目次
リキッドファンデーションのメリット
艶肌に見せてくれる
リキッドファンデーションは、顔料を水分と油分で乳液状にしてあるファンデーションなので、肌なじみがとてもよく、今流行りの「艶肌メイク」に必要な、「みずみずしくてうるおいのある肌の質感」をより効果的に作り出すことができます。
乳液状のテクスチャーの中でもなるべく軽いものを選ぶと、とても伸びがよく薄付けすることができるので、はじめての人でもしっかり潤った健康的な素肌感を作りやすくなります。自然な艶と潤いに満ちた素肌感を演出するのが艶肌メイクには適したファンデーションです。
肌に密着するので化粧崩れしにくい
リキッドファンデーションは、細かい粒子にしたファンデーションの顔料を、液状にしてあるものなので、肌によくなじんで、薄くムラなく伸ばすことができるので、顔全体にしっかり密着させることができます。
肌にしっかりフィットさせることで、化粧崩れもしにくくなるので、突然の雨や夏場の汗などといった、防ぎにくい水分にも強く、化粧直しに時間が掛からないので便利です。顔に塗る前に手に置き指でなじませてから塗るとより化粧崩れしにくくなります。
油分が多めなので乾燥肌におすすめ
水分と油分でファンデーションの顔料を乳液状にしてあるリキッドファンデーションは、パウダータイプのものと比べると2~3倍もの油分を含んでいるので、乾燥肌の人にはおすすめです。
最近人気の高いリキッドファンデーションには、スクワランやコラーゲンといった保湿成分をプラスしてあるものも増えているので、肌の乾燥が気になる場合は、保湿成分配合のものを選ぶと使いやすいです。
なめらかな液状のファンデーションなので、保湿力を高めると同時に、肌にしっかり密着することで外的な要因として起こりやすい、エアコンや紫外線を原因とした乾燥から守ってくれることも、乾燥肌の人にはおすすめの理由です。
気になる肌の悩みをカバーしてくれる
年齢を重ねることによって、少しずつ気になりはじめるシミやそばかす、肌のくすみ、ニキビ跡などの肌の悩みは、肌なじみがよく、伸びのよいリキッドファンデーションの抜群のフィット感でしっかりとカバーすることができます。
カバー力の高い高機能な商品も多く発売されているので、自分に合ったものを見つけることで、薄付けナチュラル艶メイクを楽しむことができます。
メイク初心者でも扱いやすい
メイク初心者の頃は、ファンデーションのトーンを選ぶ時に、自分の肌の色調と合わせることが難しく、首と顔の色の差ができてしまう…という失敗をしてしまいがちです。
その点、薄くしっかり伸びるリキッドファンデーションを使うと、肌になじみやすいので、ムラなく顔全体に広げることができ、自然な素肌感に仕上げることができるのでおすすめです。
▼さらに詳しい解説はこちら
「スキンケアファンデーション」で肌を日常からケアしましょう

リキッドファンデーションのデメリット
肌の密着度が高いので肌に負担がかかる
リキッドファンデーションは、顔料を肌にしっかり密着させるために、油分と水分を乳化させる界面活性剤や水分を腐らせないための防腐剤などの化学物質が多く含まれています。
その化学物質が、ファンデーション自体の密着度の高さから毛穴周辺に蓄積してしまうことで、酸化してしまい肌によけいな負担を掛けて肌トラブルを起こしてしまうことがあります。
普通のクレンジングでは綺麗に落ちない
肌にしっかり密着するリキッドファンデーションは、水に強く油分も多いため、ミルクやクリームタイプなどの普通のクレンジング剤ではなかなかきれいに落とすことができません。そこでよく使われるのが、オイルタイプやジェルタイプのクレンジング剤です。
油を油で浮かせて落とす原理なので、ごしごしと肌を擦る必要が無く、やさしくなじませることで落としていくのですが、肌に必要な皮脂まで落としてしまうので、化粧を落とした後は、保湿ケアをしっかりする必要があります。
