目次
鼻の毛穴の白いぶつぶつの正体
皮脂や角質が溜まったもの
鼻の毛穴の白いぶつぶつの正体は、いわゆる皮脂や角質が溜まったものです。これを角栓といいます。角栓を長く放置してしまうと、毛穴の開きの原因になってしまいます。
本来、毛穴に汚れが溜まってしまっても、スキンケアやターンオーバーで取り除かれます。しかし、何かが原因で毛穴の汚れをうまく排除できず、古い皮脂や角質も肌に残ったままになってしまうと、様々な汚れが混ざり合って角栓が出来上がってしまうのです。
毛穴落ちしたファンデーション
毛穴落ちとは、一般的に毛穴から出る余分な皮脂によって起こる化粧崩れのことを言います。主な原因は、毛穴から余分な皮脂が過剰分泌することです。
皮脂が分泌されることによって、毛穴の入り口が広がり、肌表面のファンデーションが毛穴の中に落ちてしまう状態です。毛穴の中で、皮脂とファンデーションが混ざり合うことで、毛穴が白っぽく目立ってしまいます。

角栓ができる原因
汚れが詰まった毛穴の開き
汚れが詰まって毛穴が開くと、黒ずみが目立ち、触るとざらざらしてしまいます。メイク落としや洗顔が足りず、皮脂が毛穴に溜まっていることが大きな原因です。毛穴の開きを治すために効果的なのは、正しいスキンケアと保湿です。
肌は空気中のホコリや汚れ、乾燥、肌に残った古い角質や雑菌などの刺激にさらされています。そこで重要なのが、正しい洗顔とクレンジングをすることです。肌を清潔に保ち、正しい保湿によって肌をきちんと保護することが大切です。
皮脂が異常分泌する
皮脂が過剰に分泌することも、角栓の原因となります。これは脂性肌でも乾燥肌でも起こりうることです。皮脂は角栓を構成する成分で、約3割が皮脂でできています。
本来、皮脂は毛穴から排出されるものですが、肌に角質が溜まっていたり皮脂の分泌が過剰になっていると、毛穴が詰まって角栓ができてしまうのです。
油性化粧品の多用
スキンケアの基本となるのが保湿。特に乾燥肌の方は、洗顔後の乾燥を防ぐために保湿効果のある化粧品を選ぶことが多いでしょう。それらの乳液やクリームなどのベースとなっているのが、油性成分です。
もちろん肌には油分も必要ですが、油性化粧品を必要以上に使用してしまうと油分が肌に残り、角栓ができてしまいます。ニキビの原因にもなってしまうので、油性化粧品の使用量や頻度には気を付けましょう。

角栓を取るのにおすすめの洗顔料
水橋保寿製薬 いつかの石けん 100g
ミネラルと酵素が配合され、皮脂汚れと角質をクリアにする石けんです。石油系の合成界面活性剤不使用で肌に優しく、プロテアーゼという酵素が肌表面の不要なタンパク質を除去してくれます。
アルソア アルソアクイーンシルバー 135g
70日間かけて、丁寧に製造されているミネラル成分配合の石けん。キメ細やかな泡立ちで、潤いを残しながら汚れをきちんと落とします。肌本来の力に働きかけ、みずみずしい素肌に導いてくれます。
ヴァーナル アンクソープ 110g
洗浄力と保湿を両立した理想のクレンジング石けんです。洗浄力に優れながら、保湿成分をたっぷり含んだクリーミーで弾力のある泡が、必要な潤いをキープしてくれます。
2018年7月現在、スキンケアセット(30日分)の定期購入が通常価格8,000円のところ50%OFFの3,980円(税込)でお得に試せます。
長寿の里 然よか石けん 80g
火山灰シラスをさらに超微粒子化し、よりきめ細かい泡で肌の奥の汚れまで働きかけるよか石けん。有効成分グリチルリチン酸ジカリウム配合です。ニキビや肌荒れをしっかり防ぎます。
雪肌精 化粧水仕立て石けん 100g
植物由来の石けん成分と、和漢植物エキスたっぷりの化粧水成分から出来た美容石けんです。洗い上りはしっとり、なめらかで、透明感の高い肌に洗い上げます。
エスキューエス 高保湿練り石けん 100g
