日焼けで「シミ」に。正しい対処とおすすめの日焼け止め

2017.07.19

日焼けで「シミ」に。正しい対処とおすすめの日焼け止め

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

シミを消すには予防から。UVケアを徹底して新たに作らせず、美白化粧品を活用して日常的にケアしましょう。また、日焼け止めに対する正しい知識も必要です。正しい使用法・選び方・おすすめ商品に加え、日焼けしてしまった時の対処法もお伝えします。

INDEX

目次

    シミができるメカニズム

    日焼けと紫外線

    シミの原因で最も有名なメラニン色素。本来は紫外線によって肌細胞が破壊されるのを防ぎ、皮膚癌などから肌を守る大切な役割をしています。

    肌が紫外線によるダメージを受けると、色素細胞が活性化。肌を守るために紫外線を吸収するメラニンが作り出され、日焼けの状態になるのです。

    通常の日焼けは、ターンオーバーによってメラニン色素が体外に排出されます。しかし紫外線によるダメージが強すぎる・色素細胞に異常をきたすなどした場合、過剰に生成されたメラニン色素が排出しきれず、シミとして残るのです。

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    メラニンを徹底解説。メラニンの構造を理解して、適切な対策をしよう

    日焼けのパターン

    日焼けをして、肌が赤くなるのは「サンバーン」の状態です。長時間強い日光を浴びたために皮膚がやけどを起こし、熱と痛みをともないます。

    数日後やけど症状が落ち着くいてくると、肌が黒く変色する「サンタン」の状態になります。紫外線によって皮膚が強いダメージを受けたため、肌を守るメラニン色素が大量に生成され、肌が黒くなるのです。

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    日焼けのせいで赤い肌になるのが辛い。手軽なケアと治し方とは?

    ターンオーバーサイクルの乱れ

    本来、メラニン色素は自然と体外に排出されます。ターンオーバーが正常な状態であれば、古くなった皮膚は徐々に表面に押し上げられて体外へ排出。メラニン色素を含む皮膚も、他の皮膚と同じように古くなりはがれ落ちるためです。

    しかしターンオーバーサイクルに遅れが生じると、古い皮膚がはがれにくくなります。メラニンは肌に残留し、色素沈着を起こしてシミになるのです。

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    美肌のもとは「ターンオーバー」。肌の再生機能を助けるケア方法

    サンタンがシミの原因

    日焼けの中でもシミの原因となるのが「サンタン」です。サンバーンとサンタンでは、原因となる紫外線の種類が異なります。

    サンタンの原因となる紫外線は波長が長く、表皮を越えて角質層の奥にまで届く紫外線です。肌の深部に影響を与えるため色素細胞が反応し、メラニンが生成されるのです。

    シミができるまで個人差がある

    日焼けをしてもすぐにシミにはなりません。紫外線を浴びた部分がシミとして表皮にあらわれるのは、数か月~数年後。浴びた紫外線の量や肌質は個人差による部分が大きく、何十年後に出てくる場合もあります。

    また、大きく関係するのがメラニンの蓄積量です。年齢関係なくターンオーバーが活発であればシミになりにくく、若くてもターンオーバーが乱れてメラニンが多く蓄積すると、シミになりやすいと言えます。

    シミができないようにするには

    とにかく日焼けしない事

    紫外線は季節問わず一年中降り注いでいます。雨の日でも晴天の2割ほどの紫外線があり、ゼロではありません。

    年間を通しては、5月から一気に紫外線量が増え、最も強いのは6~7月。8~9月は5月と同程度の紫外線量です。

    1日の中では10時~14時が紫外線の強い時間帯と言われ、洗濯物やちょっとした用事で外に出る場合も注意しましょう。

    紫外線によってメラニン色素が生成された状態で、ターンオーバーが乱れるとシミになります。最大のシミ予防は「日焼けをしないこと」です。

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    紫外線は曇りの日でも降り注ぐ。季節や天気に関わらず対策をしよう

    日焼け止めの塗り方ポイント

    日焼け止めは、正しく塗らないと効果がありません。量が少ない・塗りムラがあるなど間違った使い方をしていると、せっかく塗っても「まだら焼け」になる場合があります。

    日焼け止めを肌に乗せる前に、まず化粧水で肌を潤しましょう。うるおいによって日焼け止めの浸透が良くなります。

    顔に使用する量は500円玉大が基準です。多く感じるかもしれませんが、メーカーが表示している効果を得るためには、最低限基準量を守りましょう。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    日焼け止めの基礎知識。おすすめ商品と絶対焼かない状況別使い分け方

