目次
ココナッツオイルダイエットの基本的なやり方
食事に取り入れて摂取する
ココナッツオイルを取り入れる方法は、食事に取り入れて摂取するのが一般的です。ココナッツオイルの目安は、1日に大さじ2~4杯といわれており、3食に分けて取るのがよいでしょう。食事に取り入れる方法は、食べ物に直接かけたり、調味料に混ぜたり、飲み物に混ぜたりします。
中にはそのまま飲むという人もいますが、味に慣れない人もいるので、自然に食事や飲み物に混ぜる方が摂取しやすいといえるでしょう。トーストに付けたり、サラダのドレッシングに使ったり、炒め物に混ぜると簡単に取り入れられます。コーヒーに混ぜて食べるのも簡単で取り入れやすいでしょう。
カロリー制限する必要はなし
ココナッツオイルダイエットは、他のダイエットのような極端なカロリー制限をする必要がないのが特徴です。とはいえ、高カロリーな食品ばかりを摂取するような生活をするのでは効果がありません。バランスの良い食生活であることが基本です。
糖質の摂取を少なめにする
ココナッツオイルを使用したダイエットは、糖質の摂取を少なめにする、糖質ダイエットと組み合わせることで、効果が上がります。完全に糖質をなくすのではなく、5~20%の幅で増やすようにしていきます。これ以外には食事制限はないので、無理のないようにしていきましょう。
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糖質制限ダイエットで食べていいもの。正しい知識で綺麗に痩せよう
長期間継続する
短期間でダイエット効果につながるものではないので、長期間継続するように日々続けていきましょう。ダイエットをサポートするココナッツオイルは、手軽に取り入れられるので、慣れてくれば続けやすいダイエットではないでしょうか。

簡単なココナッツオイルの摂取方法
炒め物や揚げ物の油に使う
ココナッツオイルを普段の食用油の代用として使うこともおすすめです。例えば、炒め物や揚げ物の油に使用する方法です。食用油の成分は、トランス脂肪酸というものが含まれているため、肥満や疾患などを引き起こす可能性を含んでいるため、たくさん摂取することはリスクが高いのです。
ココナッツオイルは、このトランス脂肪酸が含まれていなく、脂肪燃焼効果のある中鎖脂肪酸が含まれています。そのため、一般の食用油を使用せずココナッツオイルに変えることで、痩せやすい体づくりに向いているのです。
トーストしたパンに塗る
普段トーストを食べる機会が多い人は、マーガリンやバターなどの脂質の多いものをやめて、ココナッツオイルを塗るとよいでしょう。ちょっとしたことですが、手軽に取り入れられる方法なので、すぐにでもはじめることができます。
サラダのドレッシングに使う
ダイエット中にサラダを取り入れるのはよいことですが、サラダに使用するドレッシングやマヨネーズは、カロリーに注意しなければいけません。ドレッシングの代わりに、このココナッツオイルを取り入れると、さらに効果的だといえます。
ホットコーヒーに混ぜる
毎日コーヒーを飲む習慣があるなら、温かいコーヒーにココナッツオイルを入れるのもおすすめです。ココナッツオイルを入れるだけで、ココナッツの香りが漂いまろやかになるため、飲みやすくなります。コーヒーの中に含まれているカフェインには、リパーゼという脂肪分散効果のある成分が含まれています。
そのため、脂肪をエネルギーとして消費し、燃焼しやすくしてくれます。そして、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が含まれているので、脂肪を分解して燃やしやすくする効果があります。この相乗効果によって、脂肪燃焼を促進してくれるのです。
なぜ、ホットコーヒーがよいかというと、ココナッツオイルは20度以下になると固まってしまうため、アイスコーヒーではなくホットコーヒーに入れる方がよいのです。それでも、分離感が気になる人はミキサーにかけて、シェイク状にして飲むことをおすすめします。
スムージーに入れて作る
