目次
涙袋の基本知識
別名涙堂やホルモンタンクといわれる
女性の多くの方が、一度は憧れるであろう「涙袋」。
別名「涙堂(るいどう)」、「ホルモンタンク」とも呼ばれます。その中でも「ホルモンタンク」の由来は、人相学が関係していると言われています。
人相学において涙袋とは、良縁・子宝に恵まれる相だと解釈されている為、そこから言語が派生し女性ホルモンや女性フェロモンに関連づけて、「ホルモンタンク」とも呼ばれるようになりました。最高のモテ相と言われるほどです。また、涙袋にはホルモンが沢山溜まっているといった見方もあります。
脂肪の量で涙袋の大きさが決まる
よく「痩せたら涙袋が出てきた」なんて意見を聞くことはありませんか?実は、よく見ると涙袋は存在しているが、涙袋のすぐ下にある脂肪の方が膨らんでいる為に、涙袋が埋もれてしまっている状態になっていることがあります。
目の下の脂肪が多ければ多いほど、涙袋は埋もれてしまうので、脂肪がなくなればなくなるほど涙袋が浮かび上がり大きく、ぷっくりと見えてきます。
目の大きい人に出来やすい
目が大きい人は、頭の中にある眼窩(がんか)と呼ばれる穴の部分が大きく開いている為、目の周りの皮膚が薄くなります。皮膚が薄い分、目の下の筋肉が発達していると涙袋がはっきりと目立ちやすくなります。
頬骨があまり張っていない人に出来やすい
頬骨が張っていると目の痛みを感じたり、顔のむくみやすくなったりしてしまいます。顔のむくみが原因で、本来あるはずの涙袋が埋もれ、目立たなくなる事もあります。その為、顔の歪みが少ない人のほうが涙袋は出来やすく目立ちやすいです。
涙袋はなぜ魅力的なのか
色気など女性的な魅力を感じる
テレビでよく見かける、大人の色っぽさを身にまとったタレントさんにも涙袋がありますよね。涙袋は、ホルモンタンクとの名称があるほどですから、女性のホルモンが沢山詰まっていると言われています。女性の象徴とも認識されているので、男性の方から見ても、色っぽく魅力的に感じられます。
優しい人柄にみえる
人と会話するときは、相手の目を見て話しますが、そこで目に入るのはやはり目や涙袋。相手に印象を与えやすい顔のパーツの中で、柔らかさをまとった涙袋があると優しそうな人柄に見られやすいです。笑ったときに、涙袋が盛り上がっている、とても魅力的に見えます。
また、一重の方でも涙袋があるだけで柔らかい目になるので、優しい印象を相手に与えることができます。一重でも二重でも関係なく優しい人柄に見られやすいのが、涙袋の良いところですよね。
目自体が大きく見える
「目の黄金比率」といった言葉があるように、目のバランスはとても重要。涙袋があるだけで目の下がぷっくらと立体的に見えるため、目の縦幅が大きく見え、目全体の存在感が広がります。
立体感が出て若々しく見える
涙袋があると目に奥行きができ、目元が立体的に見える効果があります。また、涙袋がふっくらとしているとハイライトが当たりやすい為、目元が明るく見えます。それによって顔全体がほんのり若々しく、キュートな印象を相手に与えます。
目にインパクトがあるため小顔効果がある
涙袋があると目が大きく、はっきり見えることで顔全体が小さく見える効果もあります。
涙袋の作り方
涙袋は笑うと眼輪筋が浮き出てできる
そもそも涙袋の正体とは、目の周りにある「眼輪筋」というドーナッツ状の筋肉が盛り上がってできているもの。表情筋の一つです。涙袋がある人とない人の違いは、この眼輪筋の筋肉が発達しているかどうかによって変わってきます。
笑っている時は、眼輪筋に力が入る為目の下が浮き出て見えます。これが涙袋。眼輪筋の筋肉は日常的には、使われない筋肉なので意識してマッサージしたり、鍛えたりして作り上げる必要があります。
涙袋を作るマッサージ
1.各2本の指を目の下の骨にのせる
目の美容液や、乳液、マッサージクリームを目の下にたっぷり塗るとマッサージしやすく、効果的です。
人差し指と中指の指でやるとやりやすいです。
2.優しく上方向へ上げる
押すときには、力を入れすぎないように指の腹を使って優しく上げます。
3.3秒キープする
押した時、涙袋のようにぷっくりとなるところでキープします。
4.目頭から目尻まで行う
目の周りの皮膚はとても薄い為、強い力でマッサージをしてしまうと、
シワの原因となる場合があるので注意してください。
涙袋用や二重用のテープを使用する
今すぐにでも涙袋を作りたい、という方は市販で売っているアイテープを使用して涙袋を作ることができます。必ず化粧をする前に、目の下の余分な油分を綿棒等でふき取ってからテープを貼ります。