火山灰白土配合、ねっとりした泡が毛穴の汚れを吸着します。ミネラルが入った白土と黒砂糖入りで、すっきりとした触りたくなるしっとりつるつる肌へ。

小鼻の角栓の除去する化粧水のおすすめ
タカミ タカミスキンピール 100ml
美容皮膚の現場から生まれた、洗い流し不要の角質美容水です。肌に優しく、自宅で簡単に正しい角質ケアができます。
イプサ ザ・タイムRアクア 200ml
潤い成分を抱えた水の層を肌表面につくることにより、キメを整え、みずみずしい感触を持続させる薬用化粧水です。アセチル化ヒアルロン酸(保湿成分)配合で、角層への水分補給がさらに高まり、水分が逃げにくい性質となることで、更なる潤い持続へ導きます。
ナチュリエ ハトムギ化粧水 500ml
肌に潤いを与えてスキンコンディションを整える、天然植物ハトムギエキス配合の化粧水です。しっとりしているのにベタつかず、カサつきが気になるところにスーッとなじみます。
SK-II フェイシャルトリートメントエッセンス 75ml
SK-?ピテラをたっぷり配合。肌荒れを防いで、肌本来の働きを整えるトリートメント効果の高い化粧水です。
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ 200ml
乾燥が気になる敏感肌に潤いをたっぷり与えて保護します。肌保護成分のグレープフルーツ種子エキス、保湿効果の高いリピジュア、ヒアルロン酸を配合しました。
アクセーヌ モイストバランスローション 360ml
ベタつきを感じさせないサラッとしたテクスチャーで、朝のケアから1日中乾燥を知らない肌をキープできる持続型化粧水です。保湿成分を超細分化して配合しているので、角質細胞の隙間を隅々まで満たし、肌深部に水分を送り届けて、みずみずしさを持続させます。

正しいスキンケアの方法
しっかりと毛穴を開く方法
1.湯船に浸かる
シャワーだけで済ませる方も多いですが、毛穴を開かせるためには湯船に浸かりましょう。湯船に浸かることで血行が良くなり、老廃物が排出され毛穴が柔らかくなります。それにより、角栓が落ちやすくなるのです。
2.体を温める
湯船に浸かる以外にも、蒸しタオルを使う方法も効果的です。蒸しタオルの熱が皮下組織の血流を促し、肌の代謝を高めてくれます。また、蒸気により熱と水分が肌を柔らかくして毛穴を開いてくれるので、汚れや皮脂を落としやすくなります。
汚れを浮き立たせるクレンジングの方法
1.手の平でクレンジングを温める
クレンジング剤を手のひらで温めておくと、手の温度によってクレンジング剤の水分が蒸発し、包まれていた油分が表面に出てきて、水分と油分が逆転します。表面に出てきた油分によってメイクの汚れや余分な皮脂と馴染んで、落としやすくなります。
2.指でマッサージしながら行う
クレンジング剤を、おでこ・鼻・頬・あごにのせます。おでこから順番に指の腹を使って下から上へクルクルとやさしくマッサージしていきましょう。こすらなくても、メイクの汚れや余分な皮脂を浮き上がらせてくれます。
優しく洗顔をする方法
1.洗顔ネットを使う
優しく洗顔するためには、たっぷりの泡が必要になります。洗顔ネットを使った泡立てはとても簡単です。ネット部分をしっかり濡らし、洗顔フォームを適量出します。次に、洗顔ネットをこすって泡立てていきましょう。洗顔ネットはメッシュ加工されているので、空気が含まれやすく、手で泡立てるよりも簡単なのです。
2.しっかり泡立てて、その泡で洗う
しっかり泡立てたら、その泡を顔に乗せます。洗顔の時間は1分以内に抑えましょう。なぜなら、1分以上かけてしまうと、皮脂が必要以上に失われ、肌がダメージを受けてしまうからです。洗顔料を泡立てずにこすりつけるよりも、泡で洗う方が汚れ落ちが良く、肌にも優しいので、しっかり泡立ててから洗顔をしましょう。
