デコルテにできてしまったぶつぶつの正体。原因とケア方法は?

2017.07.19

デコルテにできてしまったぶつぶつの正体。原因とケア方法は?

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NADECICA編集部
NADECICA編集部

デコルテにできてしまったぶつぶつは「ニキビ」または「皮膚炎」かもしれません。大人になってから現れることが多いデコルテのぶつぶつ。ぶつぶつができる原因を把握し、正しいケアをすることで、デコルテにも自信が持てるようになりますよ。

INDEX

目次

    気になるデコルテのぶつぶつの原因は

    大人ニキビ(胸ニキビ)の白ニキビ可能性が高い

    顔にできるイメージがあるニキビですがデコルテにもできます。デコルテにできる胸ニキビは10代の思春期よりも、大人の女性にできやすい大人ニキビです。

    デコルテは汗をかきやすく皮脂が出やすい部分なので、ニキビの原因の毛穴詰まりが起きやすい場所。またシャンプーやボディーソープのすすぎ残しがあると肌に負担をかけてしまい、毛穴を詰まらせてしまう原因になりニキビができてしまいます。

    デコルテにできるぶつぶつは初期段階の白ニキビだった場合、ニキビが炎症を起こす前にケアしてあげることが必要です。

    ▼さらに詳しい解説はこちら
    首の吹き出物って大人ニキビだったの!?首ニキビの改善法など

    早めにケアしたい!白ニキビの種類

    加齢による良性の腫瘍(イボ)

    デコルテには加齢や紫外線、摩擦が原因で皮膚が表面に盛り上がった状態になる腫瘍ができることがあります。この腫瘍はイボと呼ばれ良性のものなので、体に悪影響を及ぼすことはありません。

    イボは皮膚が刺激や、積み重ねてきた紫外線のダメージで肌が老化するとできます。タンパク質や脂肪でできているので肌とほぼ同じ色をしていることが多いですが、メラニンが溜まっているとほくろのように黒っぽい色をしています。
    ホルモンバランスが乱れたときに増えてくると言われているので、妊娠中に増えることが多く、30代以降にもできやすいと言われています。

    老化による脂肪のかたまり!角質粒

    デコルテのぶつぶつは老化によってできる脂肪のかたまりは、「角質粒」の場合があります。イボのひとつで、白っぽいぷつぷつとした状態をしています。
    紫外線のダメージで影響を受けることがありますが、皮膚の老化が主な原因です。紫外線のダメージや皮膚の老化で、古い角質がうまく排出されず脂肪と一緒に老廃物が溜まってしまいできてしまうのです。

    角質粒は老人性イボと呼ばれることがあり、30代以降に発生し加齢とともに増えていきます。

    赤くかゆみが強ければ皮膚炎の可能性も!

    デコルテにできるぶつぶつが白っぽい色をしている場合は、ニキビや良性のイボである可能性が高いですが、ぶつぶつが赤くかゆみが強い場合は皮膚炎を起こしている場合があります。

    皮膚炎には種類があり、皮膚科で治療を受けなくてはならないものが多いです。皮膚炎の可能性があるぶつぶつができた場合は、皮膚科を受診することをオススメします。

    赤くてかゆいデコルテに見られる主な皮膚炎5つ

    カビ菌の一つマラセチア毛包炎という皮膚炎

    デコルテにできているぶつぶつが赤い場合、マラセチア毛包炎という皮膚炎の可能性があります。マラセチア毛包炎は真菌と呼ばれるカビ菌の1種が繁殖して、皮膚が炎症を起こしてしまう皮膚の病気です。

    真菌は水分と湿度、養分の条件が揃ったときに増えていきます。メイクの汚れや汗、皮脂が原因であることが多いです。汗をかきやすかったりメイクを長時間落とさずにいたり、不衛生のなりがちな人はなりやすいので注意しましょう。

    軽いかゆみがあるのが特徴で掻いてしまうと炎症を悪化させてしまうので、早めに治すことが大切です。ニキビの治療薬などでは治らないので、皮膚科で抗真菌剤を処方してもらうようにしましょう。

