目次
ミルククレンジングの特徴
肌への負担が軽い
ミルククレンジングの特徴は油分も界面活性剤も控えめに処方されているということです。これらの成分が少ないということは、洗浄力が弱くお肌に負担がかかりにくいということを意味しています。したがってミルククレンジングは肌への負担が軽いのです。
そしてなめらかな乳液のようなテクスチャーなので、クレンジング時にかかる摩擦もかかりにくいというメリットもあります。クレンジングは毎日行うものなので、蓄積していくお肌への摩擦はお肌に大きなダメージになります。
できるだけ擦らないようにして肌にかかる摩擦を最小限に抑えることが重要です。これらのダメージは目に見えにくく突然悪化するものではありませんが、将来的な肌のシワやたるみの原因になってしまいます。
メイクに対して洗浄力は弱め
洗浄力が弱いということは、逆に言えば濃いポイントメイクやしっかり仕上げたベースメイクは落ちにくいということになります。つまり、ミルククレンジングはナチュラルメイクの方に向いています。
例えばベースメイクにパウダリーファンデーションやミネラルファンデーションを使用している方ならば問題なく落とすことができます。逆に崩れ防止の下地や密着力の高いリキッドファンデーションの方がミルククレンジングを使うと、メイクを落としきれない可能性があります。
ポイントメイクにウォータープルーフのマスカラやヨレいくいリキッドのクレンジングを使っている場合も、ミルククレンジングとは相性が悪く落としづらいです。肌のためにメイクが薄い日と濃い日で使い分けるのも賢い方法ですね。
敏感肌や乾燥肌で悩んでいる方は特に、ミルククレンジングをおすすめします。なぜなら、洗浄力が弱いため、肌の油分を落としすぎないため乾燥しにくくなるから。洗浄力が強い界面活性剤も含まれていないので、ケミカルの刺激が気になる敏感なお肌の方にも優しい使い心地です。
肌に優しいおすすめのクレンジングミルク
カバーマーク トリートメントクレンジングミルク 200
肌へのやさしさにとにかくこだわり、穏やかな洗浄力を実現したクレンジング。優れたクレンジング力とトリートメント力に徹底的にこだわった使用感は肌のキメを整えます。洗い流した後の肌は新技術採用によって水のヴェールが肌を覆い、皮膚の乾燥を防ぎます。
雑誌などのメディアでもよく取り上げられている言わずと知れた人気商品です。カバーマークはお肌にこだわる堅実な商品が多いイメージ。ミルククレンジングデビューの方はこちらからいかがでしょうか。
アクセーヌ ミルキィクレンズアップ 120g
くすみ(乾燥が原因の古い角質)・乾燥・ニキビの原因となる余分な角質を取り除きやすくする角質柔軟成分が配合されているので、クレンジング後の肌を柔らげます。ベタつきを感じさせない軽やかな使い心地で、毎日使うのが楽しみになるクレンジングです。
itten cosme(イッテンコスメ) つぶつぶクレンジング 150g
美細こんにゃく粒がスルっと絡めてメイクを落としてくれます。Wつぶつぶ効果で、マッサージと毛穴ケアの役割も果たし、なめらかな肌に導いてくれます。ツブツブの不思議な使い心地は毎日のクレンジングタイムも楽しみになりますね。
さらに36種類もの保湿・美肌成分を贅沢に配合しているので、皮膚の乾燥を防ぎます。洗い上がりはしっとりとしたツルりとした素肌をを感じられます。
シャネル コンフォートクレンジングミルク
肌の乾燥やつっぱりが気になる乾燥肌に悩む方のために処方されたクレンジング。やさしい洗浄効果ながらもメークアップと環境汚染物質を効果的に取り除いて、洗い上がりの皮膚の乾燥を防ぎ、肌のキメを整えます。
シルクのように心地よいテクスチャーは、バスタイムの幸福感をたっぷりに演出し、内側からうるおいに満ちた肌へと整えてくれます。スタイリッシュなボトルデザインも素敵です。
ママバター クレンジングミルク 130g
