自分にぴったりの保湿ローションを選んで潤いのある素肌を手に入れよう

2017.09.01

自分にぴったりの保湿ローションを選んで潤いのある素肌を手に入れよう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

季節の変わり目やストレスなどで肌荒れに悩んだことはありませんか?そうでなくても肌はちょっとしたことで乾燥肌に傾きがち。肌の潤いを保ち保湿力を高めてくれる保湿ローションを上手に活用して、いつでもみずみずしくハリのある美肌を目指しましょう。

INDEX

目次

    保湿ローションの特徴

    ローション(化粧水)には肌に潤いを与えてなめらかにする働きがあります。洗顔後すぐに使用して、そのあとは乳液やクリームなどで肌を整えるのが一般的な使い方です。

    ローションは水性で、その目的によって配合される成分や働きが異なります。代表的なものとしては、保湿ローションや美白ローションなどがあります。また、顔だけではなくボディケアとして使われるボディローションのラインナップも充実しています。

    基本的にローションには保湿成分が配合されていますが、特に保湿ローションは保湿成分がたっぷりと配合されています。これは乾燥の進んだ肌を潤す目的で使用されます。

    また、ローションはその形状などのタイプ別にも分かれています。ローションの前に使用して次に使う化粧水の浸透を高めるプレ化粧水や、余分な角質を取り去るふき取り化粧水などさまざまです。

    つけ心地がさらっとしてべたつかない

    このようにタイプ別や目的別にさまざまな種類のある保湿ローションですが、それぞれのアイテムで使用感が異なるため、自分の好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。

    保湿ローションは成分にとろみのあるタイプや濃厚なタイプもあります。何度も重ね付けするなどスキンケアに時間をかけたくない人は、さらっとした使用感でべたつかないタイプがおすすめです。特に朝の忙しい時には洋服につく心配もないので安心です。

    乾燥した肌になじみやすい

    乾燥した肌にローションは必須です。ローションは水分量を多く含み浸透性が高いため肌になじみやすいアイテムです。

    手早く広範囲に塗りやすい

    ローションには水溶性の保湿成分が含まれています。このため、手のひらやコットンに取り出して肌に塗布すると、さっと手早く広範囲に塗りやすいという特徴があります。

    保湿能力はクリームより低い

    保湿ローションには肌の水分量を高める役割があります。保湿力はクリームに比べると低いため、保湿成分が蒸発しないよう蓋をすることが必要です。クリームに含まれる油分がその役割を果たしてくれます。

    浸透性はクリームより高い

    保湿ローションのメリットはその浸透力の高さにありますので、クリームよりも有効成分を肌の奥に届けることができます。保湿ローション、美白ローション、ニキビケアローションなどさまざまな目的別にたくさんのラインナップがあるのもこのためです。

    また、敏感肌でも使える刺激の少ない保湿ローションもありますので、季節の変わり目など肌が敏感な時に選ぶと良いでしょう。

    保湿ローションと保湿クリームの違い

    保湿ローションは水性で保湿クリームは油性ですが、どちらも保湿を目的としたスキンケアです。ただし、使うステップが異なります。

    まず、洗顔後に保湿ローションで肌を整えて内部まで潤いを届けます。次に、保湿クリームで肌表面に潤いを与えつつローションの保湿成分が蒸発するのを防ぐために蓋をします。

    ローションは液状で水分が多い

    肌への浸透の良さからローションは液状で、水分量が多く油分が少ないです。このため、使用方法としては手のひらまたはコットンに取り出して肌になじませながら浸透させます。

    クリームはペースト状で油分が多い

    ローションが肌に浸透して水分量を高める目的なのに対して、クリームは油分が多くペースト状です。これは、ローションで整えた後の肌表面に伸ばして馴染ませやすくするためです。これによりローションで含めた肌の水分が蒸発するのを防いでくれます。

