目次
毛穴の黒ずみやざらつきの正体「角栓」とは何か
酸化した皮脂と古くなった角質(タンパク質)
角栓は毛穴の中で古くなった角質が皮脂と混じり合ってできたものです。脂の塊のイメージがありますが、実は角栓は成分のうち皮脂は3割だけで、7割はタンパク質からできています。
お肌のターンオーバーの遅れが原因
ターンオーバーは、肌の生まれ変わりを示し28日周期で働いており、正常だと古い角質は自然に剥がれ落ちる流れとなっています。
ターンオーバーの遅れの原因は加齢と肌に残った汚れです。年齢とともに代謝が悪くなり古い角質が剥がれにくくなります。また、クレンジングや洗顔が不十分だと肌にはメイクや汗など古い角質が残り混ざりあって角栓を詰まらせてしまいます。
紫外線やストレスも黒ずみの原因
紫外線を浴びるとメラニン色素が作られ黒ずみます。肌の内部にある色素細胞(メラノサイト)は黒ずみが蓄積されやすいだけでなくシミやくすみの原因にもなります。
また、過労やストレスは活性酸素に大きく影響を受けやすく多く発生してしまい、ターンオーバーが遅くなり、黒ずみの原因とされています。
角栓の除去が期待できるおすすめ商品
米肌-MAIHADA トライアルセット「コーセープロビジョン」
HABA スクワラン「ハーバー研究所」
アテニア スキンクリア クレンズ オイル

@cosmeベストコスメアワード2016年/2017年でベストクレンジング≪第1位≫を受賞している商品です。肌のくすみの原因「肌ステイン」を分解・除去をして肌を明るくするクレンジングオイルです。4つの高級オイルを配合していて、その中の1つ「アルガンオイル」が毛穴の汚れ・角栓・過剰な皮脂を除去して、ザラつきのない肌に導きます。
ヴェルモア

鼻や頬の毛穴の黒ずみ・開き・角栓ケア用の オールインワン薬用「美白」美容液です。毎日、朝と晩の洗顔後にお肌に塗るだけで、鼻・頬の毛穴黒ずみ・開き・角栓をケアします。
配合されているフルーツ酸で古い角質をやわらげ、高濃度プラセンタで美白ケア。さらに浸透性低分子コラーゲンで角層まで保湿します。
2018年7月現在、「集中ケア定期コース」で40%OFFのキャンペーンを実施中です。通常価格8,300円(税別)のところで4,980円(税別)で購入できます。さらに60日間返金保証や送料無料など全部で7つの特典が付いています。
毛穴撫子 重曹スクラブ洗顔 100g
重曹は水に溶けやすく水分が加わるとすぐ結晶の角が取れ、肌の表面を傷つけずに角質や汚れを取り除きます。余分な汚れのみを落としてくれる肌に優しいアミノ酸系洗浄料を配合。ノンアルコールなため肌に刺激が少なく洗顔パウダーなので肌になじみやすく、つるっとした洗いあがりです。
ポアトル PT スーパークリアジェル 20g
温感作用でじわっとあっため、ヨーグルトエキス(角質柔軟成分)とマッサージで肌をゆるめます。2つの潤い成分であるヒアルロン酸とコラーゲンを配合。しっとり肌のキメを整え、肌と同じ弱酸性です。また、厳選された成分(竹炭、セリカ、セルロース)でしっかりと肌に吸着します。
ロゼット ロゼットゴマージュ モイスト 120g
果実AHA(フルーツ酸)の働きで、古い角質をポロポロと落とすピーリングジェルです。ソフトなクリアジェルが肌に負担をかけずにざらつきをとって肌をツルツルにし、次に使うスキンケアの浸透やメイクのりをサポートしてくれます。また、茶葉エキス(保湿成分)を配合しているため洗い上がりはすっきりとクリアな肌になります。
メルティベリー オレンジリッチ毛穴角栓ジェル 40g
くるくるマッサージすると温感作用が働き、たるみ毛穴の汚れを浮かし、特殊のジェルがピタッと密着します。また、3種のオレンジ成分が毛穴の汚れ、肌の引き締め、保湿効果を発揮して柔らな肌へ導きます。
明色化粧品 ポアクリア 角栓クリーナージェル 30g
