目次

間違ったメイクでニキビ跡を悪化させない
肌に優しいメイクをする
気になるニキビやニキビ跡。なるべく薄化粧が肌によいことは分かっていても、隠したいがために厚化粧になってはいませんか?実はその化粧品が原因で、ニキビ跡やニキビを悪化させているかもしれません。ニキビ肌で悩まれている方の大半は、肌が敏感な状態です。
そんな敏感な肌には、ニキビ用の化粧品を使いましょう。ニキビ用の化粧品は、アルコールフリーや無香料無着色、パラベン不使用など、肌に優しい処方になっています。肌に優しいからといって、化粧崩れしやすいかというとそうではなく、ニキビ跡やニキビのケアを行いながら、しっかりとカバーしてくれるものも多く存在しています。
気になるニキビやニキビ跡だけでなく、敏感肌や乾燥肌でお悩みの方にもおすすめです。ほぼ毎日行うであろうメイク。どうせなら肌に優しい処方のものを使い、メイクを行いながらニキビケアをしていきましょう。
間違ったメイク方法で肌に負担をかけない
ニキビ跡を隠すために行っていたメイク。実はそのメイク方法がニキビ悪化の要因になっているかもしれません。ニキビ跡を隠すために、落ちにくい化粧下地やファンデーションを使ったり、コンシーラーを厚く塗っていたりすると、毛穴にメイク汚れが詰まりやすくなってしまいます。
そのため肌のターンオーバーが乱れる要因になり、なかなかニキビが治らないことも。そうなる前に、ニキビ跡を改善したいのであれば、スキンケアを見直すことも大事ですが、メイク方法をしっかりと見直すことも大切です。
なかなか治りが悪く、いろいろなスキンケアを試しても上手くいかなかった方は、そのメイク方法が肌に負担をかけているのかもしれません。
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「ニキビ跡」を隠すメイクテクニックとは。しっかりカバーして美肌に

メイクをする前に気をつけること
使用するブラシなどは清潔なものを使う
肌に直接触れるものは、常に清潔な状態を保ちたいですよね。メイク時に使用するパフやブラシに汚れがついていると、顔に汚れを塗っているのと同じ状態になり、ニキビの悪化をまねくことになります。せっかくニキビケアのためにスキンケアを頑張っていても、メイク時に使用するパフやブラシが汚れていては元も子もありません。
毎日洗浄することは難しいかもしれませんが、せめて1週間に1回は洗浄を行うようにしましょう。ブラシなどが汚れたら、ぬるま湯に専用洗剤を入れて優しく洗いましょう。その後、しっかりと乾かします。
固めのブラシやパフの使用を避ける
メイク時に使用するブラシやパフは、肌に優しい柔らかい素材のものを使用しましょう。ニキビ跡やニキビに悩まれている方の肌は、ただでさえ敏感な肌の状態の方がほとんどです。固めのブラシやパフを使うことで摩擦が肌への負担になり、さらなる肌荒れを招いてしまいます。
特にブラシは、なるべく人工毛のものではなく、動物毛で作られたものや柔らかい質感のものを使いましょう。

厚塗り感が出ないために
コントロールカラーを使う
ニキビ跡やニキビを隠すために、ファンデーションやコンシーラーを使うことは一般的なメイク方法です。しかし、つい厚塗りになってしまうことはありませんか?ファンデーションやコンシーラーだけに頼ると、厚塗り感が出てしまいやすくなります。
そんな時に使用したいものが、コントロールカラーです。コントロールカラーには肌色補正の効果がありますので、気になるニキビ跡やニキビを簡単に隠すことができます。そのほかにも、シミやクマ、そばかすなどにも効果があります。
隠したいものの色によって使用するコントロールカラーの色も違いますので、いろいろなものを試して上手に使っていきましょう。
赤みがある時はグリーン系がおすすめ
赤みの強いニキビやニキビ跡を隠したい場合には、グリーン系のコントロールカラーを使いましょう。グリーンには赤みを消す効果がありますので、ニキビ跡を隠すための代表的なカラーといえます。
少量でも肌を白く見せる効果があるので、顔全体に塗ってしまうと白浮きしやすくなります。カバーしたい部分にピンポイントでの使用をおすすめします。赤く目立つニキビやニキビ跡だけでなく、小鼻や頬の赤みが気になる部分にもご使用いただけます。
グリーン系でダメな場合はイエロー系
グリーン系のコントロールカラーでもなかなか消えないニキビ跡には、イエロー系のコントロールカラーを使いましょう。イエロー系のコントロールカラーは、小鼻や頬などの気になる赤み系の部分のほかにも、くすみや肌の色ムラもカバーでき、健康的な肌色へと導いてくれるので、使いやすい万能カラーといえます。
コントロールカラーを初めて使う人や、グリーン系かイエロー系で迷われている方は、イエロー系を選ぶと失敗しにくいでしょう。
コントロールカラーは自分に合ったものを
コントロールカラーを使い慣れていない人や初めての人は、色選びに迷われる方も多いと思います。しかし、ニキビ跡の症状や、その人個人の肌色など、そしてなりたい肌色まで、特徴や好みはさまざまです。
まずは自分の肌で試してみることが一番でしょう。コントロールカラーを使いこなすことができれば、手放せなくなるくらいの万能アイテムです。ぜひ自分に合ったコントロールカラーを見つけましょう。
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ニキビ跡メイクのタイプ別方法。おすすめアイテムでより自然な肌に

