老化防止の方法。日常生活と食事の改善で細胞から若返りましょう

2017.09.04

老化防止の方法。日常生活と食事の改善で細胞から若返りましょう

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

年齢とともに気になる老化をどうにかくい止めたい。老化の原因は、生活習慣や食生活にあります。老化物質を抑えるための栄養素をしっかりと摂ることで、体が老化していくことを遅れさせることにつながります。少しでも老化を抑え、美しい状態を保ちましょう。

INDEX

目次

    老化とはどういうことか

    肌の新陳代謝が衰えてしまう

    新陳代謝とは、簡単にいうと、体の細胞が古いものから新しいものに変わることをいいます。新陳代謝は、筋肉によって促されていますが、年齢を重ねるにつれて、筋肉が落ちていってしまい、新陳代謝が衰えてしまうのです。

    新陳代謝が衰えると、肌の細胞が生まれ変わることが遅くなるので、肌の細胞が古いまま老化してしまい、ハリがなくなるなど、肌トラブルにつながります。

     

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    疲れが取れにくくなってきてしまう

    年齢とともに筋肉が落ちていくことで、疲れが取れにくくなってしまいます。筋肉は、血液を押しだすポンプ作用を持っています。

    筋肉が弱くなることで、血液が流れる力も弱くなり、疲労物質が体内に長い時間滞在してしまいます。結果として、疲れが取れにくくなることにつながるのです。

    また、筋肉を使わないと筋肉が硬くなってしまい、疲労物質が溜まってしまうこともあります。ストレッチで筋肉を伸ばすことで、改善につながります。

    基礎代謝量が減少して太りやすくなる

    筋肉が落ちることで、基礎代謝量も大幅に減ります。基礎代謝が落ちると、何もしないでも消費するカロリーが減るので、太りやすい体になります。食事で食べたものが筋肉で消費しきれずに体内に脂肪として蓄積されていくためです。

    筋肉は使わないと減っていく一方です。ワークアウトを日課にすると、筋肉の維持、もしくは増量につながります。コツコツ運動を取り入れ、筋肉を怠けさせないようにしましょう。

     

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    からだのサビと呼ばれる酸化現象が老化の原因

    活性酸素が必要以上に作り出されてしまう

    活性酸素は、体のサビともいわれていて、体内の細胞を老化させます。活性酸素は、酸化させる力が強い酸素で、体に不必要だというイメージが強いかもしれませんが、活性酸素は適量でしたら、身体に必要なものです。

    酸化力が強いことは悪いことばかりでなく、殺菌作用も強いです。体内に入り込んだ細菌類を殺してくれる役割があります。また、酵素の働きを促進する効果もあります。

    活性酸素のもたらす影響

    活性酸素はある程度の量は、身体中の細胞の健康を維持することに必要です。活性酸化が必要以上に体内にあることは、体をサビさせ老化させる原因になってしまいます。

    具体的には、体内の組織が衰え、内臓などの動きが衰えてきたり、肌トラブルとしては、しわやシミなどができてしまったりします。

    紫外線を浴びてメラニンが生成される

    紫外線を浴びると、皮膚を守ろうと活性酸素が活発に発生します。活性酸素は、身体の細胞を外部から守るために作られているもので、強力な酸化作用により、有害物質を殺します。紫外線も人体にとって有害な物質です。

    紫外線を浴びることでも、活性酸素が発生します。紫外線を浴びすぎると活性酸素が増えすぎてしまい、肌を守ろうとする働きが発生するため、メラニンが生成されます。メラニンはシミの原因なので、シミができやすくなってしまうのです。

     

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    ストレスを感じて自律神経が乱れてしまう

    ストレスを感じると、ストレスに対抗するために副腎皮質ホルモンという、ストレスに抵抗するためのホルモンが分泌されます。この副腎皮質ホルモンの分泌と分解の過程で、活性酸素が発生します。

    また、ストレスにより緊張状態が続くと血管が緊張し、血圧が上がります。その後に、血管が拡張し、血液が勢いよく流れるときに大量の活性酸素が発生してしまうのです。

    ストレスによる自律神経の乱れの改善

    ストレスは自律神経が乱れる原因になり、肌の再生を妨げてしまうことなど様々な不調を起こしてしまうので、ストレスは溜めないように心がけましょう。

    ストレスは自律神経を乱すだけでなく、体に不調を与えるので、適度な運動を日課にすることや、自分の趣味を作りストレスを溜めない環境を作ることが大切です。

    アルコールを多量摂取する機会が多い

    アルコールを飲むと、アルコールを分解するために肝臓が活発に働きます。アルコールは体にとって毒なので、胃や小腸で吸収されたらすぐに肝臓に行き、肝臓は解毒作用を持っているので、肝臓の働きによって分解されるのです。

