目次
クレンジングクリームの特徴
肌の潤いを落とし過ぎない
クレンジングクリームは水と基材になる油分でできています。保湿剤やエモリエント剤、整肌成分となる油分を含むため非常にしっとりしているテクスチャーが特徴的です。粘性が低く、スルスルと伸びていくため、クレンジング料の中でも肌への刺激が少ないのがクレンジングクリームです。
メイクは落としますが皮脂は落としすぎず、お肌の潤いをキープしてくれます。クレンジングクリームに含まれている界面活性剤は他のクレンジング料と比較すると最も少なく「乳化剤」としての役割をしています。このため必要な皮脂を残してくれ角質層への負担も少なめです。
クレンジングクリームはメイクを落としたあともしっとりなめらかな感触になります。クレンジングクリームは肌にやさしいとはいえ、長く肌にのせることは肌の負担になるため、クレンジングは1分以内で終わらせるようにしましょう。
敏感肌の人やお肌がカサつきがちな乾燥肌の人には、お肌への負担を考えるとクレンジング料はクレンジングクリームが良いでしょう。ナチュラルメイクの人は、クレンジング力の強いクレンジング料は不要なのでお肌への負担が少ないクレンジングクリームを使用することをおすすめします。
また、お肌が過敏になる生理前や妊娠中にもクレンジングクリームを使うことで肌トラブルを避けましょう。
肌をこすりすぎない
クレンジングクリームは大きくわけて2つのタイプがあります。「ふきとりタイプ」と「洗い流すタイプ」との2種類です。
クレンジングクリームをなじませる方法はどちらも同じです。クリームを額→鼻→アゴにのせます。そして自分の手のひら全体を使って頬→アゴ、口回り→額→目周り→小鼻の順で、お顔全体にくるくるとクリームを広げながらメイク汚れを浮かせるようになじませていきます。なじませるときは、肌に手がふれないようにクリームでメイク汚れを浮かせる感じで行いましょう。小鼻の凸凹だけは中指と薬指を使ってくるくる汚れを浮かすようにしてください。
ティッシュペーパーやコットンなどを使用する「ふきとりタイプ」のクレンジングクリームは、ふきとる時に肌を擦らないようにすることが大切です。クレンジングクリーム自体は肌を刺激する成分が少ないのでお肌に優しい特性がありますが、ふきとりの摩擦で角質層を傷める可能性はあります。お肌を傷めないためにせっかくクレンジグクリームを選んでも、ふきとり方を誤ると肌トラブルの原因になることもありますので気をつけましょう。
「洗い流すタイプ」のクレンジングクリームは、メイクとなじませた後、ぬるま湯で洗い流します。洗い流す時は肌をゴシゴシ擦ったりせず、優しく洗い流しましょう。
クレンジングクリームの種類
ふきとりタイプ
クレンジングクリームは含まれている油分によってメイクを溶かして浮かせます。クレンジングクリームの成分は水と油分を乳化して作るため、その乳化剤として界面活性剤が使われてます。
他のクレンジング剤は洗浄剤として界面活性剤が使われますが、クレンジングクリームは乳化剤として界面活性剤を使っているので成分的には化粧下地や保湿クリームの同類です。
クレンジングクリーム自体が洗浄力を持っていないので、肌に残っても負担がかからないものが多いです。ふきとりタイプのクレンジングクリームはメイクとなじませ、メイクが浮いたら、ティッシュペーパーやコットンでふき取ります。
ふきとりタイプのメリットは肌に優しいこと。デメリットは、ふきとりの手間がかかること、ふきとるときの摩擦が肌に負担をかける可能性があることです。
洗い流しタイプ
クレンジングクリームには「乳化剤」として界面活性剤が使われています。このクレンジングクリームに、さらに「洗浄剤」としての界面活性剤を追加したものが洗い流せるタイプのクレンジングクリームです。
もともとクレンジングクリームは油分を多く含んでいて、この油分がメイクを溶かし浮かせます。これを水ですすぐだけでは、どうしても多少のヌルヌル感が残ってしまいます。クレンジングクリームに洗浄力のある界面活性剤を混ぜたことで、水ですすぐだけですっきりきれいに流せるようになったのです。
洗い流しタイプのメリットは、クレンジングが楽ということ、デメリットは界面活性剤の量が多いので肌に負担がかかることです。
ふきとりも洗い流しも両方できるタイプ
ふきとりでも、洗い流しでも両方に対応するクレンジングクリームもあります。洗い流すタイプは水が使えないところでは使えませんが、ふきとりタイプとしても使えるものを持っているとどこでもクレンジングすることができるので便利です。クレンジングクリームを選ぶ時は、自分がどのように使いたいかを考えて選ぶことも大切ですね。
