【オイル&化粧水の活用法】特性を知ってスキンケアの効果をアップ

2017.09.04

【オイル&化粧水の活用法】特性を知ってスキンケアの効果をアップ

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

現在店頭には多種多様な美容系オイルが並んでいます。しかし美容系オイルは正しい使用方法でなければ、上手く効果を引き出せません。美容系オイルの特徴や機能を知り、オイル美容についての知識を付け、いつものケアのステップアップに活かしていきましょう。

INDEX

目次

    美容系オイルの機能と特徴

    肌の表面に働きかけて水分の蒸発を防ぐ

    そもそもオイルは、非常に肌になじみやすいという性質をもっています。これは肌の表面に、汗と皮脂が混じった油膜というものがあるからです。油膜は油分なので水を弾きますが、同じ油分であるオイルであれば上手く混ざり合います。これにより、比較的短時間で肌に浸透していくのです。

    また、肌にオイルを使用すると、もともと肌にあった油膜を助ける働きをします。この油膜は、肌の角層から水分が蒸発してしまうのを防ぐ役割を持っています。このことからも、肌の保湿に油分が欠かせないことが分かります。

    オイル使用でも水分がなければ乾燥する

    オイルを肌に使用すると、油膜が水分の蒸発を防いでくれるので保湿の効果はありますが、かといってオイルさえ使用していれば保湿されるわけではありません。油分はあくまでも油分。肌に潤いを与えるためには、当然水分は必要です。

    水分をしっかりと浸透させた肌に油分を与えて、蓄えた水分の蒸発を防ぐことが乾燥を改善するための保湿なのです。水分だけ、油分だけでは保湿にはなりません。双方を正しく肌に使用することが大切です。

    しっとりして水分不足に気づきにくい

    油分は非常に肌なじみがよく浸透力も高いので、オイルを肌に使用すると肌がしっとりするのがよくわかります。そしてこの効果は、比較的長く持続します。

    しかし油膜は、水分の蒸発を完全に防いでくれるわけではありません。肌に与えた水分は、時間の経過に従って少しずつ蒸発をしていきます。油膜は、その蒸発にかかる時間をゆっくりにする効果でしかないのです。

    しかしオイルが肌にもたらすしっとり感は、水分蒸発にかかる時間よりも持続します。その結果、肌の表面はしっとりしているのに、肌の奥は水分不足になっているという事態になってしまうのです。

    100%油成分なので上から保湿できない

    肌に存在している油膜というのは、汗という水分と皮脂という油分が混ざり合ったものです。一方で、美容系のオイルはその名の通り、100%オイルです。このオイルを肌に使用すると、肌にもともと存在する油膜よりも水分を弾く力が強い油膜が、肌の表面を覆います。

    より強力な油膜の張った肌に水分を与えても、油は水を弾くので、水分は油分に遮られて肌の中に浸透できません。つまり、美容系オイルを使用した肌は、その後の保湿の効果を得られにくくなります。

    年齢とともに肌の水分を持続する力は弱くなっていくため、常に水分を与えるスキンケアを必須としていきます。美容系オイルは、使用することで継続的な保湿ができなくなってしまうのです。

    美容オイルをスキンケアに使用するタイミング

    スキンケアの最後に塗る

    オイルは肌に油膜を張り、その後に水分を与えても弾いてしまいます。したがって、バリア機能と高い保湿力を求める人は、美容系オイルは基本的には、スキンケアの一番最後に使用するのが望ましいでしょう。

    化粧水、乳液、美容液、美容系オイルの順で使用すれば、オイルまでの間に蓄えた水分を油分で強化された皮膜がフタをしてくれます。皮膜は水分の蒸発を妨げるので、保湿効果が持続します。

    しかし、オイルを付けすぎると肌の内部は乾燥しているのに、皮膜に遮られて水分を補給できないということになりますので、1~2滴程度を付ければ充分でしょう。

    洗顔後など水分に触れた後すぐに塗る

    乾燥肌で肌が固い場合は、洗顔後やお風呂上がりに美容系オイルを使用するというスキンケア方法もあります。お風呂上がりなど、スキンケアをする前にごく少量のオイルで肌を柔らかく整えてあげれば、その後の化粧水などが浸透しやすくなります。

