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まつ毛が白くなる原因は?
目の周りの血行不良
まつ毛が白くなる原因に、眼精疲労があります。スマホやパソコンで、目を使いすぎてしまうとなってしまうのが眼精疲労です。眼精疲労は現代においては、若い方も多くなってきています。
眼精疲労のせいで。目の周りの血行が悪くなり、まつ毛や眉毛に栄養が届かなくなるため、白髪になりやすいといわれています。また、まつ毛への栄養不足により、色素生成機能が低下して白くなってしまうのです。
色素細胞の衰え
色素細胞の衰えで、まつ毛が白くなる場合もあります。色素細胞の衰えの原因の1つに、加齢があります。年齢を重ねるにつれて、色素細胞の働きが衰え、白髪になってしまうのです。
元々髪の毛やまつ毛は白い色なのですが、黒い色を保っているのは、メラニン色素のおかげです。このメラニン色素が加齢とともに減少し、色素細胞に栄養が届かずに、黒い色から白い色になってしまいます。
ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスも、まつ毛への影響が高いです。ホルモンバランスを崩すと、体調を崩しやすくなることと同じで、まつ毛も白くなってしまいます。
最もホルモンバランスが崩れやすいのが、出産後です。妊娠中は、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が増えるため、ホルモンバランスの乱れは見られません。
少しずつ増えたホルモンが、出産前になると減少し、ホルモンバランスが崩れて産後も継続されます。ホルモンバランスが崩れているときに、まつ毛が白くなるということもあります。
不規則な生活習慣
夜更かしをしたり、偏った食事をしたりと不規則な生活習慣は、まつ毛に非常に悪いです。まつ毛が白くなるだけでなく、ひどくなると抜けてしまうこともあります。
睡眠には健康な体作りのために、最も重要な役割があります。成長ホルモンが最も分泌されるゴールデンタイムというのが、22時~夜中の2時といわれています。この時間に質の良い睡眠をとることで、まつ毛に栄養が行き届き、白くなることの予防になります。
人間関係やハードワークのストレス
ストレス社会で生きる私たちにとって、ストレスフリーにすることは、難しいことです。しかし、人間関係やハードワークでのストレスが蓄積されると、体によくありません。
ストレスを感じると、自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが崩れたりします。その結果、まつ毛にも影響が及ぶのです。ストレス解消として、運動したりお風呂にゆっくり浸かったりなど、自分にあったストレス解消法を見つけて、行うことが望ましいです。
外食ばかりでの栄養の偏り
仕事が忙しく、家で食事をすることが少なく外食ばかりの方は、どうしても食事のバランスが偏りがちになります。栄養に偏りが出ると、体が不調を訴えるようになります。
胃腸が弱ったり、疲れが取れなかったりと、不調が続いてしまうのなら、栄養バランスの摂れた食事を心がけましょう。食事を見直すだけで健康的になり、まつ毛が白くなることの予防につながります。
過度のダイエット
ダイエットというと、さまざまな種類があります。短期で痩せるために、食事制限をして栄養の偏りが出たり、運動を倒れるほどするような過度のダイエットは、体にストレスを与えやすくなります。
ダイエットを行うなら、短期間で痩せようとするのではなく、長期間に切り替えましょう。ストレスを感じながらのダイエットは、まつ毛が白くなったり抜けやすくなったりするだけでなく、逆効果で太りやすくなったり、リバウンドしやすくなったりもします。
遺伝によるもの
年齢は若いのに白髪が多い方は、若白髪といいます。若白髪の1番多い原因は、遺伝によるものです。両親のどちらかが白髪が多い方がいれば、遺伝の可能性が高いです。
若白髪の遺伝というのは、若白髪の遺伝子を親から受け継ぐのではなく、白髪になりやすい生活環境や体質を受け継ぐことが多いようです。しかし、髪やまつ毛のケアさえしていれば、必ずしも遺伝するとも限りません。