化粧直しが難しい
長時間化粧崩れしにくくて、水などにも強いことが魅力のリキッドファンデーションですが、一度崩れはじめてしまうと、ひどくヨレてしまったり、全体が浮いてしまうので、サッと手早く直すことが難しいのが大きなデメリットです。
崩れてしまった時にあると便利なアイテム
化粧直しが難しいリキッドファンデーションでのメイクを、なるべく早くきれいに直すことができる便利なアイテムをポーチに常備しておくことがおすすめです。
そのアイテムとは、乳液と使い捨てのスポンジ(コットン、綿棒など)です。スキンケアでいつも使っている乳液をケースに小分けして、化粧ポーチに入れて持ち歩くと、かさ張ることもないので便利です。
手軽な化粧直しの方法
乳液をスポンジやコットン、綿棒など直したい範囲に適したサイズのものに付け、ヨレたり浮いてしまったファンデーションを一度きれいに落とします。直したい範囲が広い場合は、リキッドファンデーションを少量薄くしっかり伸ばします。直したい範囲が狭い場合は、フェイスパウダーをさっと塗るだけできれいに直すことができます。
オイリー肌には向いていない
リキッドファンデーションは、油分をとても多く含んでいるので、オイリー肌の人が使うと自分の出す過剰な皮脂と混ざり合ってしまい、化粧崩れを早めてしまいます。また、大人ニキビの悪化は油分の酸化によることが原因で起りやすいので、ニキビの気になるオイリー肌の人には不向きなファンデーションです。
リキッド特有のベタベタが気になる
顔料を乳液状にしてあるリキッドファンデーションは、水分と油分を多く含んでいるので、顔に塗ったときに少しベタベタした質感が気になる場合があります。油よりも水の配分が多めになっている、ベタベタ感が少ないテクスチャーを選んでみることがおすすめです。
薄く塗り伸ばしてもベタベタ感が気になる場合は、最後に軽くティッシュオフすると気にならなくなります。

艶肌になるリキッドファンデーションの選び方
自分の肌に合った色を選ぶ
艶肌メイクをするためには、薄付けにした時の、自然なみずみずしい艶感を表現したいので、ファンデーションはの色を、自分の肌の色にきちんと合わせて選ぶことが大切です。
選び方は耳の下あたりのフェイスラインに、何色かファンデーションを乗せてみて、自然になじむ色を探して顔色と首色の境目ができにくいものを選ぶようにしましょう。
乾燥肌は保湿成分が入っているものを選ぶ
肌の乾燥が気になる人は、油分が多めに配合されたリキッドファンデーションを選ぶことがおすすめです。
最近では、ファンデーションの成分に、コラーゲンやセラミドなどといった保湿成分が含まれているタイプものが増えています。成分表示をしっかり確認して選ぶと、メイクしながら保湿できるので薄付けしても乾燥から肌を守ることができます。
敏感肌は界面活性剤フリーを選ぶ
リキッドファンデーションはテクスチャーを乳液状にするために、顔料に水分と油分を合わせてあります。本来は混ざり合うことの無い水分と油分をなじませるために入っているのが、界面活性剤と呼ばれる化学物質です。
界面活性剤は、水と油を溶け合わす性質のものなので、肌にある水分と皮脂もゆるやかに溶かしてしまいます。敏感肌の人は、その影響を受けやすいので、界面活性剤フリーのリキッドファンネーションを選ぶようにすると、艶肌メイクをしっかり楽しむことができます。
ナチュラルに仕上げたいならサラサラした物を選ぶ
艶肌メイクをよりナチュラルに仕上げたい場合には、ファンデーションのテクスチャーが少し液体に近い軽いものを選ぶことで、薄くしっかり伸ばすことができます。サラサラしたテクスチャーはとても伸びがよく、ナチュラルで魅力的な艶肌を表現することができます。

リキッドファンデーションを綺麗に塗る方法
事前に保湿などのスキンケアをする
