目次
パックで乾燥知らずの美肌
保湿成分で乾燥肌対策
パックは保湿することを目的に作られています。肌表面だけでなく、肌の奥まで水分と保湿成分を届けることで肌の奥から潤すことができます。乾燥肌の改善には、保湿成分をしっかり届け肌内部に水分をキープすることが大切です。
スペシャルケアでお肌にご褒美
パックは美容成分をたっぷり含むものが多いので毎日使うと肌に過剰な栄養が入り過ぎてしまいます。肌を甘やかすことになると肌の自らの回復能力が衰えることもありますので週に1度から2度の肌へのご褒美としての使用で十分です。
集中ケアで乾燥改善
うっかり日焼けしてしまった、最近寝不足で肌が疲れているなど肌がダメージを受けた時は、数日続けてパックをして集中ケアをしましょう。たっぷりの美容成分を含んだシートマスクを使うと肌のダメージを回復してくれるので数日でダメージによる乾燥を改善してくれるでしょう。
部分用のパックでお肌ケア
お顔全体のパックも効果的ですが、気になる部分の直接ケアをする部分用のパックでのお肌ケアもおすすめです。
目元用パック
目元は皮膚が薄いので小じわやたるみのできやすい場所です。目元用パックは目を閉じているときに使用するものが多く、目元に貼ったまま就寝するタイプもあります。
リップパック
乾燥によるカサつきが気になるのが唇。リップを塗っても改善されない、そんなときは唇用のパック、リップパックを使いましょう。グロスや口紅をオフした後、唇にパックをのせておくだけ。時間がたつのを待ち剥がすとぷるぷるになっています。即効性があるので特別な日のケアにもおすすめです。
▼さらに詳しい解説はこちら
「唇パック」で上がる口紅のノリ。目指せ好印象。魅力を引き出す秘訣
口周りパック
ほうれい線は口周りの肌が下がることでできます。これを防ぐためには、ほうれい線のあたりに美容成分をしっかり浸透させふっくらさせましょう。口周りパックはほうれい線の上に貼るパックです。
ネックパック
お顔のケアは、しっかりしていても首やデコルテのケアまでしている方は少ないようです。
首は年齢は出やすい場所なので、早めのケアが大切です。フェイスパックでは首まで届きません。首にはネックパックがあります。首とデコルテにもしっかりパックでのケアをしていきましょう。
ニキビ予防にも効果あり
ニキビ予防に適しているパックはクレイパック。クレイパックは、ミネラルをたくさん含んだ泥を顔に塗るパックです。毛穴の中の角栓やメイク汚れ等を吸着してくれます。洗い流すことでさっぱりでききます。
ニキビ予防には炭酸パックも有効です。ニキビの原因になる古い角質の除去もできますし、毛穴の詰まりも改善できるのでニキビ予防には効果が期待できます。炭酸パックは血行の促進やターンオーバーを正常にする働きもあるのでニキビ跡の改善も期待できます。
パックの種類
美容液やジェルが含まれている「シートタイプ」
最近ではパックと言えばシートマスクがイメージされるのではないでしょうか。シートパックは保湿成分や美容液成分をたっぷり含んでいます。そのシートをお顔にのせてピッタリ密着させて時間が経つのを待つだけという簡単さも魅力です。近頃ではお肌の悩み別にケアできるものもありますし、コストパフォーマンスに優れたものもあり手軽にお手入れができます。
保湿が目的の「ジェルタイプ」「クリームタイプ」
ジェルタイプやクリームタイプは洗い流すタイプです。少々手間はかかりますが鼻の周りなどの細かい部分もしっかり塗れるので丁寧なケアができ、保湿もしっかりできます。
ペースト状の「ピールオフタイプ」
ペースト状のパックをお顔に塗り乾いたら剥がす、というのがピールオフパックです。シートパックやクリーム、ジェルタイプとの違いは、毛穴に詰まった汚れも取ることができます。乾いたものを剥がすので肌への刺激が強くなります。
敏感肌や乾燥肌の方は肌にダメージを受けることも。敏感肌や乾燥肌の方は使うときには注意が必要です。
パックは健康な肌の時こそ使う
肌荒れやニキビがあるときは注意
肌荒れをしていたり、ニキビができている肌は敏感になっています。添加物などを配合しているパックの場合、肌荒れやニキビを悪化させてしまうリスクが。またビタミンや植物エキスなどの美容成分も肌荒れをしている場合は肌を刺激してしまうことがあるので肌荒れがひどいときは気をつけましょう。
シートパックを薬代わりに使わない
