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肌トラブルの主な悩み相談
見た目が気になる
周りの人から老け顔と言われたり、暗い印象だと思われたりして悩みを抱えている人もいるでしょう。見た目の問題である、肌トラブル。老け顔に見られがちなのは、しわ、たるみ、シミのトラブルを抱えているからかも知れません。
ニキビで悩んでいる人も、肌悩みにはそれぞれ対処が違ってきます。悩み別の対処法を実践し、肌トラブルを解消していきましょう。
毎日のケアが大変
自分が毎日行っているお手入れの方法が、正しい方法なのかどうかが分からないという場合、一度、基本に立ち返ってみることをおすすめします。それは、自分の肌質を知り、現在の肌トラブルをよく観察し、それに見合ったアイテムを選ぶこととお手入れの方法を実践する、ということです。
毎日のケアが大変だと感じていては、お手入れ自体を楽しめません。まずは、低刺激な基礎化粧品を選んで肌トラブル別対処法を学んでいきましょう。
自分の肌のトラブルがわからない
なんとなく不調、なんとなく冴えない、そんな自分の肌のトラブルが分からなくなってしまっている人もいます。昔の写真と比べてみて、肌の変化に気が付く人もいます。
あまりはっきりと目に見える不調ではないような肌のくすみや、ほんの小さなシミ、最近少しずつ気になり始めている乾燥など、肌トラブルは少しずつの変化を伴っています。そのサインを見逃さないようにしましょう。
肌トラブルの種類と原因
タイプによって対処が違うシミ
シミと一口に言ってもその種類はさまざま。タイプによって対処が違ってくるので注意が必要です。老化現象として現れる老人性色素斑やそばかすと呼ばれるもの、肝斑と呼ばれる左右対称のものなど、種類があります。
自分のシミがどの種類のシミに分類されるのかを知り、適切な対処を考えたいですね。病院でのレーザー治療を視野に入れるのか、基礎化粧品を変えてお手入れをして行くのか、その両方ともやってみるということなのかを判断する基準にもなります。
ターンオーバーが乱れる肌荒れ
肌のターンオーバーが乱れることによる肌荒れを経験したことがある人も多いでしょう。生理周期のためにホルモンバランスは変化します。生理が始まる日の約1週間前に最大値となる黄体ホルモンは、皮脂分泌量を多くする働きがあります。このため、生理前にニキビができてしまう人がいるのです。
その他にも、ストレスや睡眠不足などでおこる肌のターンオーバーの乱れによる肌荒れもあります。ターンオーバーとは、肌の細胞の新陳代謝のことを指します。ターンオーバーが乱れてしまうと、肌のバリア機能が壊れ、刺激に弱い肌になってしまいます。いつ肌トラブルを起こしてもおかしくない状態だといえます。
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思春期と大人の2種類あるニキビ
ニキビには思春期にできるニキビと、思春期以降の大人になってからできるニキビの2種類があります。思春期ニキビの主な原因は、ホルモンバランスの乱れによるものです。男性ホルモンが優位になり、皮脂分泌が過剰になることによってできるのが思春期ニキビ。
思春期以降の大人ニキビの原因はさまざまですが、主なものはホルモンバランスの乱れ、ターンオーバーの乱れ、不規則な生活などが挙げられます。思春期ニキビと違うところは、皮脂分泌が少ない部分にもニキビができるということです。Uゾーンなどの普段はかさついている部分でも、大人ニキビはできてしまうのです。
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表面がカサカサする乾燥肌
肌トラブルの一つとして、表面がカサカサするほどの乾燥してしまった肌が挙げられます。肌の水分保持の力が弱くなり、皮膚の水分が次々と外へ出てしまっている状態です。
年齢肌で皮脂分泌量が少なくなっている人にも、カサカサする乾燥肌はみられます。どちらの場合も、必要なのは丁寧な保湿ケアをすることです。
過剰反応する敏感肌
乾燥が進み、敏感になった肌はどうなるでしょうか。敏感肌の人は刺激に弱く、いろいろな刺激に過剰反応してしまう肌質だといえます。いつもの化粧水がしみたり、髪の毛が触っていた箇所だけが赤くなったりと、バリア機能が低下しているために起こる反応が出ます。
バリア機能を回復させるためには、生活習慣の見直しも大切です。ストレスをためない、良質な睡眠をとる、健康的な食生活など、身近なところから変えていきましょう。
顔が暗くなるくすみ
鏡に映る自分の顏がなんだか暗く、くすんで見えることありますよね。これは血流不良によるものです。冷え性だったり、運動不足だったりすると、基礎代謝の能力も落ちて顔色はより暗い感じになってしまいます。
体を温めること、血流やリンパのめぐりをよくすることを意識して、入浴や運動などを取り入れていくことがおすすめです。
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トラブル別の対処法
シミは肌を白くみせる成分やレーザーで対処
気になるシミには肌を白くみせる成分やレーザー治療でアプローチすることができます。シミの種類によってレーザー治療の方法が変わってくるので主治医とよく相談することが大切です。