    人の肌はレンガ状になっていて、そのレンガ状の隙間を細胞間脂質というものが埋めているのですが、乾燥肌の人は、この細胞間脂質が不足している状態にあります。

    美容系オイルは、この細胞間脂質に対して非常になじみやすい性質を持っていて、肌を整えてくれるのです。整えられた肌には水分が浸透しやすくなるので、潤いやすくなります。

    化粧品にほんの少しブレンドして使用する

    肌にオイルを付けることに抵抗がある人にオススメの使用法が、化粧品に少量をブレンドするやり方です。例えば化粧水や乳液、クリームに混ぜれば保湿力が大きくアップします。水と油なので混ざりにくそうですが、そういうときは、粘度の低いオイルを使用すれば混ざりやすくなります。

    また、リキッドファンデーションに混ぜるというのも非常にオススメです。手のひらに出したリキッドファンデーションに、美容系オイルを1滴使用するだけで、いつものリキッドファンデーションが格段に変わります。

    伸びやすくなり、肌にツヤ感を増す効果もあります。またオイルを混ぜないリキッドファンデーションに比べ、化粧崩れがしにくくなります。更には保湿効果もあるので、試してみて損はないでしょう。

    美容オイルによく使用されるオイルと特色

    皮脂のバランスを調整するホホバオイル

    ホホバオイルには、ワックスエステルという成分が多く含まれていますが、これは人間の体内成分にも同じものが存在しています。このワックスエステルが肌を守り、水分の蒸発を防いでくれるのですが、加齢とともに減少してしまいます。

    これを補うのにホホバオイルは非常に適しているのです。体内成分に近いものであるため、全ての肌質に使用できる点、バリア機能に優れている点からその用途は非常に多岐に渡ります。

    また、ホホバオイルの大きな特徴に、長期保存が出来るという点があります。通常、油は酸化するので長期保存に向きませんが、ホホバオイルは酸化しにくいため、長期の保存が可能なのです。

    しかし、寒い季節は固まりやすくなってしまうため、温度を下げないための工夫が必要です。一度固まってしまっても品質には問題がないので、溶かせばまた使用できます。

    ビタミンEを多く含んでいるアルガンオイル

    アルガンオイルは、ビタミンEを多く含んだオイルです。ビタミンEが多く含まれているということは、抗酸化作用に優れているということです。例えば、日焼け由来の肌荒れなどは活性酸素が発生したことにより起こるものですが、抗酸化作用のあるビタミンEを摂取することにより抑えることができます。

    さらにビタミンEを多く含むアルガンオイルは、肌のターンオーバーを促すため、美白にも高い効果をもたらします。このターンオーバーを促す作用により、シミ予防は勿論ですが、できてしまったシミの改善にも効果があります。

    アルガンオイルは顔だけでなく、髪に使用することで美髪作りにも一役買ってくれる、非常に優れたオイルになっています。

    ビタミンやミネラルを含むアーモンドオイル

    アーモンドオイルは、ビタミンEを多く含んでいるので高い美白効果があります。また、ミネラルを多く含み、肌に優しく低刺激な点も魅力です。古代ギリシャでは、トリートメントのように使われていたこともあり、頭皮のマッサージや髪のケアにも最適です。

    また、アロママッサージのキャリアオイルとしてもオススメです。香ばしいアーモンドの香りはクセがないので、精油の香りを邪魔しません。アーモンドオイルは質感が柔らかいので、マッサージにも非常に適しています。

    アーモンドオイルは、安価なものからとても高価なものまでさまざまな種類が発売されています。高価なアーモンドオイルは、低温圧搾という成分を壊さない手法で抽出されているので、より高い効果を求める人にオススメです。

    マカダミアナッツオイル

    マカダミアナッツオイルは、オイル独特の重さのないサラリとした使用感が特徴のオイルです。料理などに使用されることも多く、マカダミアナッツオイルに含まれているオレイン酸が、血液をサラサラにしてくれたり整腸作用をもたらしてくれたりと、非常に優れた効能をもたらしてくれます。

    マカダミアナッツオイルには、パルミトレイン酸という成分も多く含まれています。このパルミトレイン酸は、皮脂や角層の働きを正常にしてくれる効果があります。これによりシワやたるみなど年齢による肌のトラブルの緩和をしてくれるので、アンチエイジングには適したオイルといえるでしょう。