シアバターが5%配合されているので、皮膚の乾燥を防ぎながらももメイクをきちんと落とすことができます。10種のエコサートオーガニック認定原料も配合し、洗い上がりはふっくらキメ細かい肌に。お肌をしっとり潤しながら透明感の満ちた素肌へ導いてくれます。
そしてオーガニックらしいふんわりとしたラベンダーの優しい香りがお風呂に広がり、毎日のバスタイムを優雅に彩ってくれるでしょう。ラベンダーの香りにはリラックス効果があると言われているので、疲れた日にぴったりですね。オーガニック化粧品が好きな方や、敏感肌のかたにおすすめです。
お手ごろだけど肌に優しい、おすすめのクレンジングミルク
パラドゥ スキンケアクレンジング 120g
軽くなじませるだけでメイクをみるみると浮かせることができます。ミルククレンジングの優しさも確保しつつしっかりとした洗浄力というバランスの良い処方で、頑固なメイクもしっかりとオフできます。
美容液成分が89%配合されているので洗い上がりの皮膚の乾燥を防ぎ、うるおいのある肌へと導いてくれます。お手頃なお値段とコンビニエンスストアでも購入できるというのがうれしいポイント。旅先でクレンジングを忘れた時や急なお泊りの時にも購入可能というのは大変ありがたいですね。
Nature & Co クレンジングミルク 150g
乳液にも使われているエモリメントオイル配合。なめらかな乳液仕立てのテクスチャーが肌をほぐし柔げてくれます。
ミルククレンジングならではの穏やかな洗浄力でクレンジングすることで、肌へのダメージを減らしてくれるので、洗い上がりの肌のキメを整えることができます。オーガニック化粧品をドラッグストアなどで購入できるというのは大変手軽ですし、お値段もリーズナブルなので大変優秀です。敏感肌の方におすすめですね。
ギブ&テイク クレンジングオイルミルクSB 200ml
ミルククレンジングでありながら、オイルinなので驚くほどしっかりメイクが落ちます。洗い上がりのお肌をしっとりと潤す天然由来のシアバターと、メイクや毛穴汚れをしっかり落とすオイルがダブルで処方されているという点が新しいですね。
メイク落ちもうるおいも実現したミルククレンジングです。お値段もリーズナブルな上にしっかりベースメイクや頑固なウォータープルーフマスカラまですっきり落とすことができます。
ミルククレンジングらしい優しい洗い心地でありながら、お仕事や勝負の日のきちんとメイクもオフしたいという方におすすめ。ミルククレンジングの洗浄力が不安だという方はこちらから始めても良いかもしれません。
無印良品 マイルドクレンジングミルク 200ml
天然うるおい成分のアンズ果汁や桃の葉エキス配合などの植物エキスが肌のうるおいを守り、でクレンジング後の皮膚の乾燥を防ぎます。そしてメイクだけではなく古い角質や汚れを落とすことで、肌を滑らかにしてくれます。
無印良品の商品らしいシンプルな処方や無香料、大容量でリーズナブルな価格が嬉しいですね。ボトルのデザインがおしゃれでなので、シンプル志向の方にも好まれるアイテムです。
クレンジングミルクを使った洗顔方法
ポイントメイクはリムーバーで
しっかり下地まで塗ったマスカラやウォータープルーフ処方の汗や水に強いアイラインは、ミルククレンジングの洗浄力ではなかなか落ちません。しかし、だからといってゴシゴシこすって肌に摩擦の負担をかけると、まつ毛が抜けたり肌のダメージに繋がるので厳禁です。特に目元は皮膚が薄いので、摩擦ダメージの影響を受けやすいのです。
以前はオイルクレンジングを使っていて乾燥が気になっていたのですが、ミルククレンジングに変えてから乾燥しなくなりました。オイルクレンジングは洗浄力が強すぎて乾燥を招きます。ミルククレンジングならお肌への負担も少なく、乾燥知らずのしっとりなめらかなお肌に。しっかりメイクの日はポイントメイクはコットンにリムーバーを染み込ませオフし、ミルククレンジングでマッサージするようにクレンジングしていますよ。 乾燥した肌にミルククレンジング。お肌を労りつつメイクを落とす方法さんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