リキッドファンデーションを綺麗に塗るためには、洗顔後の肌のケアがとても重要になります。洗顔後は、たっぷりと化粧水を肌に含ませ、その水分が逃げないように乳液などでしっかり保湿して、土台になる肌の状態を整えてからメイクを施すようにするときれいに薄く塗り伸ばすことができます。
マッサージをして血行を良くする
洗顔後に顔のマッサージをして血行をよくすると、肌に透明感が増して、艶肌メイクの効果があがるのでおすすめです。
洗顔後、乳液を付けた後に、指の腹で優しく顔を撫でると肌に負担も少なくできるのでおすすめです。肌触りのいいタオルを顔にかぶせてその上からなでるとより負担は少なくなります。
朝、少し時間がある時にはホットタオルを使うとより効果的にマッサージできます。ホットタオルは、水分によく浸したタオルをビニール袋に入れて、電子レンジで2分加熱すれば簡単にできるので、透明感をしっかり出したい日にはおすすめです。
下地や日焼け止めは均一に塗る
紫外線から肌を守るために、化粧下地と日焼け止めは両方使うことがおすすめです。乳液を浸透させたら日焼け止めを顔全体に均一になるように塗り広げ、その後で化粧下地をムラなく塗るようにします。
ファンデーションを塗る前の段階でムラができてしまっていると、すぐにヨレてしまったり、化粧崩れのもとになるのでしっかり均一になるように伸ばしておきます。
気になる肌悩みはコンシーラーで隠す
艶肌メイクをきれいに作るためには、ニキビ跡やシミ、そばかす、クマなどといった肌の悩みをしっかり隠す必要があります。リキッドファンデーションを薄付けした後で、気になる部分にコンシーラーを重ね付けしていくと隠したいものだけきれいに隠すことができます。
ファンデーションはパフや筆を使って塗る
リキッドファンデーションを塗る時は、指で塗り広げていく人が多いですが、きれいな艶肌メイクを作るためには、パフや筆を使ってより薄くしっかり伸ばすように塗ることがおすすめです。
筆やパフを使うことで、ファンデーションを塗り伸ばす時に指でゴシゴシ顔を擦る心配が無くなるので、肌への負担も軽減されます。パフや筆を使えば、メイクの時に手が汚れるという悩みも解消されるのでおすすめです。
余計なファンデーションの油分は軽くオフ
リキッドファンデーションは油分がとても多いので、薄くまんべんなく塗り広げたら、最後にティッシュオフをすると余計な油分やベタつきが気にならなくなります。ティッシュを顔に置き、軽くハンドプレスするようにゆっくり抑えると、ファンデーションがヨレたり剥がれたりすることなく、余分な油分だけを取り除くことができます。
最後はフェイスパウダーでサラサラに
艶肌メイクの仕上げには、フェイスパウダーを使うとテカテカし過ぎずに、きれいに仕上げることができます。その時に使うパウダーはなるべく粒子の細かいものを使うと、よりナチュラルな艶肌になります。

カバー力重視におすすめの艶肌リキッドファンデーション
エスティ ローダー ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ
エスティローダーのダブルウェアは、10cmの至近距離でも毛穴を目立たせないほどの、安心できるカバー力と透き通るような透明感できれいな艶肌メイクを実現させてくれます。そして15時間も化粧崩れしないモチのよさは、夏フェスや花火大会などあなたの特別な一日をしっかりサポートしてくれます。SPF10・PA++なので、毎日の紫外線対策にもピッタリなリキッドファンデーションです。
ケイト シークレットスキンメイカーゼロ(リキッド)
ひと塗りで、気になる肌の悩みを一気にカバーしてくれるハイカバー&スムース処方で、ファンデーションが肌と一体化していくように、しっかり密着して薄くしっかり伸びてくれるのが魅力です。SPF18・PA++なので、日焼け止めなど他の紫外線対策と併用すると安心です。