    肌への浸透力が優れたオイルで、使用している化粧品の浸透も助けてくれることから、消えるオイルとも呼ばれるマカダミアナッツオイル。保湿効果に優れているので、全身に使用するのがオススメです。

    ビタミンAやポリフェノールを含んでいるオリーブオイル

    整腸作用などの効果が高いので、美容系というよりも食用のイメージが強いオリーブオイルですが、肌に使用しても素晴らしい効果をもたらしてくれます。ビタミン類も豊富なので、シミやシワ、肌のハリなどが気になる大人の肌に嬉しい高いアンチエイジング効果があります。保湿効果にも優れているので乾燥肌の人にもオススメです。

    さらに、オリーブオイルを肌に使用するメリットは、美肌作りのためだけにとどまりません。オリーブオイルは抗炎症作用があるので、アトピーの肌の改善にも効果があります。

    医薬品に比べれば炎症そのものを抑える力は当然劣りますが、炎症に伴って発生しがちな掻き壊しなどの傷をオイルで保護し、治癒を早める効果があり、炎症にオリーブオイルを使用することは、非常に高いメリットがあるといえるでしょう。

     

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    オリーブオイルでニキビを改善する方法。使用時のポイントと注意点 

    免疫力に働きかけるココナッツオイル

    免疫力を高め、高い抗菌作用を持つココナッツオイル。食用として摂取するとエネルギーに変換されるので、余分な脂肪を付きにくくして、ダイエットや整腸作用などの効果があります。また、コレステロール値を下げる効果もあるので、動脈硬化予防にも優れています。

    もちろん、食用だけではありません。その高い抗菌作用は、細菌による肌トラブルの改善にも役立ちます。細菌による肌トラブルというのは、水虫やカンジタなどを指し、患部に塗布することで症状の緩和、改善に一役買ってくれます。

    ココナッツオイルは飽和脂肪酸を含んでいるので酸化に強い反面、真冬など温度が下がってしまう季節には、固体化してしまうという性質があります。25℃以上の温度で液体に戻るので、固体化して使いにくい時は、湯煎にかければ問題なく使用できます。

     

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    ココナッツオイルダイエットが支持される効果的な方法とは? 

    保湿効果のある馬セラミドを含んでいる馬油

    美容系オイルが流行する以前から愛されているのが馬油です。100%天然由来のオーガニックなものが多く、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広く使用できるのも大きな魅力といえるでしょう。

    馬油はべったりとしたテクスチャなのですが、非常に浸透力に優れていて、肌に伸ばすとすぐになじんでいきます。消炎作用が高いこともあり、昔からヤケドの薬として使用されてきました。軽いヤケドなら馬油を塗布することにより、熱を取り除き消炎作用が痛みを緩和してくれます。

    馬油はオーガニックで肌に優しいので、日常のスキンケアにもオススメです。肌のキメを整え、潤った肌にしてくれます。

    オレイン酸を多く含んだ椿油

    古来から日本女性の美に貢献してきた椿油。髪に使用するイメージが強いですが、肌に使用しても、さまざまな効果が期待できます。椿油の特徴として、オレイン酸を多く含んでいるということが挙げられます。人の皮膚にも含まれているものなので肌の成分に近く、低刺激で肌への浸透に優れています。

    また、椿油は空気に触れても酸化しにくいために、肌に使用するとさらりとした油膜の効果が続き、水分の蒸発を防いでくれます。殺菌抗菌作用にも優れているので、椿油を多めに使用し、老廃物を浮かせて取り除けば、ニキビ予防にもなります。

    椿油は、世界三大オイルに入るほど効果の高いオイルなので、髪だけではなく全身に使用することをオススメします。

    美容オイルの機能に有効な使い方

    全身のマッサージ用に使用する

    基本的に、オイルには肌を柔らかくする機能があるので、マッサージオイルとしての使用は非常に適しているといえるでしょう。特にアロママッサージのキャリアオイルとして、精油とブレンドして使用することで、より高い効果を得られるでしょう。