    日焼けの酷い状態である日光皮膚炎

    胸元が開いている服を着て長時間外で過ごしたとき、デコルテの部分に赤いぶつぶつができることがあります。紫外線の刺激でダメージを受け日焼けがひどくなった場合に起きる、日光皮膚炎といい皮膚炎の一つです。

    UV、B波と呼ばれる紫外線が主な原因と言われていて、紫外線の刺激だけが原因でできている場合は数日で治ります。しかし化粧品やアクセサリーなどの刺激が加わっていると悪化してしまうので、肌になるべく刺激を与えないようにしましょう。

    アクセサリーなどによる接触性皮膚炎

    服やアクセサリー、化粧品などが肌に触れたときにアレルギー反応を起こし、ぶつぶつができていることを接触性皮膚炎と言います。アレルギー反応から皮膚がかぶれている状態です。

    アクセサリーをつけないようにするなどアレルギー反応を起こしている原因を見つける必要があります。原因がわかってしまえば、取り除くだけで症状は治まるでしょう。しかし強いかゆみがあったり、掻いてしまい肌が炎症を起こしている場合は皮膚科へ行くことがベストです。

    赤くてかゆみがあれば蕁麻疹(じんましん)かも

    デコルテにできたぶつぶつが赤くて、かゆみがある場合は蕁麻疹かもしれません。蕁麻疹はからだの柔らかいところにできやすく、女性なら胸にできやすいと言われています。

    食生活やストレス、感想や気温による肌への刺激など考えられる原因はたくさんあります。そのため原因がわからないうちに治ってしまうこともあるようです。
    最初は細かいぶつぶつですが、掻いてしまうことで広がっていき、ひとつひとつ大きなぶつぶつになるので、ニキビとは間違えにくいでしょう。原因が様々なので皮膚科を受診してみるようにしてください。

    夏場にでき、かゆみがあれば汗疹(あせも)かも

    赤くてかゆみのあるぶつぶつが夏場にできる場合は汗疹(あせも)の可能性があります。皮脂や汗が主な原因です。胸が大きい女性は谷間に汗をかいてできてしまうことがあります。

    見た目がニキビと似ていますが、汗疹は汗が原因なので汗をたくさんかいた後にできていればあせもの可能性が高いです。汗疹だったときは汗を拭き取りシャワーを浴びて肌を清潔にし、保つことで早く症状を収めることができます。

    皮膚炎なら皮膚科に行き、塗り薬を処方してもらう

    皮膚炎には似たような症状が出るものが多いです。自分で判断して間違った治療をしてしまうと更に悪化してしまう可能性があります。また皮膚炎を治療するために肌に合っていない市販薬を使用してしまうことも悪化する原因のひとつです。

    皮膚炎が悪化してしまうと色素沈着などになってしまう可能性が高まるので、速やかに皮膚科を受診し適切な塗り薬を処方してもらうようにしましょう。

    デコルテのぶつぶつケアをするには

    汗や皮脂をこまめに拭く

    デコルテにできたぶつぶつをケアするためにはデコルテを清潔にすることが大切です。夏場など汗をかいたときは細けに汗や皮脂を拭き取るようにしましょう。

    • デコルテにできてしまったぶつぶつの正体。原因とケア方法は?
      デコルテにできてしまったぶつぶつの正体。原因とケア方法は?
      7708-1:汗や皮脂をこまめに拭く

      エステティシャンの方とお肌のお話をしていた際に、 夏場の方がお肌も乾燥しやすく、 また、お肌の乾燥に気が付きにくい…という事をうかがいました。 私は、乾燥からの肌トラブルによく悩まされており、 熱がこもりやすい服を避け、 こまめにシャワーや汗拭きシートでお肌を清潔に保つようにしていましたが… それでも肌荒れをする事があり、 ずっと疑問でした。 夏場は暑く、サラリとしたボディクリームを塗っていましたが、保湿力の高いボディクリームへ変えた所、肌トラブルも減りました。 汗で身体から水分が飛びやすいので、水分補給や冬のみではなく、夏場でもしっかりと保湿する事が大事なんだな…と、身をもって考えさせられました。

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    シャンプーやボディソープをしっかり洗い流す

    シャンプーやボディーソープのすすぎ残しは肌に刺激を与え、負担をかけてしまいます。ニキビなどできやすくなる原因になるので、シャンプーやボディーソープはすすぎ残しがないようにしっかり洗い流すようにしてください。