好きな果物や野菜を使って、スムージーを作る際にココナッツオイルを入れるのもおすすめです。このとき、ココナッツオイルはレンジでチンしておきましょう。材料に決まりがないので、バナナやリンゴなどの手軽な果物や、アボガドなどの野菜類をミックスすれば、ヘルシーなドリンクになり、ダイエットだけでなく美容にも効果が期待できます。
サプリメントを飲む
さらに手軽にココナッツオイルを摂取する方法は、サプリメントです。サプリメントで、ココナッツオイルを摂取する場合は、飲むタイミングが重要です。タイミングを間違うと、効果が出にくくなります。効率のよいタイミングを知って、正しい摂取をしましょう。
サプリメントを摂取するのにベストなタイミングは、空腹時と食後、寝る前になります。空腹時は、消化吸収がよくなり、サプリの栄養分をしっかりと吸収できます。そして、食後がおすすめな理由は、胃腸が弱い人はサプリの美容成分が強いため、空腹時が負担に感じた場合は、食後に飲むとよいでしょう。
寝る前がよい理由は、ダイエット成分の吸収率が上がり、眠り始めてから3時間すると成長ホルモンが大量に分泌します。美容とダイエット両方の相乗効果を狙いたい人は、ベストなタイミングだといえるでしょう。
炊飯時に足してご飯のカロリーを下げる
ご飯を炊く際に、ココナッツオイルを足して炊くこともおすすめです。いつものようにお米を洗って、炊飯器に入れます。その際に、ココナッツオイルを足します。ココナッツオイルの香りが気になる人は、タッパーに入れて半日程度冷蔵庫で冷やすと気にならなくなります。

ココナッツオイルダイエットを成功させる秘訣
体調を見ながら量を調節する
ココナッツオイルの味に抵抗がある人や、胃腸が弱い人は、はじめ体調を崩す可能性があります。慣れてくれば問題ない場合がほとんどですが、体調を観ながら量を調節するようにしましょう。空腹時は特にお腹を下しやすいので、体調を気にしながら少しずつ慣らしていくとよいです。
効果のある時間帯は朝
脂肪燃焼効果がある時間帯は、朝がよいといわれています。細胞が活発に動いている朝に摂取すると、より脂肪燃焼効果が期待できます。さらに、朝食前に軽い運動をしてから朝食時に摂取するとより効果的です。朝食やコーヒーなどにうまく取り入れながら摂取してみましょう。

ココナッツオイル成分と体に嬉しい効果
ビタミンEの働きで冷えを改善する
ココナッツオイルに含まれているビタミンEは、血液の流れを改善し代謝を上げる効果があるといわれています。体の代謝が上がると、身体が温まります。冷え性の人は、特に大事な栄養素といえるでしょう。冷え性の改善にはとても役に立ちます。
ココナッツオイルだけでは、エネルギーにはならないので、身体を温める温野菜などと一緒に摂取すると効果が期待できます。ビタミンEと身体を温める食品と一緒に摂取をするようにしましょう。
中鎖脂肪酸が脂肪の吸収を早める
ココナッツオイルには、中鎖脂肪酸という天然成分が含まれています。他の油に比べて、カロリーが低いのが特徴です。通常の油に含まれているのは、長鎖脂肪酸は、体内に取り込んだあと一旦脂肪として蓄積されます。その後、必要に応じてエネルギーに変わります。
結果、余分な分は脂肪となってしまうのです。中鎖脂肪酸は、直接肝臓に運ばれます。中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸の10倍の速さで分解と燃焼するので、脂肪として蓄積されにくいのです。蓄積されてしまった脂肪も巻き込んで脂肪を減らしてくれる働きがあります。
ラウリン酸が免疫力を強化する
ココナッツオイルに含まれる、免疫力を高めてくれるラウリン酸は、母乳などにも含まれている成分です。風邪やインフルエンザなどの感染症に掛かりにくくなり、肌の免疫も高まるので、美容効果もあります。そして、ラウリン酸は高い整腸作用があります。
人の免疫は、腸が大きく関係しています。腸を整えることは、病気になりにくい体作りにつながるので、ココナッツオイルを摂取することは免疫力を高めてくれる効果が期待できます。
殺菌作用で傷の治りを助ける