    保湿ローションの主なタイプ

    化粧水である顔用

    顔用ローションは主に肌のお悩み合わせて選ぶため、保湿ローションや美白ローション、ニキビケアタイプなどがあります。どれも目的に合わせた成分が配合されており、化粧水ならではの浸透力の高さで肌の奥まで届いて肌を整える働きを持っています。

    顔も含む全身用

    全身用ローションは、顔だけでなく体全身にも使えるので、主に保湿目的で使用されることが多いのが特徴です。広範囲に使用できる大容量サイズのものもあります。

    首から下の身体用

    ボディ用ローションは顔以外の首から下の部位に使用します。塗る範囲が広いため保湿濃度は高めで、一度塗ればしっかりと潤いを与えてくれるタイプが使い勝手が良いです。

    頭皮の乾燥保湿用

    紫外線を浴びやすい頭皮は、知らないうちに日焼けなどの影響で乾燥が進んでしまうことも多いです。特に夏場は紫外線が強いので、専用の保湿ローションで頭皮にも潤いを与えましょう。

    成分や配合量に配慮したベビー用

    赤ちゃんでも使えるほど肌に優しい成分を配合したベビー用ローションは、敏感肌で悩む大人の女性にも人気のアイテムです。

    ベビーローションでは、配合する成分を、まだバリア機能が大人ほど発達していない赤ちゃんでも刺激にならないように配慮された処方になっています。また、赤ちゃんはもちろん肌が敏感に傾いた女性にも安心して使えます。

    さらに、防腐剤やアルコールなど肌に刺激となるような成分の配合量についても配慮してあります。このため、敏感肌用ローションとしても活用することができるのです。

    保湿ローションの選ぶポイント

    塗りたい部位に合わせる

    保湿ローションは、どの部位に使用するのかによって配合されている成分や配合量が異なります。まずは目的に合ったタイプを選ぶことが重要です。

    ボディ用や頭皮用を顔に使用してしまうと、思わぬトラブルを発生させてしまう可能性があるので注意が必要です。

    たとえば、ボディ用保湿ローションであれば、顔用よりも防腐剤やアルコール等が多く配合されていることもあるため、顔に塗布すると刺激になることが考えられます。

    また、頭皮用ではすっとした清涼感を得るためにエタノールなどが配合されていることもあり、顔には適しません。目的に合った保湿ローションを選ぶようにしましょう。

    配合されている保湿成分を確認する

    保湿ローションと言っても配合されている保湿成分はさまざまな種類があります。それぞれの特徴を知って、自分の肌質に合ったものを選ぶようにしましょう。特に、敏感肌やアトピー肌の体質の人は配合成分をよく確認する必要があります。

    一般的な保湿成分としては、グリセリンやヒアルロン酸、トレハロースなどがあります。これらは比較的肌に優しい保湿成分なので、肌の弱い人におすすめです。

    試供品があれば一度試してみる

    肌の弱い人は、通常サイズを購入する前にサンプルやトライアルキットを試してみることをおすすめします。数日は試すことができるので、そこで問題なければ本品購入するようにしましょう。

    使用前に目立たない部分でパッチテストをする

    サンプルやトライアルキットにも不安のある人は、テスターなどでパッチテストを行うと良いでしょう。まず腕の内側など目立たず皮膚の柔らかい箇所に塗布してみます。刺激や赤くなるなどの反応がなければ問題なく使用できると判断することができます。

    保湿ローションを選ぶときに注目したい成分

    乾燥肌の改善効果の高いセラミド

    セラミドには肌内部で水分と油分を保ってくれる肌にとってとても重要な成分です。このセラミドには大きく分けてヒト型セラミド、植物性セラミド、天然セラミド、合成セラミドの4つがあります。

    中でも人の体内にあるセラミドと同じような化学構造を持つヒト型セラミドは、保湿力が高くすばやく浸透し肌への刺激も少ないという特徴を持っています。この性質から化粧品へ高濃度に配合することが難しいと言われています。