    この分解される段階でアルコールから体を守ろうと、大量の活性酸素が発生します。また、アルコールは活性酸素が発生するだけでなく、ビタミンCやビタミンB群も大量に消費するため、体に必要な栄養素もアルコールの分解で使われてしまうのです。

    喫煙生活を送っている

    タバコに含まれているタールやニトロソアミンなどの成分は、活性酸素を発生させるもとです。これらの成分が肺に入ることで、肺の細胞を攻撃し、それに対しマクロファージという物質が対抗し、排除します。

    排除する際に大量の活性酸素を出します。発生した活性酸素が肺の細胞を攻撃してしまい、肺が弱り、ガンの原因になってしまったり、全身の酸化につながってしまうのです。禁煙はいいことがひとつもありません。

    食品添加物の多い食べ物を良く食べている

    食品添加物は、自然の物質ではなく、人工的に作られているものです。体の中では異物と判断され、活性酸素が発生し、体の中に取り込まれた食品添加物は最終的に肝臓で酵素により解毒されます。このタイミングでも活性酸素がつくり出されます。

    食品添加物は、知らず知らずのうちに体内に蓄積されてしまいます。すると、活性酸素だけでなく、がんやアトピーなどのリスクも上がってきます。現代の食べ物で、食品添加物を摂取しないのは難しいですが、インスタント食品などを極力取らないように心がけましょう。

    酸化現象を防ぐ抗酸化を普段の生活から意識する

    若返りビタミンと呼ばれるビタミンEを積極的に摂る

    ビタミンEには、抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。体内の細胞膜の酸化による老化を防ぐ効果があるため、老化防止効果になるのです。

    ビタミンEを多く含む食材は、アーモンドやアボカド、うなぎなどがあります。ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、オリーブオイルなどの油と一緒に摂取することで、吸収率が上がるので、一緒に摂取しましょう。

    酸化してしまったビタミンEを再生してくれるビタミンC

    ビタミンCもビタミンEと同様抗酸化作用があります。ビタミンEと一緒に摂取することで、酸化したビタミンEを再生するので、相乗効果です。ビタミンCは水溶性なので、体内の水分の部分の酸化防止をする働きを持っています。

    また、コラーゲンを生成する働きもあるので、美肌には欠かせません。ビタミンCは、フルーツに多く含まれています。レモンやみかんなどの柑橘系が代表的です。野菜類では、ピーマンやパプリカなどにも多く含まれています。

    活性酸素を抑えて抗酸化作用をしてくれる亜鉛

    亜鉛は、ビタミンAの代謝促進させる効果があります。ビタミンAには、抗酸化作用があるので、ビタミンAの代謝を促すことで抗酸化作用をサポートします。亜鉛は、味覚を保つ効果や、免疫力を上げる効果もあるので体調管理には欠かせません。

    亜鉛が多く含まれている食材は、牡蠣、牛肉、うなぎなどです。摂り過ぎると、逆に体に悪影響を与えてしまう場合もあるので、適量を摂取しましょう。

    ストレスを溜め込まないように適度な運動

    ストレスを溜めると、副腎皮質ホルモンというストレス抵抗ホルモンが分泌されます。それと同時に活性酸素が発生します。

    活性酸素を出さないためにもストレスを感じづらくするメンタルや、ストレスを溜めないようにストレス発散方法を見つけておきましょう。

    また、ウォーキングなどの運動もストレスを減らすためにおすすめです。左右対称の同じ動きをする運動は、脳への刺激になり、ストレス緩和効果があるんですよ。

    生活習慣を見直すこと

    生活習慣が乱れていると、疲れが溜まり、疲れが抜けずらくなってしまいます。体の回復や成長をするのは、夜の10時~2時といわれていますが、生活が乱れこの時間帯に眠れないと疲労回復しづらいためです。

    食事に関しては、買い弁や外食ばかりだと、食品添加物がたくさん含まれていたり、栄養が損なわれていたりするので、できる限り自炊をして、食材から料理をするようにしましょう。