    睡眠をしっかりとる

    睡眠時間が短かったりして生活習慣が乱れてしまっていることも、デコルテにぶつぶつができてしまう原因の一つです。睡眠不足からストレスが溜まり、肌荒れを引き起こしてしまいます。また睡眠中に肌は新しい肌に生まれ変わるので、睡眠時間はしっかりとることが大切です。

    バランスの良い食事を心がける

    バランスの良い食事はニキビ予防につながります。脂質や糖質が多い栄養が偏った食生活だと肌に皮脂が溜まってニキビができてしまいます。ビタミンなど肌にいい栄養素を積極的に摂るように、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

    髪が長ければ、結ぶかアップにする

    刺激を受けてしまうことでデコルテにぶつぶつができてしまったり、ぶつぶつを悪化させてしまいます。髪の毛も肌に刺激を与える原因の一つです。特に髪の毛が長いとデコルテに触れ刺激を与えてしまうので、髪の毛が長い方は結んだりアップスタイルにしてなるべく肌に触れないようにしましょう。

    できるだけストレス発散をする

    ストレスは肌に悪影響です。睡眠不足だけからストレスは溜まるのではなく、仕事や人間関係など様々な理由からストレスは溜まってしまいます。自分の趣味行ったり好きな音楽を聴くなどして、できるだけストレスを発散させ溜め込まないようにすることが肌のケアにつながります。

    ブツブツのないデコルテを目指して

    デコルテはボディソープではなく洗顔料で洗う

    顔は皮膚の中でも1番敏感な部分です。洗顔料は肌を洗うために作られているものなので、成分など考えて作られており低刺激のものがほとんどです。
    ニキビケアができる洗顔料にはデコルテや背中のニキビにも効果があるものがあるので、デコルテは洗顔料で洗うようにすると良いでしょう。

    フェイシャルのスキンケアをデコルテにも行う

    デコルテ専用のクリームなどデコルテにはスキンケア用品がありますが、普段フェイシャルのスキンケアで使用しているスキンケアアイテムでも問題ありません。
    デコルテのスキンケアはスキンケア用品にこだわるよりも、毎日スキンケアを行うことが重要です。

    フェイシャルよりも乾燥しやすいので保湿はよりしっかりと行う

    デコルテは顔より皮脂膜がないので乾燥しやすい部分です。同時に紫外線の刺激も受けやすくいので、保湿ケアは入念に行うようにしましょう。

    日焼け止めなど紫外線対策を行う

    胸元が開いている服を着ていたりするとデコルテも紫外線の影響でダメージを受けてしまいます。顔だけと油断するのではなく、デコルテにも日焼け止めを使用して紫外線対策を行ってあげるようにしてください。

    汗やムレに気をつけてマフラーやストールを長時間着用しない

    夏場が1番汗をかきやすいと思いがちですが、冬でもマフラーを使用した時に汗をかくことがあります。マフラーだけではなくストールを着用した時も同じです。汗だけではなくムレも肌を清潔に保つためには不必要なので、マフラーやストールを長時間使用することは避けることがベストです。

    週1回ピーリングも効果的(皮膚炎の場合はNG)

    デコルテにできているぶつぶつがニキビなどの場合ピーリングを行なって古い角質を取り除いてあげることは効果的です。しかしピーリングは刺激を与えるので、ぶつぶつの正体がニキビや良性のイボの場合のみにしましょう。
    ぶつぶつの正体が皮膚炎だった場合ピーリングを行うと、症状を悪化させる可能性があります。
    またピーリングは頻繁に行わず、週1回ほどで行うのが目安です。

    デコルテは体の延長ではなく顔の延長と考えてケアを

    デコルテは皮脂膜が顔よりなく乾燥しやすい上に、衣服や髪の毛、紫外線など様々な刺激を受けてしまう場所です。顔と同じようにニキビができてしまったり、肌荒れを起こしてしまう場所でもあります。

    フェイシャルのスキンケアで使用しているスキンケア用品はデコルテのスキンケアでも使用できるので、顔の延長と考えてデコルテをケアしてあげるようにしましょう。

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