しっかり保湿をする方法
1.洗顔後、素早く化粧水をつける
洗顔後、最初の保湿といえば化粧水です。化粧水は洗顔後すぐにつけましょう。洗顔後、時間が経てば経つほど化粧水の浸透率は低下します。そして、洗顔後が一番乾燥するので、保湿成分の入った化粧水をつけないと肌はどんどん乾燥してしまいます。そのため、出来るだけ早くつけることが効果的です。
2.美容液をつける
肌を保湿するためには、化粧水だけでは足りていません。化粧水をつけた後に、保湿成分の高い美容液をつけていきましょう。適量を手に取り、顔全体にまんべんなくつけていきます。その後、両手で30秒ほど顔を包み込むようにして温めます。そして、目元や口元を手のひらで3秒ほどおさえます。人肌で温めることで、保湿成分がより肌に浸透しやすくなります。
3.乳液をつける
美容液をつけたら、最後に乳液で保湿しましょう。乳液は油分を含んでいるため、肌の表面をコーティングし、肌を乾燥から守ってくれます。特に睡眠中は肌から水分が大量に失われるため、乳液でしっかり保湿することが、大切になってきます。乳液は、化粧水・美容液のあとに塗るだけではなく、コットンに浸してパックをすることで、保湿効果が高まります。
化粧崩れしないように化粧下地を工夫する方法
1.下地は薄く塗る
化粧下地は正しい量と塗り方を意識することで、メイクを密着させて化粧崩れを抑えてくれます。化粧下地は少なすぎるとムラになりやすく、多すぎると油分のせいで化粧崩れの原因となります。基本的な量はパール粒大です。手の甲にのせて量を確認してから使いましょう。人肌に温めてから塗ると、伸びが良くなり、肌なじみがよくなります。
2.Tゾーンは油分を抑える
Tゾーンには皮脂を分泌する皮脂腺が多くあります。そのため、Tゾーンの油分を抑えるには、下地の選び方が重要です。下地でTゾーンの油分を抑えることで、ファンデーションの厚塗りを避けることができます。化粧下地を選ぶときは、皮脂吸着成分が配合されているものやオイルフリーのものを選びましょう。
3.Uゾーンは保湿する
顔の中で特に乾燥しやすいのが、Uゾーンです。頬から顎にかけてのUゾーンは皮脂の分泌が多くない部分なのでどうしても乾燥しやすくなります。そのため、Uゾーンには保湿成分を多く含む下地やUVケア下地を使って乾燥から肌を守るようにしましょう。また、下地を塗ることで、ファンデーションが肌へ浸透することを防いでくれて、メイクの汚れを落とす際の肌への負担が軽減されます。
Uゾーンの乾燥を防ぐ化粧下地を選ぶときは、保湿成分配合の化粧下地を選びましょう。保湿成分として代表的なものは、セラミド・グリセリン・コラーゲンなどです。パッケージの成分表には、成分量が多い順番に記載されているため、買うときに参考にしてみてください。
一度オフにする化粧直しの方法
1.乳液をコットンにとる
簡単な方法で、綺麗肌が長持ちする化粧直しの方法を紹介します。夕方、化粧崩れが気になってきたら乳液がベストです。乳液ではなくファンデーションを重ねたり、お粉をはたくとメイクの厚みが増してお面のようになってしまいます。そんな恐ろしいことを防ぐためにも、乳液を使いましょう。必要なのは乳液とコットン。コットンに乳液をワンプッシュ出します。そして直したい部分のメイクを軽くふき取りましょう。
2.そのコットンで優しく拭き取る
乳液の保湿成分で優しく拭き取るので、潤いを与えつつ、優しくメイクオフできます。崩れてしまったメイクは拭き取ってしまったほうが肌のためにも、化粧直しするためにも良いのです。そのあとに、少し化粧下地をつけて、ファンデーションを重ねると朝のコンディションに戻ります。小さめの乳液を持ち歩くも良いですし、市販されているクリーム入れを利用して持ち歩くのも便利です。コットンも忘れずに。