加齢によるもの
加齢によりまつ毛が白くなることがあります。これは、加齢とともに、減少するホルモンバランスや色素細胞の衰えによるものです。しかし、年齢を重ねるにつれて、必ずしもまつ毛が白くなるのかというと、そうではありません。
若くても不規則な生活だったり、偏った食事をしたり、ストレスの蓄積の影響で白くなることもあります。若いうちからケアしていれば、衰えることもなく、年を重ねても黒い方もいます。ですから、若いときからのケアが大事になってきます。
まつ毛が白くならない対処法は
顔のマッサージで凝りをほぐす
顔のマッサージで凝りをほぐしてあげましょう。特に目は、パソコンやスマホをよく使うので、眼精疲労で肩こりや頭痛もしやすくなっています。
これは、目の周りの血行が悪くなっているため、動かしにくくなり固まってしまうのです。顔は、むくんでしまうこともあるので、毎日マッサージをすることで凝りを解消し、むくみもとれて眼精疲労もましになります。
眼精疲労や首、肩の凝りを解消するためには、リンパを流してあげることが大切です。顔のマッサージをして顔全体のリンパを流し、老廃物を一緒に流すと顔がすっきりし、目もすっきりします。
目を温めて血流を良くする
目を温めて血流を良くすると、疲れがとれます。目元の血流を良くすることで、痛みや疲労感がとれ、リラックス効果も得られます。
目元を温めるには、蒸しタオルをするとよいでしょう。蒸しタオルを目元に置いて、じんわり温めてあげると効果的です。蒸しタオルはすぐに冷たくなるので、何本か用意するか、市販のホットアイマスクで目元を温めることも効果的です。
また、寝る前にアイマスクすることもよいですが、デスクワークでパソコンやスマホを使用する頻度が高い方は、仕事の合間に目元を温めることもおすすめです。
適度な運動をする
運動は、人間にとって必要不可欠です。普段、運動をしない方や苦手な方は、積極的に行うとよいでしょう。特に、仕事でデスクワークの方は、1日の大半を椅子に座っていることが多いので、足がむくんだり体調を壊しやすくなったりします。
適度な運動をすることで、1日の疲れをリフレッシュすることができるので、健康的な体つくりやストレス解消法にもつながります。運動がどうしても苦手という方は、エスカレーター移動を階段に変えてみたり、最寄り駅の1つ前で降りて家まで歩いてみたりと、仕事の行き帰りの中にも運動できる場所はたくさんあります。
気分転換をする
仕事に疲れて、休みの日は1日家にいるという方も多いのではないでしょうか。1日中家にいて体を休めることも大事ですが、気分転換に運動したり、映画を見たり、外出したりすることもおすすめです。気分転換をすることで、自律神経の乱れを正常に戻し、疲れた体を元気にする力があります。
自分の好きなことや趣味に没頭することで、ストレス解消につながります。自律神経が乱れると、目の不調だけでなく、めまいや貧血を引き起こすこともあります。自律神経は非常に繊細なので、リラックスすることが自律神経を整える1番の近道です。
パソコンは目を休めながら
仕事上、デスクワークでパソコン作業が多い方は、30分~1時間ごとに目を休めることをおすすめします。パソコンやスマホを使用しているときは、まばたきの回数が減ります。まばたきの回数が減ってしまうと、画面からの光が目に影響して、眼精疲労を引き起こします。
また、肩こりや頭痛も引き起こすので、目を休めながら行うことが望ましいです。目を休める方法として、ゆっくりまばたきを行ったり、遠くを見たり、眼球を動かしてみることがよいでしょう。また、眼精疲労予防に目薬をさして、乾燥から防ぐことも大切です。
お風呂にゆっくり浸かって疲労回復
夏に熱いお風呂にゆっくり浸かることがない方も、多いのではないでしょうか。シャワーで済ませてる方こそ、ゆっくりお風呂に浸かってみてください。お風呂にゆっくり浸かることで全身の血行を良くし、リラックス効果が得られます。1日の疲れをお風呂に浸かって取ることで、疲労回復できます。
夏場はたっぷりと汗をかきやすいので、お風呂に入る前と入った後は、必ず水分補給をするように心がけましょう。水分補給を怠ると、脱水症状になる危険性がありますので気を付けましょう。
