目次
鼻が赤くなる原因
過剰に開いてしまった毛穴
毛穴にメイク汚れや古い皮脂が詰まり、ポツポツとした黒ずみができた経験がある方は多いでしょう。実は、毛穴詰まりは悪化すると赤みを帯びる可能性があります。
最初は小さいポツポツでも、悪化すると徐々に毛穴が大きくなり場合によっては炎症を引き起こしてしまうのです。炎症による赤みを発生させないためには、日ごろからきちんと毛穴ケアを行うことが大切です。
鼻を触る癖はばい菌が付きやすい
知らず知らずのうちについ鼻を触る癖がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、手には多くの雑菌が存在しています。菌がたくさん付着した手で鼻を触ると、ばい菌が繁殖しやすくなってしまうのです。
そのため、鼻を触る癖がある方は炎症などの肌トラブルが起こりやすい傾向に。癖をなおすのは難しいことですが、意識して触れないよう心掛けましょう。
紫外線のダメージは侮れない
季節問わず毎日降り注いでいる紫外線。日差しが強い夏場でなくとも、肌は紫外線のダメージに晒されています。
特に鼻は顔の中でも突起しているパーツ。そのため、頬やおでこといったほか部位よりも紫外線のダメージを受けやすいのです。日焼け止めなどのUV対策を怠っていると肌がかるいやけど状態となり赤みを帯びてしまう可能性が。夏場や日差しが強い日だけではなく、常に紫外線対策を行いまいましょう。
意外と気になるニキビや吹き出物の痕
ニキビや吹き出物はケア方法を間違うと、痕となり肌に残る場合があります。これらの痕が気になる鼻の赤みの原因となってしまうことも。
ニキビや吹き出物の痕を残さないためには、炎症を起こしている最中に正しいケアを行うことが大切。潰したり必要以上に触ってしまうと痕を残す要因になってしまうので絶対にNGです。肌の清潔を保ち、正しい洗顔を身に着けてケアを行ってください。
常に赤みが生じる酒さ（しゅさ）
酒さ（しゅさ）とは、炎症を伴う皮膚の慢性疾患。あまり聞きなれない病気かもしれませんね。酒さの症状は、顔の赤み。多くは、鼻など顔の中心部が赤くなります。
一向に改善しない鼻の赤みがある場合は、酒さである可能性があります。原因は解明されていませんが、皮膚科では抗生物質の内服などの治療を行うのが一般的です。「酒さかもしれない」という方は、皮膚科の受診をおすすめします。
あまりにもひどい場合は皮膚科へ
なかなか赤みが引かない場合やかゆみや腫れなどの炎症が出ている場合、症状が重篤化していると考えられます。早めに医師の診察を受けてください。
自己判断で対策を行うと、症状が悪化してしまう危険性も。「赤みがどんどん酷くなっている」と感じる場合は、あまり鼻に触れずに皮膚科を受診しましょう。
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鼻の赤みを改善する方法
正しい洗顔を行う
間違ったスキンケアは鼻の赤みに関わる大きな原因。正しい洗顔方法を身につけましょう。
1.ぬるま湯(35～36度程度）で顔を下洗いする
2.清潔な手の平に洗顔フォームをとる
3.きめ細かに泡立てる
4.たっぷりの泡を顔にのせ、クルクルと優しく洗う
5.ぬるま湯ですすぐ
6.清潔なタオルで水気を拭き取る
上記が正しい洗顔の流れとなります。洗顔方法が間違っている場合、しっかりと改善していきましょう。
紫外線対策を怠らない
紫外線は鼻の赤みだけでなく、肌に大きなダメージを与えます。日ごろから日焼け止めなどでしっかりと紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めを選ぶ基準はSPF/PA。日常的な使用であればSPF10～20、PA＋～＋＋程度が適切です。長時間外に出るときや、日差しが強い場合はSPF30～50、PA＋＋＋以上のものを選ぶようにしてください。
保湿は最優先
肌にとって保湿はとても重要。水分量は、肌状態やハリ・弾力などを左右するのです。スキンケアは、保湿を重視して行ってくださいね。
保湿成分として欠かせないのがセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸。どれも高い保湿性を持ち、肌の弾力性に大きく関わります。スキンケア用品を選ぶ際は、これらの成分が配合されている商品がおすすめです。
ビタミンAやCを摂る
免疫機能を高めたり、健康を維持する効果を持つのがビタミンA。そして美肌に欠かせないといわれるビタミンCには、酸化を防ぐ抗酸化作用があります。
これらのビタミンは肌を整えるためにも大切な栄養素。ビタミンAはトマトやカボチャに。ビタミンCはアセロラやジャガイモに豊富に含まれているので積極的に摂取しましょう。食事でとり入れるのが難しい場合はサプリメントもおすすめです。
ストレスをためない
ストレスは美容の天敵。ストレスを溜めることで、ホルモンバランスや自律神経の働きが乱れてしまいます。