    マッサージオイルとは、香りのよい精油とベースとなるキャリアオイルをブレンドして作成します。このキャリアオイルとなる美容系オイルは、現在さまざまな効能のものが販売されているので、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。

    週に1回ほどマッサージをする習慣をつけると、新陳代謝が促進され、顔だけでなく全身を綺麗な肌にすることができるでしょう。

    塗った後蒸しタオルを乗せてオイルパックする

    洗顔後の肌に、多めのオイルをなじませて優しくマッサージをします。強い力をかけると肌を傷めてしまうので、指の腹で優しくマッサージすることを心がけましょう。オイルが顔になじんだら、少し熱めにした蒸しタオルを顔に乗せます。

    数分おくと毛穴が開き、詰まった汚れが油の力で緩むので、皮脂汚れなどを簡単に取り除くことができます。あとは、タオルで使用後のオイルを優しく拭き取るだけ。このオイルパックをすることで、その後のスキンケアの浸透力が格段にアップします。

    余分な皮脂を落とす効果があるので、オイリー肌の人にもオススメです。オイルパック後の肌は、ふっくらもちもちになるので効果が実感しやすいでしょう。

    頭皮ケアやトリートメントとして使用する

    オイルと皮脂は同じ油同士なので、非常によくなじみます。この性質を利用すれば、頭皮のケアにも美容オイルを使用できます。

    シャンプー前の髪をブラッシングし、オイルを頭皮全体になじませていきます。頭皮を傷つけないように指の腹で優しくマッサージをしましょう。頭皮全体になじんだら、5分ほどおいて洗い流すのですが、このときに蒸しタオルで頭皮を温めておくと、より毛穴が開くので汚れが取り除きやすくなります。

    また、タオルドライ後の頭皮に少量のオイルを使用し、頭皮のマッサージをしてから髪を乾かすと、地肌の保護にも効果があります。さらに、パサつきの気になる毛先に、トリートメントとして使用するのもオススメです。

    オイルは保護する力も強いので、補修と保護を同時に行ってくれて、傷んだ髪には非常に嬉しいですね。付けすぎるとベタつくので、量の加減には気をつけましょう。

    日焼け止めを塗る前に使用して肌を保護する

    日焼け止めの刺激で肌が荒れる人にオススメなのが、美容系オイルを使用してから日焼け止めを塗るという方法です。なじみのよい植物性のオイルで、肌を保護してから日焼け止めを塗ることで、刺激を軽減させることができます。日光による肌へのダメージ軽減にもなるので、オススメです。

    美容系オイルの中には、日焼け止め効果のあるものもありますが、オイルは日光で焼ける性質があるので注意が必要です。使用しているオイルの説明などをしっかり読み、日焼け止め効果を謳っていないものに関しては、日焼け止め代わりに使用するのは絶対にやめましょう。

    オイル焼けをして、くすみや黒ずみの原因になってしまいます。

    入浴剤としてお風呂に混ぜながら入れる

    お風呂上がりに肌が乾燥してしまう人は、入浴剤として美容オイルを使用することをオススメします。やり方はとても簡単で、浴槽にスプーン2杯程度のオイルを混ぜるだけ。あとは普通に入浴するだけです。

    オイルを入れたお湯に浸かることで、油分が肌になじみ、乾燥で固くなった皮膚を柔らかく整えてくれます。お湯に浸かりながら肌をマッサージすることで、より高い効果を得られるので、余裕があるときはゆっくりマッサージするのもよいでしょう。

    湯上りに乾燥して、肌がカサカサになりがちな人の肌ケアとしても、非常にオススメの入浴法です。

    肌に優しいクレンジングとして使用する

    通常のクレンジングには、大抵界面活性剤が入っています。それがイコール悪いわけではありませんが、肌にとって負担になるのは確かです。

    そこで、クレンジングに美容系オイルを使用するという手法があります。メイクや皮脂は油なので、オイルで浮かして取り除くことができるのです。オイルとメイクをなじませてからティッシュなどで優しくふき取り、その後洗顔をするだけなのですが、普段のクレンジングよりも肌への負担を減らすことができます。

    敏感肌や乾燥肌の人は、オイルとメイクをなじませたあとに蒸しタオルを10秒ほど顔にあて、汚れを拭き取ってからぬるま湯ですすげば、より肌に優しくメイク落としが行えます。