アイメイクでカバーする
目元温めたり、ストレスを解消したりしても、なかなか白いまつ毛が治らない方は、マスカラを塗ってカバーすることをおすすめします。アイメイクができることは、女性の特権でもあります。マスカラで黒く塗ってあげることで、白いことが気にならなくなり、ストレス解消にもつながります。
また、つけまつ毛をすることも、おしゃれしをながらカバーできるのでおすすめです。マスカラやつけまつげは、目元の印象をガラリと変えるアイテムです。アイメイクが苦手な方は、マスカラで気になる部分を少し塗ってあげるだけでも構いません。
まつ毛美容液で栄養を与える
まつ毛美容液で、まつ毛に直接栄養を与えることは、非常に効果的でおすすめの方法です。まつ毛の美容液は、まつげエクステをしている人だけでなく、自まつ毛にも効果を発揮します。
まつ毛美容液は、まつ毛が白くなることを防いだり、予防できたり、年齢とともにカールする力や栄養不足になって細くなったり、少なくなったりすることも防いでくれます。
美容液を塗ってあげることで、まつ毛が増えたり長くなったり太くなったりするので、おすすめです。自まつげを大切にケアしてあげることで、白いまつ毛だけでなく目元に力を与えられるので、美容液ケアは大事です。
血行不良の改善にオススメの食材
納豆や豆腐で血液サラサラ
納豆や豆腐などの大豆からできた食材は、血液をサラサラにする成分が多く含まれています。大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの低下に関わる症状の予防ができます。
大豆イソフラボンを摂取すると、肩こりや不眠、骨粗鬆症や乳がん、更年期障害などの予防に働きかけてくれるので、女性がなりやすい症状に最も効果的とされています。
大豆イソフラボンは、他にも味噌や醤油からも摂取できます。しかし、過剰に摂取すると逆効果で、ホルモンバランスを乱す恐れがあります。1日の摂取量の上限がおよそ75mgと決まっていますので、摂りすぎないように調整してください。
ナッツ類でビタミンEを摂取
ナッツ類には、多くの栄養が含まれています。中でも、ビタミンEは脂に溶ける性質を持っているので、活性酸素の攻撃から細胞膜を守る働きをします。ナッツ類の中でも、ビタミンEが多く含まれているのは、アーモンドや落花生です。
ビタミンEは肌荒れを防いでくれたり、血管の健康を保ち、毛細血管の血流を良くしてくれるので、冷え性や肩こりの改善につながります。ナッツ類は、油脂分が多い食品ですので、食べ過ぎるとニキビができたり、肌の調子が悪くなることもあります。さらに、カロリーが高く肥満になる恐れもありますので、食べ過ぎには注意が必要です。
ピーマンで血液の浄化
ピーマンは、ビタミンCを多く含む野菜の1つで、実はレモンの約2倍もビタミンCを含んでいるのです。ビタミンCはメラニン色素の沈着を防ぎ、シミやそばかすを減らしてくれます。
また、βカロチンを多く含む野菜でもあり、このβカロチンはビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きがあります。また、目の神経伝達物質にビタミンAとして働きがあるので、不足すると、視力の低下や髪やまつ毛の脱毛につながります。
ピーマンの他に、赤や黄色のパプリカがあります。パプリカもピーマンと同じ成分が含まれています。しかし、パプリカの方がビタミンCやβカロテンの含有量は多いといわれていますので、パプリカでもよいでしょう。
ナスの優れた抗酸化作用
ナスに含まれる高ポリフェノールは体内を活性し、疲れを解消する効果があります。この高ポリフェノールには、目の疲労を防ぐ作用や、生活習慣病の予防、紫外線対策にも効果がある抗酸化作用があります。
抗酸化作用の効果により、血管の老化を抑え、血液改善や神経伝達物質の活性化をサポートしてくれるので、ナスを食事に取り入れることをおすすめします。
しかし、ナスは夏バテ予防に効果があるとされているほど、体を冷やす性質があります。体が冷えすぎると血行が悪くなるので、食べ過ぎには注意が必要です。
生姜で体を温める