化粧下地の選び方
優しい成分を使った化粧下地を使う
ニキビ跡やニキビに悩まれている方は、ただでさえ肌が敏感な状態です。なるべく肌に優しい成分が含まれている化粧下地を見つけて使用しましょう。カバー力の高いものは、肌に負担をかけるものが多く、そして洗顔でも落ちにくい成分が含まれています。
敏感な肌に負担をかけるようでは、肌荒れは改善していきません。肌は自然に傷を治す機能があります。その機能が損なわれることのないように、ニキビ肌専用や敏感肌専用の化粧下地を使いましょう。
油分が多い下地は肌の負担に
油分の多い化粧下地は、肌への密着力やカバー力が高いものが多く存在しています。しかしニキビやニキビ肌の方には、その油分が負担となり、ニキビ跡が悪化する要因になります。
今日では、敏感肌専用の化粧下地が多数存在しています。敏感肌用は、カバー力もなく化粧崩れしやすいのでは?と思われがちですが、肌に優しい処方でもしっかりとカバー力がある商品もあります。
ぜひ自分の肌に負担をかけない化粧下地を見つけ出し、メイクを行いながらスキンケアもできるような、一石二鳥のメイク方法を身につけましょう。
ミネラル成分の化粧下地がおすすめ
ミネラル成分の化粧下地は、パラベンフリーはもちろん、石鹸で落とせる、強いクレンジングが要らないなどの特徴があります。しかし中にはミネラル以外の成分が入っているものもあるため、成分表を十分に確認する必要があります。
ミネラル成分ではないものの代表には、合成界面活性剤、タール系色素、パラベン、エデト酸、フェノール、酸化防止剤などがあります。ミネラルコスメは肌に余分なものを付けないように、シンプルな成分でできています。
配合されている成分は、多くても7種類ほどですので、表示成分が多い場合には疑ってみるとよいでしょう。

ファンデーションを選ぶポイント
元の肌色より少し暗めの色を選ぶ
自分の肌色にあったファンデーションを選ぶことは、最初は難しいかもしれません。ポイントとしては、そのファンデーションで何をカバーしたいかによって選ぶ色味は変わってくるでしょう。
ニキビやニキビ跡を隠したい方は、自分の肌色より少し暗めのファンデーションを選びましょう。少し暗めの色を選ぶことにより、ニキビやニキビ跡が目立たず、ぼかすことができるので肌になじみます。明るい色を選ぶとニキビ跡が目立ち、カバー力が落ちます。
暗すぎると逆に浮いてしまいますので、自分の首元やデコルテの色味を見ながら調整しましょう。
肌に優しいファンデーションを選ぶ
ファンデーションにはさまざまな種類があります。必ず自分の目的に合ったファンデーションを使いたいものです。そのポイントとして、ルースタイプ、石鹸で落とせるミネラルファンデーションがおすすめです。
特にニキビ跡やニキビが気になる方は、クレンジングによる刺激を避けたいので、毛穴に詰まるような落ちにくいファンデーションは避けたほうがよいでしょう。ルースタイプという粉状のファンデーションは、固形状タイプより油分が少なく処方されています。
そして粉状なので肌表面の凸凹もカバーしてくれますので、クレーター状のニキビ跡が気になる方にはおすすめです。
特別な日はリキッドファンデーション
肌に優しい成分でできた化粧品は、自然と化粧崩れしやすい処方になっています。しかし、「この日だけは化粧崩れしたくない」と、ばっちりメイクをしたい日もあるのも事実。
そんな特別な日には、リキッドタイプのファンデーションを選びましょう。リキッドタイプのファンデーションは肌との密着力に優れた商品が多く、カバー力が高く、赤みや色素沈着を1本で隠してくれます。
肌が敏感で負担をかけたくない、でも化粧崩れしたくないという方は、リキッドタイプではなくクリームタイプのファンデーションを選びましょう。リキッドタイプよりも油分は少なく処方されていますので、肌への負担はリキッドタイプよりも少なくて済みます。
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もう気にしない。ニキビ跡をファンデーションでカバーする方法

