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肌断食中の紫外線対策に日焼け止めは使えるのか
メイクや外的刺激などからの影響で吹き出物や乾燥などと言ったことから肌荒れを引き起こしてしまうこともあると思いますが、どんなに高価なスキンケアをライン使いしても、肌荒れに効果が高いといわれる商品を使っても結局肌荒れを引き起こしてしまうのは、元々肌になくて余計なものを自分でのせているからなのです。5年ほど前から肌に基本的に洗顔料も基礎化粧品も使わない「肌断食」というものが定着してきました。肌断食を通して実際に肌荒れが改善した人が多くいるので、オフの日だけ・週末だけといったプチ肌断食をしている人もいます。
でも本番を迎えている夏といえば毎年のように強くなる紫外線の対策は肌断食中どうしたらよいのでしょうか。日焼け止めを使ってもよいのか、日焼け止めを使う場合肌断食中のおすすめ商品はどんなものがあるのか、肌断食中におすすめな紫外線対策方法をみていきましょう

肌断食中の日焼け止めの使用と紫外線対策
肌断食をしていると時に全く外出しないというわけにも行きません。そんなときに手っ取り早く日焼け止めでいつものように紫外線対策するのがよいのでしょうか。まずはそこからひも解いていきましょう。
基本的には一般的な日焼け止めクリームの使用は控えたほうがいい
日焼け止めの位置付けについてさまざまな意見がありスキンケアの一部といわれたり、メイクの一環といわれたりしますが、肌断食の時には日焼け止めクリームの使用は控えたほうがよいのです。日焼け止めクリームには、肌バリアを破壊してしまう界面活性剤が多く含まれていて、この界面活性剤のおかげで強い紫外線を反射ないし吸収することで効果を出しているという商品です。
そしてこの界面活性剤を含む日焼け止めクリームを落とすためには肌断食の際に石鹸での洗顔をしている場合には落としきることは難しく、どうしてもクレンジングする物が必要となります。このクレンジングとして使われるものにも界面活性剤を含んでいるものが多いためけ肌のバリア機能が失われてしまう可能性が高くなり、結果肌荒れしてしまうのです。
このことからも分かるように一般的な日焼け止めクリームについては肌断食中に使用することで、肌断食している意味がなくなってしまいます。もしそれでも日焼け止めを使いたいと思う場合には記事の中盤でおすすめをご紹介しておりますので参考にしてください。
では肌断食中にはどんな紫外線対策がベストなのか
肌の健康を害さないように肌断食をしているときに心がけたい紫外線対策についてポイントごとに以下にまとめてみました。
15分程度の外出なら紫外線を気にしない
日光や紫外線も適度には必要なものです。体内のさまざまなリズムを整えてくれたり、日光によってビタミンDが生成され骨が丈夫になったり、紫外線には殺菌効果もあります。その他にも免疫力が上がるため病気のリスクを下げたりうつ病の抑制などといった効果もあるため大事なものなのです。しかも、この恩恵を受けるためにも日光を毎日30分程度は浴びるまたは手の甲くらいですと15分程度は浴びなければ効果は得られません。
身体の健康も考えて15分程度の外出ならば紫外線を気にせず帽子で直射日光を遮るくらいで十分肌の健康も維持できます。
サプリメントの飲む日焼け止めを使ってみる
国産商品も徐々に増えている飲む日焼け止めは2017年ごろから海外セレブ御用達の商品とされて人気を呼んでいますが、理由としては日焼け止めクリームと違い、肌への負担をかけないで紫外線で受けてしまったダメージを軽減できるからです。
海外製品も多くあるため、安心安全を考慮して飲み始めようと思うのでしたら、やはり日本国内で作られた飲む日焼け止めを服用することをおすすめします。また飲む日焼け止めは敏感肌で肌断食をしているという人にも肌に合う下記にする必要がありませんのでおすすめできます。
物理的に紫外線から肌を守る
一番効果が高いですが、一番大変なのがサングラスや、日傘、帽子、長袖といったアイテムで肌を徹底的に紫外線から守ることです。紫外線に当たりませんので一番肌を守ることはできますが、暑さへの対策が必要となります。必要と感じる部分だけこの物理的方法を取るのもよいでしょう。

肌断食時に使える日焼け止めのおすすすめな選び方