温感作用のあるジェルで黒ずみ等をすっきりさせ洗顔前の毛穴クレンジングジェルです。ジェルのマッサージ効果と、毛穴洗浄成分(オレンジオイル)と皮脂吸着成分(ガッスール)が、気になる毛穴の汚れを吸着して除去します。さらに、肌の引き締め成分であるプラセンタとコラーゲンを配合し、汚れを除去したあと後の肌をキュッと引き締めて整えます。
Mocchi SKIN 吸着泡洗顔 150g
酵素・はちみつ・クレイ配合の吸着泡で今までの洗顔では落としきれなかった毛穴の奥のタンパク質の汚れをごそっと絡みとる、もち泡洗顔です。スクワランや高級オイル(バオバブオイル、アルガンオイル)で肌に必要な潤いをしっかりと守り抜き、高い保湿力でたるみやくすみを予防します。
ビフェスタ 泡洗顔 ブライトアップ 180g
炭酸泡洗顔でマックスすることで透明感ある明るい肌へ導きます。
また、ヒアルロン酸とコラーゲンを配合。また、肌への吸着性が高い保湿成分で、うるおいを残して洗い上げ、肌がしっかりと潤います。
クレンジングリサーチ ウォッシュクレンジング b 120g
肌のうるおいを守りながらマイルドな使い心地でしっかりとした洗浄力ですっきりと洗い上げます。毛穴の汚れ、古い角質、角栓、メイクの汚れまで取り除き明るい肌へ導きます。また、植物性洗浄成分を配合しており、敏感肌に優しいノンスクラズタイプです。
毛穴に詰まった角栓を除去する方法
酵素を使った洗顔料を使用する
酵素洗顔に使われている酵素は2種類あります。
タンパク質分解酵素
不要な角質を分解し肌から浮かせて除去する効果
皮脂分解酵素
主にサンゴから得られる酵素
この2つを酵素の力を発揮して、肌表面に詰まっている不要な角栓や皮脂を分解し除去することができます。
以下の記事では口コミ評価の高い人気の酵素洗顔料をランキング形式で紹介していますので、どの酵素洗顔料が良いか悩んでいる人は是非参考にしてみてください。
炭酸水で毛穴ケア
炭酸水に含まれる二酸化炭素が顔の皮膚表面にある毛細血管へ入り込みます。血管の中の血液は二酸化炭素が入ってくるとそれを排出しようと働きかけます。血流が活発に動き血行が良くなるとともに肌の新陳代謝が上がり古い細胞を押し上げて排出し新しい細胞を表に出してくれます。
炭酸水で具体的な毛穴ケアはこちらです。
炭酸水で洗顔する
炭酸水で洗顔する際のポイントは「炭酸水で洗い流すこと」と「炭酸水で泡立てて洗顔する」です。
炭酸水で泡立てると泡立てネットを使用したようなキメ細かい泡になり、肌に負担をかけず、更に毛穴が開きやすくしっかりと洗顔できます。
炭酸水でパックする
炭酸水にはタンパク質を吸着する性能があり、コットンに炭酸水を染み込ませて肌にパックするとじっくりと毛穴が開き血行が良くなります。また、汚れを吸着させて綺麗な毛穴をきゅっと引き締める効果や化粧ノリが良くなります。
炭酸水は実は毛穴を引き締めるだけでなくメリットや活用方法は様々です。炭酸水のもたらすその他のメリットやその他の活用方法について以下の記事で詳しく解説しています。
重曹と水でじっくり溶かしだす
重曹には肌に残った古い角質を柔らかくして浮きあげる効果があります。そのため、マッサージすると毛穴パックのような肌への刺激が少なく、角栓をケアできるので優しくケアしたい方におすすめ。しかし、重曹を使いすぎると肌に必要な皮脂まで奪ってしまうので、週1.2回にしましょう。
重曹を使う具体的なケア、方法はこちらです。
洗顔
洗顔剤を泡立て重曹をひとつまみ程度加え、優しく洗いあげます。この方法は、重曹のスクラブ効果や洗浄効果により毛穴の黒ずみや角栓をすっきりとる効果があります。
パック
重曹を水に混ぜ、顔に塗っても垂れないくらいペースト状にし、毛穴が気になるところに塗ります。10分ほど放置して洗い流します。この方法をすると毛穴の汚れや角栓がすっきりと取れ、肌のブツブツやザラザラが軽減されます。
オリーブオイルで角栓除去
オリーブオイルはオレイン酸を多く含まれています。構造がもっとも近い油分でできているため、毛穴に詰まった角栓に馴染みやすいです。また、角栓を自然に溶かし落とすだけでなく、保湿効果もあるので乾燥肌の方にも向いています。