ココナッツオイルは、殺菌作用効果があり傷の治りを助けるといわれています。虫刺されや、切り傷、やけどなどに効果があり、治療薬としての効果があります。ココナッツオイルを常備しておけば、急な怪我でも応急処置ができるでしょう。
ミネラルやビタミンが美肌を作る
ミネラルやビタミンが豊富なココナッツオイルは、美肌作りによいといわれています。殺菌作用や抗炎症作用のあるラウリン酸は、ニキビの原因菌であるアクネ菌などを殺菌してくれます。そして、ビタミンEは抗酸化作用があり、肌の老化を予防する効果や、ニキビに悪影響のある活性酸素を無害にする働きがあります。
ココナッツオイルに含まれているビタミンEは、保湿効果もあります。ビタミンEは、肌に馴染みやすいので、乾燥を防ぐ効果が期待できます。
ケトン体が活性酸素を無害化する
ココナッツオイルを摂取することで、「ケトン体」という活性酸素を除去してくれる物質が作られます。活性酸素とは、細胞を刺激することで、老化を早めてしまう物質です。活性化酸素は、さまざまなものを酸化してしまい、老化にもつながります。
活性酸素の働きを無害にするのは、酵素です。ケトン体は、酵素の活性化をさせ、低下を防ぐ効果があるため、加齢と共に起こる酵素の活性化の低下を防止することができます。

ココナッツオイルをダイエットに使うデメリット
摂りすぎるとお腹を壊す場合がある
日本人は、あまりココナッツオイルを摂取しなれていないため、最初の頃お腹を壊す場合があります。慣れてくれば落ち着いてくることがほとんどですが、摂取する量が多すぎていないか確認することも大切です。そして、元々胃腸が弱い人は量を少なめにしながら、調整するようにしましょう。
摂取しているココナッツオイルの質が良くない場合もあるので、変えてみるのもひとつの方法です。ココナッツオイルには、デトックス効果もあるため、下痢によって毒素を排出している可能性もあります。しばらくして落ち着くようであれば続けても問題ないでしょう。
南国生まれのため体を冷やす作用がある
ココナッツは、元々南国のものなので、クールダウンするために使われているものです。過剰摂取をすると、体を冷やしてしまうため、適量を守るようにしましょう。温かい飲み物や、食べ物と一緒に摂取する方がよいでしょう。
カロリーが高い
ダイエットに効果的な成分があるココナッツオイルですが、実はカロリーが低いわけではないのです。カロリーとしたら、普通のサラダ油と同じくらいあります。適量を守っていればよいですが、過剰摂取してしまとかなりの高カロリーを摂取することになってしまうので、気を付けましょう。
日本食との相性が悪い
最近では、ココナッツオイルを、和食に取り入れる方法なども出てきましたが、洋食などに比べると限られてきます。日常の食事に取り入れやすいのですが、和食のメニューが限られてくるため、不便な点もあるでしょう。しかし、中には相性の良い食材もあり、相性のよいといわれる、味噌などは毎日の味噌汁に足すこともできます。
ダイエットに適したココナッツオイルの見分け方
生のココナッツから自然に抽出している
ダイエットに適したココナッツオイルの特徴とは、いったいどんなタイプがあるのでしょうか。ひとつは、エクストラヴァージンココナッツオイルがおすすめな理由は、生のココナッツを使用しているため、自然な抽出をしている点です。
通常のココナッツオイルは、精製、脱臭、加工がされています。これは、自然な状態で抽出するとカビが生えやすく、質が落ちてしまうためです。化学溶剤を使う場合があるので、おすすめは、生のココナッツから精製されているヴァージンココナッツオイルといえます。
コールドプレス製法で作られている
コールドプレス製法で作られている、ココナッツオイルがよいといわれています。コールドプレス製法とは、ココナッツの栄養分を保つために、熱を加えずに圧力をかけることで、オイルを抽出する方法のことです。栄養素を残す方法なので、ダイエットにより効果的だといえるでしょう。
無農薬でオーガニック認定マークがついている