これだけで簡単に涙袋が出来上がるので、整形まではちょっと…と思っている方でも簡単に理想の涙袋を手に入れることができます。
絆創膏を使用する
市販のアイテープ以外にも、絆創膏で涙袋が作れます。
用意するものは、表面がつるつるしている普通の絆創膏のみです。
1.絆創膏を細長く、アイテープを参考にして切ります。
2~3mm程度に切ってください。引っ張ったら伸びる方が縦です。
2.涙袋を作りたい位置に、絆創膏を貼ります。
絆創膏をぐっと引っ張ると少し伸びるので、押し付けるようにして貼ります。
この時に出来た涙袋を上に持ち上げる感覚。
3.端の余分な部分をハサミで切る
4.その上からアイシャドウ等で絆創膏を隠す化粧をする
市販のアイテープより、少しやりづらい方法にはなりますが、涙袋の癖付け等には効果的です。
プチ整形でヒアルロン酸を注入する
涙袋を作る手段の一つとして、もちろんプチ整形も存在します。一般的には、ヒアルロン酸を目の下に注入する方法になり、平均的には約1年効果が持続されるといわれています。
どれくらいの存在感のある涙袋を作りたいか、どれくらい涙袋をぷっくらと仕上げたいかなど、要望は人それぞれだと思いますので、しっかり病院の先生に自身の要望を伝えた上で、段どりを決めていくことが重要です。
涙袋を作る筋トレ
強く目をつぶる
一番手軽で簡単な方法は、目を強く何度もつぶることです。
この方法は上まぶたの筋肉も鍛えられます。10回×3セットを目途に行いましょう。
強くウインクをする
下まぶたを意識しながら、強くウィンクをします。
ここでのポイントは、下まぶたに力を強く入れること。これにより、眼輪筋が鍛えられます。
一日両目を100回ずつ行うのが理想的ですが、はじめのうちは難しいと思うので、ウインクに慣れるまでは自分の行える範囲で行いましょう。
下瞼をまばたきする
要するに、「下まぶたでまばたき」をします。
上まぶたを出来る限りぐっと指で上に持ち上げます。この時、上まぶたが落ちないようにキープ。
その状態のまま、下まぶただけでまばたきをします。これにより、涙袋付近の筋肉が刺激されるので、眼輪筋の筋肉が鍛えられます。
かなり負荷のかかる眼輪筋の筋トレになりますので、10回×3セットを目途に行いましょう。ここでのポイントは、下まぶたをぐっと思い切り上にあげること。
涙袋アイメイクのポイント
色調整のための事前のベースメイク
肌のくすみや凹凸をしっかりとカバーしてくれるベースを選びましょう。特に目の下のクマをしっかり消してくれるコンシーラー選びも重要。
目の下に凹凸やクマ、くすみが目立ったまま涙袋アイメイクをしてしまうと、余分な影のせいで、涙袋のぷっくり感が薄れてしまったり、ハイライトが余計にクマを目立たせてしまうことがあります。涙袋アイメイクをする事前準備として、必ず行ってください。
下瞼にピンク系のアイシャドウを入れる
できれば青みのかかったピンクが理想的です。もしくは黄色味のかかったベージュ。小粒のパール感が強いアイシャドウを使用するのが初心者には馴染みやすいです。
まず、初心者の方は目頭から涙袋にかけて「くの字」にラメのアイシャドウを塗っていく方法をオススメします。下まぶたに全体にアイシャドウを乗せるのではなく、あくまでの「くの字」に乗せていきます。
次に影の部分を作りますが、影の部分には、ブラウンのアイシャドウやアイブロウ等を使用します。
自身が望む涙袋のぷっくり感が演出できる大きさの影になるように、影をいれてください。必ず不自然な涙袋にならないように、綿棒で影をぼかしましょう。
涙袋用美容液アイカラーを使用する
美容液アイカラーを使用するメリットは、なんといっても美容成分が豊富なこと。商品によって成分は異なりますが、コラーゲンやヒアルロン酸等が入っている美容液が多いと思います。
下まぶたは皮膚が薄いので、アイシャドウを乗せると肌が荒れてしまう方や敏感肌の方にも優しい仕様になっているので、肌トラブルが少ないです。
使い方は簡単。涙袋用美容液アイカラーを涙袋にサッと乗せるだけです。目頭から目尻方向に向かって塗ってください。
仕上げの色によって印象が変わる
アイシャドウの色によって、印象もガラリと変わるので気分や場面によって使い分けることもできます。
ピンク系のアイシャドウ
愛らしい、キュートであどけない印象を演出できます。
涙袋が一番ぷっくり見える、使いやすいカラーがピンク系のアイシャドウ。
ホワイト系のアイシャドウ
白目が綺麗に見えるので、涙袋にも顔全体にも透明感を演出できます。
パっと見たときに一番に涙袋が目立つような、そんな存在感のある印象を持たせます。
オレンジ系のアイシャドウ
涙袋の掘りが深く見える為、ハーフ顔っぽい演出をしたい人にはオススメです。