これらが乱れると肌の乾燥や皮脂の過剰分泌の原因に。肌状態が悪くなったり、ニキビの発生要因となってしまうのです。溜め込みすぎないよう、しっかりとストレス解消法を身につけましょう。「自分が楽しい」と思えるものであればどんなことでも構いません。週に1、2度リフレッシュできるタイミングを設けるとよいですね。
必要以上に鼻を触らない
雑菌が多く存在する手で鼻を触るのは衛生的にもよくありません。鼻を触ってしまう癖は早急になおしましょう。
頻繁に鼻を触ってしまう癖は、顔や肌に意識が集中していると考えられます。できるだけ、鼻や肌のことを考えないようにしてください。いつもと違うネイルをして手をみたときに「触ってはいけない」と思い出させるのも有効です。難しいかもしれませんが、少しずつ努力して改善していきましょう。
薬を塗布する
早く赤みを引かせたい場合は、薬を塗布するのも一つの手段です。原因が判明している場合は、それに応じた薬を使用しましょう。
また、原因がわからなかったり症状がひどい場合は皮膚科を訪れることをおすすめします。医師が赤みの原因を特定し、適切な治療薬を処方してくれるでしょう。早めの治療が鼻の赤みを素早く改善させるカギとなります。
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肌の赤みを消すには？赤ら顔を上手に隠しながら改善して綺麗な素肌へ
赤ら顔に効果的なスキンケア商品
ビーシキスキンケア 白漢しろ彩
肌のあらゆる赤みをケアするためにつくられた化粧水。もちろん鼻の赤みにも有効です。
特徴として挙げられるのが化粧水自体がラメラ構造で製造されていること。脂質と水分の層が、交互に規則正しく重ねられています。これは肌の構成と同様であるため、肌が本来持っているバリア機能をしっかりとサポート可能。保湿力や浸透力も抜群です。
イプサ ?ザ・タイムR アクア
うるおい成分たっぷりの水分層を肌表面につくる化粧水。乾燥しがちな肌にしっかりと保湿を行います。
保湿成分として配合されているのはアセチル化ヒアルロン酸。水分を維持する力がとても高く、角層までしっかりとうるおいを与えられます。乾燥が起因である皮脂の過剰分泌にも有効。ニキビが原因で鼻の赤みが発生している方にも適しているでしょう。
スキンアンドラブ ビタミンクリームビタKレッドX
赤ら顔に効果的なスキンケアクリーム。血液を凝固させる作用を持つビタミンKが配合されており、毛細血管の拡張が原因の赤みに効果を発揮します。血行を正して、赤みを改善するのです。
さらに、ミネラルやブロッコリー抽出物などの自然成分を配合。肌に優しく使用できるでしょう。鼻の赤みのほか、目元のクマなどにも効果的です。化粧水で肌を整えたあとに使用してくださいね。
ドクターケイ ケイカクテルVローション
肌によい美容成分がたっぷりと配合されたサプリメントローション。12種類のビタミン・ヒアルロン酸・コラーゲンなど肌に必要不可欠な栄養素が豊富に含まれています。
保湿力も非常に高く、乾燥防止にも役立ちます。カサついて赤みが生じる場合にも効果的です。また、無着色・ノンアルコール・パラベンフルーなので安心して使用できるでしょう。
ヴァリエサポート レネソワンささやき
美容液がもとになっている炭酸化粧水。「美肌効果が高い」と注目されているタイプですね。炭酸が含まれていることで、肌の血行改善に期待できます。
さらに、赤みに効果的な7種の天然ハーブエキスを配合。肌を整えつつ、赤みを改善できるでしょう。また、ボトルはノズル型のスプレー缶。乾燥が気になるときにサっと使用可能。顔だけでなく、髪や全身に利用できます。
鼻の赤みを隠す方法
柔らかいコンシーラーを使う
肌の赤みを効果的にカバーできるのがコンシーラー。カバー力が高いため、鼻の赤みもしっかりと隠すことが可能です。
使用するコンシーラーは柔らかいものを選ぶのがポイント。硬いテクスチャーだと肌に負担がかかってしまう恐れがあります。クリームタイプやリキッドタイプがよいでしょう。また、赤みを解消するグリーンのコントロールカラーを併用するのもおすすめです。
フェイスパウダーで仕上げる
鼻の赤みがでている場合、肌になんらかのトラブルが起こっていると考えられます。そんな状態の肌に、ベースメイクは大きな負担になってしまいます。
コンシーラーやコントロールカラーで赤みをカバーしたあとはフェイスパウダーのみで仕上げましょう。「ファンデーションを塗らないと心細い…」という方はカバー力が高いフェイスパウダーも販売されていますので、チェックしてみてください。
どうしても使いたい時はミネラルファンデーション
「どうしてもファンデーションを使いたい」という場合には、ミネラルファンデーションを使用しましょう。ミネラルファンデーションは、天然のミネラルのみでつくられたもの。肌への刺激となる添加物などの成分が含まれていないので安心して使用できます。
さまざまな種類が販売されていますので、ご自分にぴったりの商品を選びましょう。特にカバー力やカラーには要注目です。
鼻の赤みにおすすめのコンシーラー
NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー
クリームタイプで柔らかめのテクスチャー。ナチュラルな仕上がりでありながらも、高いカバー力を実現します。
さらに、オイルフリーなのでニキビができやすい方にもおすすめ。全8色あるので、きっとご自分の肌色にぴったりの見つかるでしょう。素肌感を大切にしながらカバーしたい方にぴったりのコンシーラーです。
NARS?ラディアントクリーミーコンシーラー
クリーミーでスムースなつけ心地のコンシーラー。リキッドタイプなので、適量をとり指でポンポンと馴染ませる使い方がよいでしょう。
リキッドが自然に肌へなじみ、気になる赤みをしっかりとカバーすることが可能。ヨレにくいので長時間の外出でも安心。さらに、ノンコメドジェニックなのでニキビやできやすい方にもおすすめです。
イプサ クリエイティブコンシーラーEX
柔軟性があり、肌にしっかりと密着します。コンシーラーを塗ったときにありがちな、ヨレやシワもしっかり防止。自然な仕上がりとなります。
また、どんな色ムラでも素肌と同化。塗っているのがわからないほどのナチュラルさが魅力です。SPF25、PA＋＋＋なので紫外線対策としても使用できるでしょう。
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ニキビ肌におすすめのファンデーション。赤みやクレーターを隠すコツ
鼻の赤みにおすすめのミネラルファンデーション
24h cosme プレミアムカバー&エアリィファンデーション
パウダーのような軽さが魅力のミネラルファンデーション。100％天然由来原料でつくられているので、鼻に赤みがでている場合も安心して使用できますね。
ナチュラルな仕上がりですが、カバー力は抜群。赤みをしっかり隠せます。またSPF50+、PA++++なので塗るだけで紫外線対策が完了。サラっとした使い心地なので毎日快適に使用できるでしょう。
ベアミネラル オリジナルファンデーション
パウダータイプのミネラルファンデーション。5種類以下のミネラル成分が配合されています。細かな粒子がしっかりと肌に密着するので気になる赤みをしっかりカバーすることが可能。
またパウダー特有の軽やかなつけ心地も魅力の一つ。つけていることを感じさせません。透明感のある仕上がりでナチュラルな肌を演出できるでしょう。
オンリーミネラル ファンデーション 7 オークル
ミネラル100%でつくられているファンデーション。たった一つで、日焼け止め・化粧下地・コンシーラー・ファンデーション・パウダーの役割を果たします。
また、超微粒子パウダーが肌へフィット。薄く重ねるだけでしっかり赤みをカバーできます。全18色用意されているので、ご自分の肌色にぴったりのものが見つかるでしょう。
VINTORTE ミネラルファンデーション
シルクが贅沢に配合されており、美しい肌へと仕上がります。また、つけたまま眠れるほど肌に優しい成分でつくられていることも魅力の一つ。カバー力がありながらも、肌に負担をかけません。
また、無着色・無香料・界面活性剤不使用・ノンアルコールの無添加処方なので、赤みがある場合にも安心して使用できるでしょう。
本格的な治療をする場合
美容皮膚科で専門医に相談
なにをしても治らない鼻の赤みは、美容皮膚科で専門医に相談するのも手段です。
美容皮膚科での赤み治療としては、ケミカルピーリングやイオイン導入、レーザー治療などが挙げられます。症状によって適した治療法は異なりますので、まずは一度症状を診てもらいましょう。
美容皮膚科で治療するメリット
1.治癒が早い
鼻の赤みへの知識が豊富な医師による治療を受けられるので治癒が早いです。大切な予定があるときなど、早くなおしたい場合は美容皮膚科で治療を受けるとよいでしょう。
2.根本から治せる
セルフでのケアでは、なにが原因なのか判明できないことも多いです。しかし、美容皮膚科であればしっかりと原因を特定。根本から治療を行えます。赤みの症状を何度も繰り返している方は、治療を受けきちんと完治させることをおすすめします。
美容皮膚科で治療するデメリット
1.お金がかかる
美容皮膚科での治療は、自費診療となる場合が多いです。どうしてもセルフでのケアと比べるとお金がかかるというデメリットがあります。
2.効果がない可能性もある
原因がわからない赤みや、何度も繰り返している症状には効果が現れない可能性もあります。もちろんセルフのケアでも確実に効果がでるとは限りません。どんな場合にも「必ず治る保証はない」ということを認識しておきましょう。
ちょっとした心がけで鼻の赤みは改善できる
鼻の赤みは目立つこともあり、深刻な悩みになりがち。しかし、鼻の赤みはスキンケアや生活習慣の改善で解消が可能です。最初は効果がでないかもしれませんが、少しずつ続けていくことできっと改善できるでしょう。
また、普段はコンシーラーやファンデーションでカバーが可能。肌に負担をかけないコスメを選ぶようにしてくださいね。赤みと上手に付き合いながら、根本的な改善を目指していきましょう。