安全性を見極めるポイントとして、無農薬であるか、オーガニックマークがついているかを確認しておきましょう。農薬や、合成肥料などが入っていないナチュラルなココナッツオイルには、オーガニック認定のラベルがついています。
有効成分の含有量が多い
ココナツオイルに含まれている有効成分の含有量が多いものがおすすめです。有効成分とは、免疫力を高めるラウリン酸や、短時間にエネルギー変換ができる中鎖脂肪酸などのことです。有効成分が少ないより、多い方がダイエット効果につながるので、成分の確認をしてみましょう。

ダイエットにおすすめのココナッツオイル
BROWN SUGAR 1ST. 有機エキストラバージンココナッツオイル
有機JAS認証のエキストラバージンココナッツオイルです。高い品質水準をもとにした、厳選された原材料と製法で作っています。フレッシュなココナッツミルクを遠心分離させてオイルを抽出する遠心分離法で作られているので、鮮度の高いオイルをつくることができます。バターやマーガリンの代わりにパンに塗ったり、お菓子を焼くときや、料理に使うことができます。
ドクターブロナー ヴァージン ココナッツオイル
USDA(米国米国農務省)からオーガニック認定を受けている、ドクターブロナーのヴァージンココナッツオイルは、丁寧に乾燥された新鮮なココナッツから低温圧搾されています。香りもよく、味もよいと人気となっています。そして、ラウリン酸や中鎖脂肪酸などを多く含まれています。
ココウェル エキストラ バージン ココナッツオイル
低温エクスペラー法を用したバージンココナッツオイルです。生のココナッツの果肉から低温圧搾で搾りだしたオーガニックオイルです。すべて、無農薬のココナッツを使用しており、中鎖脂肪酸が65%入り、うちラウリン酸は50.8%という、有効成分の含有量が高いココナッツオイルです。
セシル オーガニック ココナッツオイル
USDAオーガニック、有機JAS、EUオーガニックを満たすココナッツを原料とする、スリランカ産のエキストラバージンオイルです。コールドプレス製法で抽出を行い、中鎖脂肪酸などの有効成分を多く含むバージンココナッツオイルです。

ココナッツオイルと相性がいい食材
食物繊維が豊富なリンゴ
食物繊維が豊富で、ビタミンCやカリウムが多く含まれているリンゴは、美肌効果や高血圧を予防する作用があるといわれています。血液がサラサラになったり、むくみ予防につながるなど、さまざまな効果が期待できます。
そんなリンゴとココナッツオイルは、相性がよいといわれており、シナモンやハチミツを合わせたレシピなどが人気です。ほんのり甘い香りを持つココナッツオイルは、リンゴの甘味と酸味によく合います。
栄養豊富なサツマイモ
サツマイモには、ヤラピン、ビタミンB群、ビタミンCが含まれており整腸作用や、疲労回復にも効果が期待できます。ヘルシーで満腹感も感じやすいサツマイモは、蒸したり炒めたりするだけで、食べられます。焼き芋にして、ココナッツオイルをかけるだけでも美味しく食べることができます。
万能フルーツのバナナ
万能なフルーツといわれているバナナは、糖質、カリウム、マグネシウム、ナイアシン、ポリフェノールが含まれているため、便秘予防、免疫機能強化、ストレス解消、むくみ予防などの効果が期待できます。そんな万能なバナナとココナッツオイルを合わせれば、ダイエット効果が更に期待できます。
スパイスのきいたエスニック料理
南国産であるココナッツは、エスニック料理と相性がよいといわれています。油の代わりにココナッツオイルを使用してもよいですし、エスニック料理に足してもよいです。エスニックの調味料によく合うので、日本人に人気のタイカレーなどに使うのもおすすめです。
カルシウム豊富なホットミルク
カルシウムが豊富なホットミルクに、ココナッツオイルをミックスするのもおすすめです。温かい飲み物に合わせると効果的であり、ほのかな香りや甘さが感じられます。唇にココナッツオイルが触れるので、唇の保湿効果も期待できます。
イソフラボンが多い豆乳
美容によい効果をもたらす、イソフラボンが豊富な豆乳にココナッツオイルを混ぜることも、効果的です。ミルク同様、温めた豆乳の中に足すとよいでしょう。ココナッツオイルの香ばしさが感じられ、より一層美味しく楽しめます。