    また、人の角質層にあるセラミドの種類は多く存在しています。特にセラミド1、セラミド2、セラミド3は化粧品にもよく使われる重要な成分です。

    セラミド1は肌のバリア機能をサポートし、セラミド2は保湿機能をサポートしてくれます。セラミド3は保湿に加えてシワを軽減する働きもあります。化粧品には主に保湿機能を高めるセラミド2と3が多く配合されています。

    このように保湿効果の高いセラミド配合の保湿ローションを選ぶことで、乾燥肌の改善が期待できるのです。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    年齢と共に減ってしまったセラミド。数を増やし乾燥知らずの潤い肌へ 

    高い水分保持機能を持つアミノ酸

    潤った肌にはNMFという成分が豊富に含まれています。このNMFとは、肌の角質細胞内に存在する天然保湿因子(=Natural Moisturizing Factor)の略で、アミノ酸をはじめとする複数の成分からできています。ただし、加齢とともに減少してしまうため化粧品でしっかりと補うことでアンチエイジング効果が期待できます。

    肌のターンオーバーを促すヘパリン類似物質

    ヘパリン類似物質とは皮膚科で処方される「ヒルロイド」という医薬品で、古くから乾燥肌対策として使われてきました。ヒルロイドは、バリア機能を回復して保湿力を高め肌の新陳代謝であるターンオーバーを促す作用があるため、乾燥肌やアトピー肌の人に適しています。

    またヘパリンには炎症を抑える効果もあるため、乾燥で肌荒れを起こしてもヘパリンの作用により肌を修復しながら保湿力を高めるという根本的な解決となるお薬なのです。

    皮膚科で処方されるヘパリンには、クリームやローションなどいろいろなタイプがあります。季節や用途によって使い分けると良いでしょう。

    水分の含有量と保持力に優れるヒアルロン酸

    保湿化粧品に多く配合される一般的な成分であるヒアルロン酸は、1gで6リットルの水を抱えることのできる非常に保水力の高い成分です。このため、保湿用スキンケアに多く含まれており、肌の乾燥対策に欠かせない成分となっています。

     

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    ヒアルロン酸の効果は美肌だけではない。健康になれる保湿美容液 

    高い保湿作用を持ったリピジュア

    リピジュアとは高い保湿力を持つ保湿成分で、その保水力はヒアルロン酸の2倍とも言われています。これは涙の成分でもあり人の細胞膜を構成するリン脂質をモデルに開発された物質です。スキンケア化粧品の保湿成分として配合されています。

    顔用ローションの保湿プラス機能

    メラニンの生成抑える美白成分

    セラミド配合ローションは乾燥を防いでくれる働きがあります。さらにビタミンC誘導体配合のものを選べばできてしまったメラニンを還元してくれる作用があるため、保湿と美白ケアが同時に行えるので効率的です。

