クレンジングジェル使用のコツ。特徴を生かす方法とおすすめ商品は?

2017.07.19

クレンジングジェル使用のコツ。特徴を生かす方法とおすすめ商品は?

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

刺激の少ないイメージのクレンジングジェル。低刺激だとメイク落ちに不安を感じますが、ジェルタイプの中でも分類があり、メイク汚れに強いものから低刺激までさまざま。意外と知らない使い方のコツと、メイクに合わせた選び方についてお伝えします。

INDEX

目次

    クレンジングジェルとは

    弾力のあるテクスチャー

    クレンジングジェルは、弾力のあるテクスチャーが特徴の一つです。さらりとしたウォータータイプ・オイルタイプに比べて液だれがしにくく、クレンジングを肌につける時に腕を伝って服が汚れる・こぼしてしまうなどのストレスがありません。

    吸着性・肌への馴染みが良い

    クレンジングをジェル状にすると、吸着性と浸透性が高まるメリットがあります。肌にするするとよくなじんだジェルが、毛穴に入り込んだメイク汚れを吸着し、すっきり落とします。

    弾力性があるため肌への摩擦を抑える

    摩擦による刺激は、肌にとって大きな負担です。クレンジングはただでさえ肌に負担をかけるため、ゴシゴシこする摩擦が加わると大ダメージです。シワやたるみ、乾燥や肌トラブルの原因にもなります。

    クレンジングジェルは、弾力と粘り気のあるジェルが肌の上に膜を作り、摩擦による刺激から肌を守ります。

    みずみずしい使い心地

    オイルタイプやクリームタイプにはない、みずみずしい使い心地もクレンジングジェルの特徴です。トロリと弾力のあるジェルは、肌に乗せるとするりと伸びて水のように軽くなり、テクスチャーの重さで感じるストレスがありません。

    べたつかない使用感でさっぱりした洗い上がり

    油分の多いクレンジングは、使用後にも油分が肌に残り、べたつきを感じます。肌に残った油分はトラブルのもとになるため、メイク落とし後にもダブル洗顔が必要です。

    油分の少ないクレンジングジェルは、みずみずしい使用感で洗い上がりもさっぱり。ダブル洗顔不要のものも多く、濡れた手で使用できるタイプが豊富なのも魅力です。

    オイルフリー水性ジェルの特徴

    グルーを溶かさないためマツエクを付けていても使える

    マツエクを付けているときは、オイルを含むクレンジングは使用できません。まつ毛とエクステを接着しているグルーが、油分によって溶け出してしまうためです。

    油分を含まないオイルフリーのタイプであれば、マツエクでも使用できます。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    おすすめなオイルフリークレンジングまとめ。肌に優しくマツエクOK

    さっぱりとした洗いあがり

    油分を含んでいないため、使用後のべたつきがありません。クレンジングジェルの中でもテクスチャーはさらりとして軽め。洗い上がりもさっぱりとしています。

    洗浄力が弱めなのでナチュラルメイクにおすすめ

    化粧品成分の多くは油分です。とくにリキッドファンデーションやウォータープルーフマスカラなどのしっかりメイクを落とす際は、クレンジングにも油分が必要です。

    オイルを含まないオイルフリータイプは洗浄力が弱めで、しっかりメイクのクレンジングには向きません。軽めのファンデーションと眉毛だけなどのナチュラルメイクにおすすめです。

    肌への負担が少ない

    クレンジングが肌に与える負担は、洗浄力に比例していると言われています。オイルフリータイプは洗浄力も弱めですが、肌に与える負担も軽いのです。

    また、メイク自体が肌に負担をかけるため、ナチュラルメイクでオイルフリークレンジングを使用するのは、肌へのダメージを最小限におさえる方法と言えます。

    オイルイン水性ジェルの特徴

    界面活性剤に加えて油分を少し配合

    ベースは水性ですが、界面活性剤と少量の油分が加えられています。界面活性剤と油分が含まれることで、オイルフリーのものよりもメイクに早くなじみ、洗浄力がアップしています。

    市場にあるクレンジングジェルの多くがこのタイプ

    市場に出ているクレンジングジェルの多くが「オイルイン水性ジェル」です。プラスされた油分がごく少量であるため、オイルによる負担は少なく、クレンジング力はアップという「バランスの良さ」が選ばれている理由と考えられます。