オリーブオイルは食用であれば問題ないですが、不純物のない精製度の高いエクストラバージンオイルを使用する事をおすすめします。通販スーパーでも取り扱いしてるので簡単に手に入ります。
オリーブオイルの匂いが苦手という方はホホバオイルやグレープシードオイル、アルガンオイルにマルラオイルもおすすめです。これらのオイルの特徴や使い方については以下の記事で詳しく解説しています。
夜顔を洗う度に気になる鼻の角栓、何で毎日洗ってるのに詰まるのか、ずっと気になっていました。毛穴ってほんとに気になりますよね。お化粧するとき、気分が凹んでしまったり。以前は、指で押し出したり、ピンセットで摘んだりと、肌にダメージを与えていました。今では、食用のオリーブオイルを綿棒に付けて優しくくるくると、角栓に馴染ませ除去しています。目指すは毛穴の気にならない、すべすべのお肌です。 手軽に毛穴の角質を溶かす方法。セルフケアで憧れの美肌を目指そうさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
野菜中心の食生活にかえる
炭水化物も元は糖質のため取り過ぎてしまうと皮脂の分泌を促します。また、ラーメンなど脂っぽいものも多いため角栓の原因になってしまいます。そのため心がけて欲しいのは野菜中心の食生活を送ることです。
野菜は皮脂の分泌を抑えてくれる栄養素があります。
ビタミンC
コラーゲンの分泌を高めます。主にほうれん草、小松菜、柿に多く含まれています。
ビタミンB2、B6
脂質の代謝に働きかけます。主に納豆、豆腐、レバーに多く含まれています。
間違った角栓ケアの仕方
ピンセットやパックで抜いている
ピンセットやパックは簡単で吸着率も強く即効性がありますが、刺激が強く肌トラブルになりやすいです。また、角栓以外にも健康な確執も取り除いてしまうため、肌のバリア機能が低下して乾燥肌の原因にもなります。
また、毛穴が広がりさらに汚れが広がったり詰まる原因になるなど逆効果です。
何度もゴシゴシと洗顔をしてしまう
角栓を気にしてしまい、何度もゴシゴシと洗顔することは肌に摩擦が乗じます。そのため、角栓が悪化したり、シミの原因になります。たっぷりの泡で丁寧に優しく丁寧に洗顔すると古い角質や皮脂、角栓を取り除くことができます。
指で押し出して抜いてしまう
力加減がうまくできないために皮膚にダメージを与えてしまいます。また、毛穴自体がつぶれてしまうことや指先で押しているつもりが、皮膚に詰めが当たってしまい、爪の圧力が皮膚の奥まで傷ついてしまいます。いろいろな汚れたものを触っている手での角栓の押し出しは、毛穴の細菌感染リスクや雑菌繁殖リスクもあるので気を付けましょう。
ピーリングのやりすぎ
ピーリングは古い角質を落とすことができ、角栓の原材料となってしまうタンパク質の汚れを激減できるというメリットがあります。しかし、消しゴムのようなカスがぽろぽろ出るものや鼻に貼ってはがすタイプのパックは摩擦刺激やはがす刺激が大きすぎてしまい肌表面の必要な角質までダメージを与えるので使わないようにしましょう。
間違った角栓ケアは肌トラブルのもと
肌は皮膚膜や角質層にある細胞間脂質(セラミド)なごのバリア機能によって守られています。間違った角栓ケアをしてしまうと、これらの守る機能が失われて、化学反応によりヒリヒリと赤くなる恐れがあります。また、バリア機能が弱くなると外からの刺激がダイレクトに伝わり湿疹や乾燥、しみ、シワ、たるみなど肌トラブルの原因になります。
正しいケア方法でつるつるのお肌へ
角栓ケアは角栓を除去するのが目的ではなく角栓を作らないような肌状態を作ることです。スキンケアの前にまずは角栓を目立たせない体質作りです。皮脂を過剰分泌させないために生活習慣や食生活を改善しましょう。
また、間違ったスキンケアをしてしまうと肌にダメージを与えてしまいます。正しい洗顔からクレンジング、保湿ときちんと行い角栓のないツルツル肌を目指しましょう。