また、ふきとりタイプのクレンジングクリームはお肌への負担が軽いので使ってみたいけど、やはりべたつきが気になるという方は洗い流しもできるクレンジングクリームから使ってみてはどうでしょう。クレンジングクリームでメイクを浮かせティッシュペーパーなどでふき取ってみて、べたつきが気になればそのまま洗い流せます。
クレンジングクリームのおすすめ肌質
潤いの膜を自ら作りにくい乾燥肌
乾燥肌の人は潤いの膜を自ら作りにくい肌状態になっているので、過剰に皮脂を落としてしまう、素早く落とすタイプのクレンジング料は避けましょう。乾燥肌には余分な皮脂まで落とさないクレンジングクリームが適しています。
敏感肌の人も乾燥肌の人と同様に、肌表面が弱っている状態なので肌に負担をかけず、やさしくメイクだけを落とすクレンジングクリームをおすすめします。
乾燥肌、敏感肌で悩んでいる方は、クレンジング料の選び方を間違えてトラブル肌になってしまった可能性もあります。肌トラブルに悩んでいる方は、お肌に負担をかけないクレンジング料選び優しくクレンジングすることを心がけてください。
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クレンジングは、自身の生活習慣と、肌タイプに合わせ、使う必要があります。まずは、脂性肌タイプさん。この方は、クレンジングオイルがおすすめです。油に油?と思いますが、クレンジングオイルは、一番界面活性剤が多く含まれている分、洗浄力がとても高いです。なので、脂性肌の人は、皮膚上の油汚れメイクもしっかり落としてくれます。また、リキッドなど、しっかりメイクの方もオイルタイプが向いています。 次に、しっかりメイクをする方でも、オイルは重い、ベタつきが苦手という方には、クレンジングクリームがおすすめです。クリームタイプでも、皮膚温でオイルに転換するものもあり、転換作用で、汚れを落としてくれます。また、保湿力とあるので、乾燥肌の方にもおすすめです。 次に、お肌が敏感な人。一番優しいのは、水、ジェルタイプです。メイクも薄く、お肌が弱い人は、こちらがおすすめです。界面活性剤の割合が低く、お肌に優しい処方のものが多いです。ただ、お肌が敏感でも、、しっかりメイスをする方は、クレンジングミルクの方が安心です。いくら優しいクレンジングを使用していても、メイク料が落ちていなければ、お肌は荒れてしまいます。クレンジングは、メイク料を素肌から落としてくれる大切な要素であり、美肌の第一歩なので、お肌に合ったものを選ぶのがベストです。
肌に優しい化粧落としはクレンジングクリーム。使い方と選び方。さんを0人が応援しています!
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クレンジングクリームを正しく使うための5つのポイント
アイメイクは先に落としておく
クレンジングクリームでクレンジングする場合、アイメイクを一緒にクレンジングすることは避けましょう。アイメイクはファンデーションなどのベースメイクと比べると落ちにくいメイクです。特に重ね付けしたマスカラやウォータープルーフのアイライナーなどは、簡単には落ちないように作られています。
クレンジングクリームで落ちにくいアイメイクを落すと、つい、擦りすぎて肌を痛めることがあります。特に目元の皮膚は薄くデリケートなので、アイメイク落とす時には、専用のリムーバーを使用することをおすすめします。アイメイク専用のリムーバーを使う時もゴシゴシ擦ることは避け、ある程度、アイメイクを落とせたら、その後は、クレンジングクリームでベースメイクと一緒に浮かせて落とせればいいでしょう。
最初に手で温めてから顔にのせる
クレンジングクリームは水と油分でできています。クレンジングクリームの中の油分がメイクを落としてくれるのですが固めのクレンジングクリームや寒い時期には特に、油分が出てくるのに時間がかかるので、先に温めて出しておくというひと手間が大切です。
冷えて油分分が固まったままですとなかなかメイクとなじまないので、洗浄力が落ちているように感じます。クレンジングクリームをすぐに顔につけるのではなく、手の平で包み込むようにして、やわらかくなるまで温めましょう。
温めておくことで、メイクとのなじみがよくなり、クレンジングの時間短縮も期待できます。お顔にのせればクレンジングクリームが温められてメイクを落としてくれるのですが、お肌にのせた時から洗浄力を発揮してもらうには、手のひらで温めてから肌にのせてみましょう。
手が冷えている方や冬に手がカチカチに冷え切っている場合は、暖かいお湯などで手を温めてからクレンジングクリームを使用することをおすすめします。