立体感が出て、明るい印象を持たせます。
イエロー系のアイシャドウ
ナチュラルに涙袋を仕上げたい方にはオススメのカラー。
イエロー系のアイシャドウは、日本人の肌に最も肌なじみが良い為、涙袋と相性抜群です。
また、目元を優しく見せる効果もあります。
ベージュ系のアイシャドウ
涙袋をより自然に演出してくれます。
色の発色が薄い為、よりナチュラルに涙袋を作れます。白目がきれいに見える効果もあります。
パール感の強いアイシャドウ
透明感のあるパールを乗せると目元が潤んで見えるような演出ができます。
できるだけ細かいパールが入っているアイシャドウが使いやすいです。
目元が大きく見えたり、若々しい印象を与える効果があります。
より大きくみせるには中央をぷっくりと膨らませる
涙袋を大きく見せる為にアイシャドウを乗せるコツは、涙袋を入れる位置にあります。鏡を見ながら、にこっと笑ったときに目の下にぷっくりと膨れ上がる部分ができると思います。このぷっくりした部分のくぼみの真ん中にアイシャドウやラメを多く乗せると、より大きく涙袋を演出できます。
▼さらに詳しい解説はこちら
目を大きく見せてくれる涙袋。美容液で魅力的な可愛らしい目元に。
涙袋用のピメルについて
不器用な人でも簡単に使用できる
ソフトなスポンジ仕様でできている為、サッと塗るだけでぷっくりとした涙袋ができあがります。持ち運びにも便利なコンパクトサイズ。下まぶたにツヤが出る為、うるっとした目の印象を与えます。
若々しい印象も与えられる為、あどけなさが際立つ涙袋が出来上がります。
コラーゲンやヒアルロン酸配合
美容液成分が豊富な為、目元に優しく使い心地はとても良いです。スキンケア効果も期待。また美容液成分が入っていることにより、ハリとうるおいも与えるので、これ一本で目元ケアは完璧です。
ベビーピンクパールで目元を明るく
ベージュとベビーピンクの二種類のカラー展開をしていますが、オススメはベビーピンク。光が反射して涙袋が立体的に見えるパールが配合されている為、目元が明るく、優しそうな涙袋に見えます。
涙袋が大きいとどんな悩みがあるのか
涙袋が大きいとクマができやすい
涙袋は眼輪筋の筋肉からできている為、この筋肉がたるむと目袋にも影響が出ます。これがクマを作る原因にもなります。またくすみの原因にも繋がります。
目袋は涙袋の下に位置しているのですが、この膨らみが大きく膨れ上がることによってその下に影を作ってしまい、黒いクマを作ってしまいます。
やはり、目袋からくる黒クマを予防する方法は、眼輪筋の筋肉鍛える他にありません。涙袋が既に存在している人でも、眼輪筋の筋肉を鍛えることによって、加齢と共に衰えてしまう目袋からくる黒クマを予防することにも繋がります。
涙袋の加齢が進むと眼輪筋たるみやすい
涙袋は筋肉の一種ですので、年齢と共に衰えてしまうのは必然的です。誰もが憧れるぷっくらして大きい涙袋ですが、大きければ大きいほど、たるみやくすみとなって目立ってしまうデメリットもあります。涙袋の衰えを予防するには、眼輪筋のエクササイズやマッサージをしっかりと行うこと。
1.目を思いっきり細める
この時、目元美容液や乳液等のクリームを塗ってから行うと効果的です。
2.目を細めた状態で、眉毛を上に引き上げ10秒キープ
上まぶたが上にあがっていくような感覚で行います。
3.眉毛を元に戻す
この方法をお風呂あがりのスキンケアの一つとして取り入れてみてください。
また、目の周りの血流やリンパ節の流れをよくするマッサージも同時に行うことにより、目のたるみを防ぎ、目のハリを取り戻すことができます。
加齢が進むと老け顔になりやすい
涙袋は加齢が進むと「目袋」と呼ばれてしまい、マイナスイメージを持つパーツに変わってしまいます。ふくらみが大きくなってくると、しわが濃くなって見えたり、疲れや寝不足っぽい顔に見えてしまいます。
このように、加齢とともに、しわやたるみとなって目立ってしまう目袋は老けた印象を与えてしまいがち。涙袋にはメリットデメリットがあり、それぞれの対処法も把握しておくことが重要です。
涙袋を手に入れてオシャレを楽しもう
若い頃は、誰もが一度は憧れるであろう涙袋。皆さんが涙袋に対して抱える悩みは人それぞれだと思いますが、改善策と対処法を知ることで、理想の涙袋に近づけるはずです。また、加齢とともに衰えてしまう涙袋の対策法にも繋がる為、メリットを知ることは今後に大きく繋がります。
どうせ加齢と共にたるんでしまう涙袋ならば、若いうちに涙袋を沢山活用して、今しかできない演出を楽しみましょう。今日から少しずつ理想の涙袋に近づける努力をしてみてください。