項目 | 選び方の解説 | 解説 |
選び方1 | 肌への刺激が少ないものを選ぶ | 敏感肌の人用の日焼け止めがおすすめ。界面活性剤が使われていないものを選ぶ。日焼け止めをむっ多時の刺激や落とすときの刺激も考えて選びたい |
選び方2 | 石鹸で落とせるものを選ぶ | 肌をいたわるためにも石鹸で落ちないクレンジングで落とすような日焼け止めは避ける |
選び方3 | 紫外線吸収剤の入っていないものを選ぶ |
紫外線錯乱剤のみの日焼け止めのほうが肌断食中にはよい |
選び方4 |
ワセリンベースのものがおすすめ |
肌の保護として肌バリア機能や保湿成分として働いてくれる |
選び方5 | 困ったらUV効果のあるミネラルファンデーションがおすすめ |
肌に優しいことと落とすのも石鹸でしっかり落とせるので大活躍。おしろいやミネラルファンデーションには界面活性剤が含まれていない商品が多い |
肌への刺激が少ないものを選ぶ
肌断食を始めたばかりですと特に肌がかなり敏感でまだ紫外線や外的刺激に対して強くなってきていません。したがってできる限り刺激の少ない日焼け止めを選びましょう。赤ちゃんに使える日焼け止めも刺激が少なくおすすめで、他にも敏感肌の人のために作られている日焼け止めについても比較的刺激が少なくできています。
こういった赤ちゃんに使える、敏感肌専用といった日焼け止めにはたいてい先ほどご紹介した肌のバリアを破壊してしまう「界面活性剤」が含まれていない場合が多いですが、購入前にしっかり成分表を見て本当に入っていないのか確かめることも必要です。
石鹸で落とせるものを選ぶ
石鹸で洗い落とせるものを選ぶのはとても重要です。肌断食中は石鹸で優しく洗顔するか水やぬるま湯で洗顔して余分なもので肌を傷つけないようにしています。日焼け止めを使用して、その日焼け止めを落とすときに、別なクレンジングが必要となればそれだけ肌に負担をかけることになります。肌断食を成功させるためにも石鹸で落とせる日焼け止めを選ぶのは必須ですね。
紫外線吸収剤の入っていないものを選ぶ
肌の刺激にならないといわれえいるのが紫外線錯乱剤のみを使用している日焼け止めですので、紫外線吸収剤の使われている日焼け止めは刺激も強いため使用を避けましょう。紫外線錯乱剤のみの日焼け止めは酸化チタンと酸化亜鉛が日焼け止め成分として使われています。肌断食をはじめるときには紫外線錯乱剤しか入っていない日焼け止めを前もって調べたり商品を実際に見て成分表を確認して準備しておきましょう。
ワセリンベースのものがおすすめ
なかなか商品を見つけることが難しかったりやや価格が高いのですがワセリンベースの日焼け止めを使うと選び方の大体の問題点をカバーしてくれます。しかも肌に優しく保湿効果も高いので、日頃の肌へのちょっとしたケアにもお使いいただけます。
もしも見つけられないのなら、選び方に沿った日焼け止めを塗る前に白色ワセリンを米粒1粒程度顔全体に塗り伸ばしてから日焼け止めを塗るとよいでしょう。白色ワセリンが肌の中に日焼け止めが入り込んでしまうのをバリアする薄いベールとなってくれます。
困ったらUV効果のあるミネラルファンデーションがおすすめ
日焼け止め商品で困ったら、最も肌に優しいミネラルファンデーションや肌にポンポンと乗せられるおしろいでUV効果のあるものを使うことをおすすめします。UV効果のあるものでしたら軽くぱたぱたとするだけで紫外線対策がある程度できますので、登山や海にいくなどといった際にはこの方法がお勧めと言えます。

肌断食時に使える日焼け止め総合おすすめ人気ランキング
肌断食中でも使える日焼け止めを総合ランキングにして見ました。人それぞれ使い勝手のよさや肌に合う合わないというところもありますので、順位にとらわれずに参考にしていただけたらと思います。
とにかく肌断食中に使えるものとして肌に優しく、赤ちゃんや子どもでも使える刺激のないものをあげてみました。また配合されている保湿成分についてもピックアップしてあります。では5つの商品を細かく見ていきましょう。
第5位 マイルドサンシールド
商品名 | 評価 |
商品の魅力 | 色素が直接肌に触れないパーフェクトヴェール技術を採用 |
保湿成分 | ヒアルロン酸 |
肌への刺激が少ない | 肌に優しく低刺激 |