先に少量の水でなじませてから洗い流す
お顔全体にクレンジングクリームをなじませるとメイクが浮いてきます。ここで、すぐメイクをふきとったり洗い流しをするのではなく、少量の水を顔全体になじませましょう。
クレンジングクリームが乳化し、メイクを落としやすくなります。水となじませる下準備をしておくことで、メイクをスルッと落とすことができます。
洗い流しの温度は32度前後のぬるま湯で
クレンジングクリームを洗い流す場合は32度前後のぬるま湯が適温です。熱いお湯を使うとしっかりクレンジングできている気がするかもしれませんが、肌の水分が蒸発して乾燥肌に繋がることがあります。
冷水を使って洗い流すと毛穴が引き締まるような気がするかもしれませんが、クレンジングクリームの油分が固まるので、洗浄成分やメイク汚れがお肌に残ってしまうこともありますし、洗い残しがあることでお肌の負担となることもあります。
クレンジングクリームを洗い流す場合は少しぬるいかもと感じるぐらいの32度前後のぬるま湯を使いやさしく洗い流しましょう。
クレンジング後は洗顔石鹸でW洗顔をする
クレンジングクリームはどうしても肌に残りやすいため、洗い流した後は、きちんと泡立てた洗顔料で優しく洗顔することが必要です。
基本的にメイク落としはダブル洗顔がかかせません。洗顔の時もゴシゴシ擦ることは避けましょう。洗顔料をたっぷりとふわふわに泡立て優しく包み込むように洗顔しましょう。
洗い流しも32度前後のぬるま湯を使用し優しく洗い流します。シャワーのお湯を直接お顔にかけて流すようなことは避けましょう。
おすすめクレンジングクリーム
コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジング クリーム 150g
アットコスメの口コミ第1位のコスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリームは、メイクアップや皮脂を溶かしだし、輝く肌へと導くリッチな感触のクレンジングクリーム。まろやかなタッチで肌を包み込み、滑るようになめらかに伸び広がります。ポイントメイクも素早く浮かせることができる優れものです。
肌サビや、よごれとなじみ、ベースの変化が見えたら拭き取る合図ですから、ティッシュオフまたはぬるま湯で洗い流します。使用後は肌にハリ感さえ満ちてきます。
天然香料を使用し、摘みたての植物から香りを抽出したライトフローラルパウダリータイプです。エモリエント成分、ダブルペプチド(保湿)を配合しています。
ゲラン クレンジング クリーム 200ml
アットコスメの口コミ第2位のゲラン クレンジング クリームは、リッチなクリームがしっかりメイクとなじみます。ゲランのクレンジングシリーズのために開発された、こだわりの香りにも癒されます。清らかなホワイトティと、やさしく包み込むようなムスク、そしてほのかに漂うジャスミンが、繊細なハーモニーを奏で、クレンジングをしている間も極上のやすらぎに包まれます。
使い方はさくらんぼ粒1~2個大をとります。顔全体から首筋まで、指先でマッサージをするようにメイクアップとなじませた後、ぬるま湯で洗い流すか、ティッシュオフ、または「クレンジング ウォーター」を含ませたコットンでふき取ってください。肌をなめらかに整えながら角質層の奥深くにまで入りこんだ汚れを浮かせます。
癒しのひとときをもたらし美しい素肌へ導くクレンジングクリームです。
クレ・ド・ポー ボーテ クレームデマキアント 125g
アットコスメの口コミ第3位のクレ・ド・ポー ボーテ クレームデマキアントはこくのあるクレンジングクリーム。お肌の上で、なじんだ瞬間にオイル状に変化し、心地よく汚れを浮かせ、うるおいに満ちた輝く肌に導きます。
ウォータープルーフのメーキャップも、きめや毛穴の奥にまでしっかりとなじむクレンジングクリームで、すばやく溶かし出して落とします。肌を美しく磨き上げる贅沢な潤い感のあるクレンジングクリームです。
ご使用前に手や顔をぬらさずに、手のひらに約3cmをとり、指先でらせんを描くようにしてのばし、汚れとよくなじませます。優しくティッシュオフするか、ぬるま湯で十分に洗い流します。
肌にやさしくクレンジングオフ
クレンジングクリームが肌に優しいクレンジング料で乾燥肌、敏感肌の方におすすめということがおわかりいただけたでしょう。
ただし、擦りすぎないこととすすぎ洗いの温度に気をつけることを忘れないでくださいね。お気に入りのクレンジングクリームを見つけ、正しく使用することで美しい素肌を手に入れましょう。