ココナッツオイルを摂取しても痩せない理由
摂取カロリーが多すぎる
ココナッツオイルを使用したダイエットをはじめたのに、なぜか太ってしまったという声もあります。この場合の原因として、考えられるのはそもそもの摂取カロリーが多すぎるケースです。ココナッツオイルは、油なので高カロリーなのです。
摂取量が多ければ、それだけカロリーを余分に取ることになってしまいます。サラダ油の代替えや、適量を守った摂取であれば問題ありませんが、普段の食事に加える場合は、摂取量に気を付けるようにしましょう。
運動を全くしていない
ココナッツオイルダイエットをやっているからといって、ゴロゴロ毎日していれば、効果は期待できません。ダイエットを行う場合は、適度な運動も必要です。一日の消費カロリーが低いと、消費する機会がなくなり効果も少なくなってしまいます。
ココナッツダイエットは、エネルギーを消費してこそ効果が高まるので、一日の中で運動を取り入れていくことが大切といえるでしょう。
代謝が落ちている
普段からあまり体を動かさない生活をしていたり、加齢とともに代謝が落ち、同じ食事量を摂取していると代謝はどんどん落ちてしまいます。ココナッツオイルで、エネルギー消費を高める効果を出したくても、同じ生活を送っていては効果が出にくくなります。
代謝を上げて効果的にダイエットをするために、適度な運動をして、食事内容のバランスや量に気を付けるようにしましょう。
オイルが体に合っていない
ココナッツオイル自体が体に合わない場合は、胃腸や体調を崩す場合があります。使用しているココナッツオイルの成分などを確認して、変えてみるのもひとつの手段です。痩せにくいどころか、体調を崩してしまうようでは、元もこうもありません。量の加減に注意をして、少量ずつ試してみてください。
ココナッツオイルで痩せない時の対処法
オイルの種類を変えてみる
先程もお伝えした通り、ココナッツオイルを摂取していても、中々効果がでない場合は、ココナッツオイルの種類を変えてみるのも手です。通常のココナッツオイルを使っているようであれば、バージンココナッツオイルに変えてみるなど、より有効成分が多く含まれたオイルに変えてみましょう。
オイルの量を減らしてみる
ココナッツオイルの目安は、一日にスプーンで2~4杯とお伝えしましたが、摂取する適量が個人個人で違うこともあります。ココナッツオイルを摂取していても、中々痩せないと感じるのであれば、少しココナッツオイルの量を減らしてみるのもよいでしょう。体質や、運動量などでも違ってくるので、効果が感じられない場合は、試してみてください。
オイルではなくミルクを使ってみる
ココナッツオイルダイエットの効果が感じられない場合は、ココナッツミルクに変えてみるのもひとつです。オイルよりも脂肪分やカロリーが少ないので、オイルが大さじ1杯のところ、ミルクは、大さじ4杯食べてもよいとされています。
オイルと同じく、食事などに混ぜて食べることができるので、手軽に摂取できるでしょう。ただし、砂糖などをたくさん使ったデザートなどに使用すると、カロリーが高くなるので、気を付けましょう。

ココナッツミルクをダイエットに使う利点
料理のアレンジがしやすい
ココナッツミルクを使ったダイエット方法もあります。ココナッツオイルが合わないという人にもおすすめです。ココナッツミルクを使ったダイエットのメリットは、料理のアレンジのしやすさにあります。朝食などにおすすめなのは、野菜や果物を取り入れたスムージーやココナッツミルクヨーグルトなどがよいでしょう。
食事に取り入れるのであれば、豆乳鍋のように野菜などをたくさん入れた鍋にしたり、エスニックなココナッツカレーに使うのもおすすめです。
オイルよりダイエット効果が高い
ケトン体は、脂肪を分解してエネルギーに変える働きがあります。ケトン体が作られやすい体だと、脂肪燃焼効果も高まります。ココナッツオイルダイエットは、このケトン体の濃度を上げることで、ダイエット効果があがります。
