期待できます。特に側面に線が入ったデザインは、脚長効果も狙えるため、非常におすすめです。
パンツでも、スカートでも、同様の効果が期待できます。うまく着こなしてスタイルアップを狙いましょう。
ロングスカートでシルエットをきれいに
ロングスカートを着こなして、シルエットをきれいにしましょう。ロングスカートは脚の太さを隠してくれますので、体形カバーにはおすすめです。
特に、背の高い方に似合うファッションです。背の低い人だと、ボリュームがありすぎるロングスカートは、スタイルが悪く見えてしまうこともありますので、注意しましょう。
ボリュームのあるフレアスカートでギャップを強調
下半身にボリュームを持たせて、上半身はすっきりとさせることで、スタイルアップを狙うこともできます。
ボリュームのあるフレアスカートは、上半身のボリュームを抑えることによって、ギャップを生み出し、スタイルをよく見せることが可能です。上半身をコンパクトにまとめることが絶対条件でもある、やや上級者向けのコーディネートです。
自分に合ったサイズを着るのが大切
どんな服でも、自分に合ったサイズを切ることが大切です。体形はいつの間にか変わっているので、いつものサイズがぴったりでなくなっていることもしばしばあります。
そのことにいち早く気づき、自分に合ったサイズの服を着るようにすることで、痩せてスタイルよく見せ続けることができるのです。試着をきちんとすることも非常に重要です。
太ももは日々の努力で細くなる
太ももは、ダイエットを始めてすぐには細くはならないかもしれません。ダイエットの中でも難しいパーツなので、効果をすぐに実感することは難しいでしょう。
しかし、続けることで、確実に変わってくるパーツでもありますので、諦めずに日々の努力を続けるようにしましょう。気づけば、あなたの理想の太ももが手に入っているかもしれません。