    スキンケアに使用できるオススメのオイル

    SK-Ⅱ フェイシャルトリートメントオイル

    SK-?独自成分濃色ピテラTMを配合し、潤いを長時間キープするオイルです。この黄金比で配合されたピテラとオイルの2層が、乾燥と深刻な肌トラブルに高い効果をもたらします。

    肌本来の働きを整えてくれる濃縮ピテラにオイルが混ざり合うことで高い浸透力を持ち、みるみる肌に潤いを与えてくれます。しかもこの潤いを長時間キープするのも魅力的です。

    乾燥で固くなった肌を柔くし、化粧ノリの改善にも大活躍。オイルでありながらベタつかず、さらりとした使い心地なので、オイルのベタつきが苦手な人にもオススメです。天然由来のラベンダーとキャロットハートをベースに配合されたリラックスできる香りの製品です。

    テラクオーレ ダマスクローズデューオイル

    4種のオーガニックオイルをブレンドし、滑らかな肌なじみを実現させたオイルです。さまざまなエイジングの悩みにアプローチするエイジングケアの強い味方。数滴使用するだけで肌を滑らかに整え、肌にハリとツヤを与えてくれます。

    こっくりした使用感ながら、肌なじみにとても優れていてベタつかず、浸透力が高いのも魅力的です。引き締める効果もあるので、たるみの気になる人にもオススメしたい製品になっています。ダマスクローズの高貴な香りがふんわりと香り、スキンケアしながら癒し効果が得られるのも魅力です。

    DHC オリーブバージンオイル

    完全有機栽培のオリーブから抽出された、天然100%の最高級の美容オイルです。オイルとローションの美容成分が混ざり合い、角層までしっかり密着浸透。潤いを肌に閉じ込めます。保存材や酸化防止剤を一切使用していない無添加なので、肌に非常にやさしい点も特徴の1つ。赤ちゃんからお年寄りまで使用できます。

    無添加のオイルが紫外線から肌を守り、さらに肌の酸化を抑えてくれるので、ニキビ予防にも非常に高い効果をもたらしてくれます。リキッドファンデーションに混ぜて使用すれば、保湿効果の高いファンデーションになるので、化粧をしながらスキンケアにもなります。

    コヨリ 美容液オイル

    4種をブレンドした植物オイルと和漢植物エキスで皮脂をサポートしてくれるオイルです。年齢とともに減少してしまう皮脂をこのオイルで補うことができます。

    和漢植物エキスがエイジングケアに高い効果をもたらし、皮脂を補うことでシワやハリの不足を改善。潤いとハリ、ツヤのある健やかな肌に導いてくれます。オイルなのにベタつかないのも特徴で、肌に塗った瞬間に溶け込むようになじみます。

    美容液とオイルの2層からできているので、よく振って混ぜてから使用することで、まず美容液成分が肌に素早く浸透し、その後にオイルが浸透した美容液成分にフタをすることで潤いをキープ。潤いの持続を実感できる製品になっています。

    オイルブースターの特徴と使い方

    水分と混ざって肌を柔らかくする

    油分は本来、水分と相性が悪く、化粧水などの前に使用するには向きませんが、最近販売されている美容系オイルの中には、ブースターとして使用できるものも多く見られます。洗顔後の肌に優しくオイルをなじませることで水分と混ざり合い肌を柔らかくしてくれます。

    乾燥して固い肌には水分がなじみにくいですが、オイルで柔らかく整えた肌は、その後の化粧品が浸透しやすくなります。肌を柔らかくすることで潤いの土台を作り、その後のケアの補助になるので、ブースターとして使用するのは決して無駄ではありません。

    化粧水とからめることで肌への浸透力を高める

    ブースターとしてオイルを使用することで、そのあとに使用する化粧水と絡まり合い、浸透力が高まる効果もあります。また、ブースターとして使用する際にアロマブレンドしたオイルで柔らかくマッサージをするのもオススメです。

    顔の筋肉を優しくほぐし、アロマの効果で癒しにもなるほか、肌状態を整えるのでその後のスキンケアも格段に効果が上がります。精油を気分によって変えれば、マンネリ化しやすい日々のお手入れも楽しいものになるのではないでしょうか。