小鼻の角栓を除去する方法
綿棒を使って角栓を除去する
1.綿棒にオイルを染み込ませる
角栓はオリーブオイルを使ってマッサージすると簡単に除去できるようです。しかし、角栓は頑固なので1回でスッキリ落ちるというわけではないので週に1~2回を続けてみましょう。まずは、綿棒に食用のエキストラバージンオリーブオイルを染み込ませます。エキストラバージンオリーブオイルは天然のオイルなので、お肌にも優しいです。
2.綿棒で小鼻をクルクルマッサージする
オイルが染み込んだ綿棒で小鼻をクルクルマッサージします。そして1~2分置いて汚れを浮かせます。その後、もう一度オイルが染み込んだ綿棒で、小鼻を優しくクルクルマッサージします。このマッサージが重要です。ゴシゴシ強くこすらないでください。
パックを使って角栓を除去する
1.通常の洗顔で汚れをとる
パックを使用する前の注意点は、使用前に必ず通常の洗顔をして、汚れを落としておくことです。その後、スキンケアをするときはパックをする鼻には化粧水をつけないようにしてください。パック後に痒みなどが生じるのを防ぐために、パック直前の入浴や激しい運動は控えましょう。
2.パックを塗って10分乾かす
肌表面をしっかり水で濡らしてから、シートをムラなく密着させ、約10分乾かします。この時、手は乾いた状態でシートを密着させましょう。パックをする際には目元や口元は避けて、肌がヒリヒリするのを感じたらすぐに剥がしてください。
3.パックをはがす
シートが完全に乾いたら、外側からゆっくりと剥がしていきます。パック後の肌は角質が傷ついていたり、乾燥した状態になっているので、パックが終わったら、すぐに保湿ケアをしましょう。パック後は、毛穴が開いた状態なので、保湿ケアが終わったら保冷剤などをガーゼやハンカチに包んで鼻を冷却してください。そうすると、毛穴の引き締まり効果が期待できます。
エステを利用して角栓を除去する
1.ハンドマッサージで角栓を柔らかくする
毛穴の角栓を除去するために、エステサロンでディープクレンジングというハンドマッサージが受けられます。自分ではなかなか取り除くことが出来ない角栓を除去してくれます。ハンドマッサージには、角栓除去だけでなく、美肌効果も期待できます。なぜなら、滞りがちなリンパの流れをスムーズにしたり、肌の新陳代謝を活性化してくれるからです。
2.専用のマシンで吸引する
ハンドマッサージの他には、専用の毛穴吸引エステで角栓を除去する方法もあります。エステでの施術は即効性だけでなく、吸引後の毛穴の引き締めなどのアフターケアも行ってくれるので安心です。毛穴吸引エステの相場はお手頃なものですと約2,000円、角栓除去だけでなく黒ずみもしっかり改善してくれるコースは約5,000円前後と様々ですので、肌の状態によってプロの手に頼ってみてはいかがでしょうか。
手作りクレイパックを使って角栓を除去する
1.クレイと水を混ぜてペースト状にする
クレイの分量は、顔全体に使う場合は大さじ2~3くらいが目安になります。それに対して、水は大さじ1~2で、クレイよりも少なめです。クレイはマヨネーズくらいの固さになるように調節しましょう。
2.肌に乗せる
メイクを落とした肌にクレイを乗せてパックします。お風呂場で使用すると蒸気で温まってクレイが乾きにくいのでベストです。
3.乾ききる前にぬるま湯で流す
クレイが乾ききる前にぬるま湯で洗い流しましょう。パリパリに乾いたまま肌に乗せておくと、肌の水分まで吸い取られ、乾燥してしまうので注意しましょう。

正しいスキンケアで顔の白い角栓をなくそう
白い角栓をなくすためには、正しいスキンケアをすることが大切です。自分に合ったクレンジング剤や洗顔料、化粧水や化粧下地を選んでみてはいかがでしょうか。しっかりとケアして、白い角栓のないモチモチの肌を目指しましょう。