    クリームタイプとミルクタイプの違い

    使用している日焼け止めのテクスチャーによって、若干塗り方に違いが出ます。少し固めのクリームタイプは、日焼け止めを手のひらに伸ばし、指によくなじませましょう。

    面積の大きい頬・額・鼻・あごの順につけ、外側に塗り広げるようにやさしく伸ばします。最後に手のひらで包み込むようにパッティングして完了です。

    サラッとしたミルクタイプの場合、最初に手のひらに大きく伸ばしてしまうと、そのまま手のひらに浸透してしまいます。手に取ったものは直接指で顔に塗りましょう。その後の流れはクリームタイプと同じです。

    季節や生活スタイルに合わせた日焼け止め

    SPFとPAとは

    日焼け止めにはSPF・PAなどの表示があります。SPFはサンバーンの原因となる紫外線「UVB」の防御指数。日本ではSPF50が最大ですが、SPF30で紫外線の90%以上がカット可能です。

    実はシミ予防にはPAが重要です。PAは、シミの原因であるサンタンを引き起こす、紫外線「UVA」の防御指数。(+)によって段階分けされており、(+)の数が大きくなるほどUVAに対する防御力が高まります。

    海やアウトドアにはSPF・PAともに数値の高いものを。日常生活で使用する場合は、SPF15~20にPA++で十分紫外線対策になります。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    日焼け止めのSPFとPAって何?理解して使って美肌を保つコツ

    適量と塗り直し

    日焼け防止には、日焼け止め数値よりも「量」が重要です。一般的に女性が使用している日焼け止めの量は、規定量の4分の1程度。量が足りないために効果は20分の1になると言われています。

    顔の面積に対しては500円玉大。体も少し多いと感じるくらいにしっかりと塗るのが、最大限効果を得るポイントです。また、汗・皮脂・服のこすれによって取れてしまうため、2~3時間おきに塗りなおすようにしましょう。

    • 日焼けで「シミ」に。正しい対処とおすすめの日焼け止め
      日焼けで「シミ」に。正しい対処とおすすめの日焼け止め
      7760-1:季節や生活スタイルに合わせた日焼け止め

      日焼け止めで間違った知識が多いと思ったのは、強い日焼け止めを使用すれば塗り直しが不要と思っている方の多さでした。 お恥ずかしながら、昔の私も同じで乾燥や肌荒れにも悩まされました。 記事に記載してある通り、日時生活ではSPF25程度の物で十分に日焼け対策が出来ます。 SPF50クラスの日焼け止めは、アウトドア専用と思って下さい。 SPF25でもSPF50でも、大切なのはきちんと塗り直しを行う事です。 ゴールデンウィークをピークに、7〜9月は紫外線が強い季節です。 肌荒れが起きてしまうと、最悪は日焼け止めも濡れない敏感肌になってしまう場合もあります。季節や外出時間、生活スタイルに合わせて、肌に優しい日焼け止めを上手に活用していきましょう。強ければ良いと言う訳ではありません。適度な日光浴はとても大切です。ライフスタイルに合わせて、上手に日焼け止めを使い分けけみましょう。

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    完全防備は難しい…うっかり焼けてしまったら

    すぐに冷やす

    日焼けしてしまった場合は、すぐに冷やしましょう。やけどを起こした肌状態の鎮静が最優先です。冷水タオル・保冷材・シャワーなどを使用して、ほてりや赤みのある部分を冷やします。

    冷却ケアをどれだけ迅速に行えるかで、その後の経過が左右されます。痛みが出る前にしっかり冷やしましょう。

    保湿を念入りに

    日焼けした肌は乾燥状態です。冷却後にはしっかりと保湿を行いましょう。また、肌が敏感になっているため、無添加・オーガニックなど低刺激のものがおすすめです。

    化粧水をたっぷり使用して水分補給をしたら、乳液やクリームなど油分のあるもので、水分の蒸発を防ぎましょう。冷やした化粧水を使用するのもおすすめです。

    メラニンの生産は日焼けの2~3日後。その前に肌ダメージを回復させて、シミや色素沈着を予防しましょう。

    普段のスキンケアを美白効果のあるものに変える

    日焼け対策とともに、普段のスキンケアを美白効果のあるものに変えるとより効果的です。また、配合された美白成分によってはたらきが異なります。自分の肌質に合ったものを選ぶと良いでしょう。