シートパックは美容成分がたっぷり含まれているので、肌荒れの時に使うと効果があるようの考える方がいますが、シートパックはあくまで保湿が目的で健康な肌に使うものです。シワやシミの改善、ハリが欲しいなどの効果を得るためのものです。シートパックを薬代わりに、ニキビや肌荒れに使うことは逆効果になることもあるので使用は控えましょう。
古いパックはなるべく避ける
パックの保管状態にもよりますが、未開封のものでも日ごとに成分が薄まったり劣化することもあります。使用期限が過ぎたものは、品質の劣化や酸化や雑菌が繁殖している可能性があります。
このようなものを使用するとかぶれやかゆみを引き起こすことがあります。
やってはいけないパックの使い方
洗顔前のパック
パックの目的は保湿や美容成分をお肌の奥に届けること。洗顔前のメイクの汚れなどが残っているとパックの有効成分が届かないだけでなく、汚れが逆戻りしてしまうこともあります。
パックをする前はきちんと洗顔をして保湿、美容成分をしっかり浸透させましょう。
乾くまでつけたままにしている
シートパックにはたっぷりの美容成分が含まれているので、最後の一滴まで肌に入れたいという思いが出ることもあるかもしれませんが、乾くまで肌に乗せるのは絶対NGです。シートが乾いてしまうとせっかく入った美容成分や水分がシートに戻ってしまったり、肌にぴったり張り付いてしまうと剥がすときに肌への刺激を与えることになります。間違ってもシートパックを貼ったまま眠るなんてことはしないでくださいね。シートパックは使用時間の目安を守り、余った液は手にとりデコルテや身体に塗りましょう。
化粧水なしですぐにパックを使う
パックに含まれる美容成分をしっかり浸透させるためには、ブースターや化粧水で肌を整えてからパックを乗せることが大切です。パックはたっぷり水分が含まれているからと、いきなりパックをのせても肌が整っていないと浸透効果が低下します。
毎日パックを行う
たっぷり美容成分が入ったパックを毎日すれば素晴らしい美肌になれるかも、と思っていませんか。残念ながら、肌も毎日高濃度の美容成分を与えられると栄養過多になり、肌の負担になり肌荒れになることもあります。また、毎日、美容成分を与えられることで自らの肌の回復力が低下してしまうこともあるので、パックは使用目安回数を守って行うようにしましょう。
パックだけでケアを終わらせている
パックにはたっぷりと保湿成分が入っているから、パックしたから、そのままでいいと思っていないでしょうか。せっかくパックをしているのに、そのままにしていたのでしたら、大変もったいないことをしていますよ。
パックをしてスキンケア効果の高い成分が肌に浸透したのに、そのままで終わってしまうと浸透した成分も水分と一緒に蒸発してしまいます。パックの後は仕上げにクリームやオイルでしっかり蓋をしましょう。
入浴中にパックを使う
パックは、使い方を誤ると効果が半減する場合があります。商品によっては入浴中も使用できるものがありますが、シートパックや剥がすタイプのパックはその性質上、入浴中の使用は控えた方が良いでしょう。
入浴中は体も温まって、蒸気で浴室内も潤っているので、毛穴が開き、美容成分もしっかりはいりそうですが、体が温まることでじっとりと汗が出てきます。発汗中の肌は汗と老廃物を排出しているので美容成分を吸いこむことができません。それに汗と一緒に入ろうとしていた美容成分も流されてしまってまったくパックの効果が得られません。
剥がすタイプのパックも汗を書いてしまうので、効果が半減してしまいます。クリームや泡状のものも濡れている肌に密着しにくいです。お風呂で使用できると書いてあるもの以外は避けた方がいいでしょう。
クレイパックなど主に毛穴の汚れを取る目的のもので最後に洗い流すタイプはお風呂で使うのに向いています。これは入浴中に汗をかくことで毛穴の汚れがパックの中に吸着されていきます。
乾燥肌に自身をもっておすすめできるシートパック
SQS 高浸透保湿マスク 10枚入り
SQS 高浸透保湿マスクは5分間の集中ケアで毛穴の目立たないふっくら美肌へ導きます。加齢とともに気になる毛穴に潤いと弾力を与えてくれます。たっぷりの美容液が角質層にぐんぐん浸透し、ヒアルロン酸が角質層の隅々まで潤します。
アスタキサンチンとコラーゲンでハリと弾力を与えコエンザイムQ10で若々し肌をキープしてくれます。へちまエキス配合で肌を引き締めながらなめらかな美肌へ。
ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク 22ml×4枚
ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスクは、弱酸性のジェル美容液が角質層に浸透し潤いに満ちた柔肌に導きます。ヒアルロン酸配合の美容液は保湿機能が低下しがちな肌にバリア機能をサポートする保湿成分を補給。乾燥による小じわを目立たなくしてくれます。(効能評価試験済み)シートは繊維刺激の少ない柔らかいシートで肌に密着し液ダレしません。
我的美麗日記(私のきれい日記) 黒真珠マスク 5枚入り
我的美麗日記(私のきれい日記) 黒真珠マスクは肌に負担をかける成分を排除しているシートパックです。パラベン、アルコール、鉱物油、色素、蛍光剤などは一切使用していません。天然繊維をウォータージェット製法で線密に織った極薄シートに、たっぷり美容液を含んでいます。このシートは肌に密着し、美容成分と潤いを角質層までしっかり届けます。
疲れた肌にうるおいとハリ・ツヤを与え、化粧ノリを良くするビタミン・ミネラル及びアミノ酸が豊富に含まれているタヒチ産の高品質な「ブラックパール(黒真珠)」から抽出したエッセンスを配合。明るく輝くような、弾力のある肌へ導きます。ヒアルロン酸を含む肌保水力抜群なオリジナル保湿成分も配合しています。
LITS(リッツ) リバイバルステムパワーショットマスク 1枚
LITS(リッツ) リバイバルステムパワーショットマスクはシートマスクと集中ケアシートのダブル使いのパックです。目元、口元を集中ケアするとともにふっくらお肌に。気になる使い方は、目元と口元に集中ケアシートをのせてから、その上に顔全体を覆うシートマスクをのせます。
集中ケアシートが溶けてなくなったら角質層まで浸透したのサインです。アップルセルティック(リンゴ幹細胞エキス)をはじめとする植物幹細胞由来成分、ヒアルロン酸、セラミドをしっかり肌へ送り込みます。
専科 パーフェクトシルキーマスク 28枚(392ml)
専科 パーフェクトシルキーマスクは濃密なとろみのある保湿美容液がたっぷり含まれた無香料のシートマスク。乾燥が気になる目元も口元も一気に潤いを集中補給します。
乾燥肌にも、じっくり角質層まで浸透するのは、肌にピタッと密着するシートの密閉効果です。たっぷり含まれた美容液で目元、口元の乾燥小じわが目立たなくなります。シルクのような美肌に導きます。
洗い流すタイプのおすすめパック
VIVANT JOIE(ビーバンジョア) ジョアエコ 薬用 オウゴンアクアMKパック 200g
VIVANT JOIE(ビーバンジョア) ジョアエコ 薬用 オウゴンアクアMKパックはこれ一つで、潤い・白肌・毛穴・キメのケアはOK。
くすみ肌の悩みも汚れ吸着粒子によって改善に導きます。オウゴンアクア・ナノ粒子配合ですばやく角質層に浸透し、潤いと輝きのある肌へ。アレルギーテスト済み。(医薬部外品)
メナード フェアルーセント 薬用パック ホワイト 110g
メナード フェアルーセント 薬用パック ホワイトは洗い流し、ふきとりのどちらでも使えるクリームタイプの美白パックです。肌を潤いで包み込み美肌へと導きます。(医薬部外品)
セリスティナ GEKKA SLEEPING PACK 80g
セリスティナ GEKKA SLEEPING PACKは夜塗って、朝洗い流すタイプの夜専用薬用オールインワンスリーピングパックです。8種類のナチュラルエッセンスオイルでいい香りに包まれ睡眠中に集中的に毛穴をケアし肌を整えます。着色料、鉱物油・界面活性剤、紫外線吸収剤、TEA、アルコール、パラベンは使用していません。(医薬部外品)
パックを選ぶ際のポイント
シートパックは厚みのある商品を選ぶ
なぜ、シートパックは厚みのある商品を選ぶ方がいいのでしょうか。
シートに厚みがあるほど、その間にしっかりと美容液を保持しておけます。シートを一枚取って肌の上にのせたときに、含んでいた美容液を徐々に肌へと浸透させる設計にできるのは厚めのマスクにしかできません。
シートマスクの厚みは1平方メートルあたりの重さで厚いのか薄いのかを判断します。
例えば45g/m²のシートが抱え込むことのできる容量は約14mlです。化粧水1本が約120ml~200mlくらいのサイズだとすると約1/10の量です。美容液は50mlくらいのボトルが相場と考えると1/3弱の量です。厚みのあるシートにはこの量の美容成分が1枚のシートに含まれるということです。薄いシートであれば、その量は少なくなってしまうので、シートを選ぶ時には厚いものを選ぶことをおすすめします。