    伸びの良いテクスチャー

    油分が含まれても、主成分は水です。油分量は全体の10%未満であることがほとんどで、テクスチャーはさらりと伸びが良く、べたつきもありません。

    油分による影響をあまり受けない点から、メーカー・商品によっては、マツエクでも使用できる場合があります。

    油性ジェルの特徴

    オイルをジェル状にしたものでメイクの落ちに優れている

    油性ジェルは主成分がオイルです。水がベースになっていた水性ジェルと比べると、格段にメイク落ちが良くなります。クレンジングジェルでしっかりメイクを落とすなら、油性ジェルタイプがおすすめです。

    ウォータープルーフマスカラやリキッドファンデーションも落とせる

    ジェルタイプの中でも最もクレンジング力が高い油性ジェル。メーカーの配合比にもよりますが、主原料がオイルのためウォータープルーフマスカラや、リキッドファンデーションが落とせるものもあります。

    油分があるためメイクに馴染みやすい

    油性ジェルは、全体の約半分が油分です。油分量が多いため、同じ油であるメイクへのなじみが良く、より短時間でのメイクオフが可能です。

    クレンジングに時間がかかるとそれだけ肌への負担が大きくなるため、メイク落ちの効率の良さは、肌への負担を軽くするために必要と言えます。

    また、油分量が増えることで界面活性剤の使用量が減り、クレンジング後の肌の乾燥が抑えられます。

    肌への摩擦が比較的少ない

    ジェルの弾力は、肌への摩擦を軽減します。オイルタイプやウォータータイプなど、粘性のないテクスチャーのクレンジングでは、なじませながら肌をこする際に摩擦が生じます。

    クレンジングジェル特有の弾力のあるテクスチャーは、さらりとなじみながらも粘性を活かして指を滑らせ、肌への摩擦を軽減させます。

    クレンジングジェルの使い方

    使用量はさくらんぼ1コ分が目安

    クレンジングジェルの使用量の目安は「さくらんぼ1コ分」です。しかし、あくまで基準。実際に顔にジェルを伸ばしていき「ジェルの上を指が滑る感覚」が顔全体で感じられるのが適量です。

    使用量が少ないとメイク落ちも悪く、肌に摩擦が生じてせっかくのジェルの特性が生かせません。必ず基準量を目安として、足りないと感じたらつけ足して、十分な量を使いましょう。

    ポイントメイクリムーバーで、アイメイクを落とす

    アイメイクにはポイントメイクリムーバーを使用しましょう。アイメイクは「落ちないこと」が重要視され、水分に強い作りになっています。

    クレンジングオイルやクリームに比べて洗浄力で劣るクレンジングジェルでは、落としきれない場合が考えられます。

    また、アイメイクはまつ毛の間やまぶたのキワなどに入り込み、普通にクレンジングしただけでは洗い残してしまう場合が多いのです。肌に残ったアイメイクは徐々に色素沈着を起こし、目元のくすみ、消えないクマの原因になります。

    目元を若々しく保つためには、ポイントメイクリムーバーとクレンジングジェルの使い分けが重要です。

    乾いた手にジェルを取り、転相のため手のひらで温める

    乾いた手にジェルを取りましょう。水分があると、ジェルがメイクに馴染みにくくなります。「塗れた手でもOK」タイプの場合も、乾いた手の方がメイクなじみが良くなります。

    入浴中ですでに手が濡れている時などは、一度ふき取ってからクレンジングを始めると、メイク落としの効率がアップします。

    手のひらで温めて転相させる

    ジェルは顔に塗る前に手のひらで温めましょう。油分を含むクレンジングジェルには「転相」というしくみがあります。
    手に取った段階のクレンジングジェルは、水が油を包み込んでジェル化しています。しかし、手のひらで温めると表面にあった水分は蒸発し、逆に包まれていた油分が表面化して水分を包みます。

    水分と油分の状態が逆転するこのしくみを「転相」と言い、転相によって油分が表面に出てくるため、メイクなじみの効率が良くなるのです。

    目元以外の顔にジェルを広げる

    目元以外にジェルを広げましょう。実は肌に乗せる際にも順番があります。顔の中でも皮膚が強く、皮脂の分泌量が多いTゾーンが一番最初。額から鼻にかけて、指の腹を使ってやさしく伸ばします。