    ハイドロキノン

    古くから皮膚科でシミ治療に使用されてきた成分です。薬事法の規制緩和により一般化粧品にも使用が許可されました。敏感肌の場合は注意が必要ですが、肌に合えばシミには高い効果をもった成分です。

    メラニンの生成を抑えるだけではなく、メラニンを生み出す色素細胞そのものを減少させ、すでに色素沈着したメラニン色素にまではたらきかけます。

    プラセンタ

    動物由来の胎盤抽出エキスであるプラセンタ。厚生労働省の認可成分で、ターンオーバーを促進して、メラニン色素の排出を促します。

    また、メラニンの過剰生産を防ぎ、活性酸素の除去によりシミを防ぐはたらきもあります。

    ビタミンC誘導体

    壊れやすいビタミンCを改良し、安定化させたものがビタミンC誘導体です。ビタミンCのもつ抗酸化作用や美白効果を損なわず、化粧品などへの配合が可能に。皮膚に浸透してからビタミンCの効果を発揮する特徴もあります。

    メラニン色素の生成を抑え、できてしまったメラニン色素を還元し、色素沈着を防ぐはたらきなどがあります。

    トラネキサム酸

    本来は抗炎症・抗アレルギー効果で医療現場で使用されていた成分です。肝斑の改善が報告されて以降は、肝斑以外のシミ・そばかすの治療にも使用されています。

    メラニン生成の指令を阻害し、色素細胞が活性化するのを抑えるため、メラニン生成の前段階から予防効果を発揮します。

    日焼けやシミ対策のおすすめ化粧下地

    エリクシール エリクシール ホワイト デーケアレボリューション C+ 35ml 3,200円

    化粧水の後はこれ1本。乳液・UVケア・化粧下地の3つの機能を兼ね備えています。SPF50+・PA++++で紫外線をブロック。美白有効成分m-トラネキサム酸配合で、
    メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。

    1本3役の手軽さと、肌なじみが良く、化粧崩れがないなどの使用感の良さが愛用者の中で高評価でした。

    雪肌精 ホワイト BBクリーム 30g 2,600円

    化粧水後1本で透明感のあるナチュラルなすっぴんメイクが完成。SPF40・PA+++で日差しの強い日も心配ありません。無鉱物油で肌にやさしく、和漢植物エキスが肌を乾燥から守ります。
    カバー力としっとり感が高評価です。油分が多いため「仕上げにパウダーの使用がおすすめ」というアドバイスが多く見られます。

    コスメデコルテ サンシェルター AG 35g 3,000円

    SPF50+・PA++++で紫外線A・B波から徹底的に肌を守ります。日焼け止め特有のネットリとした重さがなく、乳液のように伸びが良くさらりとした使用感。白浮きもありません。

    日焼け止めでトラブルを感じやすい方からも「これを使用すると肌荒れしない。むしろ肌がきれいになっていく」と高評価です。

    日焼けやシミ対策のおすすめ化粧水・保湿アイテム

    エリクシール エリクシール ホワイト クリアローション C II 30ml 750円 170ml 4,000円

    コラーゲンの力でハリと弾力を与えます。コクのある化粧水は翌朝までしっとりが持続。美白成分がメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防いで肌に透明感を与えます。

    「リピートしています」との声が多く、心地よい香りと使用感の良さ、肌のトーンが明るくなったと感じている方が多く見られます。

    イプサ ME エクストラ 4 175ml 6,500円

    シリーズの中でも最も保湿力が高く、シミ・ソバカスの発生を防ぐm-トラネキサム酸も配合。保湿と美白のダブルケアが可能です。

    長期リピーターが多く「効果・価格・手軽さでNO1だと思う」との声もあります。

    PlusRay(プラスレイ) フラーレストモイストローションプラス 150ml・6,800円

    天然のヒアルロン酸とコラーゲンをナノ(超微細)化によって浸透率がアップ。また、新型ビタミンC誘導体「パルミチン酸」配合でより低刺激に、シミ・ソバカスにアプローチします。