石鹸で落とせる | 石鹸でも落とせるが、他の商品よりは大変 |
紫外線吸収剤や界面活性剤が入っているか | どちらも不使用 |
ノンケミカルで紫外線と乾燥から、敏感肌をしっかりガード
肌に負担の少ない日焼け止めのため、1年を通して使えます。また保湿効果の高いヒアルロン酸によって保湿UVカット膜が作られるため角質層に潤いを与えながら、デリケートな肌断食中の肌をしっかり守ってくれます。
マイルドサンシールドの口コミ・評判
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販売店舗が少なく、ネット通販やオンラインショップでの購入のためやや不満です。ドラッグストアでも買えたらいいのに。
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肌断食のためできるだけ刺激のない日焼け止めを探していました。乾燥せず伸びがいいので使いやすいです。また日焼け止め独特なにおいやべたつく感じがないのでうれしいです。
乾燥しなくなった、肌に優しい、アレルギーを気にせず使える、冬場にも使える、といった意見が多くありました。特に乾燥で悩んでいる人が好んで使っているような印象です。ただ他の商品よりも落ちにくいので、ゴシゴシと洗わないように気をつけながら、しっかりとオフしてください。
第4位 キュレル UVローション
商品名 | 評価 |
商品の魅力 | セラミドケアしながらも紫外線から肌を守る |
保湿成分 | 潤浸保湿セラミド機能成分・ユーカリエキス・アスナロエキス |
肌への刺激が少ない | 赤ちゃんのデリケートな肌にも使える |
石鹸で落とせる | 乳液タイプで落としやすいが、他よりやや落ちにくい |
紫外線吸収剤や界面活性剤が入っているか | どちらも不使用 |
乾燥性敏感肌を考えた超低刺激日焼け止め
保湿成分が多く、肌のことをとにかく考えて作られた商品で赤ちゃんの敏感な肌でも使うことができるほど超低刺激です。ベースが乳液タイプなのでテクスチャーの伸びもよくSPF50+/PA+++と日焼け止め効果も高い商品です。
キュレル UVローションの口コミ・評判
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つけ心地もさらっとしていて気持ちよく、しっかりと紫外線をブロックしたいときに使っています。肌荒れもせずに使い続けられています
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人によって感じ方はさまざまですが、私はべたついて、落としにくい印象でした。肌への刺激と日焼け止めの効果はうれしかった。
肌荒れしない、全身に使えるのでうれしい、すっと伸びて気持ちいい、などの意見がありました。しかし、乳液タイプのためか、使用後の感じにべたつく感覚を覚えた人が1割ほどいました。こちらもしっかりと量を守って使用感を確かめてみるとよいでしょう。
第3位 ユースキンS UVミルク
商品名 | 評価 |
商品の魅力 | 子どもでも使える低刺激な日焼け止め |
保湿成分 | しその葉エキス |
肌への刺激が少ない | 子どもでも安心できる弱酸性 |
石鹸で落とせる | 普段使う石鹸で簡単に落とせる |
紫外線吸収剤や界面活性剤が入っているか | どちらも不使用 |
石鹸で簡単に落とせるうるおう日焼け止め
子どもの柔らかい肌にも優しく使える日焼け止めですので、ダメージを受けやすい肌断食時の日焼け止めとしておすすめできます。特に配合されているしその葉エキスで優しく肌を保湿してくれますので石鹸で落とした後も潤いが続きます。
ユースキンS UVミルクの口コミ・評判
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肌断食を始めてからできるだけ肌に優しい日焼け止めを探し選んだ日焼け止めで、この価格帯で紫外線吸収剤フリーは少ないのでコスパも良くて嬉しい
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2歳の息子と一緒に使えています。本当に石鹸で落とせるのは楽でしかもある程度しっかりと紫外線をガードできるので安心。めんどくさがりな私でもすっとぬれてさっと流せるので使っています。