    次にフェイスラインのUゾーンに両手を使って伸ばし、鼻・頬…と顔全体にジェルが行きわたるようにやさしく伸ばしていきます。

    指先を使って内側から外側に向かって円を描くように馴染ませる

    顔全体にジェルが行きわたったら、メイク汚れになじませます。指先を使い、顔の内側から外側に向かって円を描きながら馴染ませます。
    軽い力でくるくるとマッサージするように、全体を2~3周しましょう。とくに小鼻は汚れが残りやすいため、細かくていねいになじませましょう。

    目元に馴染ませる

    目元に馴染ませるのは一番最後です。目元の皮膚はティッシュ1枚ほどの薄さしかなく、とてもデリケートなため、クレンジングを乗せている時間を極力短くしましょう。

    最初にポイントメイクリムーバーを使用しているため、最後に軽くなじませる程度で十分です。

    オイルフリージェルの場合は手に残っているジェルをそのままなじませます。油分を含むジェルを使用している場合は、新しく足したジェルを再度あたため、転相させてから目元になじませましょう。

    再乳化させるため、ぬるま湯で少しずつ洗い流す

    洗い流す際は「再乳化」させてから洗い流します。転相によって逆転した油分と水分の状態を、少量の水を足し、再度水分が油分を包む状態に戻すのが再乳化です。

    少量のぬるま湯を肌になじませると、メイクを溶かし出したオイルが水分に包まれ、肌からクレンジング成分が落ちやすくなります。全体が白っぽくなったら再乳化完了です。通常通り洗い流しましょう。

    再乳化のひと手間を加えるだけで洗い残しになりにくく、洗い上がりの肌感にも大きな差が出ます。

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      クレンジングジェル使用のコツ。特徴を生かす方法とおすすめ商品は?
      7711-1:クレンジングジェルの使い方

      クレンジングジェルは 濡れていない状態で 顔全体に馴染ませていきます。 クレンジングオイルなどよりも お肌に優しいものなので 洗浄力が足りないと感じる方は 目元などは ポイントクレンジングなどで落としましょう。 ゴシゴシするのではなく 優しく馴染ませていき 汚れを浮かせていきます。 ここでおおすすめの クレンジングジェルは アジュバンというDr.コスメの クリアジェルです。 乾燥肌の方には 洗いすぎず化粧を落としてくれるの でかなりおすすめです。

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    敏感肌におすすめのクレンジングジェル

    キュレル ジェルメイク落とし

    乾燥性敏感肌向けのオイルフリージェルです。クレンジングや洗顔時に失われやすい、肌の必須成分「セラミド」を補いながら汚れを落とすため、肌のバリア機能を損ないません。

    テクスチャーは少し固めですが、こすらなくてもメイクに良くなじみ、オイルフリーの割にメイク落ちが良いと高評価です。

    また、肌へのやさしさ・刺激のなさも高く評価されています。敏感肌でクレンジングに悩む方々からも「全くと言っていいほど刺激を感じない。肌にやさしいので安心して使える」との声があげられています。

    無印良品 マイルドジェルクレンジング

    手や肌が濡れていても使えるため、お風呂の使用もOKです。アルコールフリージェルで、柑橘系の香りがしますが無香料。弱酸性・無着色・無鉱物油で肌へのやさしさにもこだわっています。

    少し重めのジェルですが伸びが良く、メイク落ちも良いと好評です。ただし脱脂力が強いとの声もあるため、使用後の保湿はしっかりと行いましょう。

    リ・ダーマラボ モイストゲルクレンジング

    99.3%が美容液成分のアルコールフリージェルです。たっぷり配合された保湿成分がメイク汚れを包み込むため、アルコールフリーなのにメイクなじみが良く、するすると落ちます。