    インスタント食品など日持ちするものは、食品添加物がたくさん入っているので、なるべく避けるようにします。

    からだの焦げと呼ばれる糖化現象が老化の原因

    余分な脂質が体内のたんぱく質と結びつき細胞劣化

    老化を促進させる物質をAGEといいます。別名、終末糖化産物といい、たんぱく質と糖が加熱されてできた物質のことで、強い毒性を持ち、老化を進める原因物質です。

    AGEが体内でつくられる仕組みは、血中のブドウ糖が過剰になり血中から溢れ出すと、たんぱく質に糖が結びつき、体温で熱せられ糖化が起きAGEができます。

    体内のたんぱく質が糖化しても、初期の段階で糖の濃度を下げることができれば、元の正常なたんぱく質に戻ります。高濃度の糖が長期間体内にあると、毒性の強い物質に変わってしまい元に戻らなくなるので、注意が必要です。

    過剰な糖の摂取により血糖値が上昇してしまう

    ケーキやお菓子、甘いものは過剰な糖の摂取により、血糖値を上昇させます。血糖値を急激に上げることは、細胞膜に炎症を起こし、老化を加速する原因です。

    細胞膜のダメージが繰り返し起こると、ブドウ糖を細胞に取り込む機能が衰えてしまい、血中に糖が必要以上に出てしまいます。血中のブドウ糖が、たんぱく質などと化学反応を起こし、上記で説明したAGEを生み出していきます。

    炭水化物中心の食生活

    炭水化物中心の食生活は、血糖値を上昇させます。血糖値に関係の深いGI値という値があります。炭水化物を含む食品を摂取した直後の血糖値の上昇度合いを、同じ量のブドウ糖を摂取した直後の血糖値の上昇度合いと比較した値のことです。

    100を最高値として数字が大きいほど血糖値が上がりやすく、小さいほど上がりにくくなっています。具体的にGI値が高く急激に血糖値をあげる食品は、白砂糖や精製された白い穀物です。

    精製された白い穀物は、白いご飯、白いパン、うどん、小麦粉、そうめんなどがあります。胚芽の部分を捨ててしまっているので、ビタミンやミネラルが損なわれ、カロリーはあっても栄養は乏しい食品になってしまっています。

    運動不足により血糖値が上がりやすくなる

    私たちが生きていくためのエネルギーは、食事から摂った炭水化物を体内でブドウ糖に変え、エネルギーとして利用します。運動をすることによって筋肉によるブドウ糖消費が促進されるのです。インスリンは、ブドウ糖の代謝を高め、血糖値を下げる働きがあります。

    運動不足になるとブドウ糖代謝が悪くなり、インスリンの効きが悪くなってしまいます。そのため、血糖値をうまく下げることができなくなってしまうのです。運動は高血糖状態を免れる働きがあるので、軽い運動を行いましょう。

    睡眠不足により糖代謝が悪化する

    睡眠不足は、レプチンという食欲を制御するホルモンの分泌を減少させます。その逆にグレリンという食欲を促進するホルモンの分泌を増加させます。また、炭水化物を欲しくなる傾向があります。

    糖の代謝が悪くなることで、体に糖が溜まりやすくなってしまい、新陳代謝が悪くなり肌のくすみや吹き出物などの原因になりかねません。6時間以上の睡眠を心がけ、長すぎても良くないので、9時間未満で起きることを心がけましょう。

    糖化現象を普段の生活から防ぐ方法

    重要なのは食生活を正しくすること

    食生活を正しくすることで、血糖値をコントロールすることができます。食事を決まった時間にとることで、体内時計を整えることができます。体内時計が整うことで、急激な血糖値の上昇を抑えられることができます。

    急激な血糖値の上昇を抑えることができると、老化促進物質のAGEを抑えることができます。食生活の時間と炭水化物少なめのおかずの種類が豊富なご飯を心がけ、食事で生活リズムを作りましょう。

    糖化防止に効果的な食材を選ぶ

    糖化防止に効果的な食材は、野菜の王様であるブロッコリーや、玉ねぎです。ブロッコリーには、ビタミンCが豊富に含まれていて、レモンの2倍ほど含まれています。ビタミンCには、抗酸化作用があり、老化防止につながります。

    玉ねぎは、ケルセチンという物質が含まれていて、このケルセチンが血管に溜まった脂質などの酸化物を流し、血管をきれいにする働きがあります。よって、血管の老化防止につながります。