乾燥肌や敏感肌にはヒト型セラミド配合がおすすめ
セラミドには天然セラミドや植物セラミドなどといった4つの種類がオススメなのは「ヒト型セラミド」です。乾燥肌や敏感肌には浸透しやすく保湿効果が高くアトピー肌でも使えるのはヒト型セラミドです。
ですから、セラミド入りのパックを選ぶときはヒト型セラミドが配合されたものがいいでしょう。
ヒト型セラミドは1~6までの種類があります。おすすめは「セラミド1・2・3・6」です。効果をしっかりと得るためには、配合量が多いものを選びましょう。
美白ならビタミンC誘導体やプラセンタ
美白のためのパックを選ぶ時はビタミンC誘導体やプラセンタが配合されたものを選びましょう。ビタミンC誘導体とは、化粧品に配合するには不安定な成分のビタミンCを肌内部に届けるために人工的に改良を加え、安定して肌内部に浸透するようにしたものです。
抗酸化作用(お肌の老化を防ぐ)、メラニンの生成を抑制(美白効果)、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)の促進、皮脂の分泌を抑える(ニキビにも効果的)、コラーゲンの生成を促す(シワ・たるみを防ぐ)という効果があります。
プラセンタは、厚生労働省が認定する医薬部外品の「美肌成分」のひとつです。メラニン色素がつくられる過程で重要な役割を持つ「チロシナーゼ」という酵素を非活性化させる働きがあります。メラニン色素の生成を抑えてシミを予防し、くすみを解消する効果が期待できます。
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パックといっても沢山の種類があり、実際はどれを選んだら良いか迷いますよね。 何種類か上げさせて頂くと、 ・乾燥やシワ等のアンチエイジング対策、美容液成分のパック ・洗い流し用で角質除去や美白成分配合のパック ・シミにアプローチをするトラネキサム酸やビタミンC誘導体配合のパック 等があります。 私は使用する際、その日の肌の状態で使い分けています。 週に2〜3回はパックをしておりますが、1回は必ずビタミンC誘導体やトラネキサム酸配合の物を使用しています。 吹出物が出来てしまった場合、消炎作用があるビタミンC誘導体・トラネキサム酸配合のパックは、治りも早くおすすめです。 ただし、肌荒れが酷い場合などは、無理にパックを使わず、基本のスキンケアで肌の状態が安定してから、使用するようにしましょう。
パックの効果を知ろう。美肌になるためのパックの正しい使い方とはさんを0人が応援しています!
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パックの効果的な使い方
使用前に温める
パックは肌が温まって毛穴が開いている時にするのが効果的です。
シートマスクで肌に栄養補給をするなら、お風呂上がりの肌が温まっている時にするのがおすすめ。
毛穴が開いているので浸透効果が高まります。お風呂の後に使うならシートパックを袋ごと湯船に入れておくと程よく温まります。
美容オイルを塗ってからパックする
パックをする前に、お顔に美容オイルを1滴伸ばしてみてください。美容オイルが作る膜が角質層を保護して、バリア機能を正常化し保湿力をアップし、次に使用する美容成分の浸透を高めてくれます。
バリア機能を正常にしてくれるので、シートマスクの美容成分を吸収した後に使用するクリームや乳液の効果をさらに高めてくれます。
パックの上にラップをかぶせる
シートマスクの乾燥を防ぐためにシートマスクをお肌に置いた後、上からラップをかぶせるとシートの液体が蒸発するのを防ぎ、より保湿効果が高まります。
シートマスクの乾燥を防ぐほか、体温で温まったシートマスクを保温してより浸透力を高めます。
### シートマスクの前にスチーマーで毛穴を広げる
スチーマーはお肌を温め、そのあとに使用する化粧品の成分を浸透させる強い味方。シートマスクの美容効果を、より一層期待するのならシートマスクの前に使用してみましょう。毛穴を広げ、毛穴の奥の汚れを排出するので、スチーマーの後にシートマスクを使用すれば、美容成分をお肌の奥まで届けることが可能です。
パックは正しい使い方で効果アップ
パックは、即効性がある美肌を得るためのアイテムとして最適です。シートパックであればながら美容も可能な手軽さなのに効果も絶大。
正しいパックの使い方をすることで美容成分をしっかり吸収してつやのあるうるおい美肌を手に入れましょう。