    また、肌にやさしく毛穴の汚れを吸着する「こんにゃくスクラブ」により、クレンジングで毛穴ケアまでできる優れものです。

    マツエクでオイルインジェルは使えないけど、メイクはしっかりしたい、毛穴も乾燥も気になる…などの多くの悩みに応えるオイルフリージェルです。

    しっかりメイクも落とせるクレンジングジェル

    オルビス クレンジングジェル

    保湿成分をたっぷり配合した、オイルフリーのうるおいジェル。プルンとしたジェルは、メイクになじむとみるみる液状化し、メイク汚れを浮き上がらせてこすらず落とします。

    また、弾力の強いジェルはクッション性が高く、肌の摩擦が気になりません。お風呂でも使えて「ウォータープルーフ以外のアイメイクなら落ちる」との声もあり、メイク落ちには定評があります。

    専科 パーフェクトジェルn

    クレンジングジェルには珍しく、洗い流しもふき取りもOKの2WAYタイプです。ミルクを思わせる乳白色の柔らかいテクスチャーは、毛穴の奥のメイクや皮脂汚れにもじわじわとなじみ、すっきり洗い上げます。

    ふき取りでもべたつきは残らずしっとり仕上がりますが、香りが強く残るので、香りが苦手な方は洗い流しがおすすめです。

    マナラ ホットクレンジングゲル

    毛穴の黒ずみケアもできる美容液クレンジング。たっぷりの美容液成分で、クレンジング後なのにうるおいを感じ、ダブル洗顔不要。洗った後の肌のつっぱりも感じません。
    肌へのやさしさにもこだわり、肌の負担になる着色料・合成香料・鉱物油・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤・エタノール・パラベンを使用していません。

    肌に乗せると暖かくなってメイク落ちも良く、洗い上がりのしっとり感に1回目から違いを感じる方が多いようです。

    リーズナブルでおすすめのクレンジングジェル

    ちふれ クレンジングジェル

    オイルインの水性クレンジングジェルです。固めのジェル状のテクスチャーを手の上で温めると、オイル状に変化。油分の多いメイクによくなじみ、素早くメイクオフします。

    プチプラコスメを思わせない高品質に「お値段以上」や「最強のコスパ」と感じている愛用者の声が多く見られます。

    ビオレ メイク落とし しっかりクリアジェル

    オイルフリーの水性ジェルですが、クレンジング力には定評があります。旅行先や帰省先での間に合わせに…と購入し、メイク落ちの良さを実感してリピートしている方が多いようです。

    固めのジェルが「扱いやすい」と感じる人もいれば「伸びが悪い」と感じる人もいるようで、ジェルが固く感じる場合は手の上で温めてから使用するか、お風呂場などの温度が高くなる場所で使用するのがおすすめです。

    マツエク(まつげエクステ)をしている人におすすめのクレンジングジェル

    メルサボン クレンジングジェル

    オイルのようなメイク落ちと、クリームの様なやさしさを両立した進化形クレンジングです。オイルインですが、マツエクにも対応。柔らかめのテクスチャーは、肌にスルスルと伸びていきます。

    ノンシリコン・無鉱物油・アルコールフリーに加えて、天然由来植物エキスによって肌への負担をおさえつつメイクを落とします。

    塗れた手OKなのでお風呂で使用できるのもうれしいですね。マツエクをしていても、しっかりメイクを諦めたくない人におすすめです。

    ソフティモ スピーディクレンジングジェル

    クイッククレンジング成分により、ジェルがメイクに密着し、素早く浮き上がらせます。洗い流す際にジェルが泡に変化。肌に残らず一気にオフできます。

    また、この泡が肌の汚れを落とすため、ダブル洗顔が不要です。保湿成分配合によって洗い上がりのつっぱりもありません。

    オイルフリーなのでマツエクも安心ですが、クレンジング力は低めです。アイメイクなどの濃い部分はきちんとポイントメイクリムーバーを使用しましょう。

    メイクに合わせてクレンジングを選択しよう

    クレンジングジェルひとつとっても、メーカーや分類によって違いはさまざまです。また、メイクの濃さや好みも人それぞれ。

    オイル成分は肌に負担がかかるから…とオイルフリーを選択しても、メイクが落ちずに肌に残ったのでは逆効果です。「どのクレンジングが良いか」ではなく自分のメイクのパターンに合ったクレンジングを選ぶことが大切です。

    肌のコンディションに合わせてメイクを変え、メイクによってクレンジングを選択して、肌トラブルのないすこやかな肌を目指しましょう。

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