    肌が吸い込むようになじみ、さっぱりとしているのにしっとり感の持続を感じている方が多く見られます。

    HAKU メラノフォーカス3D 30g 7,000円 45g 10,000円

    美白有効成分4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)・m-トラネキサム酸(トラネキサム酸)配合でメラニンの生成を抑制し、メラニンの排出をサポート。「軽い使用感で少量でもよく伸び、肌が明るくなった」との体験談もあります。

    クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン 40ml 15,000円

    肌の奥にあるシミの元にさまざまな方向からアプローチして、メラニンの過剰生成を効果的に抑制します。肌にうるおいを与えてターンオーバーを助け、メラニンをスムーズに排出するようサポート。

    「高評価を超える高評価に言葉が見つからない」との感動の声も。肌の白さだけでなく、シワやたるみが引き締まったと感じている方も多いようです。

    SK-II ジェノプティクス オーラ エッセンス 30ml 16,000円 50ml 23,000円

    特許取得の美白有効成分D-メラノTMが、肌へのメラニンの表面化を防ぎます。また、血行を促進して肌細胞を活性化。肌の生まれ変わりを助けます。肌のくすみが改善し、実際にシミが薄くなったと実感している方が多く見られます。

    レジャーなどで思いもよらない日焼けをしてしまったら

    肩や背中にもたっぷり保湿を

    夏場のレジャーは薄着になる場合が多いため、思わぬ日焼けに注意が必要です。とくに肩や背中は日光が強く当たりやすく、日焼け止めを塗り忘れると大惨事になります。塗り忘れないようにしっかり塗っておきましょう。

    しかし、日焼け止めが肌に残ると肌トラブルを起こします。クレンジングを要する日焼け止めであれば、顔以外にも使用した部分は正しいクレンジングが必要です。届かない部分は誰かの手を借りるなど工夫して、日焼け止めは肌に残さないようにしましょう。

    十分な睡眠と栄養を

    日焼け後の肌はダメージを受けています。水分が不足しやすいため、外から化粧水で保湿するとともに、水分補給も忘れずに行いましょう。

    栄養面では肌・血液・筋肉を作るタンパク質、血行促進・代謝アップに効果のある亜鉛、メラニン色素を分解するビタミンCなどが効果的です。

    また、皮膚の修復は眠っている間にしか行われません。とくに肌のターンオーバーが活発に行われる22時~深夜2時の睡眠を心掛け、肌の修復をサポートしましょう。

    全身にも使える日焼け後のローション

    プリスティーン ボディーウォーター 100ml 1,200円 250ml 2,500円

    皮膚自体の機能を補う天然成分のウォーターで、日焼けなどによるシミ・ソバカス・くすみを防ぎます。生体水と同じバランスに整えられた水は日焼け後のクールダウンにもおすすめです。

    化粧水前に使うと浸透が良くなる・メイクの拭き取りに使ったら肌のトーンが明るくなったなどの声があります。

    プリスティーン アトピッタリうぉーたー 100ml 1,500円 250ml 3,000円

    異物の侵入を防ぎ、肌の清浄効果を高める化粧水です。アトピー向けのため低刺激で、アレルギー症状の改善を感じてリピートしている方も多いようです。敏感肌の方の日焼け後の保湿におすすめです。

    パックスお肌しあわせ ボディーウォーター 150ml・800円

    天然由来の保湿成分トレハロースを配合し、合成化学物質は無添加。顔にも安心して使えます。入浴後や日焼け後のうるおい補給におすすめです。低刺激で安心して使えるため「冷蔵庫で冷やして全身の日焼けケアに使用している」という方も。

    できてしまったシミの改善策

    新たにつくらない増やさないコツ

    シミの改善には「これ以上増やさないこと」が重要です。できてしまったシミをケアしつつ、新たに作らないケアを徹底しましょう。

    紫外線対策を徹底し「日焼けをしない」を大前提として、日焼けしてしまった際には迅速に正しいスキンケアを行いましょう。

    素早く冷やして保湿を行い、日常的に美白効果のある化粧水を使用すると、出来てしまったシミと「シミ予備軍」にもアプローチできて効果的です。

    ターンオーバーでメラニンを除去

    シミ対策にはターンオーバーの活性化も重要です。睡眠時間をしっかり確保しましょう。最低でも6時間の睡眠を心掛け、ターンオーバーが活発に行われる22時~深夜2時の間に眠っているのが理想です。