ディオール ディオールスキン フォーエヴァー フルイド
プロが施してくれたような美しい透明感のある艶肌メイクが、16時間も崩れないのが魅力のファンデーションです。スキンケア成分を配合しているので、メイクをしながらも肌のキメを整えたり、肌の調子を回復してくれるなど、美肌効果にも期待できます。SPF35・PA+++なので、夏のお出かけなどの紫外線対策もしっかりできます。
ランコム ブラン エクスペール クッションコンパクト H
生クッションファンデをいち早く生み出したランコムから、「テカリ知らずの艶生肌」を実現させるために、5種類のスキンケア成分を配合したファンデーションが登場しました。メイクをしながらスキンケアができるので、化粧のモチもよく、美肌効果に期待ができます。SPF50・PA+++で、気になる夏の強い紫外線からしっかり守ってくれます。
イプサ リキッド ファウンデイション
カサつきとベタつきが気になる混合肌の人におすすめのファンデーションです。化粧崩れにくくて、気になるところはしっかりカバーできるので、きれいな艶肌メイクを作ることができます。パール剤を配合しているので、さまざまな光を肌内部で反射させることができ、ナチュラルインパクトな艶肌を表現できます。SPF25・PA++で、日常の紫外線対策はしっかりできます。
イヴ・サンローラン アンクル ド ポー ルクッション
お肌の悩みをしっかりとしたカバー力で補い、みずみずしく潤いに満ちた艶のある肌を表現できるクッションファンデーションです。崩れにくく一日中美しい艶肌をキープすることができます。SPF23・PA++で、日常の紫外線対策はできます。
ロレアル パリ インファリブル ステイフレッシュファンデーション
アミノ酸でコーティングした色素が均一に広がるので、気になる毛穴カバーに最適です。保湿成分としてヒアルロン酸が配合してあるので、崩れにくい艶肌メイクを実現できます。SPF20・PA++で、日常の紫外線対策はできます。
Macchia Label(マキアレイベル) 薬用クリアエステヴェール
夏の乾燥しがちな肌を、5種類のコラーゲンと3種類のヒアルロン酸でしっかり保湿してくれるファンデーションです。SPF35・PA+++で、しっかりと紫外線対策できるだけでなく、プラセンタを配合しているので、メイクしながら美白効果にも期待できます。
MISSHA(ミシャ) M クッション ファンデーション(モイスチャー)
3種のフラワー水(ハス花水、ヤグルマギク花水、ダマスクバラ花水)と3種のフラワーオイル(月見草オイル、サフラワーオイル、ひまわり種子オイル)がみずみずしい水分とバランスのよい油分をしっかり整えてくれるので、化粧崩れしにくい艶肌メイクをキープすることができます。SPF50・PA+++なので、夏の強い紫外線から肌を守ってくれます。
RMK リクイドファンデーション
肌に伸びがとても良いので、つけていることを感じさせないフィット感とみずみずしい艶感をナチュラルに作ることができるファンデーションです。シルクエッセンスとシアバターが配合してあるので、保湿効果に期待ができます。SPF14・PA++なので肌にやさしいのですが、紫外線対策には日焼け止めなどを併用して使うことがおすすめです。

リキッドファンデーションで艶肌に
リキッドファンデーションは、乳液状になっているのではじめての時は、使いにくそうなイメージを持ちやすいのです。しかし、パウダータイプのファンデーションよりも、肌なじみがいいので、密着しやすく肌が受ける外的な刺激による乾燥から守ってくれるので、化粧崩れしにくくて便利です。
適度な油分と水分を含んでいるので、伸びやすくカバー力も高いので、厚塗りをする必要が無いのでナチュラルメイクを楽しむこともできます。みずみずしい艶のある肌を表現できるので、最近人気の艶肌メイクを楽しんでみてはいかがでしょう。