コンシーラーを選ぶポイント
ファンデーションで隠せない場合に使う
コントロールカラーや優秀なファンデーションを使っても、ニキビ跡が隠せない場合もあります。そんな時には最終手段としてコンシーラーを使いましょう。
コンシーラーは気になるニキビ跡だけでなく、クマやクスミなど隠したい部分にと、なんでも使える万能なメイクアイテムですが、肌への負担が大きいことも事実。洗顔をしっかり行わないと毛穴詰まりを起こし、肌が炎症を起こす要因になってしまいます。
そんなことになっては悪循環になり、さらなる肌トラブルを招きかねません。そうならないためにも、肌への負担を最小限にするため、特別な日のみの使用や目立つニキビ跡のみの部分に使いましょう。
元の肌色より少し暗めの色を選ぶ
元の肌色より少し暗めの色でカバーすることにより、気になる部分をなじませることができます。ファンデーションとの兼ね合いも重要になってきますので、普段使用しているファンデーションの色味や自分の肌の色味を考慮しながら色を選びましょう。
コンシーラーは、ブラシを使用すると指よりも上手になじませることができるので、試してみてください。
ポイントで隠す時はスティックタイプ
スティックタイプのコンシーラーは、リップのような形状をしていることが特徴。固形で固めのテクスチャーで伸びはよくないので、細かな部分を隠したいときに使用することをおすすめします。
逆に顔全体をスティックコンシーラーでカバーしようとすると、厚塗りになってしまうので、のっぺりした肌になり、化粧崩れを招いてしまいます。スティックタイプのコンシーラーは、カバー力が高いことが特徴なので、シミやニキビ跡をピンポイントで隠すことができます。
広範囲を隠す時はクリームタイプ
クリームタイプのコンシーラーは、テクスチャーが柔らかくて伸びのよい商品が多いので、広範囲を隠したいときの使用におすすめです。特にヨレやすくて敏感な箇所である目元や口元への使用が最適。
スティックタイプに比べるとカバー力は落ちますが、広い範囲に使えます。気になる肌の凸凹やシミやクスミのように色素沈着してしまったニキビ跡を隠し、肌表面を滑らかに見せることができます。万能アイテムなので、一つ持っておくと便利です。
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ニキビ跡をコンシーラーで上手に隠す方法は?選び方や正しい使い方

ニキビ跡におすすめのコンシーラー
d プログラム メディケイテッド コンシーラーベース
こちらの商品はニキビや肌荒れを防いでくれるノンケミカル処方なのが特徴。ニキビや肌荒れを隠しながらケアもしてくれる優秀なコンシーラーです。下地&コンシーラーとしてもお使いいただけるテクスチャーなので、部分使いにも広範囲にもお使いいただけます。
SPF16・PA++なので、日焼け止めを塗る必要もありません。ノンコメドジェニックテスト済みなので、敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。
DHC 薬用 アクネケア コンシーラー
こちらの商品はニキビができやすい人のための、DHCの薬用アクネケアベースシリーズの一つ。薬用成分配合なので、気になるニキビやニキビ跡を隠しながら、ニキビケアもしてくれる一石二鳥の商品です。
クリームタイプのコンシーラーなので少量でも伸びがよく、広範囲にもお使いいただけます。テカリ防止パウダー配合で、長時間の使用でも化粧崩れせず、肌にピタッと密着してくれます。SPF22・PA++で紫外線からも肌を守ってくれるとても優秀なコンシーラー。
無香料、パラベンフリー、ノンコメドジェニックテスト済みなので、敏感肌や乾燥肌の方にも安心してお使いいただけます。
エテュセ 薬用アクネ リアルフィット コンシーラー
こちらの商品はニキビ跡やニキビだけでなく、目の下のクマやソバカスなど、さまざまな気になる肌トラブルに対応できるコンシーラー。フィット感もあり、乾燥肌の方にも安心してお使いいただけます。
塗るというよりも、スパチュラで埋めるという新感覚のコンシーラー。ペンタイプで使いやすさにもこだわっています。カラーバリエーションも3色展開で、どんな肌色の方にも対応しています。
ニキビを防ぐ硫黄配合で、ニキビに対する抵抗力を発揮し、ニキビのない健やかな肌へと導いてくれる手助けをしてくれます。SPF12・PA++でニキビ肌の大敵となる紫外線からも守ってくれます。