肌を白くみせる成分である、ビタミンCやハイドロキノン、プラセンタなどが配合されている基礎化粧品を選ぶのもよいでしょう。
医療・美容コンサルタントの滝沢日花里です。
出来てしまったシミは中々薄くならず悩まれている方も多いと思います。
ドラックストア等で購入出来る美白化粧品は、処方箋ではありませんので成分が少し弱めになっております。
将来のシミ予防や出来たシミを薄くするには効果的でしょう。
ただ、本当にシミを消したい場合は医療機関でのシミ取りが1番です。
ポイントケアのハイドロキノン等も、Dr.が肌質に合わせて勧めてくれますので、安心して使用出来ます。
また、クリスタルトマトというサプリメントも美白効果に人気のサプリで、私も取り入れております。
ハイドロキノン・サプリメント等は肌のトーンアップには期待出来ます。
出来たシミを早く消したい場合は、専門家の元で治療を受けましょう。 あなたが抱えている「肌トラブル」原因と対処法を知って正しいケアをさんを0人が応援しています! SNSでシェアすることで、モデルの表示順位がアップします。
肌荒れは美容液や塗り薬で対処
ある程度小さな範囲の乾燥だったら、保湿美容液で対処することができます。乾燥しがちな部分に重ね付けすることにより、うるおいを補給します。乳液やクリームでフタをすることを忘れないようにしましょう。それでも乾燥が激しい時は、皮膚科を受診し保湿剤などの塗り薬を処方してもらった方がよいでしょう。
ニキビは高洗浄洗顔と化粧水で対処
できてしまったニキビには、洗顔石けんをよく泡立ててからの洗顔、その後の保湿ケアで対処していきましょう。ニキビに保湿ケアは大切です。しっかりと保湿された肌は、皮脂分泌量が落ち着きます。新しいニキビができにくい肌環境に整えることができるのです。
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乾燥肌は保湿液やクリームで対処
肌トラブルが乾燥の場合は、ローション、美容液、クリームとライン使いをして保湿を高めていくのがおすすめです。ローションや美容液で保湿成分や栄養分を、乳液も水分と油分のバランスが取れたアイテムなので保湿の助けになります。その後、クリームでフタをしたら、乾燥肌用スキンケアは完成です。
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敏感肌は低刺激な化粧品で対処
お悩みが敏感肌の人の場合は、なるべくなら敏感肌の人のために作られた基礎化粧品を使うことをおすすめします。低刺激で、保湿効果の高いものが多いので、敏感肌の人には適しています。
洗顔は洗顔料をたっぷりと泡立てた、濃厚泡洗顔がよいでしょう。敏感な肌と手のひらの間に濃厚泡がクッションとなって、肌を傷めずに洗い上げることができます。無添加にこだわった洗顔料なら低刺激なものが多いので、毎日の洗顔におすすめです。
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くすみは紫外線対策や血行改善で対処
血行不良によるくすみへの対処法としては、紫外線対策をしっかりとするということと、血行を良くするマッサージや軽い運動を取り入れるのがよいでしょう。半身浴やお風呂上がりのマッサージ、ウォーキングや軽いジョギングなどを取り入れて。
食生活も、納豆や豚肉、豆腐などの血液をサラサラにしてくれる食材が血行不良には適しています。バランス良くたべて、めぐりを良くしたいですね。
肌トラブルで考えられる病気
皮膚だけにおこる皮膚病
皮膚疾患の中でも多いのは、湿疹や炎症を伴うもの。痒かったり痛かったりして何日も肌の上に残って治らないものは、皮膚病であるといえます。はじめは湿疹だけができていたのに、だんだん炎症を伴うようになってきた場合は、皮膚科にかかることをおすすめします。
内臓からくる皮膚病
皮膚の黒ずみ、突然できる水泡、皮膚が黄色くなる黄疸など、内臓状態悪化からくる皮膚病にもさまざまな種類があります。おかしいなと思ったら、すぐに病院を受診するようにしてください。大きな病気が隠れているかもしれません。
ストレスによる皮膚病
ストレスによる皮膚病もあります。ストレスでひどくなる皮膚疾患としてはアトピー性皮膚炎が挙げられます。
内的ストレス、外的ストレス両方から私たちは影響を受けています。ストレスを受ける度に活性酸素という物質が体の中で作られ、老化を進めてしまいます。ストレスフリーな生活は難しいですが、ストレスを少なくすることはできます。私たちの生活習慣をもう一度見直してみることが大切です。
皮膚病から全身におこる病気
皮膚に異常が見つかって、全身に広がってしまう病気としては糖尿病や肝臓疾患、腎臓疾患などがあります。いずれも身体機能が低下してしまう怖い病気です。最初は水ぶくれや湿疹など軽い症状だったとしても、おかしいなと感じたらすぐに病院を受診することをおすすめします。
まずは自分の肌トラブルを理解しよう
肌トラブルや悩みはつきないものですが、まずは自分の肌トラブルがどういったものであるのかを理解することから始めましょう。トラブル別に原因がありますし、対処法も違ってきます。セルフケアでも良いのか、病院受診が良いのかという問題もあります。肌トラブルを知って、より良い対処ができ、健やかな肌を維持できたらうれしいですね。