子どもと使える、保湿ができるのがうれしい、べたつきにくい、といったコメントが多く、使いやすく落としやすい印象の日焼け止めです。塗りすぎると白浮きしたり、石鹸で落としにくくなるので使用時には量を守りましょう。
第2位 ナチュロンUVクリーム
商品名 | 評価 |
商品の魅力 | 石鹸で乳化した日焼け止めクリーム |
保湿成分 | シアバター・カミツレエキス |
肌への刺激が少ない | 配合自体がシンプルなため刺激が少ない |
石鹸で落とせる | 元が石鹸なのでかなり落としやすい |
紫外線吸収剤や界面活性剤が入っているか | どちらも不使用 |
石鹸で乳化したシンプルな日焼け止めクリーム
配合保湿成分で肌を保湿しながら日常生活を送る上での日焼け止め効果を発揮してくれる日焼け止めです。SPF15/PA++と決して数値的には高いものではありませんが、肌断食中のちょっとしたお買い物や散歩のときにおすすめしたい商品です。
ナチュロンUVクリームの口コミ・評判
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量も多くて値段もお手ごろ。肌に優しいのでとても重宝しています。ただあまり伸びがよくないので、化粧水を混ぜ合わせてから使っています。
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肌に優しく、商品自体がたくさんのものが混ざり合っていないので、安心して使えます。もし子どもと触れ合ったときについても簡単に洗い流せるところもうれしい。
コスパがいい、シンプルさがとにかく肌にうれしい、保湿成分もしっかりと配合されているので、肌も守ることができる、といった意見が多くナチュラルさがとにかく人気を呼んでいます。しかし、使い勝手がやや悪いようで、テクスチャーがやや固めです。メーカーでも推奨している方法は油分の少ない化粧水1滴と、日焼け止めパール1粒大を混ぜ合わせてから使うとよいそうです。
第1位 ノブ UVシールドEX
商品名 | 評価 |
商品の魅力 | ウォータープルーフなのに石鹸で落とせる |
保湿成分 | ヒアルロン酸 |
肌への刺激が少ない | 敏感肌・ニキビ肌・乾燥肌でも使える低刺激 |
石鹸で落とせる | 落としやすさを考えた商品設計で、石鹸やお湯で落とせる |
紫外線吸収剤や界面活性剤が入っているか | どちらも不使用 |
肌に優しく、ウォータープルーフで紫外線からしっかり守る
低刺激商品が多く人気の高いノブの商品。中でもこの日焼け止めは肌に優しく、石鹸やお湯で落としやすいにSPF50+/PA++++と高い日焼け止め効果があり人気No1となっています。しかもウォータープルーフですので、水にまつわるレジャーが多くなる夏場には特におすすめです。
ノブ UVシールドEXの口コミ・評判
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皮膚科においてあって気になっていて、肌の調子を改善させるために肌断食を始めてから使い始めています。敏感肌ですが肌荒れもせずに使えるので、炎天下など特に少し長く紫外線を浴びるときに使っています。
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敏感肌でも使える低刺激なものを探していると出会った商品です。今は手放せなくなりました。紫外線のガードもできながら、落とすのが楽々。肌も荒れなくなりました。
濃厚なテクスチャーだけど白浮きしない、敏感肌でも刺激を感じず使える、落としやすいので肌断食時に向いているなどといった口コミが多く、ブロックの強い他の日焼け止めは刺激が強いものが多いので、高い日焼け止め効果と低刺激が魅力的なようです。

肌断食をつづければ日焼け止めもいらない肌に
肌断食をしているのであれば初期のころから日焼け止めは使用しないことがおすすめです。肌断食を続けていくことで肌自体が徐々に健康的で強くなっていき、紫外線にもある程度強くなっていくので、日焼け止め自体それほど必要なものでもなくなるようです。
健やかな肌を取り戻すためにも肌に休憩してもらう肌断食をしながら外に出るときには紫外線の対策をいくつかして楽しくアクティブに過ごしましょう。