    炭水化物を食べてもいいけど食べ順に気をつける

    野菜から食べるべジファーストを行いましょう。野菜から食べることで、体内で食物繊維が膨らみ、食べ過ぎ予防や、血糖値の急激な上昇を抑えます。血糖値の急激な上昇は、インスリンの過剰分泌により老化につながるので、抑えることで老化防止につながります。

    また、野菜を先に食べておくことで、抗酸化作用のあるビタミンやミネラル類を摂取でき、食べ物を食べることによって起こる酸化を、少しでも防ぐことができます。

    低GI値の食品を積極的に選ぶ

    GI値とは、食品が体内で糖に変わり、血糖値の上昇スピードを計った値です。炭水化物の中でも、GI値が低いものを選ぶことで、血糖値の上昇を防ぐことにつながります。例えば、白米より玄米、全粒粉、ふすまなどが、GI値が低いです。

    米や麦などは、精白されているものより、精白されていないものの方が、ビタミンやミネラルが含まれているので、GI値が低いです。果物は、ジュースにすると、食物繊維が減ってしまうので、そのまま食べるようにします。

    有酸素運動を日常生活に取り入れる

    ウォーキングなどの有酸素運動を継続的に行うことで酸化防止効果があります。ウォーキングなどの軽めの運動を20分以上続けることで、体内の体脂肪が消費され、その際に酸素が消費されます。

    脂肪を燃やし、体内の活性酸素を抑える働きがあるのが、有酸素運動です。日常的に、この有酸素運動を繰り返している人は、体内の抗酸化酵素を活発に働かせる機能が強くなることが解明されています。

    有酸素運動を日常生活に取り入れて、老化しにくい体を作りましょう。

     

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    紫外線対策をばっちりとする

    紫外線は、肌を痛め、体内に活性酸素を増やすため、体を糖化や老化を促進してしまいます。日焼け止めや、日傘などの紫外線対策をしっかりと行い、紫外線から肌をできる限り守りましょう。

    紫外線で痛んだ肌には、シミや黒ずみ、ニキビなどの原因につながってしまいます。対策をしっかりと行うことで、肌の老化だけでなく、体内の老化防止にもつながりますよ。

     

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    肌の老化防止におすすめのサプリ

    ビール酵母 エビオス錠

    エビオス錠は、天然素材の栄養酵母から生まれた指定医薬部外品です。ビール酵母に含まれる40種類の天然由来成分が配合されています。

    体に重要な役割をしている必須アミノ酸が9種類すべて配合や、不足しがちなビタミンB群など9種類のビタミンを配合するなど、栄養価が非常に高くなっています。

    ハイドロゲンEX

    水素のサプリメントです。水素は、ビタミンCなどのあらゆる還元物質の中で一番還元力が高くなっています。還元力が高いことで、体の隅々まで水素が行き渡り、活性酸素と結びつき無害な水に変えます。

    それにより、新陳代謝が良くなり、血流が良くなったり、活性酸素が減ったりすることで、疲労回復力も高まります。水素の他にも食物繊維やポリフェノールなど、美容にも効果的なものがたくさん入っています。

    FUWARI(フワリ)

    プラセンタのサプリメントです。高級美容液成分配合で、見た目年齢より圧倒的に若く見えます。プラセンタは、アミノ酸も多く含まれているので、肌の生成など細胞の再生に役立ちます。コラーゲンのサプリメントが限定でついてくるので、プラセンタと一緒に飲むことで効果を増大させます。

    飲むアスタキサンチン

    アスタキサンチンは、強力な抗酸化力があります。ビタミンEの1000倍、ベーターカロテンの100倍とまで言われています。食べ物では、シャケや、カニなどに多く含まれていて、加熱すると赤くなるものです。毎日シャケなどを食べることが難しい場合は、サプリメントで取ることをおすすめします。

    老化防止に必要なのは規則正しい生活を送ること

    老化防止の根本は、まず規則正しい生活を送ることです。規則正しい生活を送り、食事も決まった時間にすることによって、インスリンの過剰分泌を免れ、老化防止や、生活習慣病の予防にもつながります。

    寝る時間がしっかりと確保されていることで、疲労をためこみにくくする働きもあります。規則正しい生活を送って、その日の疲れや、ストレスを次の日に持ち込まないように心がけましょう。

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