    オイルをブースターとして使用する

    1.洗顔後数滴ほど肌に塗り込みなじませる

    洗顔後の肌に、数滴のオイルを優しくなじませます。強い力をかけるのは肌への負担になるので、優しくなじませることを意識しましょう。

    このとき、ブースターオイルをキャリアオイルとして精油をブレンドし、アロマブレンドしたものを使用すれば、リラックス効果も同時に得ることができます。

    2.化粧水や美容液をハンドプレスする

    ブースターオイルで柔らかくした肌に化粧水をつけます。つけるときは、ハンドプレスで化粧水を使用することをオススメします。手のひらや指につけた化粧水を肌にぴったりと密着させて、じんわりと浸透させていきましょう。

    力は必要ありません。密着させるだけです。ブースターによって浸透力の上がった肌に、化粧水がみるみる浸透していくでしょう。

    3.クリームや乳液など通常のスキンケアをする

    化粧水を浸透させたあとは、通常のスキンケアを行いましょう。ブースター効果で浸透力は上がっていますし、化粧水で潤いも増した肌なので、スキンケアの効果も違ってくるはずです。

    美容系オイルを使うときに知っておきたいポイント

    食用オイルは精製方法が異なるため肌には使用しない

    食用のオイルと美容オイルは、同じ原料から作られていますが、精製方法が異なります。食用オイルを肌に使用しても問題はありませんが、美容目的で作られたオイルよりも効果は格段に下がってしまいます。

    また、食用オイルは防腐剤などを使用している場合もあるので、肌に使用すると思わぬトラブルを招くこともあります。使用感に関しても、肌に使用することを目的として作られたものに比べると、ザラつきや臭みなどがあることもあるので、注意が必要です。

    精製されているかどうかで使用感が異なる

    美容オイルは肌に塗ってマッサージなどをする化粧品として作られていますから、低刺激にできています。純度も高く、臭みなども取り除かれています。

    市販の美容系オイルの中には、防腐剤などを使用しているものもありますが、美容系オイルを選ぶ際は純度の高い無添加のものにした方が肌との相性もよくなります。

    使用期間や保管期限を確認する

    美容オイルは一部を除いて、純度の高いものほど酸化しやすくなっています。酸化したものを肌に使用すると思わぬトラブルを引き起こしかねません。

    美容系オイルを購入したら注意をよく読み、きちんとした保管方法で保存しましょう。開封後は空気に触れることで、より酸化しやすくなりますから、期限内使用を心がけ、なるべく早く使い切りましょう。

    使用用途によってオイルを使い分ける

    美容系のオイルは、その原料によって効果が異なります。その特徴によって、使用方法の向き不向きもあります。マッサージに適しているもの、トリートメントに適しているもの、スキンケアに適しているもの、など使用方法は多岐に渡ります。

    しかし、全てのオイルが全ての用途に適しているわけではありません。間違った使用方法をすると効果が無いだけでなく、思わぬ刺激から肌トラブルになりかねません。いろいろな使用方法を試す前に説明書きをきちんと読んで、適した使用方法でオイルと付き合っていきましょう。

    パッチテストで試して使用する

    乾燥肌の人やオイリー肌の人の場合、肌質によって合うオイルは異なります。相性の悪いオイルを使用するとトラブルの元です。天然のものや無添加のものでも、アレルギー反応が出ることも有り得ることです。特に敏感肌の人は、使用前にパッチテストをするようにしましょう。

    絆創膏などにオイルを塗布し、太ももや二の腕など皮膚が柔らかい部分に貼り、24時間後に剥がして経過を見ます。ここで問題が見られなかった場合は、顔に少量使用し、また24時間様子を見てみましょう。

    美容オイルと化粧水を上手く使って肌の浸透力を高める

    美容オイルは上手に導入すれば、肌の浸透力を底上げしてくれる強い味方になります。また、さまざまな用途に使用できるので、顔だけでなく髪や全身のケアにも非常にオススメです。

    しかし間違った使用方法では効果が実感できないだけでなく、肌トラブルを引き起こしかねません。大切なのことは、オイルの特色をしっかり知ること。自分が求める効果をもたらしてくれるものを選び、美容系オイルと上手に付き合っていきましょう。

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