生姜は、摂取することで血液を促進し、体を温めてくれます。生姜は体を温めてくれるショウガオールという成分が含まれているのですが、加熱調理しなければショウガオールの効き目はありません。このショウガオールには発汗作用があり、冷え性の改善や基礎代謝を高める働きがあります。生姜で体を温めて、血行促進することをおすすめします。
生姜を摂取しやすい方法は、寝る前にレモン汁にはちみつを加えた白湯に、すりおろした生姜を入れて飲むと、安眠効果があります。さらに、寝ている間に脂肪を燃焼する力が働くので、ダイエット中でも飲めます。
ハーブのお茶でリラックス効果
ハーブは、古代から薬として使用され、心と体を癒す効果があるとされてきました。ラベンダーやカモミールなどのハーブには、鎮静作用があり、心を静めてくれる効果があります。
また、自律神経を整えてくれるので、精神が安定し、リラックス効果を得るのが高いとされています。リラックス効果をより高めるには、入浴前や入眠前にハーブのお茶を飲むと高まります。
ハーブの種類は豊富にあります。ハーブの種類によって、異なる効果が得られます。便秘解消や解毒作用のあるハーブや、食欲を抑えるハーブも存在します。リラックス効果を得ながら改善したい効果があるので、ハーブティーは女性に嬉しい飲み物です。
注意するべき対処法
まつ毛染めを自分で行う
まつ毛が白いことが気になる方は、まつ毛を染めてみてもよいでしょう。髪の毛と同じく、まつ毛も染めることができます。カラー剤は、まつ毛専用の白髪染めがあります。
自分でやる場合、目の周りを保護しながら、慎重かつ丁寧に行いましょう。目は非常にデリケートなので、慎重に行ってください。もし目の中にカラー剤が入った場合は、すぐに水で目を洗うなどの対処をしてください。
また、髪の毛に使用するカラー剤もありますが、髪の毛とまつ毛の毛の種類が違うため、まつ毛に使用すると染まらないのもありますので、必ずまつ毛専用のカラー剤を使用してください。
まつ毛を自分で抜く
まつ毛は、毛の周期で抜けては生えるを繰り返しています。気になる白髪まつ毛を発見した場合は、抜いて対処してもよいでしょう。抜いてもまた生えてきますので、問題はありません。
まつ毛を抜く際は、ピンセットで抜くとよいです。上まつ毛は、指で少しまぶたを持ち上げると見やすくなり、光をあてると白髪が光りやすいです。
しかし、無理やり抜いてしまったり抜き続けると、抜いた場所から雑菌が入り、炎症などを引き起こす可能性があります。簡単に抜けますが、引っ張りすぎないように注意してください。炎症を起こした場合は、すぐに病院へ行ってください。
まつ毛をはさみで切る
まつ毛を抜くのが怖い方や、炎症を起こしたくない方は、はさみで気になる白い部分を切ってみましょう。はさみで切ることで、白髪を目立たなくすることは可能です。
はさみを使用する際は、根元から切るのではなく、気になる部分だけを切るようにしましょう。あくまでも目立たなくする方法で、全くなくす方法ではありません。
はさみを目元に使用するので、目の中を傷つけたり、目の周りを傷つけたりすることがないように、十分に注意して行いましょう。目はデリケートなので、はさみはできるだけ消毒してから行った方がよいです。
白髪染めを使う
白髪染めを自分で行うのが怖い方や苦手な方は、サロンや専門家に相談して行ってもらうとよいでしょう。サロンでは、専門分野を勉強している方ばかりなので、真摯に悩みを受け止めてくれます。
白髪染めをすることは、自分で行うよりも、人にやってもらったほうがきれいに染まりますし、うまく染めてくれます。サロンでしてもらえれば、後片付けもいりません。
白髪染めを行うために、必要な技術も備わっているので、安心して染められます。同じく悩みを抱えている方も多いようなので、恥ずかしがらずに勇気をだして相談しにいってみましょう。
生活習慣を改善しても変化が見られない時は医療機関にも相談を
まつ毛が白くなっていることに悩みを抱えている人は、徐々に増えつつあります。不規則な生活を見直したり、食事改善などをしても変化が見られず白いままなら、1度専門家に相談してみるとよいでしょう。
相談するほうが早く改善される場合もありますので、白いまつ毛を見つけたら、1度医療機関などに相談しにいってみましょう。