    エイジングケアに効果のある成分

    ビタミンC誘導体には、抗酸化作用や肌の新陳代謝を促してターンオーバーを正常に保つ働きがあります。このため、乾燥肌やしわのケアにも効果が期待できるのです。

    保湿効果を実感できるおすすめのローション

    アクセーヌ モイストバランスローション 360ml

    ひとつひとつの角質細胞に潤いを与えてふっくらとさせる、新技術セルバウンスを採用した高保湿ローション。

    FINE VISUAL バイタルコンディショニングローション

    元気な肌細胞を作り出す馬プラセンタを国内最高級レベルの品質で配合した美容化粧水。@cosmeのクチコミでも人気を集める保湿ローションです。

    ドクターシーラボ VC100 エッセンスローション 150ml

    メーカー調べで100倍浸透型ビタミンC誘導体を200%配合した、美容液レベルの濃厚化粧水。

    リッツ リバイバルセラムローション 150ml

    角質層まで潤うことでエイジングケアも期待できる浸透型ローション。肌にハリと弾力をもたらし、しっとり肌へと導く化粧水ランキングでもお馴染みの保湿ローションです。

    ローションの保湿機能を高めるポイント

    お風呂上がりや洗顔後にすぐつける

    お風呂から上がった後や洗顔後など、洗顔料で皮脂を取り去った後、肌が乾燥する前にすばやく化粧水をつけることが美肌作りのポイントです。

    手で軽く化粧水を温めてからつける

    手のひらの温度で化粧水を温めて肌になじませると、浸透力が高まりより成分が肌の奥まで入りやすくなります。

    手のひらを使ってゆっくりと顔になじませる

    手のひらで化粧水を顔全体になじませることで、すみずみまで成分がいきわたります。ゆっくりこすらずなじませるのがポイント。

    乾燥しやすい目元や口元は重ねづけする

    特に皮膚が薄く乾燥しがちな目元や口元は重ねづけして念入りにお手入れしましょう。

    乾燥がひどいときは上からクリームなども塗る

    冬場や季節の変わり目など、乾燥がひどい時にはお手入れの最後に保湿クリームで蓋をすることをおすすめします。保湿ローションをたっぷりなじませた後にいつもの美容液や乳液など油分を加えてさらに保湿します。有効成分が肌から蒸発しないようにクリームを塗ると効果的です。

    特に冬場の乾燥が進む季節では、オイルを活用しても良いでしょう。

    肌の保湿機能を高める栄養素を摂る

    肌の保湿機能を高めてくれる栄養素を毎日の食事からしっかりと摂ることも美肌には必要です。特に意識して摂取したい栄養素をチェックしていきましょう。

    ビタミンA

    皮膚の潤いを保ち新陳代謝を促します。ビタミンAが多く含まれる主な食品は以下のとおり。

    乳製品や卵、緑黄色野菜、サバ、イワシなどの青魚、のりやわかめなどの海藻類

    ビタミンB2、B6

    ビタミンB2は糖質や脂質の代謝を促し、ビタミンB6はタンパク質の代謝を促します。食事で摂取した三大栄養素(タンパク質、糖質、脂質)をしっかりと吸収される状態にするのがビタミンの重要な役割です。不足すると肌や健康にも害が及びます。

    ビタミンB2を多く含む食品:レバー、ウナギ、牛乳など

    ビタミンB6を多く含む食品:カツオ、マグロ、バナナなど

    ビタミンC

    抗酸化作用に優れ、コラーゲンの生成を促します。ビタミンCが多く含まれる主な食品は以下のとおり。

    レモンなどの果物やパプリカなどの野菜など。

    ビタミンE

    抗酸化作用があり、血行を促進して肌の新陳代謝を促します。ビタミンEが多く含まれる主な食品は以下のとおり。

    アーモンドなどのナッツ類、ダイズ、ゴマ、アボカドなど。

    タンパク質

    20種類のアミノ酸からできているタンパク質は、人の体を構成する大切な成分です。不足すると体の機能はもちろん肌の新陳代謝は衰えて老化し、保湿力も低下します。美肌だけでなく健康的な体を維持するためにも、積極的に高たんぱく質で低カロリー食品を摂取するよう心がけましょう。

    高たんぱく質低カロリー食品は以下のとおり。

    赤身肉、ササミ、アジ、イワシ、卵白、納豆、高野豆腐など。

    ただ、これだけの栄養素を毎日の食事で摂るのは難しいので、サプリメントも上手に活用して栄養バランスを整えていきましょう。

    肌に合う保湿ローションを見つけてカサカサ知らずの肌を目指して

    保湿ローションを使うことで、肌の水分を保ちみずみずしい肌が実現できます。毎日の簡単なステップで手軽に肌の潤いを手に入れることができるすばらしいアイテムです。自分に合った保湿ローションを選んで、今よりももっとみずみずしい潤った美肌を手に入れましょう。

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