コンシーラーを上手に使うコツ
専用ブラシを使う
ニキビ跡を上手に隠すためにメイクを行うには、メイク道具にもこだわりましょう。コンシーラーは指やパフで塗るよりも、専用のブラシを使って塗ったほうが、きれいにまんべんなく塗ることができます。しかも余計な力が入らずにメイクを行うことができますので、厚塗りを防いでくれます。
コンシーラーの専用ブラシは、百貨店の化粧品コーナーや薬局の化粧品コーナーでも販売されています。毛質や大きさが違いますので、ぜひ自分に合った専用ブラシを見つけ、コンシーラーを上手に使ってみましょう。
肌と平行に持つ
専用のブラシを使って塗る際には、ブラシを肌と平行に持ちながら塗っていきましょう。ブラシを垂直に持ちながら塗ると、余計な力が入り、肌への刺激が強すぎて炎症を起こしてしまいます。
最初は難しいかもしれませんが、徐々に使い方に慣れてくると、気になる部分が上手く隠せるようになるので、メイクが楽しくなりますよ。
同じ場所に重ね付けしない
コンシーラーは気になるニキビ跡やニキビなどを隠す化粧品なので、ついつい厚く塗ってしまいがち。厚く塗ると崩れやすくなったり、ヨレやすくなったりします。そうなると浮いて見えたり、逆に目立ってしまったりします。
そうならないためにも、同じ場所に重ね付けすることは避けましょう。肌の色と気になる部分を一体化させるために、少なめに置くようにコントロールしましょう。仮に重ねるときには、ニキビの周りにも塗ってなじませる必要があります。
コンシーラーの塗る順番
コンシーラーを塗る順番は、自分が使っているファンデーションのタイプによって違ってくることはご存知でしょうか。ファンデーションには、パウダー、クリーム、リキッドとあり、油分や水分の量がそれぞれ違います。
ファンデーションの種類によってコンシーラーを塗る順番を変えれば、化粧崩れを防ぐことにも繋がります。
1.パウダーファンデーションの場合は、コンシーラーが先
パウダーファンデーションを使っている方は、ファンデーションを塗る直前につけましょう。順番が逆になると、パウダーがコンシーラーと混ざってムラになり、コンシーラーのよさを十分に発揮することができません。
コンシーラーはどんな種類のものも、塗った後にパウダー状のものを塗って、肌への密着力を高め、セメント効果が増すので、固定することができます。その結果、化粧崩れやヨレを防ぐことができます。そして、コンシーラーを塗った部分と塗っていない部分の色ムラをなくしましょう。
2.リキッドファンデーションの場合は、ファンデーションの後
リキッドファンデーションを使っている方は、コンシーラーを使用するのはファンデーションを塗った後にしましょう。その後にフェイスパウダーを塗ることで、肌への密着力を高め化粧崩れを防ぐことができます。
クリームタイプのファンデーションを使っている方も同様に、ファンデーションを塗った後にコンシーラーを塗るようにしましょう。
ニキビ跡をカバーするメイク術
赤みや色素沈着が残っている場合
1.コントロールカラーは、イエロー系を使う
赤みや色素沈着を隠したい場合には、イエロー系のコンシーラーが向いています。イエロー系コンシーラーには、色素沈着を目立たせない効果があります。クマやシミなどにもお使いいただけますので、万能コンシーラー色としておすすめです。
初めてコンシーラーを使用する方で、何色を選ぶとよいのかわからない方や、色選びに迷っている方には、イエロー系コンシーラーから挑戦してみることもよいでしょう。
2.隠したいポイントに、少し暗めのコンシーラーをのせる
何色のコンシーラー選べばよいか分からない方や、初めてコンシーラーに挑戦する方は、色選びに迷われると思います。そんな時には、自分の肌より少し暗めのコンシーラーを選ぶと失敗しないでしょう。
手の甲などに試し塗りしたり、肌にコンシーラーを近づけて色味を見たりしながら選ぶとよいです。
3.ファンデーションをブラシでのせる
クレーター状の凸凹したニキビ跡の方は、ファンデーションを塗るときにはブラシを使いましょう。ブラシを使うことにより、気になる毛穴を隠してくれる効果があり、肌表面を滑らかに均等に見せることができます。
凸凹状に跡が残っている場合
1.化粧下地で、凸凹部分を平らにする
なかなかスキンケアでも凸凹上のニキビ跡を消すことは難しいと言われていますが、メイク方法をしっかり学んでいれば、そんな凸凹ニキビを隠すことも可能です。
まずはコンシーラーやファンデーションだけの力で隠そうとせず、化粧下地で凸凹ニキビを隠しましょう。化粧下地は厚く塗ってしまっても、肌にムラが出ることは少なく、仮に厚く塗ってしまってもファンデーションでカバーすることができます。
2.化粧下地で隠れない部分のみ、コンシーラーでカバーする
コンシーラーは気になる部分を隠すための化粧品なので、少しの量でも厚く塗りすぎてしまうことがあります。なるべくコンシーラーだけで隠そうとせずに、化粧下地である程度隠して、それでも気になる場合にコンシーラーでカバーしましょう。
3.ファンデーションをブラシでのせる
ファンデーションをブラシで塗ることにより、ムラができません。気になる毛穴を、なめらかに見せてくれるので、ニキビ跡だけでなく、毛穴をもカバーしてくれます。そしてブラシを使うことにより、厚塗りを防ぎますので、ファンデーションの減りも少なくて済みます。
最後にフェイスパウダーで仕上げる
どんな化粧方法でも、最後にはフェイスパウダーを使ってメイクの仕上げを行いましょう。このひと手間の仕上げ作業で、肌表面に軽くヴェールをかけることができ、化粧崩れしにくい仕上げへと導いてくれます。
フェイスパウダーには固形タイプと粉末タイプがありますが、粉末タイプの方が油分が少なく処方されているものが多いのでおすすめです。その時もパフを使うのではなく、ブラシで塗るほうが肌に均等にフェイスパウダーを塗ることができます。そして、ヨレや厚塗りの心配もありません。
顔の中心のニキビ跡は重点的に隠す
人の顔は鼻や目などさまざまな臓器が集中しています。顔のパーツの中では、鼻が一番高さがありますし目立ちます。人の視線は顔の中心に集まりやすく、頬や鼻の頭にニキビができていると、光の加減も作用し、とても目立ってしまいます。
そのため口元や鼻、頬の中心にできたニキビやニキビ跡は重点的に隠しましょう。