    睡眠時間が確保しにくい場合は、入眠後の3時間が「成長ホルモン」が分泌され、肌の修復指示が出されます。入眠後の3時間だけでも良質な睡眠をとれるよう意識しましょう。

    シミ対策に良い栄養素

    ビタミンC

    野菜や果物に多く含まれ、美白効果・抗酸化作用によって体の中からシミを防ぎます。

    ビタミンB群

    肌トラブルを防いで皮膚の修復を助けるビタミンB2と、ホルモンバランスを整えるビタミンB6。

    ビタミンB2は葉物野菜や大豆製品・レバー・うなぎ・卵などに多く含まれ、ビタミンB6は肉類・バナナ・マグロ・カツオ・サンマなどに多く含まれます。

    ポリフェノール

    強い抗酸化作用によって活性酸素を除去し、シミを予防します。赤ワイン・ブルーベリー・緑茶・大豆製品などを積極的に摂ると、シミに効果のあるポリフェノールが摂取可能です。

    ### ビタミンCと一緒に摂れば効果がある栄養素
    ■ビタミンE

    強い抗酸化作用で、アンチエイジングにも注目されている成分です。アーモンド・抹茶・菜種油・ごま油などに多く含まれ、ビタミンCと一緒に摂ると相乗効果があります。

    タンパク質

    タンパク質はビタミンCと結びついて、美肌に必要なコラーゲンを作ります。肉類・大豆製品に含まれるタンパク質は、ビタミンCと一緒に摂取する意識をもちましょう。

    亜鉛(ミネラル)

    肉・魚・穀物に多く含まれる亜鉛は、抗酸化作用を含み、新陳代謝の活性化や体内組織のサポートなどを担う必須ミネラルです。体内では作られないため、食品による摂取が必要。ビタミンCと一緒に摂ることで吸収質がアップします。

    控えるべき食べ物は白砂糖

    精製された白砂糖は体内のビタミン・ミネラルを大量に奪います。ターンオーバーが弱まるため、メラニン色素が残留。シミにつながります。

    また、白砂糖の主成分である「ショ糖」は胃腸環境を悪くして活性酸素が発生し、メラニンの生成を促進。また、白砂糖のもつ「強い中毒性」が、シミへの影響をさらに加速させる一因です。

    カフェインの摂り過ぎもシミに悪影響

    カフェフィンは、部分的に存在しているメラニン色素を拡散させ、色素沈着を増やします。また、交感神経を活発にするため睡眠の質を下げ、睡眠不足を招くこともシミの原因です。

    睡眠不足が自律神経を乱して血行不良が起き、ターンオーバーを阻害してメラニンの排出を妨げます。

    昼間出掛ける時は、朝にたっぷりのビタミンCは逆効果

    フルーツから抽出された「ピュアビタミンC」には、紫外線を浴びると肌にダメージを与える光毒性をもつ「ソラレン」が含まれています。ソラレンを含んだ化粧水などをたっぷりつけて直射日光を浴びると、短時間でも強い日焼け状態に。

    ピュアビタミンCを使用している化粧品には「日中の使用は控える」などの注意書きがあります。その場合は、夜と日中で化粧品を使い分けましょう。

    皮膚科での治療

    皮膚科でのシミ治療にはいくつかの選択肢があります。レーザーのイメージが強いですが、直接的なレーザー治療以外にも、塗り薬や飲み薬による治療の選択も可能です。

    塗り薬ではシミに対する有効成分が高く、漂白作用の強い「ハイドロキノン軟膏」や、ターンオーバーを促進させる「トレチノイン軟膏」などによる治療。飲み薬ではおもにビタミン剤と、メラニン発生を抑制する成分を含んだものが処方されます。

    レーザー治療は保険適用外の場合が多く、服薬治療の中でも適用されるものと適用外のものがあります。治療前によく確認しましょう。

    肌と上手に付き合ってスキンケアを楽しみましょう

    シミの改善には長い時間を要します。シミへの効果をうたう化粧品は多いですが、実際に目に見える効果は感じにくいものです。スキンケアを行う本人も、それをしっかり自覚しておかなくては、何を使っても即効性がないことに落胆してしまいます。

    シミが消えないことにストレスを感じては逆効果。長期戦に臨むつもりで上手に付き合い、外から・中からのスキンケアを楽しみながら、じっくり美肌を目指しましょう。

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