ポイントメイクは事前にポイントメイク用のリムーバーをたっぷりのコットンに馴染ませ、目元に5秒ほどのせます。それからそっと滑らせるようにしてメイクをオフしてください。残った細部のアイラインはリムーバーを含ませた綿棒で優しく拭ってあげましょう。マスカラは個別ににマスカラリムーバーを塗っておくと、するんと簡単に落ちますよ。
少し手間はかかる方法になりますが、こすりがちなポイントメイク時にかかるお肌の負担を減らすことができます。
手の平で温めてから肌に乗せる
ミルククレンジングは必ず乾いた手で乾いた顔に使用してください。手が濡れていると、ミルククレンジングが乳化してしまい、洗浄力が弱まってしまいます。量は製品説明の通りに手の平に出しましょう。節約のために量を少なめにしすぎると、摩擦によるダメージが発生しやすくなります。足りないと感じた場合はためらわずにミルククレンジングを足しましょう。そして手のひらに出したミルククレンジングを両手でじっくり温めます。
温めることで、クレンジングのテクスチャーが少し柔らかくなりメイクの油汚れとミルクが馴染みやすくなります。すばやく馴染ませることで、お肌への負担を最小限に抑えながらするすると綺麗にメイクアップをオフすることができます。小鼻や額など皮脂が多いところは特にしっかりと馴染ませてくださいね。小鼻脇、眉間、顎下などメイクがうっかり残りやすい部分は意識的に落とすようにしましょう。
たっぷり使ってマッサージするように
ミルククレンジングをたっぷりと手に取った後、優しくくるくると手でお肌をマッサージするように落としましょう。たっぷりの量を使うことで、お肌への摩擦を軽減することができます。肌をマッサージするようなイメージで手を動かすことで、肌の血流をアップさせムクミをすっきりさせたり、古くなった角質を優しく落とすことができます。ただし、ここでも力の入れすぎは厳禁ですよ。
ぬるま湯で丁寧にすすぐ
ミルククレンジングを落とす際は、少しぬるま湯を加えて肌に馴染ませましょう。そうすると、ミルククレンジングがほんのり白くなっていくのがわかると思います。これを「再乳化」といいます。
再乳化させることで、水とミルクの馴染みがよくなりすっきりと落とすことができます。クレンジングの仕上げにぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。ぬるま湯ですすぐことで、お肌の乾燥をできるだけ防ぐことがきます。
洗い残ししやすい部分(髪の生え際、小鼻まわり)などは意識してしっかりすすぎましょう。すすいだ後は鏡で洗い忘れがないかチェック!きちんとできていれば、タオルで優しく水分を拭いましょう。ここでゴシゴシこすっては今までの苦労が台無しになってしまうので厳禁ですよ。
肌に優しいミルククレンジングを有効に使って
ポイントさえしっかり守れば、肌に優しくきちんとメイクを落とすことができるミルククレンジング。なめらかでしっとりとした使い心地は摩擦を減らし、肌が乾燥している時も負担を減らすことができます。
しかし上手な使い方を知らないと、メイクが落としきれずにニキビや肌荒れの原因になってしまうかもしれません。逆に言えば、ミルククレンジングの使い方のコツをしっかり抑えることで、十分に効果を得ることができます。したがって乾燥して肌が敏感になっている時は、いつものオイルクレンジングをやめてミルククレンジングにチェンジするということが賢いやり方といえます。
ミルククレンジングを使いたいけれども洗浄力が心配だという方は、ミルククレンジングの中でもしっかりとした洗浄力を謳っている商品をチョイスすると良いでしょう。肌のうるおいを保ちながら適度なメイク落ちが可能な商品もあるので、気になった方は雑誌やネットで研究したり、上記の商品紹介を参考にしてみてくださいね。
さまざまなミルククレンジングが発売されているので自分の肌・目的に合ったものをしっかり吟味して、お肌をいたわりましょう。