ポイントメイクで目立たせなくする
頬のニキビ跡にはチークが有効
頬のニキビ跡には、コンシーラーやファンデーションで隠そうとするよりも、チークで隠したほうが自然に目立たせなくできます。特にパール入りのチークには光を散らせる効果があるので、頬に凸凹のクレーター状のニキビ跡がある方は、光の効果で目に錯覚を与え、気になる部分を自然に隠すことができます。
さらにチークには小顔効果や顔色をよく見せる効果があるので、ニキビ跡だけでなく肌のくすみやクマで悩んでいる方にもおすすめです。
アイメイクやリップをしっかり入れる
ニキビ跡を視線から外すために、アイメイクやリップメイクなどのポイントメイクを濃くすることもおすすめの1つです。アイメイクやリップメイクが濃い分、視線が目元や口元に行くので、気になるニキビ跡から視線を逸らすことができます。
しかしメイクを濃くする分、クレンジングの際に肌への負担がかかってしまいます。どうしても隠したい日、特別な日だけに限定して使用しましょう。そのためには日々のスキンケアが大事です。肌に負担のかからない化粧品を使い、ニキビを隠しながらケアも行うようなメイクを心がけましょう。
ハイライトを使ってニキビ跡から目を逸らす
ハイライトは、鼻筋や額だけに使うものだと思っていませんか。実はニキビ跡や気になる部分にハイライトを使うことにより、ニキビ跡から目を逸らす効果があるのです。
光の効果を利用して、クレーター状の凸凹したニキビ跡を光の効果を使って散らします。ハイライトには、ラメ入りのものや、パール入りのものまでさまざまな種類があります。
顔のどの部分に使うかによって種類を分けましょう。頬などにクレーター状の凸凹したニキビ跡がある方は、パール入りのハイライトがおすすめです。

肌に優しいメイクでニキビ跡を上手く隠す
気になるニキビ跡にも、赤くなっているものやシミのように茶色く色素沈着してしまっている方や、凸凹とクレーター状になってしまった方など、さまざまな種類があります。
ニキビ跡が残っているということは、肌はとても敏感な状態ということ。毎日行うメイクは、肌に優しい化粧品で行いたいですよね。今ではたくさんの優秀な化粧品がありますので、自分にあった化粧品、メイク用品、メイクテクニックは必ずあります。
メイクには女性のテンションを上げてくれる効果がありますので、自分なりに肌に優しいメイク方法を見つけて楽しくメイクを行い、ニキビ跡に悩まない肌作りをしましょう。