ココナッツオイルより、ダイエット効果が高いともいわれており、これは、ココナッツオイルに比べて、ココナッツミルクは吸収力が高いという点にあります。
中性脂肪を増やす長鎖脂肪酸の含有が少ない
ココナッツミルクには、脂肪の原因となる長鎖脂肪酸の成分が少ないのが特徴です。長鎖脂肪酸が蓄積されると、中性脂肪を増やす原因となります。脂肪燃焼効果を高める、中鎖脂肪酸が多く含まれているため、ダイエット効果が期待できます。
オイルよりもカロリーが低い
ココナッツオイルに比べて、ココナッツミルクはカロリーが低いのが特徴です。同じココナッツからできていますが、オイルに比べると同じ分量のミルクの方が低カロリーです。高くも低くもないココナッツミルクにカロリーは、摂取しすぎてしまうと高カロリーとなってしまうので、こちらも適量を守るようにしましょう。

ココナッツミルクのダイエットレシピ
タイ風のココナッツカレー
https://cookpad.com/recipe/3367611
必要な材料(2人分)
・鶏モモ肉(皮なし) 100g
・タケノコの水煮 50g
・ナス 2/3本
・パプリカ(赤) 1/4個
・サヤエンドウ 4本
・ニンニク 1カケ
・サラダ油 小さじ1
・A水 80ml
・Aカレー粉 大さじ1
・Aショウユ 大さじ1/2
・Aナンプラー 大さじ1/2
・Aシュガーカットゼロ 大さじ1/2
・ココナッツミルク 70g
作り方
1.まず鶏肉を一口サイズに切り、タケノコはややふとめの千切りにします。ナスは、やや厚めの輪切りにカットしておきます。
2.次にニンニクをみじん切りにして、パプリカを乱切りにします。
3.油を敷いた鍋にニンニクを入れて、鶏肉を炒めます。
4.肉の色が変わってきたら、ナス、タケノコ、パプリカ、サヤエンドウの順番に鍋に入れていきます。
5.炒めながら全体に油が回ったら、Aの材料を入れて混ぜ合わせます。煮立ってきたら、火を弱めて野菜に火が通るまで煮込みます。
6.最後にココナッツミルクを加えて、煮上がってきたら火を止めます。
ココナッツのミルクプリン
https://cookpad.com/recipe/1639515
必要な材料(6~7人分)
・粉寒天 2グラム
・牛乳 400cc
・ココナッツミルク 200cc
・お砂糖 大さじ2杯
作り方
1.まず、お鍋に牛乳を半分の量、粉寒天、お砂糖を入れます。鍋を火にかけて、沸騰したら弱火にして、沸騰させます。
2.次に、火を止めて、残りの牛乳とココナッツミルクを入れます。泡だて器などで、素早くかき混ぜます。
3.こしきを使って、お好みの器に注ぎます。
4.粗熱が取れるまで待ち、冷蔵庫で冷やします。
ココナッツミルクのスムージー
https://cookpad.com/recipe/3477128
必要な材料(2杯分)
・コマツナ 1束
・バナナ 1本
・パイナップル スライス1
・ココナッツミルク 100cc
・水 100cc
作り方
1.材料である、コマツナ、パイナップル、バナナをざく切りにします。
2.水とココナッツミルクを入れて、ミキサーにかけます。
ココナツオイルのパスタ
https://cookpad.com/recipe/3262863
必要な材料(1人分)
・トマト 中2個
・ニンニク 1かけ
・ココナッツオイル 大さじ1
・塩 少々
・醤油 小さじ1
・パスタ 1人分
作り方
1.半分に切ったトマトを皮を下にして、フライパンに乗せます。
2.切ったニンニクをフライパンに入れて、塩とココナッツオイルを入れます。フライパンに火をかけて炒めます。
3.弱火でフライパンに蓋をして焼きます。トロトロと焼きあがったら、醤油を振りかけます。
4.ゆであがったパスタの上にかけて終わりです。

ココナッツオイルを上手にとり入れて痩せやすい体に
ダイエット効果につながるココナッツオイルを上手に取り入れて、痩せやすい体質に近づけていきましょう。ココナッツオイルを摂取して、バランスのよい食事と、運動を取り入れ、継続することが大切です。日常の生活の中に簡単に取り入れられるので、気軽に取り入れていきましょう。